ドラマ30 　 デザイナー 　 EPISODE 18

Staff & OA

脚本 ◆ 松田裕子　　監督 ◆ 加島幹也（東通企画）
その他のスタッフ ◆ Data Pageへ
放送日時 ◆ 2005年10月26日　13:30〜14:00

公式サイト：【MBS：ドラマ30『デザイナー』公式サイト】

Cast

亜美：松本莉緒　　結城朱鷺：塩谷 瞬　　土屋 明：天野浩成
葉山ありさ：国本 綾　　柾：丸山智己
濱田佳菜（榊原貴子）　　新海百合子（別荘の管理人）
出口結美子（水木奈緒子）　寺下貞信
浜野千春（三上由香里）　安村麻衣子（原典子）　樋口明日香（青山朋香）　朝倉あおい（大森沙也加）
三宅香菜（広川菜々）　上田康人　　ノイエ　　キャストプラン
ノイエ　　キャストプラン
青石雅也：乃木涼介　　鳳 麗香：国生さゆり

※（　　）内はクレジットに表示されない役名・役どころ

Story

　亜美は疲れ果てて、睡眠薬を飲みすぎてしまう。
　そんな亜美をありさ、そして明が見舞う。
　亜美を「待っている」という明の言葉にありさの心は複雑だった。
　朱鷺は意外にもそんな亜美を３日間、別荘で休養させる。
　湖畔の別荘で亜美は管理人から朱鷺の幼い頃の話を聞くのだった。

Check! −天野さん明くんみどころ−

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優しく、複雑で、せつない関係を含んだ“三角関係”。 　第18話では、いわゆる“三角関係”の中で誰かをはさんで向かい合う二人の、ありがちな対立とは違う、もっと優しく、複雑で、そしてせつない関係をみせるシーンが印象的でした。 　ともに亜美のことを大切に想っている青石と明。自分の想いが満たされることより何より、純粋に亜美の心の心配をしている二人は、世界で一番近いところに立っている二人だったかもしれません。この相手なら亜美をまかせられる、という信頼、亜美を愛し、守りたいという相手の気持ちへの共感が感じられる、穏やかで優しい二人の男性の、複雑な想いも織り込まれた“同志”のような関係も、『デザイナー』を彩り、深みのある物語とする、魅力的な人間関係のひとつだと思います。 　そして、明をはさんだ、亜美とありさのシーン。 　ありさを“初めての女友達”として亜美が大切に思っていることが伝わるシーンの直後、待っている、と亜美に告げに来た明を前に、表情を曇らせて席を外してしまったありさのことを亜美がしきりに気にしている、でも、亜美のその気持ちはありさにも明にも伝わらない、伝わったところでどうにもならない…というところが、なんとももどかしく、せつなく。 　亜美にとって明とありさは、大切な友達。青石への恋を知った亜美には、ありさが明を好きな気持ちも、明が亜美を想う気持ちも、きっと以前よりもわかる。でも、明とありさの想いが同時に実ることは、決してない。 　そんな状況で、途方に暮れている亜美の表情は、とても人間的で、いとおしく思えました。 (2005年 10/27(木)14時03分)

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