7th→9th May, 1999
夢の幕が下りるまで。
おかたづけまで楽しい質問コーナーetc.



【傑作! 音楽過去帳第2弾】
 懐かしのベストミュージック第2部の1曲目は、天野さんたきしーどかめん様の「ちょっとやけますが」(ここはおとな! おとこのひと【笑】!)という紹介で、かつて1st Stageのイベントの質問コーナーでキャストさんから“歌ってみたい”人気の高かった『I Miss You』(永遠伝説)。うさぎちゃんは史奈さんが、星野パートはまこちゃんの栗山絵美さんが。栗山さん、小学生の頃から南青山少女歌劇団のレッスンに通ってらしたというだけあって、堂々たる歌でした(少年声だし!)。
 続いて“ぐるぐる”こと、亜美ちゃんのソロからはじまる『Dream 夢は大きく』(S)。亜美ちゃんのソロにはじまる内部ちゃん達のこの曲、実は、一番輝いてたのは稲田さん美奈子ちゃんだったと思います! 最初の回、これはたぶんほんとに出番を間違えて早めに飛び出してきてしまったんじゃないかなー、と思われるフライングがあったのですが、あわてて袖にかけ戻る姿がウケるや、全回それで通す(笑・転んでもタダでは起きない!)。そしてそれがなんとも、あわて者の美奈子ちゃんらしくて。ダンスも歌も他の人より苦手、とおっしゃる稲田さんですが、この曲の間中ずっと元気に弾けるようなスキップで通して(他の子達が動いていないときにも!)、ほんとうに生き生き! そしてそれに続くような内部ちゃん達、みんなよかったです(全員で揃って歌い踊るところとか、リズムもよくて○!)。その中でも、稲田さん美奈子ちゃん、一番華やかでした(出ていらした全てのコーナーで、とにかく目立ってました!)。
 “芸”をみせつけてくださったのが、続く『ライトにアバンチュール』(スターズ)。曲名が告げられ、レア・ルビーの衣装に紺の大きなリボンを頭のてっぺんに山本カナコさんが登場するや、会場(特に初日!)、沸きました! 歌も『ルビーの赤』とはうってかわったぶりぶり声(笑)。宮沢あき子さん、河崎美貴さんも、はじけてて最高!
 そして極めつけは、妃香里さんが、頭のてっぺんに大きな紫のおりぼんをつけて、かわい声で歌いながらスキップで登場! おりぼんをてっぺんにかわいく(笑)つけてたり、“恥ずかしいから”顔が隠れるようにつけてたりしていた妃香里さんですが、“待ち合わせ五人組”のところではヤンキー座りにタバコという、教育上よくない迫真のポーズを披露(そしてさっとそのタバコに両手で火をつける美貴さん、うますぎます!)。このお母さん達が『ライトにアバンチュール』というだけで大喜びものなのに、“おじさんがつまずきかけた”で美貴さんがつまずくおじさんのパントマイムを演じ、あまつさえ8日からは、おやじっちヒゲ(おやじっち、笠原アニキのなつかしいネタ!)をさっとつける、“交差点渡ってる”のところの山本カナコさんのあらあらしい(笑)きょろきょろがたまらなくおかしい(そして舞台の奥でまたしても活躍する稲田さん美奈子ちゃん)…、『またまたちびうさです』が今回真っ当に来ただけに、『ライトにアバンチュール』が、イロモノの定番としての本領を発揮しまくりでした!
 続いて、『ライトにアバンチュール』で満を持して登場した山本カナコさんの「はじめましてー、アイドルの山本カナコでーす!」(声もかわいこぶってまーす!)。山本カナコさん、スカウトキャラバンの大阪地区優勝者だそうです。妃香里さん、母達とは違うサイドのキャラクターのはずなのに、すっかりなじんでます(笑)。
 そして山本カナコさんの『ギャラクシア・ゴ−ジャス』。音楽監督の小坂先生御指名というだけのことがあって、最っ高の、大迫力のギャラクシア(春公演でのあのパワーあふれるセリフ回しからも、御想像いただけると思います!)。しかも笠原兄貴パートのところではいちいち妃香里さんが「闇に食わせろ」「デモーニッシュ」の声を発しつつ舞台後方をさーっと横切って下さるという豪華さ! 悪役の曲でありながら1st Stageのベスト10入りしたこの名曲、久々に堪能しました!
 そして、セーラー戦士全員集合で『セーラーWar!』(無印)。当時はこんなにいなかったセーラー戦士が集合してのこの勇壮な曲、壮観です。セラミューががんばってがんばってたどりついた場所について、考えたり、しました。




【「一番いい質問」は「高木ナオさん」に! 今回も華、質問コーナー】
 「私、天野浩成は、望月祐多さんに代わり、次の質問コーネーを取り仕切らせていただきます!」と、天野さんたきしーどかめん様が宣言したときには、おおーっ! と思いましたが、結局天野さんたきしーどかめん様はパシリで(笑・妃香里さんの「キミは男の主役ですから」というお言葉と、やや矛盾するような気が…。先のセリフがとどこおった回には「いまもつまったように頼りないから私が」と、はっきりおっしゃる妃香里さん【笑】)、7日18:30と8日13:00は妃香里さんが、8日16:00と9日11:00は河崎美貴さんが司会進行(指名された美貴さんの「えっ」という表情と、「脱恥ずかしがり屋宣言をいたしたいと思います」というセリフの堂々ぶり【笑】がナイスです!)、天野さんたきしーどかめん様は質問者のお名前を「○○ちゃんでーす!」と復唱するのみ(『素敵な美少年? 天王はるかの秘密』での、美奈子ちゃんにシンクロするうさぎちゃんみたいでかわいいです)。…そして千秋楽は、前振りもむちゃむちゃ楽しい、スパイスのきいた千秋楽Version!
 質問コーナー、妃香里さんの進行はとってもスバラシイのですが、出てきたキャストさん達の回答への「ふーん」が共感ゼロなカンジ(笑・それがまた、絶妙な味に)。河崎美貴さんはとにかくソツがなく、流れるような進行ぶりの中に、「あたしたちもほんとうはいいお姉さん達ですからね」とか、「今日は母の日ですね。皆様、何か計画されているでしょうか。ちなみに私は、ネコに期待しています」などというアピールがちりばめられていて、すばらしいです(天才!)。
 「それでは、質問コーナーいってみよう!」というタイトルコール、音楽に合わせて軽やかにダンスステップを踏む河崎美貴さんと、合わせてかわいく足踏みをしながらまわる天野さんたきしーどかめん様の左右対称(…じゃないですね)が楽しかったです。
 さて、質問内容。今回、全員に、という質問は×だったのが残念。7日は外部ナシで終わるというあってはならないことが起きてしまい先行き不安感が漂いましたが、2回目以降はナオさん名指しのナイスな質問がある等、結果的には大収穫でした!
 8日13:00の外部への質問は「ヴィーナスの“女は黙ってプロポーション”のようなキャッチフレーズを」。妃香里さんの「おぉーっと考えてなかったぁッ!」というかけ声もスバラシイこの質問、「それじゃ大人の方からいってみましょうか」に応えての聖子さんプー、すみやかに「女は黙って! …目で殺す」(妃香里さんの「おーい」つき【笑】)。ナオさんウラヌス「男は黙って…合気道」。ものすごくウケていたのですが、これが「合気道とられてしまいました…」という朝見さんネプを困らせてしまう結果に。ビルハ・エメラルドちゃん「助けてあげなきゃ…おんなじ緑としては」妃香里さん「助けてやれよー! 相棒だろ!」と、ナオさんウラヌスにはねかえってるのがみどころでした(笑)。その間にさされた真央さんサターンちゃん、するりと「子供は黙って…お友達」(拍手! “子供は”にさっと変換したあたり、スグレモノです!)。ジャズダンスシティーズ、ダンスだけでなく、こゆこともやたらと強いみたいです! 朝見さんネプ、結局「女は黙って…おうちでヴァイオリン」。当初予定が合気道だったとすると、えらい違いです(笑)。
 8日16:00(河崎美貴さん、記念すべき司会デビューの回です! ほんとに見事な進行。)は、ナオさんウラヌス大大大収穫の回。
 最初からすばらしい質問、(新しく奥様を迎えた【笑】)ナオさんウラヌスに「もっとセリフを、とのことですが、具体的にはどんなシーンやセリフをお望みですか」。これは知りたかったです! ナオさんウラヌス「たとえばですね…(突然立ち上がって歌)“われらここーにーっ!”」と『復活! クライシス許すまじ』の一節を(この曲までナオさんソロで聴けるなんて、このイベント、大漁です!)。まだわからないので、できてからのお楽しみ、とのお答えでしたが、そういう回答でもこんなに楽しませて下さるナオさん、そのサービス精神がすばらしいです!
 すごかったのが小さなお嬢さんからの「高木ナオさんに質問です」(竹澤さんの「この年から名指しですねー」がなんとも【笑】)。質問は「どうしてそんなに背が大きくなったんですか」。竹澤さんの「せっかくだからナオちゃん(ちゃんづけがツボ!)、横に来て」に応じてナオさん、「ズン、ズン、ズン、ドン」と擬音入りで舞台を横切り「どうだ、おっきいだろう」(笑)。それからコドモちゃんに向かってしゃがみこんで、「ほんとはちっちゃかったんだ。だけど、ぼくのおかあさんが、にぼしと、牛乳を、毎日飲んで食べて飲んで食べて(このあたりはげしいです【笑】)してもらったんで(おっきな声になって)こんなにおっきくなっちゃいましたーっ!」(熱演に、すごい拍手!)。最後に質問者のお嬢さんに向けての「いっかなー? あくしゅ」というお子様向けの声が、ものすごくかわいかったです(でもちゃんと大人)! 子供ちゃんが、ナオさんが差し出した右手に左手を出しちゃうと「(それは)ケンカのあくしゅ。」と、ちゃんと右手を出すようしつけまでされていたあたり、これ以上ないほど立派なほのぼのでした。子供に向き合う大人はみんな、こうでなくちゃいけません。
 この質問には竹澤さんの「いままでで一番いい質問でしたね」のコメントつき(これはもちろん、ナオさんの楽しくてしかも実のある、心のこもったお答えへの満点評価でしょう!)。
 この回のこまかい傑作は、天野さんたきしーどかめん様の「河崎さん、お願いします」に応じて「(ジルパ・サファイヤの衣装)スリットすごいんですけどね」と客席に質問者をGETしに行かれた河崎さん。女の子を選んで連れて舞台に帰る途中、舞台上で天野さんたきしーどかめん様がぽそりと「…つながなきゃ」とつぶやいた次の瞬間、「走ります」と猛然とダッシュして帰られました(笑)!
 9日11:00のナオさんウラヌスへの質問は「無人島に流れ着いたとき、そばに最も信頼するパートナーがいるとしたらそれは誰か(役柄を踏まえて)」(「無人島にメンバーの誰か一人を連れて行くとしたら誰を?」という質問、SMAPのコンサートで出たことがあるという話を聞いたことがあります。せっかくの『かぐや島』ですから、どなたかにきいてみてほしいと思っていた質問でした。役柄で、じゃないほうが楽しかったかも)。
 ナオさんの鮮やかな返しはまずは一閃「それは心理テストですか?」(質問者の方の訊ね方が、確かに心理テスト風!)。そして「もちろん、マイハニーを」と、ネプチューンを御指名。当然朝見さんネプも「ウラヌス」。ナオさんの「ゴールデンコンビですから」というコメントつき。ちなみに真央さんサターンちゃんがきっぱり「プルートです」と答えたとたん、聖子さんプルートが感にたえないカンジで「ありがとー!」(大ウケ!)。返す聖子さんプルート「ほたるちゃんって言いたいんですけど、キングエンディミオンに」(しかたなく?【笑】)。
 これは悪のお母さん達にも聞かれて、カナコさんレア・ルビーは「娘のクックを」。あきこさんビルハ・エメラルドちゃんは、カナコさんレア・ルビーの手をとって「一緒に…」。これにはすかさず「いやや!」と無情な返事。「フックー(泣)!」と泣きを入れたあきこさんビルハ・エメラルドちゃん、最終的には娘のフック。河崎さんジルパ・サファイヤは「愛しのプラズマン様を」(娘はどうした…)。
 傑作だったのは「ルーフメロウ達は5000年前の人達なんですけど、縄文人なんですか」(会場大ウケ、竹澤さんからも「お休みでなければ、佐伯さんにぜひ聞きたい質問ですね!」)。きかれてしまった妃香里さん「日本では縄文時代だけどー、地球のちがうとこ。地球のこっちのほう。」と、見えない地球儀を使ってのゼスチャー入りの、さすがのお答え。
 この質問コーナーの大収穫は、ナオさんウラヌスと母達のフレンドリー。山本カナコさんとずーっと楽しそうにしゃべってたり、宮沢あき子さんがナオさんの腕を抱き込んでたり、と、ものすごく雰囲気良かったです!




【つぼみが花開くように。おかたづけ。】
 つぼみが花開くように、全5回のイベントでもっとも可憐な変容をとげたのが、最初は1分あるかないかだった、この場面でした。質問コーナーで並べられた椅子を片づけるあいだの時間。(ちなみに、これまでは質問コーナーではずっと机があったのに、今回は椅子だけでした。…天野さんたきしーどかめん様のつながなきゃならない時間を短くするため…?)
 最初の回は、「…またつながなきゃならなくなりました」という言葉もちゃんとゆえなかった天野さんたきしーどかめん様、それでもけなげに「いつものことです。がんばります」(それだけでちょうど準備ができてしまって史奈さんが次のコーナーの紹介に移れるあたり、机ナシ効果、すごいです!)。
 8日13:00も、「…またこの時間がきてしまいました」とユウウツな天野さんたきしーどかめん様。
 がんばって「かたづけるあいだ、おしゃべりをしたいと思います」と言った瞬間、史奈さんムーンちゃんが「もうかたづいちゃったじゃない…!」。この史奈さんムーンちゃんのせりふ、ものすごくかわいらしい口調なのに、天野さんたきしーどかめん様を責めるニュアンスにみちみちていて(笑)、洞窟のシーンから抜け出したようにナイスでした!
 8日16:00にいたって、ようやくトーク態勢に。
 史奈さんの「ちょっと、お話をしたいと思います」が、天野さんたきしーどかめん様に説教でもするのか、というカンジのシビアな口調で、シビれます!
 史奈さんムーン「デュエット曲、いろいろありましたが、一番歌いたかったのは何ですか」天野さんたきしーどかめん様「やっぱり『You're My Jewerly』ですね」(ここはとても大人っぽいお答えでした!)史奈さんムーン「…はい」…そしてそこから、話の接ぎ穂がみつからず。でもこの場合、史奈さんが悪いように全然思えないのは不思議(笑)。そしてそのまま「それではタキシード仮面様も歌いたかったという『You're My Jewerly』です」と進行。
 やっとトークらしく笑いも出るようになった(…どころじゃなかったです!)のは最終日の朝。
 今度は天野さんたきしーどかめん様が「今日、いろんなデュエット曲を歌ってましたよね。史奈ちゃんはどの曲が好きですか」史奈さんムーン「わたしは、やっぱり天野君と歌ってる『You're My Jewerly』が一番好きです」。…模範的な回答なのですが、天野“君”呼ばわり…?(笑) 史奈さんのほうが、3歳ぐらい年下だったんじゃあ…とおどろいてみたりもしましたが、続く天野さんたきしーどかめん様の「ぼくも、『You're My Jewerly』がすきです!」の“ぼくも”あたりを聞いてしまうと、やっぱ天野“君”が正解なのかも、という結論に落ち着いてしまいました(笑)。
 続く史奈さんムーンの「はい、よかったですね」(客席手を叩いて笑ってます)、とことんクールです(お姉さんを通り越して、先生みたい)。
 天野さんたきしーどかめん様が「夏公演もこの『You're My Jewerly』はなくならないようなので」と言った瞬間、史奈さんが「えっ、なくならないんですか!」(爆笑!)。天野さんたきしーどかめん様の傷ついたカンジがいいようもなく味わいです!
 めずらしくあわてた(最近すっかりクールな印象ですよね!)史奈さんの「いやだとかいうわけじゃなくって」に、さらに喝采。そこでもめげない天野さんたきしーどかめん様(つよいです!)「たぶんだいじょうぶだとおもいます!」史奈さんムーン「じゃあ、練習に練習を重ねて!」(このへんからおふたり、声にどんどんクレシェンドかかってきます!)天野さんたきしーどかめん様「夏までにはパワーアップして!」(とびはねんばかりのアクションです!)史奈さんムーン「もっと元気に!」(このへん、すでに絶叫です!)天野さんたきしーどかめん様「がんばりたいとおもいます!」。…この異常なノリは何、と思いましたが、そこに至るまでの道程は、5月イベントの可憐な花満開の、千秋楽Versionで明らかに(笑)。
(そしてその直後「それでは、本日最後のコーナーにいきたいと思います」という史奈さんの声があくまでクールなのがまた、かぁっこいいのでありました!)




【夢の幕が下りるまで。『かぐや島伝説』より】
 楽しいイベント最後のコーナーは、『かぐや島伝説』からのナンバー。
 まず最初は『You're My Jewerly』。その前のつなぎのコーナーから続くと、ほんとうに微笑ましいナンバーです(イベントの構成の勝利!)。夏公演、ほんとうにがんばってください(笑)。
 続いて『ちびうさの反乱』と『お母さんて何だろう』。さすがのあやの様、ほほえましいカップルちゃん達の後に登場すると、貫禄です(また歌の力がパワーアップしてるみたいです! 気持ちよく張りのある声)! 『お母さんて何だろう』の最後の望月さんパートはどうするのかと思ったら、天野さんたきしーどかめん様が望月さん音声にのって登場。7日の回はこのあと突然望月さんが登場して、あまりにも楽しすぎる天野さんたきしーどかめん様とのやりとりをみせてくださったのですが、それも1回限り。8日の天野さんたきしーどかめん様はさびしくうつむいて「もちづきさぁん…」(なんで泣きそう声がこんなにトクイなんでしょう、あまのさん…)。それを見たあやの様が、天野さんたきしーどかめん様のそでをくいくい、とひっぱって、がんばれ、と目の高さにかかげたこぶしをにぎるガッツポーズをしてあげると、天野さんたきしーどかめん様が下向いて泣きそうのポーズのまま、いっしょうけんめい両手をく、とにぎるしぐさ。あやの様のかっこよさと天野さんたきしーどかめん様のかわいらしさを最大限に表現しきった、名場面でした!
 続いて『かぐや島伝説』最大の涙場面『やっと会えたね』。それまでセーラームーンファミリーの、ちょっと笑えるはっぴーぶりにみちみちていた舞台を、さっとあの感動の場面にぬりかえてしまうあたり、すごいです。振り付け、仔猫ちゃん達が倒れるところがなくなっている分、すてきなお母さん達の優しいしぐさがたっぷりみられました。
 こわそうなイントロが流れ、お母さん達が仔猫ちゃん達をかばうようにして退場したあとに、妃香里さんルーフ・メロウの『女海賊の作戦』。海賊さん一座とのハーモニーが大迫力だったこの曲ですが、妃香里さんの完全ソロでも、妃香里さんのかっこよさ全開で、よかったです。客席の手拍子も、重要ナンバー登場にふさわしく、リズムにのった後打ち(1月イベントで初めてこの曲が登場したときからすっとこれに入ったセラミュ客席、すごいと思います…)、きまってました!
 続けてたたみかけるように『リンク』。そして最後の最後の曲は『Everlasting Moonlight』。どちらの曲も、思い出すこといっぱいの、ラストにふさわしいナンバーです。
 そのあと、『リンク』のインストラメンタルをBGMに幕が下りきるまで、ほんとうに楽しさいっぱいの、夢のようなイベントでした!