ドラマ30 　 デザイナー 　 EPISODE 25

Staff & OA

脚本 ◆ 清水友佳子　　監督 ◆ 元村次宏（東通企画）
その他のスタッフ ◆ Data Pageへ
放送日時 ◆ 2005年11月4日　13:30〜14:00

公式サイト：【MBS：ドラマ30『デザイナー』公式サイト】

Cast

亜美：松本莉緒　　結城朱鷺：塩谷 瞬
葉山ありさ：国本 綾　　柾：丸山智己
濱田佳菜（榊原貴子）　出口結美子（水木奈緒子）
浜野千春（三上由香里）　押元奈緒子（矢田美奈子）　田中佐輝子（横山光恵）　徳永有香子（白川ゆき乃）
安村麻衣子（原典子）　三宅香菜（広川菜々）　朝倉あおい（大森沙也加）　原 敏一
上田泰三　　二宮幸子　　小山典子　　杉山あやは
亀井織枝（朱鷺の邸宅のメイド）　ノイエ　　キャストプラン
鳳 麗香：国生さゆり

※（　　）内はクレジットに表示されない役名・役どころ

Story

　亜美が映画の衣装のデッサンを描いたスケッチブックがなくなった。
　期限を明日に控え、焦る亜美。
　そのころ、麗香に秘書の貴子（濱田佳菜）が手に入れたスケッチブックを渡すが、逆鱗に触れてしまう。
　麗香は自ら亜美にスケッチブックを返す。

　一方、ありさに会いに行った亜美は彼女が妊娠していることに気づく。
　ありさを支えようとする亜美に、朱鷺は裏切った人間にはかまうなと…。

Check! −天野さん明くんみどころ−

　“これまでの物語”に、第24話の、亜美ちゃんの部屋で亜美ちゃんによりかかられている明くんのシーンが登場したのみ。
　でも、冒頭の冒頭での登場が、ちょっとうれしく（笑）。
　でも、映像的な登場がなくても、天野さん明くんが最大限報われた感じさえするのが、この第25話！

　倒れたありさに、ありさが目覚めるまで付き添った亜美が、ありさに言う言葉。
　「あなたが眠っていた間、入院してたときのこと、思い出していた。 　ベッドで目覚めたときに、最初に見えたのは、心配そぉうに私を覗き込んでいる、あなたと、明の姿だった。
　あなた達が病院で、私の家族だ、って言ってくれてたのを知ったときには、涙が出そうになったわ」
　このシーンは“ありさは私の大切な友達”がメインのシーンながら、松本さん亜美ちゃんの心のこもったセリフ回しで聞くと、明くん大切だと思ってもらえているんだ、と感じるに十分！

　スケッチブックを盗んだメイドの行為を、見逃していた朱鷺の「僕とあなたは、同じ種類の人間でしょう」という言葉に返した、亜美ちゃんの炎のような言葉。
　「いいえ。
　確かに少し前までは、あなたと同じだった。人なんか信じない、誰にも頼らない、ずっとそう思って生きてきた。人は生まれてから死ぬまで、孤独なのが当たり前だと思ってたわ。
　でも、ありさや明が教えてくれたの、人と支えあって、心を通わせることが、どんなに豊かで素敵なことか。
　スケッチのアイデアが浮かばなくて悩んでいた私に、明は、仲間として力を貸してくれた。あれはそうやってようやく出来上がったスケッチだったのよ。
　なのにあなたはそれを、鳳麗香を陥れるだけの道具にしようとした。私の気持ちなんて何も考えないで！」
　このシーン、舞台のクライマックスを観ているような迫力の、ドラマ『デザイナー』の中でも名場面になるんじゃないかというぐらいの、底力のあるもの。
　そんなシーンで第24話の明くんの行動が語られたこと、すごくうれしく！

EPISODE 24

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EPISODE 26

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