15th→17th January, 1999
オープニングは晴れやかに。
若奥様&新外部ファミリー登場 ![]() 3日間・6公演のセラミューイベント、ほんとうに充実して楽しかったです! キャストの皆様の生き生きした表情も見られたし、本公演にBANDAIさんがとてつもなく力入れているということもアピールされたし、仔猫ちゃん達は歌シーンだけで泣かせるし、前回よりやや短めの1時間半(最後の17日午後は少し長目でしたが)だったというのが信じられないぐらい、盛りだくさんでした。 もう、見ていらっしゃらない方に進行がわかっても差し支えなくなりましたので、ここからは進行に沿って、思い出をがんがん語ります! 3日目の席は、午前が1列20番、午後が2列21番でした。今回えんえん座り続けたこのあたりの席は、ナオさんウラヌスがものすごく間近で見られて、最高でした! ![]() 【ナオさんのお着物姿も見たかったです。お正月気分一杯の開幕】 オープニングは五人娘の振り袖姿で幕が開き(望月さんは紋付袴)、総入れ替えの内部ちゃん達の紹介。望月さんの「長い間やってきました。あまりにも長い間やりすぎました。いろいろなことがありました。いろいろな人達がいまいした。そして誰もいなくなった。笠原もいなくなりました。」が哀愁(17日になると“いなくなった”エコーがつきました【笑】)。 続いて、新タキシード仮面の紹介。タキシードミッションのイントロに乗って登場、可憐な乙女がどうしたこうしたというタキのせりふを言った後薔薇を投げる登場シーン。薔薇は最初の回はあさっての方向に飛び、舞台に向かって一番右側の通路(要するに客席の外)へと落ちてしまいましたが、その後は客席の最前列の前→最前列のお客さんにキャッチされる→二列目の客席、と、だんだん飛ぶようになってきました(成長著しいです!)。 望月さんに「緊張してる? 顔が岩のように硬いよ」と言われて天野さん「正義の味方ですから」史奈さん「その姿勢がいい」、望月さん「史奈はずうっと着物着てなさい。その方が姿勢がいいから」史奈さん「正義の味方ですから」、望月さん「気があってますね」天野さん・史奈さん「正義の味方ですから」…っていうのは、SMAP稲垣吾郎氏(このひとは可憐な乙女がどうしたこうした系のせりふが似合いそうです…タキシード仮面でもアラビア仮面【別名:月影のナイト様】でもなんでもできそう…)主演のドラマ『ソムリエ』の「ソムリエですから」のパロディなんですが、わかってらっしゃいますでしょうか、ジャニーズ関係ドラマネタにちょっと反応弱いセラミュー客席の皆様! 今回タキシード仮面は死んでないということで望月さん「死んでないタキシード仮面なんて、邪道ですね」(笑)。 ![]() 【新春・福笑い(若奥様観賞)コーナー】 セーラームーンとタキシード仮面の顔で、お客さん参加で福笑いをするというコーナー。 守峰の席はタキシード仮面のボードが目の前だったため、福笑いをするお客さん&内部ちゃんに上とか右とか教えている若奥様・天野さんタキ観賞コーナーになっていましたが、ほんとうに印刷物に出ている正面からの写真と、目の前でにいっこり笑ってる横顔、全く結びつきません(笑)。 子供への接し方が、ナオさんのぱっと輝くようなフレンドリーとはまた違ったほんのりした優しさで、最後に賞品を渡してありがとうございましたをする物腰もとっても丁寧。いいとこの若奥様です(笑)。 …これに関して、三日間終ってみて「しまった! まぁたやっちまったよ!」ということが。 ふと気がついて周囲を見ると、皆さん結構天野さんのことを「かっこいい」とゆっている。天野さんタキ(今の時点では「たき」かな)への印象が「美人→可愛い」へとスライドした守峰は、天野さんのことを「かっこいい」と思う機会を失してしまったのでした。これは、『素敵な美少年? 天王はるかの秘密』で登場したはるかの印象が「おっかしいよこのこ→可愛い」へと直行してしまい、5秒でいいからはるかのことをかっこいいと思いたい! と願い続ける羽目となったことの、完全に二の舞です(同じ失敗を繰り返す守峰)。 「5秒でいいからはるかのことをかっこいいと思いたい」という願いは、ナオさんウラヌスのおかげである程度達成できましたが、天野さんについては…。「本公演でタキシード仮面を演じたら思えるかも」という希望的観測は、タキシード仮面自体がかっこいいキャラかどうかに疑問があるため、楽観的にすぎるかも…。 このコーナーでもタキシード仮面の方が出来上がりが大笑いになることが多く、天野さん、望月さんには「ちゃんと教えろよ」とどつかれるわ、ジュピターの栗山さんとヴィーナスの稲田さんには教え方がへんと非難されるわ、とにかく弱いところを見せてました(笑)。 ![]() 【最強のパーティー! 外部太陽系四戦士】 待望の待望のナオさんウラヌス登場は、『心束ねてMakin' for the Right』。 98年夏公演ではフォーメーションからしてナオさんウラヌスの絶対優位性がウラヌスFANにあまりにも気持ちよかったこの曲ですが、今回フォーメーションが変わり、四人が斜め一列に並ぶ形が多く、あれっ、と思いました。が、この斜め一列というのは、要するに、全員をはっきりと見せる隊形。ジャズダンスシティで三人まで固めた外部太陽系四戦士、何を隠し立てする必要もなしという、絶大なる自信の表れというわけです! ネプチューン、ウラヌス、と自己紹介の後、ナオさんウラヌス「皆さん、なぜこのコンビが残ったのか誰か教えて下さい」沙羅さんネプ「なーんで、やぁなの!?」ナオさんウラヌス「とんでもない」沙羅さんネプ「うん」ナオさんウラヌス「ただ、今回完っ全に新作だろ」沙羅さんネプ「そうだね」ナオさんウラヌス「先が長いなあ、と思ってさ」沙羅さんネプ「でも、稽古2ヶ月しかないよ?」ナオさんウラヌス、無視したり咳払いしたり「余裕だよ」と返したり。沙羅さんネプは冷たい…と(明示的にセリフになったことも)引き下がり、ナオさんウラヌスが外部新キャストの紹介! サターンの三田真央さんは「原作に一番近い年齢なので(小学校5年生)、無理なく少女を演じられると思います」(すっごくはきはき、しっかりしてます!)。プルートの中澤聖子さんは「歴代セーラー戦士の中では二番目に若いと聞いています(21歳)。お手柔らかに」。 そこからウラヌス「ちなみにさあ、前からいくつぐらい若返ったんだ?」プルート「うーんとね、確実に10歳は」ネプ「ええっ、てことは、先代は」ウラヌス「何も言うな!…ということで、外部太陽系四戦士は平均年齢が5歳ほど若返ったということで、よりスピーディーなセーラー戦士を御期待下さい」というところから、「問題は君(ネプ)なんだよね。平均速度が秒速5キロ(1回10キロになってる回がありましたね【笑】ほど遅いの」プルート「ウラヌスは平均体重が5キロ重いんじゃなぁい」これに対するナオさんウラヌスのせりふ、「新人が言うな」から「ごめんなさい。頑張ります」に途中から変更(笑)。 ここでプルート、ウラヌスに「新人新人って言っても、問題は実力でしょう。あなた一体オーディション受けたことあるの?」と逆襲。この間、ナオさんウラヌスが真央さんサターンとぴったり寄り添って「うるせーよ」などとゆってるところがものすごくツボ! 三田真央さんも推薦組?(推薦組さん、あまりにもスジが良すぎます…さすがジャズダンスシティ!) プルートの「あたしは400人の中から選ばれてきました。ぜんーぶ実力でね」、ネプ「あたしも受けたんですけど」、プルート「去年は不作なんでよ」というときのプルートの、井戸端会議の「あーら奥様、お聞きになりました?」的な手のアクションで、中澤さんプーのキャラクターと、BANDAIさんがねらったところがよーくわかりました(笑)。次回のイベントは、プーが仕切るのかな(笑)。このやりとりを受けて「あたしは600人の中から選ばれたんだい!」と颯爽と登場するのが、あやの様ちびうさ! ![]() 【セラミューの季節。ナオさんウラヌスの『ちびうさの心意気』】 夏公演では広い舞台をたった一人でいっぱいに使っていたあやの様の『ちびうさの心意気』、今回はなんと、外部四戦士をバックダンサーにしての超豪華Version! 夏公演で、ナオさんウラヌスとあやの様ちびうさのフレンドリー大好きだった守峰としては、夢のようなナンバーでした! もともと『ちびうさの心意気』の振付は、立てた指をちっちっと振ったり、腕を力強く突き上げたり、と、ナオさんウラヌスならばっちり! という動きなので、本公演でもあったナンバーのように、自然に見られました。そしてこれがなんとも、“ナオさんウラヌス”のダンスだった。ジャズダンスワールド、ハウ・ツウ・デイト2、ジャズダンスシティ公演と観て来た“高木ナオさん”のダンスだったら、もうちょっとキュート系入ってたと思うのですが、ここではあくまでカッコよくクールな、ナオさんウラヌスの『ちびうさの心意気』。ああ、ナオさんがセラミューに帰ってきてくれたんだな、というのが実感されました。セラミューの季節がやってきた、とじんわり思われてきたのも、このへんからでした。 ナオさんウラヌスだけ集中して見てしまったので、あやの様のダンスは見られなかったのですが(ごめんなさいあやの様…)、歌がものすごくうまくなっていたのに大感動。春公演の新曲も、歌で選ばれたという仔猫ちゃん達に引けを取らない安定した、表情のある歌で、あやの様の飽くなき向上心の一端を見られたようで感動しました。今回のイベントでも、イベントを盛り上げようとして積極的に参加されてる印象がものすごく強かったあやの様、素敵です! ![]() 【チェック・チェック・チェック! なりきりコンテスト表彰式】 最優秀賞に「はるか」ちゃんが入っていてうれしかった、この表彰式、ナオさんウラヌスと中澤さんプルートの魂の双子ぶりが一番表れていました。音楽にリズムを取ったり(ほんとにかわいいリズミカルな音楽が流れててGOOD)、可愛い子供の登場にうれしそうだったり、間に立っているネプチューンを線対称の中心線のようにして、リアクションが揃っていたのがなんとも楽しく。それにプラスして、ナオさんウラヌスと沙羅さんネプのコンビぶりも見られるシーンもあり(一番の「みんなのチェックポイント」はやぱり、表彰状を右から左へ、のお揃いの仕種。)、なかなか豊かなコーナーでした(皆様のナオさんチェック、ぜひぜひ教えて下さい!)。 ナオさん単独でうれしかったのが、最優秀賞に輝いたプルートちゃんに、のぞみちゃんはるかちゃんの双子の姉妹が花束を贈呈…というところで、なかなかそのお嬢ちゃん達が出てこなかったとき、ナオさんウラヌスが手を挙げて「はるかです」とアピールされてたところ。ちゃんとやるべきことはきっちりやる、セラミューキャストの鏡です! ![]() |