4th January, 2005  
名古屋ドーム
出演者:森本亮治さん 天野浩成さん


夢ドーム4
《2005年1月4日 11:30》


 『テレビキャラクター 夢ドーム4』は、ドームでのイベント(しかも天野さんの地元・名古屋!)というスペシャル感が。
 人工芝を取り外したコンクリのドームの、外野スタンド側にステージが作られ、その前に青いビニールシートが貼られた(ざっと座席10列分ぐらい?)土足禁止の床座り席、その後ろにベンチ席がまた10列ぐらい?並べられるという配置。
 左右両側に置かれた簡易柵の外側からの立ち見も可、双眼鏡があれば飲食スペースにされていたスタンド席からも観ること可(大きなビジョン画面にも映りますし!)と、観ようと思えばかなりどうにでも観られるシチュエーションでした。
 …とはいえ、少しでも近くで観たい! と思うのが人情、夜明け前からドーム周囲には並び列。天気予報では最低気温=氷点下という予報が出たりしてビビりましたが、予報が晴れでも実際には曇りや雨だったりして、予報ほど気温は下がらなかったのでは…というのが、ありがたいことでした。
 ドームの他のスペースには、『剣』の劇場版も含めた全ライダー(バイクも!)、平成ライダーの主要なライダー、戦隊のレッド大集合、かなり昔のヒーローと思われる“伝説のヒーロー”等の立像展示や(ギャレンの立ち姿がかっこよくて、写真撮りまくり!)、ライダーものもいっぱいのガシャポンやプライズ獲得ゲーム、avexの通販サイトではいつの間にかSOLD OUTが出ていた天野さんカレンダーや劇場版公開時に劇場で販売していたグッズ等、手に入れにくいものも出ていた物販スペース(縁日等では800円ぐらいしていたお面が500円で売っていたので、ギャレン、記念に買ってしまいました…ジャックフォームとセットで【笑】)、さらには会場内を歩いていて小さなお友達との写真撮影や握手に応じてくれる『剣』4ライダーさん達(6日には全員遭遇できました!)と、お祭り気分が高まるものいろいろ! 楽しかったです!
 トークショーは、ギャレンがカードに封印されてしまったりする『剣』4ライダー+デカレンジャー、仮面ライダー555に初期の仮面ライダー2人とアカレンジャーが活躍するヒーローショーの後に。
 『本気!』シリーズで赤目さん役を演じていらした誠直也さんが変身前を演じていらしたアカレンジャーをライブで観られて、大感激でした!



【森本さんに甘えちゃえモード? ごあいさつ】

 『Take it a try』にのって、森本さん、天野さんが上手の袖(セットの間)から「こんにちはー!」と元気よい声とともに御登場。
 司会のお姉さんからお二人の紹介があった後、御挨拶。
 森本さん、2005年早々来て頂いてうれしいです、等々の後「今日はしゃべり倒して帰りますんで」と、きっとこのヒトならやってくれるだろうというカンジの御挨拶(笑)。
 天野さんは「みなさんこんにちはー! えー、あけましておめでとうございます」というごくごくフツウのごあいさつも、なんだか全文ひらがなで書きたくなるような、とけちゃうような口調。森本さんに甘えちゃえモードでしょうか(その後のお答えのときにも、森本さんの方をみて“だいじょうぶかな? だいじょうぶかな?”という表情になられることしばしば【笑】)。
 「去年は応援してくれてありがとうございました。ことしもがんばるんで、よろしくおねがいしまーす!」というあたりも、ふにゃっと可愛く。


【質問。お正月→好きな食べ物】

 1年間の撮影お疲れ様でした、というお話があってから、お姉さんからいろいろ質問。 まずはお正月の過ごし方。
 森本さんは、31日から2日3日あたりまで、大阪の実家で御家族と過ごされたとのこと。
 天野さんは「はい! ぼくはー、出身が名古屋なんですけど」というしゃべり出しはかなりはりきった感じで、御実家が名古屋ならではの何かを? というイキオイだったのですが、そのあと急速トーンダウンして「えーと、ちょっと、実家で寝てました」。
 会場からも微妙なさざめき笑い、お姉さんも笑いながら「今日は実家からこちらのほうに」と(笑)。

 お正月、何を食べたか。  森本さんは「“高級”(←強調)しゃぶしゃぶと、“高級”焼肉とを食べましたね」
 森本さん、ここは積極的に笑いを取りにきたところですが、お姉さんは無情にもスルーして「ほかには」。森本さんのひときわ声を高くしての「ほかぁ!?」が(笑)
 そんなことにつまづく森本さんではなく「おせち料理と…」と続きましたが、そこでまでボケる準備はなかった模様。でも、お姉さんが「昔なつかしの」と合いの手を入れると「おふくろの味ですね」と話をスムーズにつなげるところは、さすがの貫禄。
 天野さんは「はい、そうですね」と早口(でも声はとけてます)で受けるところはトーク上手さんのようですが、おこたえのなかみは「ぼくも…おせち料理を食べました」と、便乗回答(笑)。

 で、おせち料理で好きなものは。
 森本さんは力一杯「栗!」。インパクトに自信ありか「40個食べました」。お姉さんが会場のお客さんに「栗、好きな方ー!」と呼びかけ、はーい! と答えが返ってくると森本さん「多いなーっ!」と盛り上げ! 「みんなで栗パーティしましょ」と、関西弁でフレンドリーなところを。
 天野さん、考える時間はかなりあったと思うのですが、小さな声になって「えーと…かずのこ?」。なぜ質問語尾ですか天野さん。
 せっかく天野さんが精一杯“かずのこ”という答えをしぼりだしたのに、無情なお姉さんは「ほかには」。さっきの答えの直後からなんだか口をぱくぱくさせていらした天野さん、やや間があった後のおこたえは「…何が入ってるかわかんないですよね?」。お姉さん、あまりそうは思っていないような口調で「…そう…ですよねー」。

 お姉さん、気を取り直して、おせち料理の他の好きな食べ物を質問。
 森本さんは「週3回はラーメン食べに行きますね」。とんこつしょうゆがお好きだそうです。
 さらにお姉さんの「ほかには」攻撃を受けて「いちごが好きですね」。
 天野さんは、なつかしの【2004年5月3日 ヒーローライブスペシャル2004】で椿さんのお答えをいただいちゃっての(その後のインタビューによると、天野さん“わかりやすいほうがいいと思った”とのこと)“肉”なのですが、おこたえのしかたが「ぼくはお肉を食べます」と、ひと味違い(笑)。
 お肉にもいろいろ種類がありますが、といわれると「焼き肉とかしゃぶしゃぶとか」と、比較的するっとお答え。
 お姉さんはこれで天野さんを無罪放免にしてくれそうだったのですが、森本さんが「どこの部分が好きなの?」と、ややこしい質問を! 難しい質問かと思いきや、天野さん即答で(しかも笑顔!)「ロース」。森本さん、この質問なら天野さんがちゃんと答えられるとわかっていての、優しい質問でしょうか(笑)。「僕はカルビですからね」と言った後、天野さんの様子にちょっと笑っちゃったという感じの笑いが。
(この頃天野さん、ちょっと目をこすったりと、なんだかカウィイしぐさを…おねむ?)

 森本さんは関西出身ということで、タコ焼きを焼くシーンもありましたね、という話題。
 森本さんはおうちにタコ焼き器をお持ちで、たまにされるとか。中にこんにゃくを入れるとおいしいそうです!
 続いて天野さんはここ愛知県出身で…
 と話を振られた天野さん、お手振りに夢中だったか何かで微妙に聞いてませんモード(笑)。お姉さんに「よろしいですか?」と声をかけられての質疑応答。
 質問は、名古屋名物で好きなもの。お答えは「みそがかかってるものはだいたい好きです。あと台湾ラーメン」。
 さらにお姉さんの「そのほかにも」攻撃に、天野さん「みそ以外…」とちょっと考えてから「うどんも好きです」。うどんときしめんなら「きしめんの方が好きです」。
 きしめんを食べたことがあるかと問われた森本さん「あるようなないような」と、珍しくはっきりしないお答え。そして「天野君と多分、食べにいったんとちゃうかね。きしめん食べひんかった?」と、本日のトークの中でも一番関西言葉になった会話モードに。天野さん「駅で食べた。みんなで食べた」。
 森本さんによると、天野さんと北条さんが名古屋出身なので、きしめんがおいしいという話になって、駅で一緒に食べたとのこと(すらすらとお話される森本さんの言葉に添えて「駅でたべた」などと、短い言葉を発する天野さんが、なんとなく可愛く【笑】)。
 森本さん「おいしかったです」と言ってから自分で「フッツウやなー!」と、自分のお答えに笑うなど、にぎやか! うどんときしめんだったらどちらが好きですか、という質問に「うどんです」と即答するオチもつけると、きれいなトークっぷり。


【さらっと。子供時代のこと】

 会場に子供達もたくさん来ているということで、お二人の子供時代。
 森本さんは「悪ガキでしたねえ」。友達の水筒を砂場に埋めて、その子のお母さんに怒られて出しに行ったとのこと。「ちゃんと更正しましたよ!」と、シメも忘れず。
 天野さんはひとこと「元気のいい子でした」(おこたえとはうらはらに、ちょっとおとなしげな口調なのが味わい深く)。お姉さん「外で遊ぶ元気な子ですね」と、天野さんからはそれ以上引き出せないと思ったのか、友達に悪さをした話がこれ以上出てきては会場の小さなお友達の手前良くないと思ったのか、やや強引に補足を(笑)。天野さんは素直に「そうですね」と従ってました。


【小ハプニングあり。変身ポーズ披露】

 仮面ライダーといえば変身ポーズということで、変身ポーズ披露。
 スタンドマイクが登場するのですが、天野さんがマイクをスタンドにつけたら、その重みでスタンドの折れ部分が下の方に折れてしまう小ハプニング。天野さん、目から助けて光線を発してあたりを見回してましたが、ちゃんと自分でつけられました(笑)。
 最初は森本さん。
 カリスのカードを下に引く動作の後、劇場版の剣崎君との決闘シーンのようなジョーカーっぽいポーズとこわい顔まで熱演してくださいました!
 天野さんは、あの華やかでかっこいい変身ポーズ!
 …なのですが、終わった後森本さんから「今ちょっと笑ったやん!」とキビシイ突っ込みが。小さな声で「いやぁ…」などと言っている天野さんに「かっこよくいこうや!」と、教育的指導。ぽそぽそ「照れるんだよ」という天野さんに森本さん「照れるんか!」。このときの森本さんの、コドモのいうことに思わず顔がほころんじゃったという感じの口調が、なんともお兄さん。なおも「照れる…」とゆってる天野さん、はにかみやさんのちっちゃい子みたいで、可愛いです…。


【今後のお仕事も含めて。メッセージ】

 そろそろお時間が…というと森本さん「もう終わりですか! はやっ!」と、終盤にもテンション上げてきます!
 今後のお仕事も含めて、ということで、最後のメッセージ。
 まずは天野さん。
 「ほんとうにきょーは、きてくれてありがとうございます!」と、なんとなく可愛く。「まだ2回目3回目があるので、よかったらみてください!」とおっしゃってましたが、この日はほんとうにこの回が終わってもブルーシート席は席確保の荷物やシートがえんえん広がっていて、ごはんを食べに出入りするのも大変なぐらいでした。
 そして天野さんからの告知は「『希望ヶ丘』という曲で、歌を出すことになりました」。拍手が起こると、ちゃんと「ありがとうございます」。
 そのあと、メイキングとかインタビューの入ったDVDと、24ページのミニフォトブックがついていますのでみてください、と(“ミニフォトブック”のちょっといいにくそうな発音が可愛く【笑】)。
 さらに「2月中旬に写真集を出させてもらいます」(“ます!”が強調された口調が可愛く…)というと、森本さんが「写真集出すの! 聞いてないよオレ!」と突っ込むと、天野さん「あぁ、初めて言ったもん」とさらりと(笑)。森本さん「おおっ!」と盛り上げ声をあげて「おめでとう!」天野さんも「ありがとう!」。
 さらに天野さん「えーと、あと、今日りょーちゃん…のもあるんだよね? カレンダーがたぶんそっちのほうにうってます!」(天野さんの“りょーちゃん”という言い方が、これまた可愛く…)。森本さん「“そっち”じゃわからへんやん! ちゃんと言おうや」と、またまたお兄さん的指導(笑)。これにはお姉さんが「皆さんの後方ですね」と、優しくフォロー(笑)。天野さん「椿とかもあんだよね」と、なおも森本さんに本日のカレンダーの在庫を確認しつつ(森本さん、めちゃめちゃ頼られてます!【笑】)「みんなのも売ってるんで、もしよかったら、のぞいてみてください!」。自分のだけでなく、皆さんの分もPRするところはとっても最年長さんですが、“ください!”の“さい!”などの言葉の最後がおっきな声になる口調があどけなくて、たまらなく可愛い天野さん…
 森本さんの告知は、舞台『歩兵の本領』(森本さん、小さく「いつやったっけな」)。
 自衛隊の話で、身体はってやってますんで、匍匐前進とか肉体プレイもありますんで、ぜひ観に来て下さい、よろしくお願いします! と、すきっとした口調で。


【端から端まで。お別れ】

 お帰りは『rebirth』にのって。
 今回の舞台、かなり横幅が広く、さらにその外側にもお客さんがいらしたので、舞台の端から端まで、お二人でお客さんに最後の御挨拶をさらに行くロングラン。
 この長い往復のおかげで、何度も「ありがとうございました!」とおっしゃるお二人を間近に御覧になって、しあわせになれた皆様も多いのでは!






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