21st March, 1999  
フレンドリーを駆け抜けろ。
まもはるフレンドリーチェック




 21日午後は、テーマを設けて語っている時間がないので(泣)、その後拾ったナオさんフレンドリー等、さっと流します!
 席は午前と同じく20日午前終了後速攻でGETした、9列5番。午前の11列3番よりちょっと前、中央近くにいっただけで、ぐんと舞台が近く見えたのは、感動でした!




【まだまだいっぱい! ナオさんウラヌスフレンドリーチェック】
 香具屋島ツアーに誘われたうさぎに「大丈夫なのか?」と触れるナオさんはるか。このあたりがこのストーリー最初のフレンドリー。主人公から押さえていくあたり、王道歩んでます、はるか! そういうはるかとうさぎのやりとりを、「みんなを連れてきたんだ」とうれしそうに言ったまもちゃんはにこにこして見てますが、アニメだったらどうだろう、というのは、アニメにはそういう場面がなかったので不明。アニメでまもちゃんとはるかが一緒の場にいた日常場面というと、モトクロスの回で他のレーサーにはるかが因縁をつけられると、まもちゃん一応はるかをかばうように立って、「多勢に無勢とはひきょうだぞ!」とかゆってくれてましたが、セラミューまもちゃんはどうなんでしょう、などと考えたり。
 うさぎ+内部+外部で歌う(宝石に目のくらんでいないまもちゃんは関係ないという態度でいる)『愛より宝石 かぐや島』(こんなタイトルだったんか! すごい!)では、ナオさんはるかフレンドリーの主役はほたる。誕生月が同じ二人は同じ誕生石、だから誕生石ガーネットを語るのに“僕と”“あたしの”という、らぶらぶな恋人のようなかけあいが実現するわけで! 星座が違うのであまり意識したことのないほたはる同誕生月という事実、こんなステキな実を結ぶとは! この二人のデュエットがあるために、この歌ではナオさんはるかは真央さんほたるの肩を抱き、頭に手をやり、ゆったりと動かし…と、一曲をかけるような大型フレンドリー。そして、二人が歌に合わせて踊るとき、真央さんほたるがナオさんはるかについて軽やかに踊る、その揃いぐあいが、なんともいいです!
 香具屋島での歓迎の踊り『ウェルカム・ハレハレヒレハレ』では、腰蓑つきのフラダンサー(あどさんダーク・メノラー)とのフレンドリーがナイス! ダンサーの真似をして、それを沙羅さんみちるがとめたり一緒にやったり。どういう流れでだったかはわからないのですが、沙羅さんみちるがナオさんはるかの背中を抱いてぽんぽん、と叩いているのはツボでした!
 水夫のふりをしているサーペンを「じゃまだよ」と見事に突き飛ばすナオさんはるか。フレンドリーというにはあまりにもアンフレンドリーなアクションですが、ナオさんはるかのポイントです!
 仔猫ちゃん達がうさぎから宝石を返してもらうとき、まこちゃんとうなずきあうのは、貴重なはるまこフレンドリー。こういうあたり、今後要発掘です!
 ダーク・プラズマンにルーフ・メロウの部下達がやられる直前、もうだいぶやられているキングの背中にナオさんウラヌスが手をやるのは、高得点。やはり望月さんキング、最重要級人物ですから!  書き残している大型フレンドリーに、仔猫ちゃんとナオさんはるか、というのがあるのですが、これは別テーマにて、後日!




【章が長くなりすぎてフレンドリーチェックを分けるとしたら、今回の公演は、こういう分類でしょう。
      〜まもはる+せつなフレンドリーチェック】

 今回の公演では正ポジションともいうべき、はるか+せつな+まもちゃんの三人のからみ。  香具屋島ツアーチラシをめぐってのフレンドリーは、何度見ても味わいがあるものです。天野さんまもちゃんからもらったチラシを一緒に見るために、聖子さんせつなを手を挙げて呼ぶナオさんはるかのしぐさが、ものすごくかっこよかったことを発見! 聖子さんせつなとは、ちらしが配られた直後も二人で何やら相談していて、ダンスシーン以外でもツートップ状態です(そしてすっかり内部ちゃん化している沙羅さんみちる【笑】)。大型フレンドリー・まもはるチラシの受け渡しは、出発時間等の相談のときにも。くい、と手首を動かして受け渡しする動き、あまさず見て記憶に残したいです!(ビデオはどうせ、役に立たないんだろうな【泣】。)
 香具屋島ツアー決定の場から解散するときには、まもはるフレンドリーの決定版、ナオさんウラヌスと天野さんまもちゃんの、別れ際のチョキ! これは、19日の初日にあったと話には聞いていて、見られなかったのがむちゃむちゃくやしかった逸品なので、この回に見られてものすごくうれしかったです!
 『愛より宝石 かぐや島』の主要まもはるフレンドリー・はるかがまもちゃんの雑誌を取り上げるシーンには、せつながはるかの背中に手をやるしぐさもあり。この公演での正ポジション・はるか+せつな+まもちゃんというラインが、きれいに出ている一場面。
 宝捜しツアーでチームに別れるとき、挑戦するようにあごを突き出すナオさんはるかに、天野さんまもちゃんも口をとがらせてあごを突き出すポーズ(うさぎちゃんとおそろい!)。アニメの星野とはるかのように仲が悪い(でも最終的には…)のかと思ったら、天野さんまもちゃんがにこにこにこにこ笑っていて、あ、このふたり、ほんっとに仲良しさんなんだ、とほのぼのとしてしまうのでありました。




【ナオさんウラヌスほど、華麗な展開でなくても。
    〜天野さんまもちゃんフレンドリーチェック】

 そんなに数も多くないかも、日替わりにはならないかも、表情はもっぱら笑顔かも【笑・でも、笑顔が一番いいです!】、ですが、どうしても捨て難い、天野さんまもちゃんフレンドリーのいくつかを。  まず、五人娘+外部が宝石の歌を歌っているときの、ツアコンのお姉さん(レア・ルビー)に自分の座っている隣のデッキ・チェアを手ですすめ、そのあと談笑するシーン。山本カナコさんレア・ルビーの、立て板に水の関西弁が聞えてきそうな大きなアクションに、にこやかにうなずいているまもちゃん、他の場面より大人っぽく見えるのは、山本カナコさんレア・ルビーが大人だからでしょうか、音声がないからでしょうか(笑)。
 仔猫が出てきたときの仔猫に向かってのにーっこりや、仔猫ちゃん達にかがんでみせるフレンドリーも、穏やかでフレンドリーに達していないしぐさかもしれない(仔猫ちゃんへのフレンドリーというのは、神崎さんケルンがうれしそーうに仔猫ちゃんを寄せようとしたりしている、ああいうのをいいます【笑】。そんな場合じゃない場面なのに、ケルン、いいひとです!)けれど、非常にツボ。
 ちびうさ登場のときの吊り道具を外すときの、ちょっと真剣な表情もいいです。吊り道具関係は、セーラームーンの吊り道具を外す&ダーク・プラズマン様の吊り道具を(なんと)つけるという大役のナオさんウラヌスとおそろい感があるのも、ちょっとうれしかったりします!
 これだけだと、なあんだフレンドリーらしいフレンドリーは発見してないじゃないか、といわれそうですが(しょーがないだろ、フレンドリーチェックは、ナオさんのが元祖なんだから!【笑】)、とっておきの逸品があるんです!
 それは、海賊三人組がうさぎちゃん達の前に現れて、うさぎちゃん達がまだそれをアトラクションだと思って喜んでいる場面。クラーケンが剣を岩に思いっきり振り下ろし、ガチン、とすごい音がして、クラーケンが手を痛くして手を振り振りのたうつ、敵も味方もクラーケンを指差して笑っている場面で、なぜか神崎さんケルンと天野さんまもちゃんが、うれしそうに高く挙げた手と手を“やったね!”と打ち合わせるという! 仔猫を見るとTPOを考えず思わず猫寄せしてしまう神崎さんケルンは、あの『You're My Jewerly』においてさえ裏とか下心というものを感じさせない人徳のカタマリのような天野さんまもちゃんに負けず劣らずいいひとなので、非常に心温まる光景です! …が、98年公演でのナオさんウラヌスとあやの様ちびムーンが元祖なこのフレンドリー、元祖のほうには確か、洗脳されていた内部戦士が復活する等の立派な理由があったと思うのですが(確認しようと思って自分の夏公演のレポートを読み返してみても、全然書いてなかったです。役立たず!)、このまもちゃんケルンちゃんフレンドリーの理由は、ひたすら謎です…




【21日午後の変更事項】
 洞窟の中でうさぎちゃんをつっころがしちゃったまもちゃん、思いっきり「全然大丈夫じゃないじゃない!」という史奈さんうさぎ(この遠慮と甘ったるさのなさ、大好きです!)に、天野さんまもちゃんも、大人のヨユウのかけらもなく「しょーがないだろ、鳥目なんだから!」と怒鳴り返していた(20日午前・午後、21日午前)のが、「しょーがないだろ、初舞台なんだから!」に変更。これは初日(19日)もこのVersionだったそうですが、どっちにしろ“ら”の微妙なのびぐあいがかわいいです!(母音Aの発音の口のあけかたに秘密があるとみた【笑】)
 小野妃香里さんカンパニーのお笑い系セリフに変化が出るのは、当然想定されたことでしょう!  “胸焼け”という言葉を説明するのに、“それは○○○○!”と突っ込まれるゼスチャーを繰り返すというお笑いの基本(大事です!)を見事に展開する場面がありますが、最初のセットは「しもやけ/かつあげ/うでたて(一文字も合ってないじゃないか!)」あたりだと思ったのですが、今回(多分)「むしよけ」「もののけ」が新登場。
 ルーフ・メロウが胸の苦しさを表現する言葉も「弾丸で胸を撃たれたっていうか/胸をきゅーっとつかまれるっていうか/生まれたばかりの小鹿っていうか/でんぐりがえっちゃうっていうか/うさぎとびっていうか/井戸端会議っていうか」のセットだったのが、「生まれたばかりの子鹿」が落ちて「180度回転っていうか」に。「生まれたばかりの子鹿」のほうが、前の場面からの繰り返しのおかしさがあって、守峰的には好きです(でも、いろいろ試行錯誤がカンジンですね、お笑いは!)。  と、うさぎちゃんが拾ってきた食べ物の出自について天野さんまもちゃんが「魚が切り身でおよいでたわけ、しょーゆとワザビをおともにして!」(小学生男子かSMAP木村拓哉氏【も小学生男子口調のヘビーユーザー!】か、というつっかかり口調)と言っている舞台の袖からキングが姿をちょっと見せる時の、装着品が増えていました(笑)。このキング&プリンスの見事な連携でいつも客席からきれいに笑いが入るところ、いつも気持ちがいいです!