21st January, 2005  
東映太秦映画村(京都)
出演者:竹財輝之助さん 林剛史さん
(ちょっと見学:木下あゆ美さん 天野浩成さん 吉田友一さん)



『義経と弁慶』公開撮影
《2005年1月21日》



 『義経と弁慶』の撮影、観てきました!
 …というわけで、予定より早く京都入りしました(笑)。
 そろそろあるかなあと思ってはいましたが、いざ出かけるとなるとやることいっぱいで(最寄り駅の始発では間に合わなさそうなことも判明して、ぎりぎりにタクシーを呼んだりとか)、寝られなかったのはもちろん、荷物の整理もほとんどできてないようなていたらくでした…重大な忘れ物がないか心配になったり。
 映画村の告知ではスタジオ撮影ありとのことでしたが、昨夜は深夜3時まで撮影をやっていた(たぶん竹財さんと林さん)とのことで、午前中予定されていた竹財さんと林さんのオープンセットでの撮影が午後になり、スタジオ撮影はなし。初めての時代劇ということで、撮影はかなり大変なようで(ロケも天候に恵まれないことが多いとか)、竹財さんと林さんのシーンの撮影しか当分ないかも…という、映画村スタッフさんのお話でした。
 この予定変更も、映画村スタッフさんが朝来てみたら“全然話が違うよ!”ということになっていたらしいですので(笑)、映画村の告知は、とにかく“変更あり得べし”が基本、最悪映画村の中を見物できればいいか(天候により中止等もあり得ますので…)、ぐらいのお気持ちでいらしたほうがよいかと。




 撮影ですが、さすが竹財さんの鎧兜は、大将ということで立派!
 気配りの人・竹財さんらしく、一緒に殺陣をしてくださる俳優さんにちょっとぶつかっただけで「大丈夫ですか」と真剣な顔できいていらしたりして、気を使っていらっしゃるなあという感じが。
 いつも笑っているような優しいお顔立ちなので、殺し合いのシーンの中にいらっしゃるのが、カワイソウなような気も。どんなストーリーで、どういう性格の義経として描かれているのか、楽しみです。




 弁慶役の林さんは、眉をくっきり描く弁慶メイクになると、とてもいかつい男らしい風貌になって、見違えました!
 なぎなたを振り回す殺陣は、林さんの気合いの声もあってなかなかの迫力で(撮影の合間に、御自分に気合いを入れるように、雄叫びをあげられるようなことも!)、竹財さんの優しげな義経とどんな主従コンビになるのか楽しみです。
 竹財さんは兜の下はかつらをつけるときのように髪を覆っているスタイルだったせいもあってか、ほとんどの時間、お客さんから見えないところにいらした感じで、とにかく林さんをいっぱい観た! という印象。




 映画村スタッフの方のお話によると、出番のないキャストさんが撮影を御覧になることはまずない(それどころではなく、御自分の出番の練習に明け暮れていないと追いつかないぞ状態だとか)とのことでしたが、この日は天野さん、吉田さん、木下さん(たぶん…『デカレンジャー』のキャストさんは、“SPD”のロゴの入ったあの制服を着ていらっしゃらないと、わからないです…【実は林さんも、撮影が始まるまで、それが林さんだとわかりませんでした…外国人の方々が林さんをさして“NINJA!”とおっしゃっていたのにも、まんまと惑わされました】)がほんの一瞬私服で見学にいらして、すぐにお帰りになってました(天野さん、映画村クリスマスイベントで椿さんが“一番印象的なシーン”と大喜びだった映画版冒頭のシーンよろしく、黒のフードでほとんどお顔がわからない状態で、椿さんならきっと“怪しかったです”とおっしゃるようなスタイル【笑】)。




 ちなみに13:00頃スタートの本日の撮影、当初は日が暮れるまでやる予定だったらしいのですが、日射しはあるものの雨とも雪ともつかないものがぱらぱら散るような天候のせいか、15:00前には終わってしまいました。本当に予定は未定、の世界で、大変だなあと思いました…(DVD、ちゃんと出ますように…)




 殺陣のある撮影は、ハンパでなく大変なようですが(ダンスと同じで、振り付けてもらったからといって、その通りにできるかは全く別問題の世界なところをやらなければいけないわけですから! しかも殺陣にも時代考証があるとのことで、もう何が何やら…)、頑張ってお稽古して、とりあえずはDVDがちゃんとリリースされるようにしていただきたいと思います(笑)。








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