7th→9th May, 1999
ナオさんウラヌス大活躍!
想像を絶する新ネプ紹介、音楽過去帳第1弾 ![]() 【まさかの展開! 新ネプ紹介 Part1】 舞台が暗くなり、奥の端のほうでドレス姿でヴァイオリンを弾くみちるのシルエット。8日からは『ウラヌスとネプチューンの裏切り』だった生演奏、でもちょっとノコギリ的サウンド…他の戦士がみんな、あれ? という感じでおそるおそる様子を窺っているとスポットがあたり、そこには緑のかつら(ちゃんとしたネプかつらじゃなく、金髪に黄緑がのったような、あやしいかつら!)をかぶった小野妃香里さんが!(ちなみに、最初の頃は弾かれる曲が『Chaisin' After You』だったため、ああきっと…と、スポットが当たる前に予想がついちゃってました【笑】。) 妃香里さんだとわかったあとの反応が、これまた日々進化。8日から、栗山さんが妃香里さんのかつらをとって投げてしまうという攻撃(妃香里さんの「上から攻められたのははじめてだよ、まあ、その身長を生かして頑張れ」というおコトバつき)、真央さんサターンがしゃがみこんでドレスのすそをめくってブーツをじっと見てると、「キミは小さいんだからよけいなことはしなくていい」(9日あたりお前からキミに格上げ!)が入り。その間、稲田さんヴィーナスはひっくり返ってぴくぴくしている。セリフ「妖気がする…」。妃香里さん「お前、ずーっとやってろよ!」 さらに9日には、妃香里さんとわかるや稲田さんヴィーナスが「ヴィーナス・ラブミー・チェーン!」、9日11:00にはこの攻撃でナオさんウラヌスがやられて舞台袖方向に転げていって、妃香里さん「なんでお前がやられるんだよ、おい!」(笑)。 ひとしきり歓迎(笑)がすむと、妃香里さん「キミが高木ウラヌスにひかりを、っていうから、そんなに妃香里が必要なのかと思って出てきてやったんだよ!」これに深々と頭を下げてのナオさんウラヌスの「ありがとうございます!」がまたいいです! 天野さんたきしーどかめん様の「そこまでしてウケたいんですか」には、「違います、それが私の使命だと思うからです」。これには、妃香里さんが『運命』の冒頭のジャジャジャジャーンを弾いて天野さんたきしーどかめん様が「そりゃ運命だろ!」妃香里さん「ナイス突っ込み!」という珠玉のVersionあり。 「妃香里さんの使命は全人類をよみがえらせることでしょう」という赤嶺寿乃さんマーキュリーへの「寿乃ちゃん固いよ、舞台に出ると固くなっちゃうんだから、楽屋にいるときみたいに“あいーん”とかやってごらん」(そしてやる寿乃さん…続いて“白目ー”も)は、続く「僕の使命は新しい相棒をここで紹介することなんですから!」と割ってはいるナオさんウラヌスまで妃香里さんに言われて“あいーん”も“白目ー”(これはあんまり白目になってないとの妃香里さん評価。それにいちいち「すんません」と律義にあやまるナオさんウラヌスがまたナイス)もやって下さるという超楽しい展開つき! 9日11:00の回は、ここでナオさんウラヌスが妃香里さんに「髪、ボサボサですよ」妃香里さん「人に言われたくないよ、一生懸命お化粧だってしてんだから」ナオさんウラヌス「あれ、ちゃんとしてますね」という超フレンドリーあり。…そんなに舞台の上でメークをしてるのが取り立てて言うべきことなのかと思っていたら、千秋楽に続く。 妃香里さん「あのね、かっこいいシーンがほしいとか言ってるけどね、かっこいいシーンっていうのはキミがかっこよくやればかっこよくなるんだよ、面白くないシーンだって面白くしてるんだから」、これに「はい」とうなずいているナオさんウラヌスの素直な感じがまたよいです。 天野さんたきしーどかめん様の「やっぱりウケたいんですね」には「お前に言われたくないよ、一曲目からテンション上げて歌えよ!」と、9日11:00はキビシイおことば(そしてお客さん、なぜそんなに笑う…)。 聖子さんプルートの「妃香里さん、ドレスをきてそんなきたない言葉づかいはおやめなさい」に「わかりましたよ、それじゃ帰りますよ、それではみなさん、新ネプチューンをよろしく。」と応えるのはだいーぶ上品な進化形で、最初の回は「あなた達、イベントはあと4回あるんだからね! 覚えてなさいよ!」と、あらあらしい捨てぜりふを残して走り去っていた妃香里さんでした(笑)。 ![]() 【これが聴けるとは! 新ネプ紹介 Part2】 「僕の相棒を紹介します。新ネプチューンです!」というナオさんウラヌスのせりふにかぶさってきたのは、『超美! ウラヌスとネプチューン』のイントロ。これはどきどきしました! ものすごく! ナオさんウラヌスの第一声から、ああ、この曲はナオさんウラヌスではじめて聴くんだ、という実感が、強烈にしました。早苗さんうらぬすの『超美』、そんなに舞台で回数聴いたはずはないのに、ものすごくくっきり記憶に保存されていて、この瞬間に一気に解凍されて、ナオさんウラヌスの『超美』と互いを照らしあった感覚。 ナオさんウラヌスの『超美』、この曲がハスキーな声にすごく合う曲なんだ、と気づかせてくれて、とにかく鮮烈でした。力強いしぐさ、邪魔物は本当に容赦しない感じ、こういう曲だったんだ、と、不思議な感動。早苗さんVerisionの透明感のある『超美』も、ナオさんウラヌスの力あふれる『超美』も、どちらも大事に記憶にしまっておきたいです。宝物。 朝見優香さんの自己紹介のあと、ナオさんウラヌス「緊張してるでしょ」朝見さんネプ「頭の中が真っ白です」ナオさんウラヌス「だいじょうぶ、前のネプチューンは、いつも頭の中が真っ赤だったから(笑)」…頭の中が真っ赤って、どんな感じなんでしょう(笑)。 朝見さん「呪われたネプチューンって、どういうことなんですか?」へのナオさんウラヌスの「そんな真面目にみつめらるちゃうと、ちょっとドキドキ」、語尾のフェードアウトがなんともかわいいです! ナオさんウラヌス「ところで君でネプチューン何代目?」朝見さん「5代目。」ナオさんウラヌス「そういうことだ」とのことでしたが、ネプチューンFANの方によると、朝見さんの前に5人、ネプチューンはいらっしゃるとのことなんですが…(坂本かほるさん、富田千景さん、藤みゆ稀さん、田原裕子さん、島田沙羅さん…と、確かに5人名前が挙がるんですが。…呪われてる?) 「要は僕のスピードについてこられればいいんだ。運動何かやってた?」「はい、合気道初段です」「はい、合気道初段です(ここまでかわいく)…って、強いな、おい! 僕より強くなるなよ」というやりとりのあたり、夏公演でのはるみちの有り様を暗示してるんでしょうか(笑)。 「大阪出身で、東京もはじめてなんです。わからないことばかりの私ですが、応援よろしくおねがいします」と可愛らしくおじぎをした朝見さんネプに「見捨てないよ」とナオさんウラヌス、「ありがとう」とまた可愛らしい声の朝見さんネプですが、そこから突然豹変して「それではウラヌス、次のコーナーの進行を説明して」は、ナオさんウラヌスのせりふを聞くまでもなく「なんか大阪弁だし、姉さん女房みたい」(笑)。このノリ、ちょっと史奈さんうさぎちゃんのところのパターンに似てるかも(笑・天野さんまもちゃんとナオさんはるか、姉さん女房のいる旦那様仲間になっちゃうかも!)。 ![]() 【夢見ていた、ナオさんウラヌスの仕切り。音楽過去帳第1弾】 続いて、98年6月イベントから夢見ていた、ナオさんの司会! 懐かしのベストミュージック第1部、ということで、これまでのセラミューの中から出演者が一番歌いたい歌を選んだものとのこと。 「それらの曲を、いったい誰が歌うのか! ここがポイントですよ」というナオさん、ものすごくメリハリついててうまいです。「役柄に関係ない歌もある、ってことなんです。僕もあります。後で爆発しちゃいます」の語尾が、笑いにとけてくあたりがキュート(笑)。次回イベント(秋ですか【笑)】では、さらなるMC、期待してしまいます! このコーナー、歌の“できる組”さんを前に押し出したか、かなりレベル高かったと思います。 まず、主役史奈さんの『Lonely Distance』(スターズ)。今回イベントでも、史奈さんうさぎちゃんと天野さんまもちゃんの何も心配のなさそうな仲良しぶりがたくさん見られただけに、とってもさびしい感じが伝わってきました。 無印の美奈子ちゃんの歌『並木道の恋』(無印)を、赤嶺さん亜美ちゃんが。これは、あき子さんビルハ・エメラルドちゃん(もちろん『永遠伝説』のヴィーナスちゃん! 春公演以来『永遠伝説』のCDジャケット表面を見ると、真っ先に美奈子ちゃんの顔だけが目に飛び込んでくるようになりました!)が後々まで「『並木道の恋』は、私が歌いたかった。」と、繰り返しネタとして使われていて、ものすごくナイスでした!(宮沢あき子さん、2nd Stageになってからのほうが、はじけててずっとずっと素敵です!) Sのほたるの歌『Miss Dream』を、三田真央さんほたるが。春公演で元気いっぱいの「はるかパパー!」が可愛かった真央さんほたるちゃんですが、Sの陰のあるほたるも、ぞくっとするほど良かったです。 そして聖子さんプルートが、S版の『Stay Alone』を。この『Stay Alone』、S版と『新・伝説光臨』版とが違うということ、『新・伝説光臨』の不倫歌 Version(笑)になじんでいた守峰は、あまり意識していませんでした。が、聖子さんプルートのS版『Stay Alone』を聴いて、これが神矢さんプルートの『Stay Alone』とは全く別物と大認識。聖子さんプーの『Stay Alone』は、一言で言うと、スポ根! 柔道とか、そういう日本伝統武道系スポ根を連想させるまでに求道的な『Stay Alone』、堂々たる第3のVersionです! ![]() 【完全無欠のナオさんはるか! 『Knockin' Down Hesitation』】 「外部太陽系のなかでほんとうに歌が歌えるのは私だけだと思うんですけど」と語る聖子さんプーのせりふに、「うるさいやい!」と舞台中央に躍り出てきたのは、十番高校制服のナオさんはるか! 曲は、これがあったか! という感じの『Knockin' Down Hesitation』(スターズ)! これはもう、かぁーあっこいいです! ナオさん御自身が「ビデオで観たときから、ひそかに狙ってたんですねー(笑)。制服でも、踊ってみたかったんですね」とおっしゃるだけあります! ナオさんのハスキーで爆発力のある歌に、あのダンス! より激しい振りを踊っているのは、あまりにも豪華なバック、宮沢あき子さんと河崎美貴さんなのですが、そのダンスに負けないほど大きく華やかに見えたナオさんのダンス、ものすごく見応えがありました! 『Knockin' Down Hesitation』ANZAさんVersionを本公演舞台で観たのは確か2回(イベントはまた別)、ナオさんはるかVerisionで観たのは5回(しかも力一杯手拍子で観たし!)。もう守峰への刷り込み的には、これはナオさんはるかの曲です(笑)。(…でも、こんなパワフルな歌をがんがん歌ってらしたANZAさん、あらためてすごいと思いました!) 終わったあとの「やっちゃいましたー」というナオさんのセリフが、明るくさりげなく、でも偉大なる前座長の曲をおそれおおくもやらせて頂きました、という感じもきっちり出ていて、秀逸でした! 「私を助けて踊って下さったのは、私の大好きな先輩、宮沢あき子さんと河崎美貴さんです!」というお言葉にも、ナオさんらしさいっぱい! このときのあき子さんビルハ・エメラルドちゃんの紹介のところで「『並木道の恋』は、私が歌いたかった…」という、後にひっぱるお笑いの基本フレーズが入り、それに続いて河崎美貴さんの、最初は何の変哲もなかったのになんと後に日替わりとなる「この一振りで静寂を斬る。ジルパ・サファイヤ役の河崎美貴です」。この部分は2回目の8日13:00には、あき子さん「私の初恋。あれは2年前の、17歳の」美貴さん「この一振りで嘘つきを斬る。ジルパ・サファイヤ役の河崎美貴です」という爆笑Versionに進化! その後も8日16:00 あき子さん「歌いたかった…でも歌っちゃいます」美貴さん「(割って入り)簡単には歌わせない。ジルパ・サファイヤ役の河崎美貴です」、そして9日11:00にはついにあき子さんは本当に歌い「若葉の春 並木道で 誰かのおサイフ拾ったとき…」美貴さん「拾い物は警察に届けましょう。ジルパ・サファイヤ役の河崎美貴です」 とたゆみなく進化を続け、すごかったです(河崎さんの声が思いっきりかっこいい低音なのが、効果大)! 河崎美貴さんの活躍はさらに続き「一身上の都合によりプルートには負けたくないと思ってます」(これも繰り返されるごとに強調を増していって、なんともおかしい…)。ここに聖子さんプルートが登場、ジャズダンスシティ劇場開幕(笑)。聖子さんプルート「ちょっと待ってください」美貴さん「来たわね」聖子さんプルート「プルートは譲りません」美貴さん「やっぱり来るのね」聖子さんプルート「プルートは大人のしっとりした女なんです」美貴さん「あたしのほうがしっとりしてるけど」と、えんえん争う(笑)。この争いも、一度として同じことはなく、プルートのポーズの指の角度が違うだのなんだの争ったり、ついには二人で客席にポーズをとって競ったり(笑)。ナオさんの「このへん、特定のグループにしかわからないと思います」(「特定のグループって、あなたわかってんの」という争いの渦中からの声つきのVersionあり【笑】)を経て、最後にはあき子さん「はいはいわかりました、じゃあ夏は二人でかわりばんこにやりましょう」(美貴さんの「やった!」がよかったです!)そしてすかさず「私は美奈子をかわりばんこにやります」(笑)。 そして宮沢あき子さん「第一部最後の曲は、私のように可愛くしめたいと思います」の後の「うふ」は、ナオさんも含め、舞台の上にいる全員参加。かわいいしぐさつきのナオさんはるかの「うふ」、ポイントです(笑)! ちなみにこの「うふ」、9日11:00はナオさんはるかが「イヒっ!」とやっただけで、他の3人は立ったままナオさんを見捨て(笑)。「僕だけ?」のナオさん、なんともかわいく(笑)。 その“可愛いしめ”は、『またまたちびうさです』(S)。斉藤レイ様プルートが歌われた記憶もあざやかなこの曲、今回はそういうウケはねらわず(「正義の味方は、ウケなんかねらわないんです」【笑】)、小宮さん、河合さん、池内さんの仔猫ちゃん達(私服、かわいいです!)、そして最後にあやの様が登場! ラストはあやの様を中心に、河合里佳さん(美人!)があやの様の肩に手をかけてよりかかり、小宮美穂さん、池内菜々美さんがあやの様の足許でせくしーに座るというあやの様ハーレム! あやの様、かっこよすぎます! 仔猫ちゃん達の自己紹介に続けて、あやの様がすねすねの口調で「三分の二歌を取られた郡司あやのでーす」、でもすねた口調だったのに、拍手やあやの様コールが起こるや、あのコケティッシュな「ハァーイ!」 史奈さんムーンの「どーしてそういうすねた言い方しかできないの」(すっごくいい、お姉さんな口調! 夏公演ではまもちゃんにもゆってゆって、という感じです!)からはじまって、またあのかわいらしい争いになり(あやの様ちびうさの「あたし、こういう小さい子の歌って苦手だから」というおコトバと表情が、まさにあやの様的で最高!)、最後には仔猫ちゃん達が「まあ、まあ」(笑・お母さんのビルハ・エメラルドちゃんと、おそろい感のあるセリフ!)。 ![]() |