天野さん御共演者様: 西村直人さん (『First Love』) 神崎順さん (セラミュ『かぐや島伝説』) 宮沢あき子さん (セラミュ『かぐや島伝説』) 三田真央さん (セラミュ『かぐや島伝説』) |
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6日(土)は、天野さん御共演者様いっぱいのミュージカル『With』を観てきました! 主演は『First Lvoe』第8話に、直ちゃんが講師の空きがないか聞きに行った、予備校の講師をしている大学時代の友人役でゲスト出演された西村直人さん。 『かぐや島伝説』ケルン役の神崎順さんが作・演出・脚本・振付・作詞・作曲で御出演も、その他に、『かぐや島伝説』ビルハGメラルド役の宮沢あき子さん、『かぐや島伝説』土萠ほたる/コン2役の三田真央さんが御出演。(御共演者ではありませんが、天野さんとすれ違いで『ラストドラクル序曲』冥王せつな役を演じられた渡部照代さんも!) 宝塚出身者(5人)、『レ・ミゼラブル』キャストさん(5人)ほか、舞台でばりばり活躍されているキャストさんを揃えて、歌、ダンス、見応えのある舞台でした! ■ ストーリーはちょっと『First Love』的な構図も。 *********** Story ********** ラスベガスに住む主人公のフェリックス(Cast:西村直人さん)は、親友のボブ(Cast:神崎順さん)らの仲間達と、ブロードウェーを目指す若者。オーディションに落ちたときに励まされたことをきっかけに知り合った、やはりブロードウェーを目指す純粋な少女・ナタリー(Cast:愛田芽久さん)と愛し合うようになり、フェリックスが大きなステージで大スターの相手役に抜擢されたとき、舞台が成功したら結婚しようという約束を交わす。 ところが、親の決めた婚約者を断るためにナタリーが一度実家に帰り、戻ってくる途中、ボブが乗ったタクシーがナタリーをはね、ナタリーは下半身不随となってしまう。ナタリーはフェリックスの足手まといとならないようにと、このことをフェリックスに知らせないように言って、そのままフェリックスの前から姿を消す。責任を感じたボブは、献身的にナタリーの身の回りの世話をするようになる。 ナタリーに捨てられたと思い、傷ついたフェリックスは、舞台に打ち込み、相手役の女優・マーガレット(Cast:久路あかりさん)に求められてつきあうようになる。 舞台が成功裏に進んでいるある日、ボブがナタリーの名前で贈った花束を手がかりに、フェリックスはナタリーの現在の住所を突き止める。そこにボブがいたのを見て、フェリックスは、ボブがナタリーを奪ったと誤解し、ますます気持ちをすさませる。 千秋楽も近づいた頃、フェリックスの仲間達、ボブ、全てを知っていたプロデューサーのブレンダ(Cast:高谷あゆみさん)は、マーガレットに全ての事情を打ち明ける。それを、フェリックスは物陰で聞いてしまう。 マーガレットはいったんはフェリックスに、行かないで、と懇願するが、ナタリーの許へ戻ろうとするフェリックスの意志が固いとわかると、「私は女優。恋愛なんてたいしたことはなかったわ」と、フェリックスへの気持ちが終わったような素振りを見せ、フェリックスを行かせる。 全てを知って訪れたフェリックスに、ナタリーは、スターの妻が脚が不自由なんて、と、フェリックスを拒もうとする。しかし、最後には、心のままにフェリックスの愛を受け入れる。 ラストシーンは、フェリックスとナタリーの結婚式。皆が二人を祝福し、それぞれが新しい道を進もうとする決意を語るその間、マーガレットは旅支度を整え、式場の入り口に人知れず花束を置いて去る。 ■ …というわけで、なんとなくフェリックス=直ちゃん、ナタリー=夏澄、マーガレット=朋子(名声も実力もあるところなどぴったり!)、ボブ=木葉くん…ぽいなあ、と思って観ました。 これなら、直ちゃんは優柔不断とそしられることもなく、夏澄や朋子がお互いへの思いやりに欠けると非難されることもなく、木場くんも“哀れすぎ”ということにならずにすみ。 ここに、劇場のスポンサーと若きダンサーとの恋と、スポンサーに密かに思いを寄せ、若いダンサーにつらくあたるトップダンサーの物語や、歌姫と、同郷の男にそそのかされて悪の道に踏み入れてしまい、麻薬取引の金を持ち逃げされたことにされて逃げている弟の話までからんで、3時間ですっきりと大団円を迎えるあたり、すっごくよく出来てるなあ、と感心。 構造がちょっと似てるストーリーと比べてみると、『First Love』の『First Love』らしさが、また見えてくるような気がします。 ■ 西村直人さんは、まさに主人公!という感じの、真っ直ぐな感じ。 いかにも若者!という感じが、『First Love』での落ち着いた予備校の先生(直ちゃんの同級生で、直ちゃんより現実的な大人っていう感じ)と全く違った表情で、すごかったです。 西村さんが『First Love』に出てくださったおかげで、この舞台の守峰にとっての価値、はねあがりました(笑)。よかったです! ■ 宮沢あき子さんは、フェリックスやボブと一緒にブロードウェイを目指す仲間。 とにかく笑顔とゲンキが気持ちいいです! この仲間達、フェリックスやボブも含めて男子3人・女子3人で、ちょっと岡忠メンバーを思わせたり(笑)。 岡忠にいたら、きっと楽しい!と思える、キュートな女の子でした! ■ 三田真央さんは、アンサンブルでいろんな場面に御登場でしたが、かなり大人度の高い(キャストさん、大ベテランさんが多いです!)舞台に、中学生の真央さんが違和感なく存在しているのがすごいです。 ドレスを着ての姿など、とてもエレガントで素敵でした! ■ 神崎順さんは、まず第一声から、その少年のような声に、あらためてびっくり! 羽根を背負っても、スパンコールいっぱいのキラキラの衣装をまとっても、あまりにも似合うことにも、あらためてびっくり。 親友への罪の意識、本当のことを言えない苦しさに悩むシリアスな演技を見せてくださった後、ラストの結婚式のシーンではくまのプーさんつなぎを着て登場しちゃうお茶目さも、いかにも神崎さん! 本当に魅力的な方だなあと思いました! (結婚式のシーンでナタリーのドレスを見て「きれいなドレスだなあ。おれも着たいなあ」とボブでおっしゃっていた神崎さん…『かぐや島伝説[改訂版]』千秋楽で天野さんまもちゃんをお姫様だっこしてくださいましたが、ほんとは、お姫様だっこされるほうがよかったんじゃあ…ありがとうございました【笑】) ■ 『百獣戦隊ガオレンジャー』(『少年サスペンス「謎の男子転校生」』小池春雄役の堀江慶さんがイエローでレギュラー、『かぐや島伝説』ほたる役の三田真央さん、フック役の池内菜々美さんがゲスト出演)のOP曲『ガオレンジャー吼えろ!!』を歌っていらした山形ユキオさんも、劇場のスポンサー・ジャック役で御出演でした。 公演パンフで、山形さんが『レ・ミゼラブル』にテナルディエ役で御出演だったことを知りました! 97年〜99年だったようですので、神崎順さん、西村直人さんと御共演だったわけですね。 ■ 『With』、観られてよかったです! 観劇を後押しするような、『First Love』への西村さん御出演というめぐりあわせにも、感謝です! (ゲストブック書き込み:2002年7月7日)
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