2nd September, 1999  
セラミュの神様、ありがとう。
しあわせのありか、握手と笑顔のある舞台






 ものすごく平日の9月2日は、観劇予定の日ではありませんでした。
 当初予定では自分、実は千秋楽の9月6日に非常に大きなオシゴトがあって(あぶなかったんです!)、9月上旬はそれに向けて、タイヘンなコトになっているはずでした。千秋楽はとにかくなんとかするとしても、握手会・ロビー展示つきの平日公演は、完全にあきらめてました。
 …が、状況が変わって、9月6日はなんでもない日になっちゃいました(笑)。で、それに向けて、他には何もできない! と何もかもを退けてきた9月上旬は、いたって平穏な日々になってしまいました(せらみゅの神様、ついてます!)。
 そこにインターネットでの、2日の握手会は9戦士+天野さんたきしーどかめん様+望月さんキング、という貴重な情報。お名指しでのありがたーい“…行くよね。”といういくつかのお言葉に後押ししていただいて、お仕事帰りに行っちゃいました、サンシャイン。
 …ほんとに、行ってよかったです! おかげさまでほんとにこの夏公演、悔いなし、です!
 ただ、さすがに定時から30分後ぐらいという、通常(定時から6〜7時間後が標準…)では考えられない超早期のお帰りができたのも、朝から風邪でぐすぐすしてるところをめいっぱい人に目撃されていたということあってこそ。そういう状況だったため、レポのほうはひっらひらに薄いです。ごめんなさい! 次の日はちょっとお休みして少し寝たので、この日は元気前夜というところでした…。
 それでも最高に楽しかった観劇、お席は初の二階席!(一階席、かなりきれいに埋まってました! よかったです!) 二階1列7番でした。
 そしてそこには、二階席ならではの発見、いっぱいあったんです!
 (と、残念ながら開演には間に合わなかったのですが、天野さんまもちゃん&ナオさんはるかの登場にはしっかり間に合っていたという間の良さが、いかにも自分らしいと思いました…【笑】)




【こういうときには、わかりやすいとこから! 今日の小野妃香里さん一座。】
 ルーフ・メロウ先生の“海里”に「か、い、り」と復唱した海賊さんたち、らぶりーです。セットは「カイヤ」「見返り」…あとひとつ、「かいり」とかメモしてあるんですが、それじゃ正しいじゃないかっ! やっぱりぼけてました、この回(泣)。
 「フォーメーションBってことは、フォーメーションAはあるのか!」というルーフ・メロウに、神崎さんケルン、とっくいそうに「あるよー」! 妃香里さんルーフ・メロウでなくても「なんでそんなに得意そうなんだよ!」です(笑)。
 つなひきのシーンは「アディオス・タコス・ドンタコス!」。これは残った海賊さん達の「ドンタコスったらドンタコス」に発展(CMネタですね【笑】!)、シメは神崎さんケルンの「(今のヒトは)アトラクションのドンタコス」(って何!)。
 ルーフ・メロウの胸編、“もやもや”は「近眼」。“焼けるような!” は「ぼくどらやき」(「お前どらやきなのかよ」という突っ込みあり。後に発展!)。“痛み”は「セラセラ?」「ムンムン?」「セーラームーン!」で「月に帰って、餅つきよ!」。妃香里さんルーフ・メロウの「おまえらまちがってるしー、どっかいっちゃえよ!」がまた、たまんなくかわいいです!




【これもわかりやすいです! 聖子さんせつな登場】
 今日は水着を披露した後、腕を横にわたして、ワンツー、ワンツー、と、エアロビインストラクター仕様!
 天野さんまもちゃんが、真似をしないで、思わず笑っちゃってたのが印象的でした(笑)。




【これも。本日の30世紀】
 史奈さんセレニティが望月さんキングに要求する“かえるぴょこぴょこみぴょこぴょこ”。
 「はやくいってみて。」「どうして。」「どうしても。」
 …8月末から9月1日にかけて、望月さんキングがゆっくりちゃんと言っちゃった回でもあったんでしょうか、と思えるような、本日の変更点です!




【これは目が覚めるような! 赤の衝撃】
 平日の二階席は、お子様いっぱいゾーンで、非っ常にくつろいだフンイキです。日頃はメモの手許はハンカチ等で人目に触れないようにしてますが、そんなコトする気もなくなるぐらい、おおらかなフンイキにみちみちてます。で、紙をまともに出して見ていた、とき。
 マーズフレイム スナイパー!
 で、白かった紙が一瞬に真っ赤になりました!
 照明で赤い光をフラッシュさせたからなのですが、これは光を直接見たのとまた別の衝撃で、感動でした! 純粋で透明な“赤”を見た、という感じです!




【どんなときにも、新たな発見。ナオさんはるかフレンドリーチェック】
 この夏公演終盤になっても、ぼんやりさんだったこの回の守峰の目にさえとまる新しいフレンドリーがあるのが、ナオさんはるかのすごいところです!
 海賊さん達がその本来の姿で登場したとき、はるか、神崎さんケルンをいじめてました(笑)。後述の天野さんまもちゃんの対応と対照的。
 この夏の初めにあざやかに感じたプリンセスぶりは、いまもなお! ダーク・プラズマン様の攻撃から望月さんキングがナオさんはるかをかばうとき、栗山さんまこちゃんもはるかの背中に触れて、守りを感じさせていました。すらりと背が高くて、優しい強さを感じさせるまこちゃん、素敵です。




【意地でも見逃さない!「ダークプラズマン様が太陽系に入られた!」】
 神戸の千秋楽で“見逃したのでは!”と、残念無念だったあのときから(そのときはなかったかもしれないんですが【笑】)、一回たりとも見逃すまいと誓った、このシーン。今回だって、例外じゃありません。
 本日は、離れて入ってきたものの、天野さんまもちゃんがナオさんはるかの二の腕に触れるフレンドリーあり! 接触系、ポイント高いです。




【二階席だからこそ、見えたもの。発見! 働き者天野さんまもちゃん】
 天野さんまもちゃんと海の怪物の殺陣を幻想的に彩る、蒼い布の波。
 が、一階席前の方だと、天野さんまもちゃんの姿を隠してしまうといううらみが(泣)。
 特に、波の中に分け入ってすぐ、身体がすっと沈むところ。足を取られて転んだのか前転しているのか、気配で感じるしかない状態。それも、天野さんまもちゃんの身体をのみこんでしまいそうな波の迫力と、天野さんまもちゃんの身の危うさを感じさせていいのですが、そこでどうなっているのか、天野さんまもちゃんの姿を見たい、という願いは、ありました。
 それが叶う場所が、二階席だったんです!
 階段から波の間に歩み入った天野さんまもちゃん、肩から入ってきれいに転がって、最初の怪物のところまで到達。想像もしていなかった、きれいな所作!(波で隠れてしまうのが、ほんとうにもったいない!) 二階席に座ってみてよかったー、と、大感動の瞬間でした!
 フレッシュな発見も。
 「波の間から!」という声が指す先に、うねる蒼い波の下から登場する最後の怪物を登場させるために、蒼い布をひときわ大きく波打たせるとき。階段に立って、波間に分け入る前の位置で凛と立っている天野さんまもちゃんが、布をしっかりと足で踏んで押さえるしぐさを観ました!
 波間に分け入る前の瞬間の天野さんまもちゃん、すっとした決意が感じられてとても好きなのですが、こういう“おしごと”の存在も、その緊張感を醸し出すひとつの要因だったかも。働き者な天野さんまもちゃん、かっこいいです!




【どんなときもかわいい。今日のちーまもちゃん。】
 「だからこんなつあーきたくなかったんだ…としゃがみこむ天野さんまもちゃん、今日は舞台中央に向かって、客席に対して真横向きに膝を抱え込んでました。
 美貴さんサファイヤキャプテン、その天野さんまもちゃんの背中をぽん、としてさっと通過。
 そのあと、口をとがらせて退場するまで、天野さんまもちゃん、てのひらでぴたんと地面をたたいてたり、いつもにもましてかわいらしいすねぶり!
 …でも、神崎さんケルンと舞台の奥の方で踊ってるときにはもう、にこにこして機嫌をなおしてる天野さんまもちゃん。ほんとに気立てがいいです!




【変化あり! 天野さんまもちゃんフレンドリーチェック】
 夏公演終盤になっても、変化し続ける天野さんまもちゃん。  船上のシーン、汽笛の音に驚いて眠りから覚めて飛び出してきた“あるまげどーん”史奈さんうさぎちゃんに「何ねぼけてんだよ」。以前は「何ねぼけてるんだ」と、優しいお兄さんな口調でしたが、それがおっちょこちょいなお姉ちゃんを非難する弟的口調に(笑)。でも、うさぎちゃんがねぼけてるときにも誰かに笑いかけ、「天丼の夢か」「エビ天の夢か」でも何がそんなにうれしいのかというほどの笑顔なので、非難のケハイ、一瞬だけです(笑)。そして史奈さんうさぎちゃんに「やっぱりまもちゃんが好きよ」と言われると、しあわせそーうなにっこり。しあわせなんですね。
 『愛より宝石 かぐや島』の後の「きけーっ!」が、今回は弱くて「きけー」ぐらいに(ほんとに、宝石に大コーフンのムスメ達のさざめきに埋もれかけてます【笑】)。
 “つるつるの恩返し”でレア・ルビー姐さんの「みよったなー!」に飛びのいた天野さんまもちゃん、「そういうとこは大阪弁、ないないないない!」。“ない”が通常の倍(当社比)! …でも心なしか、この回は「みよったなー!」の大阪弁度が低かったような。
 働き者の天野さんまもちゃん Part 2 は、ひろってきたお食事のシーンに。あやの様ちびうさがカッコよくひろげるござが、この回はうまくひろがりきらなかったので、天野さんまもちゃん、ちゃんとひろげてなおしてました。ござがカッコよく一発でひろがらなかったのが悲しかったのか、天野さんまもちゃん、この回はあんまりあやの様ちびうさとのお食事準備、楽しそうじゃなかったかも。でも、最後には、わらってました!
(ちなみに、キングがくれたおなべ、二階から観るとちゃんと茶色いビーフシチューが入ってました!)
 お食事シーンを観ていると、稲田さん美奈子ちゃんがサンドイッチを抱え込んでがんがん食べてるのに、天野さんまもちゃん、ひとにすすめてばかりで、あんまり食べてません。ちゃんと食べないとおっきくなれないのに。
 仔猫達のところにいくとき、神戸ではフランスパンをぽん、と投げ出して仔猫ちゃんのところにいっていた天野さんまもちゃんが、ちゃんとおひつにいろいろ入れるおかたづけをしてから仔猫ちゃんのところに行くようになったこと、大人になったなあ、と感慨深く観てしまいました(笑)。
 仔猫ちゃんに向き合うとき、食べ物がからむとあれだけ攻撃的だった稲田さん美奈子ちゃんが、天野さんまもちゃんにちょっと優しげに触れたりしてたのが印象的。
 仔猫の河合さんミックも、天野さんまもちゃんが上から手を出すとしきりにひっかこうとしてましたが、下から手を出すと、あまりひっかかないでやさしかったです。




【やっぱり王道かも。天野さんまもちゃん&あやの様ちびうさフレンドリー】
 夏公演の最初からずっと一緒にいたはず、でも、夏公演の終わりが近づいてくると、がぜん密度をましてきた、天野さんまもちゃん&あやの様ちびうさフレンドリー。
 海賊さん達がちびうさを助けて、「だから雑魚じゃないっていっただろ」「時間稼ぎよ、時間稼ぎ」などと言ってる間、あやの様ちびうさ、天野さんまもちゃんの手首をとって話しかけたり。天野さんまもちゃんも、まだまだ危ない場面だけど、ちょっとわらったりして、なんともいいです!
 ダーク・プラズマン様が5000年前のこととか暗黒水晶のこととか話してるとき、天野さんまもちゃんの後ろにいたあやの様ちびうさがすっと前に出ると、天野さんまもちゃん、さっとちびうさをかばって前に出ます。静かな動作だけれど、確かな守りを感じさせます。あやの様ちびうさはあやの様ちびうさで、ときどき天野さんまもちゃんのほうに手がのびたりして、その無言の、無意識かもしれないやりとりが、なんとも濃密です。
 海賊さん達が「我等はアンドロイド」と言っているとき、しゃがんでいる天野さんまもちゃんのそばに立っているあやの様ちびうさが、天野さんまもちゃんの肩に何度か手を置くのも、その小さな手の感触を思うと、どきどきするフレンドリーでした!




【たくさんの、いろいろな、えがお。握手会】
 この夏公演の握手会は豪華です。初日から9戦士、そしてこの回は、9戦士+天野さんたきしーどかめん様、それに、なんと望月さんスペースナイト(わざわざこのためにスペースナイトの衣装を!)御登場!
 2階席は、小さなお子さん連れのお客さんと1階席のお客さんが終わってからということで、その間じゅう、1階を見渡せる二階席から握手会の様子をずっと観ていられました。これがなんとも楽しいです! お子様大好きな魂の双子・ナオさんウラヌス&聖子さんプルートコンビが、たくさんのお子様を前に、笑顔を輝かせて、机に胸がくっつきそうなほど身を乗り出して握手されてるところは、それはもう観ていてハッピーになります!(二階席までクリアに響いてきた、ひときわちいさなお子さんを見ての聖子さんの「かわいーっ!」の叫び!) 天野さんまもちゃんも小さなお子様に、ほんとうにやさしそう(でも、あんまり小さくないお客様にも、やさしそう…)。小さなお子様向けのあのお声が聞こえないのが残念でした。
 小さなお子さん連れのお客さんの列が終わると、音楽(たしか『I Do Justice!』のインストゥラメンタル)が途切れて静かに。そして大きなお友達向けに『LINK』がかかると、セラミュ的条件反射、いつもの手拍子が起こりました(竹澤プロデューサーさんの「いいですね、そうやって手拍子をしていただくと、だんだん人がへってきても僕もさびしくならなくてすみます」というコメントつき)!
 この曲の切り替えのとき、すばらしいことが! 天野さんたきしーどかめん様は舞台の一番上手側のはじっこ(皆さん天野さんたきしーどかめん様から握手をはじめることになります)、そのお隣に三田真央さんサターンという並びだったのですが、音楽が『LINK』に切り替わると、真央さんと天野さん、何やらお話。ジャズダンスシティーズな真央さんが、音楽に合わせてちょっと身体を動かしてみせると、真央さんのお話を聞いていた天野さんもリズムをとってダンシング・たき様状態に! それが結構立派なダンスになっていて(ダンシング・聖子さんプルートにだって負けないかも【笑】)、楽しかったです! 三田真央さんにダンス、おしえていただいたのかな。偉大です、三田先生(笑)!
 大きなお友達の列の山場は、突然うわっという感じでやってきました。笑い声が起こって、見ると史奈さんムーンちゃんが一列に並んだポジションを大きく離れて、足踏みして大ウケ! いったい何が、と思うと問題のお客様、袖のほうにはけて行かれました(笑)。竹澤プロデューサーさんの「舞台上は盛り上がっているようですが」というアナウンスあり。
 ちゃんと最初から見ていなかったので、はっきりとは確認できなかったのですが、しっかり見られたお友達(複数)の証言によると、ダークプラズマン様・鹿志村さんが、パンフを手にお客様の列に並んでキャストさんと握手されていたという。お茶目です、ダークプラズマン様!
 めいっぱい楽しんで(観ている段階でもう、ものすごい満足!)、ゆっくりおりていっての握手、最後から3番目でした。
 天野さんとの握手は初めてなのでどきどきでした。いつもきれいだな、と思って見ていた手、白い手袋をされていたこともあって、とってもプリンセスな感じでした! あの優しい印象の手で、さまざまなニュアンスのフレンドリーが生み出されているんだと思うと、あたたかい気持ちになります。
 緊張したのが、望月さんスペースナイト様! 5年間、ずっと観てきた望月さんですから、感慨の重みたるや、もう。『かぐや島伝説』にキングがいてくださってよかった、そのことが伝わるといいな、伝わってほしい、という気持ちで、お声をかけさせていただきました。
 そのどきどきの間で、ナオさんウラヌスは心のオアシスでした! 「おつかれさまです」(…何が?【笑】)と声をかけていただいたとき、ものすごくほっとしました(うれしかったです!)。よく考えると、“ナオさんウラヌス”との握手は2月の有明の『アイドル&アニメカードフェスティバル』での小イベント以来で、しかもその2月のイベントでの握手会だって2回目だったという…ほっとさせて頂くいわれはないのについついほっとしてしまう、そういう気持ちにしてくださるナオさんウラヌス、ほんとうにいいです!
(全く同じことを、2月イベントのときも思っていた守峰。前の“ナオさんウラヌス”との握手は、98年7月の平日公演以来なのに…しかも、7月の握手会は、初めてだったのに…と【笑】。)




【ラッキー。ありがとう、セラミュの神様】
 この回は、とにかく行けただけでしあわせいっぱいなのに、さらにいいこと。
 席番号での抽選で当たるハンカチが当たりました! 各列7番でしたので!
 セラミュの神様ありがとうの結晶のようなハンカチ(「僕も使ってます」と、ポケットから取り出された竹澤プロデューサーさんとおそろい【笑】。うれしいです!)、大事にします!