ドラマ30 　 デザイナー 　 EPISODE 16

Staff & OA

脚本 ◆ 松田裕子　　監督 ◆ 加島幹也（東通企画）
その他のスタッフ ◆ Data Pageへ
放送日時 ◆ 2005年10月24日　13:30〜14:00

公式サイト：【MBS：ドラマ30『デザイナー』公式サイト】

Cast

亜美：松本莉緒　　結城朱鷺：塩谷 瞬　　土屋 明：天野浩成
葉山ありさ：国本 綾　　柾：丸山智己
濱田佳菜（榊原貴子）　　出口結美子（水木奈緒子）
川原田 樹（水島健）　押元奈緒子（矢田美奈子）　田中佐輝子（横山光恵）　徳永有香子（白川ゆき乃）
竹中絵里（田中真緒）　北村香織（高瀬えり）　　ノイエ　　キャストプラン
ノイエ　　キャストプラン
青石雅也：乃木涼介　　鳳 麗香：国生さゆり

※（　　）内はクレジットに表示されない役名・役どころ

Story

　亜美（松本莉緒）に明（天野浩成）が想いを打ち明けた。が、亜美の想いは一つしかなかった。
　その現場を、明に想いを寄せるありさ（国本綾）が偶然目撃する。
　その頃、青石（乃木涼介）は麗香（国生さゆり）に子どもを産んでいたのではないかと確かめるが、否定される。
　しかし、朱鷺（塩谷瞬）が青石に麗香が子どもを産んでいたと告げる。

Check! −天野さん明くんみどころ−

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思いがけないニュアンスをもった“心はひとつ”。 　“私の心はひとつ”という言葉には、とてもきっぱりした、迷いのないイメージを抱いていました。 　放映前に番組案内等で見ていた第16話あらすじの“が、亜美の想いは一つしかなかった。”という一文を見ても、明は、亜美に、迷いなくきっぱりふられてしまうんだな…と予想していました。 　それなのに、第16話で亜美がつらそうに悲しそうに口にした“私の心はひとつ”という言葉は、心がもうひとつあったら、明にもあげられるかもしれないのに…と思っているかのような、初めての自分の感情にどうしていいかわからない亜美の気持ちがあふれていて、そのあとの泣きそうな“明、ごめん…”というひとことを聞く前にもう、せつなくなってしまいました。 　明にとっては、“心が百万個あっても、明にあげる心なんてひとつもない”ぐらいの言葉を投げつけられたほうが、かえって楽だったのかもしれない、と、その後ありさの前で、もうそばで亜美を見守っていることもできなくなってしまった、亜美が不幸になるのを黙って見ていることしかできないなんて情けない、と深く嘆く明を見て、思いました。 　“明に甘え過ぎていた”“あなたのことは好きよ、でも”“明、ごめん…”といった亜美の言葉で、明は、実らなかった自分の告白によって、亜美も明を失ったのだということを、知らされてしまったのだと思います。亜美に愛されてはいなくても、いつもそばで亜美を見守って、亜美に頼られたりもする、そんな“明”を、できることならもう一度、亜美にあげたい、嘆きの中で明は、そう願っていたのでは。 　相手を大切に思っているのに、相手の望むものを、思うようにあげられない。そんな悲しみで亜美と明は、つながっているようでした。 (2005年 10/25(火)12時55分)

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