鶴姫伝奇

天野さん御共演者様:石橋保さん
(『本気!』シリーズ)

 『鶴姫伝奇』は、戦国時代の瀬戸内水軍を舞台にした時代劇。
 石橋さんは、後藤久美子さん演じる男勝りの姫・鶴姫に愛され、結婚の約束までしながら、敵の計略にかかって殺されてしまう島の若武者・鷹丸(通称:黒鷹)役。鶴姫のためならなんでもする、とストレートに気持ちを表現する(出会った当初は気の強い鶴姫とちょっとケンカしてたりするのがまた○)、凛々しい若武者ぶりでした!

 ドラマの冒頭には、鶴姫と別の若い男の人との、子供の頃の運命の出会い、のようなシーンがあって、鷹丸さんの死後そちらに話が流れてしまうのではと心配しましたが(そのへんが石橋保さんにすっごく傾斜してるぞポイント【笑】)、そんなことはなく、最後の最後まで大事に扱われていて、よかったです!

 ちなみに、観ている最中は、『ベルサイユのばら』を思い浮かべて、石橋保さんはアンドレかあ…と思っていたのですが、ビデオの最後に収録されていたvapの時代的シリーズリストでは、この『鶴姫伝奇』には“瀬戸内のジャンヌ・ダルク”という解説がついてました(セラミュ『ラストドラクル序曲』にちょうど“ジャンヌ・ダルク”の言葉登場のこの時期【笑】)。
 石橋保さん、ジル・ド・レイ男爵様かあ…(だいぶ違う?)と思い、ジャンヌを失って人が変わってしまったジル様のような役を演じられてもいいに違いない! と想像(ちょっとまだ、こわい人役の石橋さん作品については観ていないので、これから勉強【笑】)。

 時代もの、で思い出すのは、99年7月に天野さんが出演された舞台『鬼と人と』(【お仕事−舞台】御参照。『鬼と人と』、今週末に、別のキャストさんで再演されますね! 99年版がとてもよかったので、観に行きたいと思っています)。
 とっても端整な紋付袴姿、印象が強いので、ぜひまた和服でのお姿が観られる作品があるといいなあと思います!

(ゲストブック書き込み:2000年11月19日)


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