16th August, 2004  
ポルトヨーロッパ(和歌山)
バイキングアドベンチャーホール
出演者:椿 隆之さん 森本亮治さん
天野浩成さん 北条隆博さん



映画
「劇場版 仮面ライダー剣MISSING ACE」
公開記念
「仮面ライダー剣 」
出演俳優トークショー


 8月16日10:30からのポルトヨーロッパ(和歌山)のバイキングアドベンチャーホールで行われた“映画「劇場版 仮面ライダー剣(ブレイド) MISSING ACE[ミッシングエース]」公開記念 「仮面ライダー剣(ブレイド) 」出演俳優トークショー”観てきました!
 京都への移動が控えている、30分程度のトークショー(登場時には変身のためのヒーローショー的なものあり、抽選会もあり)とのことで、あまり濃い内容は期待していなかったのですが、とんでもないことで、大充実でした!
 大きなお友達は午後の太秦映画村の方に集中してしまったのか、並び列を見渡してもファミリーが圧倒的に多く(800名という大きめのキャパシティのせいかも)、ファミリーの皆さんは前の方よりも舞台正面のセンターあたりから席を取っていかれたこともあって、整理券は50番台後半でも、最前列で観られました(しかも、係の方が席をつめていってくださったりして、最終的にはかなりセンター寄りになったのも大ラッキー!)。舞台も低かったので、前を通られるときは、ほんとうに目の前。
 思えばセラミュでも、最前列はごく限られた回数しかなかったので、今思い返してもしみじみ感激です(大感謝です!)。


【渋い。劇場&舞台装置】

 会場となったバイキングアドベンチャーホールは、青山円形劇場を半円にしてちょっと客席の規模を大きくしたような、半円形のすり鉢状のホールで、中にはいると薄暗く、かなり“劇場”という雰囲気がありました。
 半円形の舞台に作られていたセットは、おおむね夏休み期間中の土日祝日に公演が行われているショー『特捜戦隊デカレンジャーバトルステージ』で使われているセットとのことだったのですが、新橋演舞場あたりでかかっている超大きな大人の人向けの舞台(30代、40代は“若い人”でくくられるような世界)の大道具のような渋さ! ものすごくさびれた港町のようで、古びた建物や看板には“磯々水産”とか“黒江漆器店倉庫”といった文字が。舞台上手のはじーっこのほうには、その犯罪はもう時効になっているのでは…と思われるほど古びた指名手配犯の人相書きがあって“打幕利 拳治(うちまくり けんじ)”とか“銀行 剛人(ぎんこう ごうと)”など、名は体を表すというコトワザを絵に描いたような名前の容疑者達が描かれていました。こんな街で、ハイテクっぽいデカレンジャーの皆さんがどんな犯罪者と対決していたのか、激しく気になるところです。
 (表現されている街はうらぶれていますが、セットは大劇場にあっても遜色ない、とても立派なものでした。)
 開演前は『rebirth』がかかりまくりでした。開演が近づくと『覚醒』も。『rebirth』、こういう開演前の気持ちを高めてくれる音楽としてもいいなあと。新たな発見でした!


【スートが決め手。握手を賭けた抽選会】

 『Round ZERO』とともに、まずは司会のお姉さん登場。
 お姉さんはポルトヨーロッパで開催されているイベント等の説明をした後、抽選会の説明に。
 800名のお客さんに、入場時に配られた“握手会参加ができるお楽しみ袋購入権 抽選券”(正確には忘れましたが、そういう趣旨の券)に、それぞれ4種類のうちいずれか1種類のトランプのマークが記されていて、お姉さんのひいたボールと同じマークのついた券を持っている200人の人が、握手会に参加できる(ただし、物品購入義務あり?)とのこと。
 残念ながら外れた(でも、京都への移動を考えると、当たっていてもピンチだったかも…)ので、握手会の様子はわかりません…参加された皆様、どんな感じだったかぜひ教えてくださいませ。
 そのあと劇場版の説明。一瞬、併映の“特捜戦隊デカレンジャー”が出てこないお姉さん(笑)。


【生変身! 4ライダー登場】

 ここで悪者達登場。
 あなたは誰?という感じの黒メガネのひとと、アンデッドの鹿さんと…やっぱり“あなたは誰?”という感じのアンデッド(本編に出ていない蜂との噂も)に、神戸でも見たような気がする緑色の戦闘員さん5人。
 そこに剣崎君が、客席の下をくぐる通路から、舞台正面に登場! お姉さんを“ここは危ないから逃げて!”という感じで逃がすという、非常にヒーロー的な動き。
 で、橘さんは…というと、非常にわかりにくいことに、上手奥のものすごく高いところ、古びた建物の階段の上のドアの前に! でも、上手の高いところということで、非常に強そうな位置ではあります(『かぐや島伝説』の嵐のシーンのダークプラズマン様的ポジション!)。
 睦月はセンター奥のやはり高いところ。始さんはセンターの床面奥に登場…だったと思うのですが、すでに視線は橘さんの定位置がデフォルトになっているので、始さんの動向は把握しづらいぞ状態(笑)。
 そんな状態から、椿さんが下手にひっこむと、ブレイドがバイクで登場! これはかなり“おおおおおっ!”という感じで!
 BGMが『rebirth』になり、橘さん変身の予感たっぷり。定位置の上手の高いところで「ここは俺にまかせろ!」。ドアを使って入れ替わって変身。
 睦月は、やはり最初のポジションで「俺はお前を封印して強くなる」。音楽はTV本編のダーク系BGMなのですが、ゆったりした睦月の変身ポーズが非常にこの渋いセットの中で映えていたのが印象的でした。ためがあるので、目を引きつけるというか。
 始さんはなんと、舞台の一番客席に寄ったセンターで、くわっとお客さんを威嚇しながら『覚醒』で変身! その怖い顔さえなければ(笑)、主人公ですかーっ!というインパクトの位置!
 そこからは変身後のアクションになるのですが、いつの間にかゼブラも出ていたり、わるものの豪快な高いところから落ちがあったり、極めつけにはジャックフォームのフライングまであったりと、かなりアクション的に派手! 楽しみました!


【頑張ってます! 出演者紹介】

 天野さんと北条さんた高いところから降りてきて、いよいよトークショーの始まり。
 天野さんは黒のスーツ上下。小さなお友達の多い会場のせいか、最初から、とってもにこやかなお手振りいっぱい!
 お姉さんが椿さんから順に紹介。
 森本さんは「こんにちは!」だけで、熊本からの移動でちょっとお疲れ?
 それだけに、続く天野さんの「どうもー、みなさん、こんにちはー!」が、非常に愛想良く感じられたりも。
 北条さんも「こんにちはー!」だけだったので、天野さん、かなり頑張ってる感が。


【イベントの華。ハプニング対応】

 ここでファンの皆様に向けてひとことずつ御挨拶を…ということで(このとき天野さんだけが元気よく「はい!」【笑】)「まずはカリスの森本さんから」。
 これは口の立つ森本さんから…というわけではなく、椿さんのマイク、調子が悪くて入っていなかった模様。
 天野さん、最初からそのことを非常に気にして、スタッフさんに手振りで合図をしたりし続け。その後もずっと椿さんのマイクの面倒を見てあげていました。
 こういう生のイベントや舞台でのハプニング対応は、舞台の上に落ちたものをそっと拾う、といった小さなものでも、キャストさんのちょっと真剣な表情がみられる、隠れた華。今回のイベントでは、天野さんのそれが、たっぷり見られました。
 森本さん「みなさん、こんにちは!」。小さなおともだちの皆さんは、それなりに“こんにちはー”と返しているのですが、森本さんは不服の表情 & そんな森本さんを見て、マイクに声を通して笑う天野さん(笑)。「声がちっさいなー! こんにちは!」。5月の『ヒーローライブスペシャル2004』でも客席に向かって「みんなパワー送って!」とやっていらした森本さん、この手の客席とのコミュニケーションをやらずにはいられない体質のようです(笑)。『ヒーローライブスペシャル2004』ではイマイチ客席は冷たかったですが、今回は小さなおともだち、元気に「こんにちはー!」と返してくれて、よかったです!
 で、ようやくマイクの入った椿さん。「今日は楽しんでって…て…」と、元気に話し出した途端、転げるようにかんでました(笑)。
 天野さんは「どうも皆さんこんにちは! 今日は来てくれてありがとうございます。最後まで楽しんで帰っていってください」。“楽しんで帰っていってください”というのは『ヒーローライブスペシャル2004』のときも天野さんの最初の御挨拶にあったので天野さん的お言葉? 冒頭につく“どうも”は、最初の第一声から愛想良しでとても印象的でした(笑)。
 北条さんは「こんにちはー。きょうはありがとございまっす。たのしんれってください」という感じで、いつになくくだけたというか、な口調。若者だから?(笑)
 そういう皆さんの御挨拶の間も、ほんとにまめにお手振りをされている天野さん。


【イベントの華、開く。インタビューコーナー】

 続いて、ポルトヨーロッパのヒーローワールドという各種アトラクションで、ファンからとったアンケートをもとに、キャストの皆さんに質問するコーナー。
 第1問は「どうやったらそんなに強くなれるんですか」という、定番質問。
 森本さん「努力ですかね」と、比較的そっけなく。
 そこは天野さんが拾って「いっぱい食べて、お母さんお父さんの言うことを聞いて、勉強したら強くなれます」と。天野さんの声がとっても大人っぽく温かく響いて、定番中の定番のお答えなんですが、激しくツボでした。
 椿さんは、やはりマイクの調子が悪い模様。このとき天野さん、自分の口許にあるヘッドセットマイクを椿さんのほうに向けて、顔を寄せて自分のマイクを貸してあげるという、ハプニング対応の中でも大輪の花とでもいうべきシーンを! 椿さんにはほんとうにお気の毒なハプニングですが(というか、天野さんのほうが気が気でないという様子だったので、天野さんのほうがお気の毒だったかも…)、このイベントの大大ポイントでした!
 で、椿さんのお答えは確か「やりたいことをやる」だったような…『ヒーローライブスペシャル2004』のときにはそれ、“どうしたらかっこよくなれますか”へのお答えだったんじゃ(笑)。
 で、『ヒーローライブスペシャル2004』での椿さんの“なんでつよいんですか”へのお答え“人を守りたいと思う心です”の心は、北条さんが「守るべき人がいるから」。
 これには天野さんが「かっこいいー」とリアクション!(本当にこの日の天野さん、マメ!) 会場も拍手喝采!

 第2問に入る頃にも、天野さん、椿さんの耳許に口を寄せて、たぶんマイク対応の相談。
 第2問は「デカレンジャーと仮面ライダーとは、どっちが強いんですか」。
 困惑するライダーさん達。やはり最初に口を開くのは森本さんで「あっちはロボットいますからねー!」と、がっちり予防線。この口調がたまらなくおかしく(笑)。
 さらに森本さん「うちの椿もデカいんですけどね」と、軽くボケ。会場の反応が薄くても、天野さんが、ちゃんと声を出して笑ってあげています(笑)。
 そんな風に仲間を気づかう天野さんですが、お姉さんに「橘さんどうでしょう?」と振られるや「どっちが強いんですかねー」とそのまま返して、お姉さんに「私が質問されてしまいました」と言われてしまう始末。でも、お姉さんが会場に「ライダーが強いと思う人ー!」と振って拍手をもらうと、天野さん、おひとりで「間違いないですね」としっかり対応(ほんとに働き者さんです!)。
 北条さんは、同じ質問に「やっぱレンゲルが最強ですね」と、自分のことしか考えてない模様(笑)。
 お姉さんは強引に「守る人がいるという強い心をもったライダーの方が強いということで」とまとめてしまいましたが、“守る人がいる”という立派なお答えをした北条さんが、実は“レンゲル最強”しか考えていなかったという状況で、そのまとめでいいんでしょうか(笑)、
 北条さんがそんな“俺様最強”で笑いを取っている間に、椿さん用に新しく、ハンドマイクが登場。天野さんはそのマイクの取り替えもせっせと手伝ってあげていて、その間は客席から「たちばなさーん」と何度も声がかかっても、全く耳に入っていない様子。ほんとに一点集中的な一所懸命のお姿でした。


【橘さんおいしすぎ(笑)。名場面もう一度コーナー】

 次は“名場面もう一度コーナー”。文字通り、TVで見た名場面を再現するコーナー。
 まずは橘さんから、ということになると、森本さんが妙に腰が低い様子で「どうぞどうぞ」(笑)。
 天野さん、ステージの上で足を伸ばして(片足はちょっと膝を立てて)座ると、「剣崎そこにいて?」(この口調が、妙に可愛く。この口調で日頃椿さんに言うこときかせてるのかー、と、妙な納得をしてしまうような【笑】)と、椿さんに立ち位置指示。で。
 「俺の身体は…ボロボロだ!」
 会場、大喝采! ステージ上のキャストさん達も大喜び!
 お姉さん「この場面はシリアスだったと思うんですが、なぜか笑いが起こってしまったのはどうなんでしょうか、橘さんのお人柄といったところでしょうか」。…それ、どんな人柄なんですかーっ! と力一杯ツッコミを入れたくなるお姉さんのコメント(笑)とともに、天野さんも「ありがとうございました」ということで、拍手のうちに橘さん分終了。

 次は睦月君。
 ここで天野さんが「睦月に例のものを」と謎の言葉を発し、出てきたのはさきほど握手会参加を決めるときにお姉さんがひいたボール。
 そのボールを手にした森本さん、“ピッチャー森本”などと言われ、足でマウンド(?)をしきりにかいたりと、やる気まんまん、俺がこの場をさらってやるぜな気まんまん(笑)。
 そこで天野さん橘さんが「動体視力。ギャレンになるための基礎訓練のひとつだ」
 静まりかえった会場に、ところどころ忍び笑いが漏れる中。
 「3!」
 大喝采!
 あまりの大喝采に、再現シーンでは少し落としていた照明が明るくなってしまったのですが、賢明な皆様はお気づきの通り、“睦月の名場面”なのに北条さんはまだ、何もされていません(笑)。
 「睦月君の出番は…?」というお姉さんに、北条さん「僕次だったんです」
 で、「3!」からということで、天野さんが「3!」
 そこで静まりかえった後、天野さんの「やってみろ」で、また会場、拍手混じりの笑いに突入。
 北条さんにとってさらに悪いことに、森本さんがやる気まんまんでおかしな格好をさんざんした後、「ちょわ」と脱力系の妙な声まで出して投球、動揺した北条さんは、投げられたボールも取り落とすボロボロぶり。そこにさらに「睦月、落としただろ」と追い打ちをかける、悪魔のような森本さん(笑)。
 北条さん、やっとのことでボールを拾い、情けない声で「7…」。
 とりあえず笑いは起こったものの、なんだか微妙な間があいたところで、北条さんが「どもー」。そのタイミングが最高で、会場わきました!

 最後に始さん&剣崎君の名場面。
 これは『ヒーローライブスペシャル2004』の椿さん&森本さん日の1回目でやった「始…これ人間の薬だけど飲めよ」「オレの身体に触るな!」。
 森本さんの「オレの身体に触るな!」がスゴイ勢いでおかしく、もちろん拍手は起こったのですが、橘&睦月(…というより実質橘さん?)シーンの大笑い状態には及ばず。
 そして、おそらくはそれが、京都への伏線に!


【まさかの先行披露! 2nd ED & 3rd ED】

 ブレイドの中のおうたが変わって、橘さんが歌ってるんですよー! とお姉さんが言うと、椿さんが「おーっ!」。それを聞いた森本さん、負けじと何倍も大きな声で「おーっ!!」(『ヒーローライブスペシャル2004』のときもそうでしたが、椿さんに先を越されたときの森本さん、ムキになりっぷりがなんだかカワイイです【笑】)
 始さんも歌うんですよー、ということでまたこのお二人がひとしきり吠えたところで(笑)、ここで聞いてみたいと思うんですが、とお姉さん。
 椿さんと森本さんの吠えっぷりからすると別世界のように静かな声で天野さん「わかりました」。
 森本さんのほうはノリノリを押し隠すように「歌って、大丈夫ですかっ!」
 『rebirth』、『take it a try』2曲続けてどうぞ、ということで、スタンドマイク登場。
 椿さん「橘さんがんばってください!」&北条さん「がんばってください橘さん!」なコンビが妙に感情のこもった激励を残して、手を取り合うように奥にひっこんでいくところが、なんだか可愛かったです(笑)。
 “わかりました”のおへんじのテンションは決して高くなかった天野さんですが、イントロがかかると、リズムに合わせて軽くジャンプしながら頭の上高く、大きな動作で両手を打ち合わせる、端正なステージさばき。…ですが、周囲のお客さんから漏れ聞こえてきた声は「かわいい…」(笑)。そう、そのぴょんぴょん具合が、ちょっと小夜子さんちっくで、可愛いんです(笑)。
 でも、可愛いかどうかは別問題ということで(笑)、余裕の(に見える【笑】)ステージでした。ダンスがあるわけでもなし、大丈夫!
 8月28日もこの調子でのりきってください!
 続いて森本さんの『take it a try』。
 …これはシャウト系で、音程が上へ下へと駆けめぐる、激しく難しそうな曲! 天野さんの『rebirth』が歌いやすい曲でよかった…と、しみじみ思いました(笑)。


【こんなところにも、個性いろいろ。抽選会】

 各キャストさんが入場券の半券を引く、セラミュではサンシャインの初日の夜公演で定例化しつつある形式の(天野さんの頃にはまだなかった)抽選会。
 賞品は、キャストさんがその場でサインをしたそれぞれのキャラクターのおもちゃ(例 ギャレン賞[2名]:ジャックフォームギャレン人形、ギャレントップ賞[1名]:ギャレンラウザー)、さらに4人のサイン入りの『CATEGORY A』(3名)。
 でも、お姉さんが「レンゲル賞は、レンゲルの人形でーす!」と言っている間に、思わずレンゲルラウザーを掲げて見せちゃったりしている北条さん(笑)。
 その間にも、ラウザーに「おおおおっ!」と言ったり、ギャレンジャックフォーム人形に「いいなあ」などと言ってみせる森本さん。
 天野さん、賞品を見せて回ってみせるときには、なんだかとーってもうれしそうな表情(笑)。
 そうして賞品が紹介されている間にも、天野さん、客席に正面が見えるように立ててあった賞品をさっさと倒して、サインする態勢に。
 その間、ペンを客席の中に飛ばしてしまって、お客さんに拾ってもらっている北条さん(笑)。
 で、最初に北条さんがレンゲル関連の賞の半券を抽選箱から引いている間に、皆さんサインを。
 いちはやくサインをする態勢に入り、早々に終わらせた天野さん、抽選の盛り上げに。当選したお客さんに真っ先に「おめでとうございます」とお姉さんと一緒に言い始めたり、引いた後に、お姉さんの「じゃん」に続けて「じゃん」という声を入れたり、と、ほんとによく働きます! …が、よく考えてみると、セラミュの抽選会でのタキシード仮面様は、抽選箱を持って回ってセーラー戦士の女の子達に引かせたり、その間にもドラムロールを自分の口でやったり(このイベントではちゃんとドラムロールの録音音源が用意されていて、上級でした【笑】)と、その何倍も働く役どころなので(数少ない男性なので、こき使われます)、当時は抽選会はなかったとはいえその役の経験者である以上、それぐらいは当然?(笑)
 天野さんが引いている間の北条さんの動きも面白く。まずはどこにサインすべきか、森本さんのサインしたものを見て、どこにしようか箱をひっくり返したりしてさんざん考え。サインをしたらしたで、レンゲル人形を両手に持って振って乾かし、さらに口でふーふー吹いたり(笑)。可愛いです!
 森本さん、御自分の賞のときに「おめでとうございまーす!」と言いながら、おもちゃの箱に手をぶつけたりする、森本さんにしては珍しく思えるどんくさいことも(笑)。ひきながら「なにがでるかな なにがでるかな」などと口ずさむ森本さん、いつもいつもノリノリです。
 『CATEGORY A』の抽選のときには、「僕、ペンの出が悪くて、二度書きしちゃって」と客席にしきりにあやまる天野さん(笑)。


【メッセージ。エンディング】

 最後に皆さんからのメッセージ。
 北条さん「映画はほんとかっこよく面白くできてるんで観に来てください!」
 天野さん「皆さん、今日はほんと来てくれてありがとうございます! 9月11日から映画が始まりますので、ぜひ観に来てください。お願いします!」(マメに劇場版公開の日付を入れるところが立派です!)
 森本さん「こんな満杯に入ってもらってうれしいです。元気もらいました。また頑張りますのでよろしくお願いします!」
 椿さん「今日はたくさんみんなが応援してくれたおかげで、元気になれました。ありがとうございました!」
 そうして皆さんで「ありがとうございました!」というときも、天野さん、他のお三方より後ろに下がって、会場全体を見回してお礼を言うような動き。
 退場のとき、皆さん下手にはけていくのかな…と思ったら、森本さんがお一人でステージの半円沿いに歩いて手を振ったりしながらのウォーク。予定の行動だったのか、森本さんのアドリブだったのかわかりませんが、結局全員同じようにウォークをして退場。最後まで盛り上がりました!






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