25th August, 1999  
尽きないうれしさ。
東京公演、第二弾






 25日は東京初演の14:00の回でがんばってレポしてしまったので(大感動でしたから!)、18:30の回は何もないかと思いきや、週末にまた観に行くまでにレポが終わらないぐらい、うれしいこと、いっぱいありました(笑)!
 平日ということで、行けるかどうかわからない…と思ってたためとっていなかったこの回のお席、14:00の回が終わって即GETした当日券で、6列6番。東京改訂最大の宝石を観るには、絶好のお席でした!




【ルビーの赤、その他。天野さんまもちゃんフレンドリーチェック】
 “ツーリストさん”レア・ルビー姐さんは天野さんまもちゃんの大のお気に入り。それが反映されたのか、天野さんまもちゃん、レア・ルビー姐さんに大接近!
 船上のかぐや島伝説の語りシーンで「見よったな〜」の瞬間に大接近というだけでなく、天野さんまもちゃん登場の最初のシーン、かぐや島宝石探険ツアーの説明のときにも早口で無料招待の説明をまくしたてるレア・ルビー姐さんのすぐうしろにくっつく天野さんまもちゃん! さすがにそのときはツアーをうさんくさく思ってます、という顔ですが、すぐににっこにこになって次々にフレンドリーの嵐。
 船上のシーンで、宝石について「身につけてると、幸福をもたらしてくれます」という説明に、「ほんとうですか」というセリフ、まもちゃんは宝石懐疑派のはずなのに、優しげな口調と笑顔。『愛より宝石 かぐや島』、上甲板のデッキチェアでレア・ルビー姐さんと談笑するときも、レア・ルビー姐さんをみあげて、いっぱいうなずくにこにこまもちゃん。
 そのレア・ルビー姐さんの宝石探検ツアー説明を聞いて、聖子さんせつなが「ほんとなの?」。それだけなら春の外野三人衆の枠をでないのですが、この夏は一歩進んで、まもちゃんのひじを取って問いかけるあたりが発展です!
 レア・ルビー姐さんの『つるつるの恩返し』の「そういうとこは大阪弁になるなよー!」のあと、あどさんメノラー宝石鑑定士が天野さんまもちゃんの肩をぽん。これはとっても単発的だったので、あどさんメノラー宝石鑑定士が美貴さんサファイヤキャプテンのライバルとして立候補なのかどうか、不明(笑)。
 その後『つるつるの恩返し』が終わったあと、聖子さんせつなが天野さんまもちゃんに笑いかけてる! と思ったら、あどさんメノラー宝石鑑定士がこたえていたため、まもちゃんは素通りかも。あどさんメノラーの動き、油断がなりません。
 ちびうさがやってきたシーンの「なんで20世紀にきたんだ?」の天野さんまもちゃん、にこにこでいいです! コドモ並みにぷんぷんしちゃうところと、子供にとってもやさしいお兄さんなところが一緒になってるところが、天野さんまもちゃんのいいところ。
 天野さんまもちゃんがルーフ・メロウにやられるシーン、今回はこめかみ強打というかなりはげしいもので、手でさわってみてついた血を見るようなしぐさまで。そういうとき、みちるが親切にケアしてくれたりしているのが、奇跡のようにうれしいかも(実は、はるかとみちるの子供だった、というような裏設定があったりするのでしょうか、天野さんまもちゃん!)。
 護られまくりの天野さんまもちゃんですが、うさぎの手を引いて逃げるあたりは、とてもきれいです。ちゃんとうさぎを助けているまもちゃん、つよいです!
 うさぎがひろってきた食べ物を…のシーンでは天野さんまもちゃんとあやの様ちびうさが二人でおままごと状態なのがほのぼの。二人きりのおままごともいいですし、天野さんまもちゃんが女の子達に完全にまざっておままごと状態なのもものすごくいいです! 今となっては春公演で遠巻きにしてるまもちゃんがさびしく思える、楽しい情景!  そしてなんといってもキングから食べ物を受け取るシーン。ちょっと頭を下げるときの天野さんまもちゃん独特のしぐさが、他の登場人物にはこういうおじぎをしないだけに、貴重です!
 廃屋のほうを探してみよう、等相談してるとき、栗山さんまこちゃんとにっこりするのもポイント。みんなが暗黒病に不安になりそうな雰囲気を救おうとする「虫さされだよ。ね」を筆頭に、いろいろなところで優しい力持ちなまこちゃんらしさを出してくれている今回の栗山さんまこちゃんだけに、よけいにうれしいです。
 その栗山さんまこちゃんとともに、食べ物を最後までかたづけている稲田さん美奈子ちゃんも、天野さんまもちゃんと合図。稲田さん美奈子ちゃんも、イベント、今回の公演と、昇龍の勢いで活躍を倍増させている大重要人物。そういうパワーがあるからこそ、フレンドリーがこちらの目にしっかり届くのかも、です。
 ちびうさを残してうさぎちゃんと立ち去るときの、「うさ、行くぞ」のあと、今日はさらに最後に「うさー」の声。この声がまた、史奈さんうさぎちゃんと天野さんまもちゃんのカップルらしくて、とってもよかったです!
 海賊トリオがちびうさを助けてくれたという瞬間、ちびうさの「まもちゃん!」という声とともにまもちゃんとちびうさが駆け寄り、一緒になって上手の袖近くに逃げ込むところ、あやの様ちびうさが天野さんまもちゃんの手を引いて逃げるような感じでナイスでした(あやの様ちびうさに護っていただくことは、ダブル・プリンセスなこの夏の、巨大な願望です!)。でも、そのあとは、天野さんまもちゃん、しっかりあやの様ちびうさをかばってました。りっぱです。




【まだまだ! ナオさんはるかフレンドリーチェック】
 去年の夏、一夏かけてもフレンドリーチェックシートが埋まらなかったー、と言っていたのがなつかしい、ナオさんウラヌスフレンドリーチェック。今年の夏も、まだまだつかまえきれないです。
 ツアー説明の場面から退場するとき、ナオさんはるかが真央さんほたるの手をとっているところは見ていたのですが、今回はじめて、真央さんほたるの両手をナオさんはるかと朝見さんみちるが両側からそれぞれとっているところをチェック! みちるも交えた親子な感じ、初めてです!
 船上の場面に登場してくるナオさんはるか、水夫さんサーペンにあいさつ。これぞフレンドリー! と主張したいのですが、その前に寿乃さん亜美ちゃんが「こんにちは」というクリアな音声つきであいさつをしてしまっています! ちょっと負けてるようで、くやしいかも(笑)。
 熱で崩れた稲田さん美奈子ちゃんを支えるナオさんはるか、美奈子ちゃんの髪を梳いて後ろに流したり。あの、あまりなめらかな感じでない黄色の髪でも、十分どきどきものの光景でした。
 ムーンの「あなたと同じことをされても、あの子達は生きてた!」のセリフの裏で、ナオさんウラヌスは神田さんマーズをかばっていたり。内部ちゃん達にもまんべんなく、という積極性がうれしかったことが、ナオさんウラヌスフレンドリーチェックをはじめたきっかけでしたので、地味でもおさえておきたいポイントです!




【贅沢は敵だ!「ダークプラズマン様が太陽系に入られた!」】
 偉大なる望月さんキングの『I Do Justice』を予鈴のように使ってしまって申し訳ないと恐縮しながら待ち受けた今日の「ダークプラズマン様が太陽系に入られた!」。
 天野さんまもちゃんとナオさんはるかが一緒に出てきて、シンクロしたようにしゃがみこむ、立ち上がる、という動作があったものの、接触系フレンドリーはなし。
 あ、特に何もないこともあるんだ、じゃあ神戸の千秋楽で痛恨の見逃し!と思ってたのも、実はなかっただけなのかも(この目のセンサーに狂いなし【笑】!)、とほっとしたところで、ちょっと待て、と。  昔だったら、こんなふうにまもちゃんとはるかが一緒に走り込んできて、並んで戦ったなんてことがあったら、驚天動地のまもはるシーン! と大騒ぎされていたことは必至。それを“空振り”と感じるあたり、ちょっとぜいたくになりすぎてるのでは、と。
 最期の場面でタキシード仮面とセーラームーンが仲良くしてるのを、ウラヌスがさびしそうにじっと見ているような気がする…というだけで、セラミューにはまもはるシーンがある! と主張されてきた先人の苦労を忘れずに、謙虚にいこうと反省した、今日の「ダークプラズマン様が太陽系に入られた!」でした。




【ちゃんとありました。まもはるフレンドリーチェック】
 かぐや島にみんなが漂着したシーンで、岩の間に倒れてたまもちゃんを踏んづけた史奈さんうさぎちゃんのコメント「大きなナマコかと思っちゃった」。このとき、セーラー戦士のムスメ達は無情に笑いころげるのですが(天野さんまもちゃんの地位が、よーくわかる場面です!)、ナオさんはるかにふと目を転じると(舞台の反対側のはじっこですので、神業です【笑】)、笑ってない気配。しかも、舞台の奥のほうに向かっているみちるの腕をとって、何やらたしなめている様子。
 もしひとりだけ笑わないでいてくれたら、これは重要なフレンドリーでは!
 …お願いできた筋合いではないかもしれませんが、このときナオさんはるかがどう動かれていたか(みちるとのやりとりはいったい!)御記憶のナオさんはるかチェッカーの皆様、ぜひぜひ教えてくださいませ!




【そうか、そうだったのか。Part 4 新しい“波”】
 本拠地サンシャイン劇場で登場の海の怪物との戦闘シーンでの、布を波打たせての波の表現。
 この波のおかげで、春公演では舞台の奥のほうでひっそりされていた天野さんまもちゃんの殺陣が、舞台の最も手前、最前列だったら手をのばせば触れられそうな位置で演じられることに。これはその迫力において、ものすごい差があります。
 …もしかしてこの波、天野さんまもちゃんの殺陣の飛躍的向上に気をよくしたBANDAIさんの、天野さんまもちゃんみせびらかしたがり、ふたたび?
 いずれにせよ、この波を踏んで動かなければならないところ、だいぶお足許が悪いようです。守峰はスターズでの木村早苗さんはるかのアレも目撃してますので(…でも、その瞬間は、きれいにすべりこんだのかと思っていたという…)、ちょっとこわごわ観ていたり。けがしないでくださいね。




【みせびらかしたくなる気持ち、わかります。天野さんまもちゃん】
 東京改訂の珠玉、「だからこんなつあーきたくなかったんだ…」としゃがみこむ天野さんまもちゃん。14:00の回はしゃがみこむだけだったかも、だったのですが、18:30の回は砂にのの字を書いたり、そのあとくちをとがらせたかんじでぷんぷんしてみたり、と、こんなにかわいくていいのかと思うほどの絶品ぶり。
 地方公演から“改訂”されていたのですが、東京公演になってその真価が発揮されてきた、と感じられるのが、『愛より宝石 かぐや島』の“ペリドット”のときの天野さんまもちゃん。みんなに指し示されて立ち上がるときの、満面の笑みでうれしそうに立ち上がります。春公演の、急にふられてきょろきょろする天野さんまもちゃんも捨て難くかわいらしいのですが、夏公演のプリンセス的なこのシーンも、右上がりにうれしく感じられるようになってきました!
 『ウェルカム ハレハレヒレハレ』のケルンとのランバダ(ソシアル? ラテン?)、最初はそのなんともいえないカタさが味だったのですが(笑)、公演を重ねるにつれて純粋にキレイになっていくような。最終的に、本気のらぶらぶしーんになったらどうしよう、と思ったりしてます(それもまた楽しみ!)




【サファイヤのある光景。天野さんまもちゃんフレンドリーチェック、かぞく編】
 そのしゃがみこむ天野さんまもちゃんを覗き込んで『ウェルカム ハレハレヒレハレ』に向かう美貴さんサファイヤ・キャプテンが、ものすごーくこの回、やさしそうだったです! まるで、お母さんみたいに!
 …と、よく考えたら、美貴さんサファイヤ、ほんとにお母さんだったんですね(笑)。しかも、東京改訂のもうひとつの宝石、天野さんまもちゃんが仔猫を抱き上げるシーンの、抱き上げられる河合さんミックのお母さん!
 そう考えると、河合さんミックを抱き上げる天野さんまもちゃんは、お父さん!…では当然なくて(笑)、小さな妹をだっこしてあげようとしたんだけど、おかあさんじゃなきゃやだ、とばたばたされちゃって、だっこできなかったちいさなお兄ちゃん、に見えてきます。そうしたら美貴さんサファイヤ、ほんとにおかあさんですね!




【今日の小野妃香里さん一座。】
 ルーフ・メロウ 夏休み国語教室のセットは「おかえり」「でんぐりがえり」「あさがえり」と変わらずなものの、フォーメーションAに対し、妃香里さんルーフ・メロウの「確かにすごいよ」とのコメントつき。…ほんとうにすごいと思っていらっしゃるんでしょうか、ルーフ・メロウさん…。
 つなひきのシーンでのルーフ・メロウは「ハーヒフーヘホー」。突っ込みは「宇宙人!?」(なぜ…)。




【本日の変更点。】
 原史奈座長の貫禄をみせつけた、本日の“変更点”。30世紀のシーンで、「ルーなんかママに作らせればいいのに」と言ったあやの様ちびうさへの望月さんキングの「死にたいのか」で起こった観客席の大笑いを、史奈さんセレニティがせきばらいひとつでおさめたこと!
 セーラー戦士の決意が固まる『セーラーWAR!』での表情で、セラミュの魂とでもいうべきものを感じさせてくれる域にたどりついている史奈さん、さすがと思わせる一幕でした。




【それはたった、去年の夏。】
 『みんな誰かに愛されて』が流れるラストシーンで、仔猫達が通り過ぎた後の、ナオさんウラヌスの天野さんたきしーどかめん様への会釈。
 ふと、去年の夏、やはりラストに近い場面での『ミラクルツイスター』(ナオさんウラヌスフレンドリーチェックの宝庫! ものすごく忙しくて、そのときのタキシード仮面様を生で観る余裕がついにできなかったのが心残りです【笑】)で、ナオさんウラヌスが榎本さんタキに会釈をするところ(これがまた、たまらなくかっこいい動作で!)を目撃して、榎本さんタキとの重要フレンドリーとして大注目していたことを、思い出しました。
 それがたった、去年の夏。
 そしてその“去年の夏”以降に出会えた皆様(今サンシャインで日々お目にかかる、ほとんどの皆様ですね【笑】)がどんなに多いかを思い起こして、感慨深いものが、ありました。!)