4th May, 2004
新高輪プリンスホテル 大宴会場「飛天」
出演者:椿隆之さん 森本亮治さん スーパーヒーローショー トークショー 《2004年5月4日》 ![]() 『ヒーローライブスペシャル2004』最終日、5月4日は、椿さん&森本亮治さんの回。 “オレはやるぜ!オレはやるぜ!”な(笑)森本さん、この日もやる気まんまん! 椿さんと天野さんでまったりとされていた前日のイベントと同じシリーズのものとは思えないノリに(【笑】竹財さんの回も、比較的静かに進行してましたし…)。 森本さんのやんちゃぶりに押されて、昨日は天野さんに可愛いイジワルができてとーってもうれしそうだった椿さんも、なんだかおとなしく見えていたのが、なんとも微笑ましく(笑)。 席は、12:15の回が4列目下手側、15:45の回が2列目やや下手寄りでした。昨日目の前にいらしたのに視線を天野さんの方にばかり向けていてゴメンナサイ!だった椿さん、今回はお姿見させていただきました! ![]() 【派手 & 喜劇的。幕開き芝居】 昨日の椿さんと天野さんの登場シーンについて聞いているであろう森本さん、絶対対抗意識を燃やして、オープニング芝居をされてくるだろうとは思っていましたが。 なんと、スーパーヒーローショーのセットの高いところから登場という大技! 舞台奥にかなり高い段が設けられ、中央に階段というセットの上手からよろよろしながら登場、そのまま階段まで使って舞台の床面まで下りてきて、ばったり倒れて「天音ちゃん…」。 そこに椿さんが駆け寄ってきて「始!大丈夫か!」「俺の身体に触るな!」「人間の薬だけど、飲めよ」等々やった後、「今日という今日は、話してくれるよな!」 …というところで、森本さんがびっくりするような大声で突然「こんにちはーっ!」。椿さんも続いて「こんにちはー!」。 さらに森本さん、客席に耳を傾けてみせて「声が小さいですよー! もう1回!」と、セラミュの幕開きのセーラー戦士かと(笑)。 そして森本さん「こんにちはー! 相川始役の森本亮治です!」と、元気いっぱい、ノリノリ! 「今日はお越しいただいてありがとうございます、楽しんでいってくださいっ!」と、立て板に水で、前日には椿さんと天野さんで分けてゆっくり言っていた内容を一気に(笑)。 それだけ言うと、さっさと上手にひっこむようなボケをかまし、椿さんに「始! 始! まだ終わってない!」と突っ込ませてました。 最後のボケは別にしても(笑)、森本さんの御登場、もう最初のよろけ方からギャグモード。本編のシーンのセリフを使っているのに、それがいちいちパロディ風味で、かなり笑えました(特に「俺の身体に触るな!」が、なんともおかしく【笑】)。 この森本さん & 椿さんの幕開き芝居を観てみると、改めて、3日の椿さん & 天野さんの“力を合わせて頑張ろう”が、イベント向けにセリフを変えていたにもかかわらず、本編のシーンを生で観られた!(本編の映像に劣らないぐらいの情感で!)という空気をかもしだしていたなあということを再認識。変身ポーズでも、カメラワークなし、特殊効果なし、小さなおともだちに変身ポーズを教えてあげるというシチュエーションの中、左腕を身体の前にもってきたとたん“橘朔也”の表情と空気をまとった天野さん、すごいかも…と思いました。 ![]() 【浪速のあばれんぼう。飛ばしまくる!客席もついていけなかった!森本亮治さん】 森本さんのハイテンションぶりに、お姉さんもややビミョーに笑いながら(お姉さんの頭の中に“ヒーローショー”としてきれいにまとめたい、という使命感があったとしたら、あまりにもキャラ違い過ぎはまずかったのかも【笑】)「森本さん、ずいぶんテレビと雰囲気が違うんですけれども」。 でも、『喝祭2004』では“相川始”で呼ばれていたため、はじけられなかったことが不満だったと思しき森本さん、“森本亮治さん”で呼ばれた今回、とってもうれしそう。「素でいかしてもらいます! 大阪ノリでいかしてもらいます」と宣言。 お姉さん、「それについては後ほどお伺いするとして」と、そんな森本さんの宣言は脇に置いておいて(笑)、「さっきのは、どういうシーンを再現してくれたんですか?」。その質問にはやっぱりというかなんというか、当然のように森本さんが「僕が伊坂とギャレンにやられて…」と説明。 「いつもはカメラの前ですが、ライブでやってみてどうでしたか?」という質問に、椿さん「僕は3日目で余裕が出てきました」と、前日は「新鮮でした」だったのに、速っ!という慣れっぷり。 森本さんは「人の多さに圧巻されました」と、やや日本語おかしい(「人の多さに圧倒されました」か「この人の多さは圧巻です」が正しいのでは?)コメント。 しかし森本さん、そんなことは全く気にせず、お姉さんが何か話をつなげようとしているのを無視して、客席に向かって「もっとパワーを!」と、『スーパーヒーローショー』の内容を受けて、大声で要求しだします! お姉さん、思っていた進行をさまたげられたにも関わらずすかさず「みんなパワー送って!」と客席に呼びかけてくれますが、客席がドン引きになるや、無理なフォローはせずに「なんかしーんとしちゃってますね」。 …それでも森本さん、全くメゲることなく「元気を! 元気を!」(客席は静まり返ってます…)。…その、こりないパワーを、こちらがいただきたいぐらいです(笑)。 お姉さん、そんな森本さんはもうほっておいて(笑)、ちびっこのみんなはきっと質問をしたいと思ってると思いますので…と、後で質問コーナーに行くよ、という説明に。 昨日は椿さんの黙秘攻撃、今日は森本さんの予想のつかない飛ばしまくりと、お姉さんも大変です! ![]() 【ちゃきちゃき収穫。お姉さんの質問】 最初は、トークショーでは(たぶん“特に森本さんは”【笑】)テレビで観るイメージと違うので、役を演じる上でどんな工夫をしてますか、という質問。 椿さん「僕は特に森本君に対しては、ずっと始のまんまで」。 お姉さん「きのう伺ったんですけど、ロケ弁食べてるときに“貴様ぁ!”とか言うんですか?」と、前日の天野さんの熱演を思い出されているんだろうなあ(笑)のコメント。 ここでお姉さん、別に森本さんにコメントを求めたわけではないのですが、森本さん「食べてる最中に、弁当ばーんと叩き落とすぐらいに」と、そんなワケあるか!という横入りコメント。さらに「剣崎でいるほうが楽らしいです」と、椿さんのお気持ちを勝手に代弁(笑)。椿さん、おとなしげに「はい」というのみ。 で、森本さんは、と振られると森本さん、人間じゃないので極力まばたきをしないようにようにしているけれど、湿度が低いとぱちぱちしてしまうので、スプレーを本番前にかけながらやってます、と、昨日までお姉さんが何度も何度も引き出そうと露骨にモーションをかけたものの、なっかなかはかばかしい収穫を得られなかった“撮影の際のエピソード”が、いとも簡単に。さすが森本さん、賢そうです! さらに、変身するときの声とか演じ方の工夫という質問。声を低くするとか…と、お姉さんが水を向けると森本さん「あー、そうですねー、僕地声が高いんで、カリスを僕の声でやっちゃうと威圧感が出ないので声を低くしてやってるんで、ノドにくるんですけど、頑張ってます」と、おそらくお姉さんがほしかった答えそのものを、言葉多めサービス盛り!で。 椿さんも「敵を倒すぞー、という気持ちを“変身!”に…」と、言葉少ないながら、技術論の森本さんに対し精神論の椿さん、という好対照のお答え。 椿さんに黙秘されまくった & 天野さんに“しどろもどろ”になられた前日とはうってかわって、超順調に進んだ“お姉さんの質問”でした! (でも、イベントマニア的には、こんなにうまくいきすぎのトークはつまんないかも…【笑】) ![]() 【感動的なことも。おともだちの質問】 おともだちに「質問あるひとー!」と手をあげてもらうとき、森本さんも大きな声をあげて手を上げ「ハーイ!」。 天野さんの“はーい”は、手を真上に、すっと上げてのばしきったら動かさないしぐさ(私服でもきれいなしぐさですが、タキシードに白手袋の衣装だと、それはもう王子様系です!)なのですが、森本さんは上げた腕を何度も曲げて上下させる“ハーイ!ハーイ!ハーイ!”という、強力アピール型(まさに“オレはやるぜ! オレはやるぜ!”【笑】)。元気のいい男の子で、こういう子、いるよねえ…と、微笑ましくなりました。伊坂役の本宮さんに「仮面ライダー出てたやろ。ビーム出してみぃ」と蹴りを入れてくる関西のお子さんも、こういう子なんだろうな…とまで想像をめぐらしてしまったり(笑)。 で、ひとつめの質問を聴取してみると、ひとこと「かっこいかった」。 お姉さん、強引に「2人みたいにかっこよくなるには、どうしたらいいですか?」という質問に変形。 椿さん「自分を信じて、自分のやりたいことをやってたら、こうなりました」。 とっても素敵なお答えだと思うのですが、森本さん「なりました、って!(オマエ、自分がカッコイイって断言するんか!)」と、突っ込み(でも、微妙に空振り気味【笑】)。 で、森本さんは「早寝早起きをして、お母さんの言うことをよく聞いていれば」と、森本さん的にはもしかすると笑いを取りにいったのかもしれないけれど、この手の質問コーナーでは定番中の定番すぎるお答え(笑)。 お姉さんは「7:30から起きて、スーパーヒーロータイムを観てってことですよね」と強引に番宣に入り、森本さん「それもこめて」。 2問目は「好きな食べ物は何ですか」。 椿さんは「お肉とお菓子です」。 森本さんは「ラーメンです」。 おともだちは「カレー」で不一致(笑)。 共通点がありましたねー、とまとめられなかったことが不本意だったのか、お姉さん「ちなみに嫌いなものは」と発展。 椿さん「レバーです」森本さん「パクチーです」。 それだけでも十分話題はふくらんだと思うのですが、お姉さん、おともだちの嫌いなものがトマトだとわかると、「トマトを克服するにはどうしたらいいですか」という、そんな無茶な!な質問を椿さんに! 椿さん、どうするか!と思ったら、そこは“天才”椿さん「どうしたらいいですかねー」と、森本さんに振る(あったまいい!)。 森本さん「ジュースにして飲みましょう」。 それを聞いたおともだちが「うん」と答えたもので、このトークショーの教育的効果が、飛躍的に高まりました! すごいです(笑)! で、このとき、森本さん、マイクを持った手で拍手しているのですが。天野さんのマイクを持っての拍手は、手の手首に近い部分はほぼくっつけたままで、指先に近い部分を小さく打ち合わせるごく上品系の拍手なのですが、森本さんは手をぶんぶん大きく動かして、ものすごいスピードで打ち合わせる、超ハイテンションな拍手! 拍手からしてやる気まんまんです! 3問目の質問者さんは、お名前もはっきり言えない小さなおともだちで、やっぱりというかなんというか、その場でフリーズ。 ママとの相談も混乱、というときに、なんとこれまでほとんど自分からの動きをみせなかった椿さんが「りゅーたくん、がんばれ」と、声がけ! 森本さんのハイテンションと比べると、ちょっとおそるおそるという感じのする呼びかけだったんですが、それがなんとも優しげで。 何より、前日はお姉さんの質問を黙秘しまくっても全く動じるケハイも見せなかった椿さんが、なんとかしよう!と動かれたことが、大感動でした!(それでこそ座長さん!) 結局質問は「好きなスポーツは」(に、お姉さんが自ら決めました【笑】)。 椿さん「剣道です」と、これは完全に剣崎モード(笑)。さっそくお姉さんに「テレビの中でやってませんでした?」と突っ込まれ「ブレイドになりたかったんで」と、わかったようなわけわからないような返しに(笑)。 森本さんはサッカーで、OPで実際に蹴ってます、という話に。 で、質問者のおともだちもサッカーが好きということがわかったのですが、その瞬間の森本さんの「あーらー」というリアクション、オバちゃんかい!という感じで(笑)。 最後の質問ですが、森本さん、前の質問のおともだちに対して椿さんのほうが先に声がけをしたのがよっぽどくやしかったのか(笑)、おともだちがそんなに詰まっていないうちから「がんばれっ!」と、やる気まんまんの声がけ(笑)。森本さん、すっごい負けず嫌い? で、質問は「なんでつよいんですか」という、前日も出た質問。 椿さん「人を守りたいと思う心です」と、昨日よりだいぶ省エネのお答え。 森本さんは「いや、いいこと言われたんでないですよ」と、思いっきり関西イントネーションで。天野さんじゃあるまいし(笑)、この消極性は意外。 でもお姉さん、昨日天野さんをまんまと逃がしたことを後悔されているのか(笑)「森本さんの言葉でお願いします」と。 森本さん「おいしいものをいっぱい食べて、あとは筋肉ジム、トレーニングします」と、“ないですよ”とおっしゃるわりには、椿さんとは全然違う現実路線に。お姉さん「おともだちにとっては、外で遊ぶってことですね!」と翻案、森本さん「そうですね、腹すかして、いっぱいごはん食べてください」と、これまた関西イントネーションで。 ![]() 【最後までお笑い風味。エンディング】 告知ですが、森本さん「発売日がぁ? 6月…」と、お姉さんのほうを見やって「4日です」。 撮影シーンの写真や、みんなの素の顔が見られますので…と、発売日はもちろん、具体的な内容を律儀に告知されていた天野さんとは対照的に、森本さん「すんごい写真が載ってますんで、ぜひ見てください」と、超おおざっぱ。“すんごい写真”って、どんな写真や!という(笑)。 最後の御挨拶もすませて、手を振りながら退場するお二人…なのですが、椿さんが手を振っていると、後ろからきた森本さん、椿さんを思いっきり突き飛ばし! 椿さんも応戦し、最後には森本さんが飛び蹴りまでみせるバトルに(笑)。 森本さんのお笑いに賭ける意気込みが、最後まで伝わるステージでした!(今回の客席があまり“熱い”観客で構成されていなくて、その熱意が実らなかったのが残念…) ![]() 【変えてきました! 幕開き芝居】 1回目はセットを大胆に使ってやっていた幕開き芝居ですが、客席の反応からちょっと長すぎると思われたのか、2回目は両袖から出てきていきなり殴りあった後「こんにちはー!」。 椿さん & 天野さん回も、1回目に具合が悪かった点をしっかり改善してきていましたが、全く違うことをやる森本さん回も御立派。 そこから、作品中では二人は敵同士だったけれど、最近はわかりあってきたようですね、という話題に。 「天音ちゃんを守ろうとする気持ちがすごい伝わってくるんで」という椿さんのお言葉は、結構シリアスモードだったんですが、「そうですね、天音ちゃんを守るために戦ってますから」という、“ため”に力入れまくりな森本さんのお言葉は、ややギャグモードにも聞こえました(笑)。 【喝祭2004】でも、“どんなとき楽しいか”という問いに、用意された答えは「変身するとき」というところを「天音ちゃんといるときですね」と(絶好調の関西弁で)答えて、アナウンサーのお姉さんを困らせていらした森本さんですから… ![]() 【いっこだけ。お姉さんの質問パート2】 おともだちから質問を受けますが、急に言われても、質問ないよね? …というお姉さんのお言葉で、お姉さんからの質問へと進む構成だった今回のイベントですが、千秋楽のおともだちはやたらと積極的で、最初から「はーい!」と大声をあげて手を上げるおともだち続出(笑)。 「じゃあ、お姉さんからひとつだけ質問をして、あとはまかせます!」ということになり、お姉さんから先に質問。 その質問は、放映された15話のうち一番好きな話は、というもの。 椿さんは、始を助けておかゆを出したりした話とのこと。森本さん、言われてどうですか、と問われてあっさりと「うれしいですね」。 2人のシーンでは、撮影の間に相談したりするんですか、という発展質問には、当然のように(笑)森本さんが、特に相談はしていないで、演技に入ると集中してやる、と、落ち着いた説明。でも、本番に入る前は「すごいバカなテンションで」というお言葉にはお姉さん「バカなって、そんな!」と、激しく反応(笑)。 森本さんが印象に残っているのは、2話…と言ったとたん、椿さんが不満そうな顔をされたのか、森本さん高笑いしながら「ゴメン、剣崎君がらみじゃなくて」(笑)。 バイクに乗って変身するシーンで、ライダーになった実感が湧いたとのこと。そこから、カリスは本当は“変身”のセリフなしとアクション監督に言われていたけれど、言いたい言いたいとお願いしてOKが出たというエピソード紹介。 そこから椿さんに初めて“変身”と言ったときの気持ち(椿さん「うれしかったです」)、初めてそのシーンをテレビで観たときの気持ち(椿さん「どきどきした」)、最初の変身と今の変身は変わってきたか、それとも自信がついてきたか(椿さん「自信がついてきた」)、と、するすると。 そしてお姉さんから、この回がラストステージなんで、最後にビッグプレゼントがほしいと、変身ポーズ要求の予告。 ![]() 【いきなりリアルモード。おともだちの質問パート2】 さあ、おともだちの質問に…という流れになってきたとき、声裏返った絶叫系の「ハーイ!」の声! 椿さん、笑ってました! が、第1問は「一番NGを出す人は誰ですか」というシビアなもの(質問者は女の子)。この質問には森本さん、ハッハッハ!とマイクを通して大声で笑い(椿さんを指差してたような…)、「リアルやなー!」と大ウケ! 客席からもなぜか拍手が(笑)! 椿さん「椿って人ですかねー」と、剣崎モードに逃避(笑)。お姉さんも「椿って方ですかー、剣崎さん」。 森本さん「ええ、さっきの方のおっしゃる通りでございます」。さすがの森本さんも、さっきは笑いすぎて悪いと思われたのか、このお答えは区切り区切りで、やや控えめ口調。 椿さんを剣崎モードに逃がしたままにしておいてあげる一見優しいお姉さん「剣崎さん、椿さんの気持ちを代弁して、なんでNG出すんですかね?」と、好きで出してるわけじゃないだろうにー!な、無情な質問を。 そこを「いやー、新人だからですかねー」と、へらりんと答えられる椿さん、エライです! お姉さん、質問者のおともだちに「その椿さんに、応援の言葉を」。おともだち「がんばってください」。 小さな女の子からの激励に、肩をすぼめるようにして小さく「がんばります」とおっしゃっていた椿さん、微笑ましかったです(笑)。 第2問は、定番中の定番「好きな食べ物」。 森本さんは「イチゴ」と、12:15の回とは変えてきてました(これは、どっちかというと固定してもらったほうがうれしいような気が)。 椿さんは「お肉とお菓子です」(繰り返し聞くほどに、味のあるお答えのような気がしてきました【笑】)。 お菓子は甘いものしょっぱいものいろいろありますが、というお姉さんの発展質問とには「甘いものが」。 質問者のおともだちも甘いものが好きとのことで、お姉さんの好む“共通点があったね”というまとめにめでたく落ち着きました(笑)。 第3問は「変身ポーズを教えてください」。椿さん & 天野さんの初回も変身ポーズのリクエストが出たら、やや時間が短めだったような気がするにも関わらずそこで質問コーナーが終了してしまったので(変身ポーズ披露は“最高のビッグプレゼント”なので、それが出たらその他の質問を続けるのは締まらない、という認識なのでしょうか)、特にラスト質問とは言われていなかったけれど、これで終わりかなー、と思ったら、実際そうなりました。 これからイベントに参加される皆様、変身ポーズを観たいのはやまやまだとは思われますが、ある程度たくさん質疑応答がされるまで、変身ポーズ要求の質問はしないほうが無難かもです(変身ポーズも素敵なんですが、やっぱりいろいろ聞きたいので…)。 ![]() 【細腕変身記。変身ポーズ教えちゃおうコーナー】 というわけで、変身ポーズ教えちゃおうコーナーへ。 ここで森本さん、ここまでのハイテンションとはうってかわった沈んだ声で「変身ポーズ、ないんですけど…」。 でも、お姉さんに「“変身”って言ってるじゃないですか」ととりあってもらえず「じゃあ、一応」と。“変身”の言葉だけは言わせてほしい、と懇願された、子供の頃からライダーを御覧になってた森本さん、こういうときかなり残念なんだろうな、と思って、とってもお気の毒に思いました。 で、椿さんが変身ポーズを説明。そのとき、森本さんも一緒に。 初日にギャレンの変身ポーズを、本物への遠慮が入ったのか、ひじから先でちまっとコミカルにやってみせるにとどめた竹財さん、2日目にブレイドの変身ポーズを、いかにもやってみたことがないという感じで、ワンテンポ遅れて、動作控えめにされていたのが風情だった天野さん、ときましたが、森本さんはやる気まんまん、全開モード! お姉さんから「森本さんが、なにげにうまいです」とコメントが入るほど(笑)。 みんなと一緒にやる本番、“ターンアップ”の音声が入ると、森本さん「すーっげー!」と喜んでました。 で、椿さんの変身ポーズ、この回ちゃんと観ましたが… この回は椿さん、半袖だったもので、変身ポーズの最初に腕を前に突き出すと、腕がぎょっとするほど細いのが…。まるごと1本の“腕”というより、骨格にあまり太くない筋肉の束が1本、2本、3本…とついている構造物というか。貧困か病苦か飢餓かわかりませんが、なんとなく不幸そうなその腕を見てしまうと(ある意味、剣崎の設定に忠実?)、“無理して戦わなくていいんだよ!(泣)”と言ってあげたくなるような…。夏に向けて、半袖撮影可能レベルまで椿さんにお肉がつきますように(祈)。 続いて、ちょっとテンション低めで「変身ポーズ、ないんですけど…」とおっしゃっていた森本さんですが、説明するとなると、全力です(このあたり、ほんとに立派だと思います!)。 「ここを正面にして」と手振りで示した後「斜め45度に立ちます」と、非常に具体的。「そのまま顔だけ正面を向きます」と、的確にポイントを。 「それから顔にかぶらないようカードを顔の横に出します」というあたりになると、お姉さんの「顔は役者の命ですからね!」という合いの手もあいまって、ちょっとコミカルな雰囲気も出てきて。 …でも、あの静かなスラッシュの動きに、あの静かな始さん声で「変身」だと、ちょっと盛り上がりに欠けるのは否めなかったのですが、みんなでやった後には森本さん「いやー、照れますねー」と、まんざらでもなさそうな御様子(よかったです!)。 椿さんにも「ライブでやる変身はどうですか」という質問が振られ、椿さん、笑いながら「緊張します」。森本さんも同じ質問に「どきどきですよ」。 ![]() 【やっぱりお笑い風味。エンディング】 写真集告知、森本さん、やはり内容については全く触れないまま「2冊ぐらい買ってください」(笑)。 最後のごあいさつ。 「今日はみじかいあいら…れした、けど」と、前日のラストに、天野さんの言い忘れをうれしそぉ〜うに暴いたのと同じ“今日は短い間でしたけど”のフレーズで、ろれってしまう椿さん(人を呪わば穴二つ…【笑】)。森本さん、笑う笑う! 今回は二人とも、ケンカせずに大人しく退場していかれました(笑)。 ![]() 【それぞれ個性がいとおしく。全体感想】 『ヒーローライブスペシャル2004』トークショー、通しで観ましたが、3日間を比べてみると、ちょっとしたところにキャストさんの性格やお互いの関係が表れているようで、とても面白かったです。 観る前に、このキャストさんとこのキャストさんは似てるタイプかな?と思っていたところに、また新たな切り口、新たな組み合わせでの共通点や相違点が見えてきて、それを組み合わせると、『剣』のキャストさん、それぞれタイプが違って個性的で、それぞれにいとおしい気持ちを呼び起こさせる魅力をもった方々だなあと、より具体的に思うようになりました。 6月からTVと映画の両方をということで、さらにハードさを増す撮影も、きっと助け合って困難をのりきって、よりよい作品にしてくださるに違いないと思えます。 トークショー、撮影とはまた違った大変さがあったのではと思いますが(特に天野さん…【笑】)、ほんとうに出演キャストの皆様、お疲れ様でした! ![]() |