ドラマ30
 
デザイナー
 
EPISODE 35



Staff & OA
脚本 ◆ 李 正姫  監督 ◆ 加島幹也(東通企画)
その他のスタッフ ◆ Data Page
放送日時 ◆ 2005年11月18日 13:30〜14:00

公式サイト:【MBS:ドラマ30『デザイナー』公式サイト】


Cast
亜美:松本莉緒  結城朱鷺:塩谷 瞬  土屋 明:天野浩成
葉山ありさ:国本 綾  柾:丸山智己
濱田佳菜(榊原貴子) 浜野千春(三上由香里) 川原田 樹(水島健) 押元奈緒子(矢田美奈子)
田中佐輝子(横山光恵) 田川惠理(野川美加) 徳永有香子(白川ゆき乃) 竹中絵里(田中真緒)
三浦さやか(モデル) 清水美里(モデル) 内藤萌亜(モデル) 安村麻衣子(原典子)
三宅香菜(広川菜々) ノイエ  キャストプラン
青石雅也:乃木涼介  鳳 麗香:国生さゆり

※(  )内はクレジットに表示されない役名・役どころ


Story
 突然、朱鷺が亜美にプロポーズした。
 が、にわかに受け入れられない亜美。
 明とありさに相談した亜美は、ようやく不安な気持ちを吹っ切る。
 そして悩んでいたショーのラストの衣装をウエディングドレスに決める。
 しかし、そんな亜美に柾はショーが終われば家を出てもらうと…。


Check! −天野さん明くんみどころ−
 「塩!」「はいっ!」「コショウ!」「はいっ!」「しょうゆ!」「はいっ!」
 …と、ありさから調味料を受け取ってお料理をする明くん。
 ひとつひとつの調味料の名前を言うたびに、白い歯の見えるきれいな笑顔をありさに向けて、ほんっとうにしあわせそう。
 ありさの「はいっ!」も可愛い!
 “夫婦”というより、ものすごく仲のいい兄妹のように“家族”な感じ。

 テーブルで待っている亜美ちゃんに「もうじきできるからな」と、手にしゃもじを持って声をかける明くん。
 亜美を振り返るありさの顔に顔を寄せるような寄り添い方が、いかにも仲睦まじく、可愛く。
 なんだか、お父さんとお母さんがこんなに仲が良かったら、子供はしあわせだろうなー、と、子供視点で見てしまうような、しあわせな家族の風景。

 「ありさから聞いたぞ。なんか今日仮縫いのとき、亜美が元気なかったって」と、亜美ちゃんに尋ねる明くん。
 口調がすでに、亜美ちゃんのお父さん(笑)。
 土屋家自体がすでに、“亜美ちゃんの実家”的雰囲気いっぱい。

 「なんかあったのか? …コレクションの…こととか?」と尋ねる明くん。
 やっぱり娘の相談になんとかのろうとするお父さん…

 昨日、朱鷺にプロポーズされたの、という亜美ちゃんの答えを聞いて「…そうなんだ…!」という明くん。
 のどぼとけがごくりと動いて、目をみはるびっくりの表情。
 昨日確かに“亜美をよろしく”とは言ったけど、やること早っ!…というところ?(笑)
 でも、ありさの「よかったじゃないですか」を聞いて「そうだよ!」というときは、笑顔。

 朱鷺のことが「好きよ」という亜美ちゃんの言葉を聞いて、一瞬亜美ちゃんをじっとみつめ、ちょっとまばたきしてから、笑顔になる明くん。
 今となっては、亜美ちゃんがはっきり朱鷺のことを好き、と言ってくれたほうが、明くんにとってもいいのかも。
 そして真顔になって「だったら、なんで悩んでるんだよ」と尋ねる表情と合わせ、亜美ちゃんにしあわせになってほしい、ということだけを一所懸命考えていることが伝わる、明くんの表情。

 「育ててくれた両親が亡くなってから、私、ずっと一人で生きてきて」と立ち上がって語る亜美ちゃんを、まず見上げ、それから目を伏せた明くん。
 「結婚とか、誰かと幸せになるとか、考えたこともなかったから」でちょっと悲しそうな表情になり。
 「それに、私の中には、認めたくないけど鳳麗香の血が流れているんだもの」で、目を伏せ、一瞬目を上げて亜美ちゃんを見て、またすぐに目を伏せる明くん、亜美ちゃんの心情を思ってたまらない、という感じ。

 「家族とか、自分以外の誰かを大切に思える部分が、私には欠けているんじゃないかって」という亜美ちゃんの言葉を聞いて、怒ったように「何言ってんだよ!」と立ち上がり、「そんなことないよ!」と、亜美ちゃんのところまで足早に歩み寄る明くん。
 自分は亜美ちゃんの“家族”だと言い、亜美ちゃんにずっと優しさを注いで亜美ちゃんが心を開くさまを見守ってきた明くんなら、怒ってしかるべきところ!
 でも、明くんの“怒り”はあくまでも穏やかで、亜美ちゃんのため、という気持ちがあふれた感じで。

 「亜美さんは、自分以外の人をちゃんと愛せる人です。あたしのことも、明さんのことも、大切に思ってくださっているでしょう」というありさの言葉の「明さんのことも」で、ありさと一瞬目を合わせる明くん。
 ありさの動きと完全にタイミングが一致していないあたりが、ナチュラルでいいリズム。

 「あいつを信じろよ、亜美」という明くんの声。
 朱鷺のことも“仲間”“新しい家族”として受け入れる気持ちの表れた。

 「ありがとう。明。ありさ」と、亜美ちゃんが珍しく明くんを先に言ってくれたのがうれしく。
 その言葉を聞いて、にっこり微笑む明くん。
 全開のにっこりから戻って、口許に微かな微笑の空気を残したまま、亜美ちゃんを優しくみつめる表情がきれい。

 明くん、ありさ、亜美ちゃんの三人で歩く、夜の陸橋。
 青春群像ものの風景、という感じで、風情あり。
 両手をポケットに入れて歩く明くん。

 亜美ちゃんがウェディングドレスを作ると聞いて、ありさが素敵ー、などと言っている間、上のほうを見たり、反対のほうを見たりしている明くん。
 亜美さんがどんなウェディングドレスを作るのか、想像するだけでわくわくします、というありさの言葉には、明くんもにっこりでありさと亜美ちゃんを見ているものの、それまでの間は何を考えていたのか、ちょっと不思議な明くんの表情。

 「ありさに似合うドレスを作るわ。コレクションが終わったら、それを着て結婚式を挙げてちょうだい」と、満面の笑みを浮かべて言う亜美ちゃんに、ちょっと目を泳がせて、ありさの方を見て、ちょっと困ったような笑みの表情を一瞬作って、すぐに困った顔になる明くん。
 亜美ちゃんにも速攻、ビミョウな空気が伝わる、見事な“困ったな”の表情(笑)。

 「あのさ、亜美。オレにも一応、心づもりってもんがあるわけよ」という明くんの言葉。
 亜美ちゃんに背を向けて言うその言葉、明るさとおどけた感じを含んでいて、亜美ちゃんに気まずい思いをさせないのには最高の響き。
 『デザイナー』初期には、亜美ちゃんのことが好きなのに振り向いてもらえないせつなさを押し隠すためのようだったそのおどけた口調が、明くんのしあわせを語るために使われている、と思うと、感慨深く。

 「ありさのドレスは、オレが買ってやるつもりだってこと。」という明くん。
 「ありさのドレスは」と、ありさの方に目をやって言うときの誇らしげな表情、「オレが買ってやるつもりだってこと。」と言い切ってからの、満面の笑み。
 誰かに何かをしてあげることが大好きそうな明くん、いろんなことをいっぱいしてあげられて、それを必要としてくれて、素直に喜んでくれそうなありさと一緒になれて、よかったね、と思える表情。


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Last update :
20th November 2005













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