28th January, 2005
東映太秦映画村(京都)
出演者:竹財輝之助さん 林剛史さん 木下あゆ美さん 伊藤陽佑さん 天野浩成さん 吉田友一さん −史跡めぐり− 《2005年1月28日》 ![]() 2005年1月28日に映画村であった、DVD『義経と弁慶』の“史跡めぐり”のオープンセットでの撮影(時代劇衣裳でなく、現代服)を観てきました! 公開録画を観に行って、3度目の正直で、天野さんも撮影されているところを観られました! ![]() 公開撮影は15:00からとのことでしたが、13:00頃に映画村に着くと、天野さん、吉原通りでスチール撮影中(ちらっと観られました)。 4月1日に『東映ヒーローMAX』の辰巳出版から発売される『義経と弁慶』公式本あたりに載るのでは…と思われますが、吉原通りの赤と、天野さんのスーツ上下の黒、そして天野さんの表情とで、大人の魅力の美しい写真になっているのではと期待大! その後、天野さん、銭形平次の家付近での竹財さんの撮影を見学。帽子や髪を直そうとする竹財さんに鏡(天野さんの黒のナイキのグラウンドコートのポケットには、結構大きな手鏡がまるっと【笑】)を差し出したりと、仲良しさんなところも。 ![]() その後しばらく間隔を置いてから、映像のほうの撮影開始。 (天野さんは、上は黒のスーツ、下はジーンズというスタイルにチェンジ。) 屋敷町での、木下さんがナレーションをしながら歩くシーンの撮影から。このときには、全キャストさんお揃いで、撮影を御覧になっている状態。 ここでは武家屋敷の向かいの掘り割りにかかった小さな橋の欄干に、林さんと天野さんがぴったりくっついて座って(ジュウシマツのように!)らしたりした後ろ姿が、なんとも可愛く(笑)。 この欄干には男性キャストさんが横一列に並んで腰掛けていたりするときもあり(天野さんが真ん中。天野さん、林さんとはお友達、吉田さんとは事務所が一緒、竹財さんとは二人だけの『剣』キャストさん、ということで、いつも誰かしらと一緒に、という感じでした)、なかなか楽しい場所となっていました。 林さん&吉田さんは、木下さんが女優さんぽく素敵に歩かれていた様子を、ふざけてデフォルメしてマネしたり(ちょっとコケそうになったところまでやってみたりと、ちょっとイジワルさんです!)。 ![]() その後、同じ屋敷町で、キャストさん達が刀や薙刀を持ってチャンバラごっこをしてみせるシーンの撮影。なかなか衝撃的な展開(!?)となっている部分もあり、映像が楽しみです(笑)。 “チャンバラごっこ”とはいえ、ちゃんと殺陣師さんが殺陣をつけられたり、互いに何度も動作を繰り返して打ち合わせをされたり。竹財さん+林さん+木下さんのグループ、伊藤さん+天野さん+吉田さんのグループとの分かれての動きということで、天野さん達が自分たちのグループの動きを決めるのに、“テル達の動きを見せて”と、もうひとつのグループの動きと調整をつけたりと、リーダー的に動かれていたのがまた印象的でした。 それにしても天野さん、刀の扱い、なんだか慣れを感じます。伊藤さん、吉田さんの動きを受けるときも、無駄な動きは全くしないで軽く受けている感じで、それがかえって静かな迫力だったり。 そもそも、しゃがみこんで刀の向きをぱっぱっと変えながら握り直す動作を繰り返したり、立ち姿で垂らした腕で刀を軽く振ってみせたりするしぐさが、ぶっちゃけ怖かったです、天野さん…(笑)。なんというか、今にも人を斬りそうなというか、今しがた人を斬ってきて、血をふるい落としてますみたいな感じが。他のキャストさん達は、刀を持つとなんだか微笑ましい感じになっているのに、なぜ一人だけ空気が違いますか! でも、いざ本番になると、“本気じゃなく、楽しそうにやって”という監督さんの指示通り、いかにも“たのしくあそんでます”という表情しぐさになってましたので、できあがった映像では、きっとカワイイことになっているのでは…それってすごい“演技”なんだー、と、しみじみ(遊んでるときが一番コワイって、どういうことですか天野さん!【笑】)。 天野さんが刀を振るって活躍されるような作品(時代劇でも、ダークヒーロー系!)、観てみたいなあ…と、そんな空気の天野さんを観て、思いました。 『義経と弁慶』の伊勢三郎としての撮影はついに観ることができませんでしたが、どんなことになっているのか、楽しみです! ![]() 続いて、中村座の前に移動して、いよいよ天野さんのソロ部分の撮影。 お客さんの中から募った、通行人のエキストラさんも入っての撮影で、エキストラさんの動き等の調整もあり、かなり何度も撮影。 本番前、天を仰いで集中されたりしている天野さんの“お仕事中”な表情、素敵でした。 ![]() その後、日本橋からキャストさん6人が歩いてきて、吉田さん、伊藤さん、林さんのナレーションとともに宿場町等の方に曲がっていくというシーンのテスト。 その本番の前に、男性キャストさん達がかつぐ駕籠(ただし伊藤さんはかけ声のみ)に木下さんが、等のシーンも撮られたのですが、4人でかついでも、力は均等にかからないようで、林さんあたりがかなりヒドイ目にあっていた模様。伊藤さんが「誰が重いんだろうね〜」などと言うと、木下さんが「(アンタは)やってねーじゃん!」とあらあらしく突っ込みを入れたりと(木下さん、オトコノコ達に「しっかりやれってんだよ!」と、容赦なくゲキを飛ばしたり、かっこいいです、姐さん!)、いろいろでした(笑)。 そしてさきほどテストしていたシーンの撮影ですが、伊藤さんがちょっとハマってしまったりと(イベントのときとは違う、真剣な伊藤さんの表情も素敵でした)、これまた何度も。天野さん、歩き方が早かったのでは、等、ここでもいろいろ調整役さん。 このシーンでも、林さん、“今カメラ目線になってた。いやらしいカメラ目線が入っちゃったね〜!”等、天野さんもまきこんで、場を盛り上げるようなトークを展開。 ![]() 最後は日本橋から皆さんが思い思いの動きで降りてくるシーンを撮影、そのシーンの撮影をもって、『義経と弁慶』DVD撮影、オールアップだったとのこと。 オールアップの拍手に立ち会えたこと、感激でした! ![]() やっぱり、撮影のお仕事中の天野さん、いいですね。 特に今回の撮影、林さんと天野さんがツートップという雰囲気を漂わせていて(林さんが“動”、天野さんが“静”という感じ)、天野さんの四つ葉のクローバー探しがたまらなく可愛かった富士急ハイランドとはまた違った印象の撮影見学になりました。 21日、24日と天野さんの撮影にめぐりあえなかったので、今回もダメかな…と思ったりもしていたのですが(当初予定の15:00〜通りだったとしたら、前の予定が押したら映画村の営業時間内には撮影が観られないということも十分あり得たわけですし)、賭けてみてよかったです。 DVD『義経と弁慶』、思い出深いものになりそうです! |