24th January, 2005  
東映太秦映画村(京都)
出演者:竹財輝之助さん 林剛史さん 原田篤さん
(天野浩成さん)



『義経と弁慶』
スタジオ撮影見学
《2005年1月24日》



 2005年1月22日−23日の『義経と弁慶』いべんとのために行った京都、月曜日までねばってみて、スタジオ撮影見学まで行くことができました!
 金曜日は予定変更でなくなってしまった見学機会でしたので、本当に観られてうれしかったです!




 今回見学させていただいた東映京都撮影所のスタジオは、公開されている映画村部分とは違い、普段は公開していない施設。
 そういう日頃公開されていない撮影所内に入るというだけで貴重な体験!
 扉が開かれた他のスタジオでのセット設営の様子や、ぎっしり置かれた大道具小道具の数々と、目的のスタジオまで誘導されて歩く間に見るもの何もかもわくわく、という感じでした。
 天野さんはこの日全休ということで残念だったのですが、午後は2班に分かれて、それぞれ別のキャストさんの撮影を見学…ということで、もしその班の分け方で天野さんの撮影を観られなかったら泣くに泣けないところでしたので、それよりはよかったかも。




 午前は、No.1スタジオで、竹財さんと林さんの撮影。
 どちらかというと林さん弁慶の立ち回りがメインのシーンの撮影。
 林さん、オープンセットでの撮影と同様、気合いの声を発したりしながら、大きなアクションをこなされていました。
 テストの間にも、動きについて次々に注文がつき、それに柔軟に応えつつ、ダイナミックな動きをされる林さん。映像でどうなるのか、すごく楽しみです!
 竹財さんも、オープンセットでの撮影時より、殺陣がぐんとこなれていた印象。御大将ならではの立派な甲冑、ほんとうに重いだろうな…と思います。
 本番終了のカットがかかった後、後ろにちょっとよろけていたりも。その後、正座するような格好で座り込んで、ちょっと悔しそうなしぐさでしきりに自分の膝を叩いたりされていたのが印象的でした。




 午後は、No.7スタジオ。中が狭いところということで、2班に分かれての見学。
 私が参加した1班めは、頼朝役の原田篤さんの撮影。7月の『H〜i!Jack!!』で天野さんと共演される俳優さんなので、思いがけずお姿を観られてうれしかったです!
 ひとつのセリフがポイントとなるシーンで、動作も殺陣のような特殊なものでなかったため、セリフのイントネーションに注文が入ったり、いいやすいように動作とセリフのタイミングを変更する指示が入ったりと、現代劇のドラマ作りにも通じるような手順が観られて、興味深かったです。




 1班めの見学が終了、同じスタジオを使用する別のシーン撮影のために照明等の配置を入れ替えるということで、見学終了した1班め、見学待ちでスタジオの前に並んでいる2班目がともに外にいる状態に。次に撮影に入られるため登場された伊藤陽佑さん、吉田友一さんも、スタジオの外で待機。
 …という状況のとき、遠くから、スタッフの方お二人と一緒に、衣裳を着けた天野さんが!(歩き方でわかりました【笑】)
 皆さん気づいて手を振ったりされると、天野さん、両手でものすごい速さでお手振り!(子犬がちぎれんばかりにしっぽを振ってます状態!)
 取材のために衣裳を着けて御登場の天野さん、スタジオとは別の方向にいったん動かれ、また戻っていらしたりして、すぐに見えないところに去られましたが、残された見学者一同の間に、“満足〜”な空気がほんのり。
 そのとき先導してくださっていた映画村スタッフさん「完全に(1班2班)混ざりましたね(笑)」
 さっきまで整然とできていた第2班の列、消えてました(もちろんすぐに復旧しましたよ!【笑】)。




 その後、第2班の撮影見学は少人数ずつ入れ替え入れ替えしていって時間がかかるので、第1班は映画村のほうに戻ってください、ということで、見学終了。
 結局、今回の『義経と弁慶』の撮影で、天野さん三郎のシーンの撮影見学はできませんでしたが(映画村の営業時間外にスタジオ等で撮影している時間が圧倒的に長いため、これはしかたがないことだと思います)、スタジオの緊張感あるしんとした空気を感じたり、撮影所の中を衣裳で歩かれている天野さんを観られたりして、ほんとうによかったです。









■ 義経と弁慶 イベント ■
■ 牧歌的天野浩成さん情報 ■