ドラマ30
 
デザイナー
 
EPISODE 24



Staff & OA
脚本 ◆ 清水友佳子  監督 ◆ 元村次宏(東通企画)
その他のスタッフ ◆ Data Page
放送日時 ◆ 2005年11月3日 13:30〜14:00

公式サイト:【MBS:ドラマ30『デザイナー』公式サイト】


Cast
亜美:松本莉緒  結城朱鷺:塩谷 瞬  土屋 明:天野浩成
葉山ありさ:国本 綾  柾:丸山智己
濱田佳菜(榊原貴子) 出口結美子(水木奈緒子)
浜野千春(三上由香里) 井上 学(週刊誌記者)  八田麻住  安村麻衣子(原典子)
樋口明日香(青山朋香) 朝倉あおい(大森沙也加) 上田泰三  三宅香菜(広川菜々)
二宮幸子  亀井織枝  ノイエ  キャストプラン
青石雅也:乃木涼介  鳳 麗香:国生さゆり

※(  )内はクレジットに表示されない役名・役どころ


Story
 麗香は亜美のスタッフの引き抜きに動き出す。
 週刊誌に追われながらも、ハリウッド映画の衣装のデッサンにかける亜美。
 そんな亜美を明が支えようとする。
 一方、モデルとして目覚めたありさは、イフの年間表紙モデルとなり、撮影スタジオで出会った明に自分から別れを告げる。
 朱鷺はこれ以上亜美の噂を流さないよう、麗香に釘を刺す。


Check! −天野さん明くんみどころ−
 ありさが撮影中のスタジオに、ありさを訪ねた明くん。
 ちょっと背中を丸めてうつむいた姿から、暗い表情で顔を上げ、ありさの視線を避けるようにちょっと目を伏せた後、意を決したように目を上げてありさと目を合わせ、そこからちょっと口許で笑みを作りつつ、目は再び伏せられてしまっていて、でも最後には真剣な表情でじっとありさをみつめるという、ほんの一瞬に、ありさと明くんの関係のややこしさを表現する、複雑で細かい表情の動き。

 すぐ下にはオープンのカフェスペースがあるのに、そこで座らず、その上の階段に並んで腰を下ろすありさと明くん。
 学生さん同士のような感じが、青春ぽく。

 「ありさ…ごめん…ずっと…ちゃんとあやまろうと思ってた」
 ぽつぽつ言葉を綴る明くんの声に、明くんの誠実さ、人の良さ、押しが強くなれないところ等が表れ。

 うつむいた表情からありさを見て、また目を伏せてややうつむき加減になっての「ありさにも、亜美にも、ほんっとうに悪いことをしたと思ってる」。
 膝の上に肘をついて、指と指を組み合わせた手をちょっと握るようにしたりと、手の動きにも明くんの気持ち。
 少し、首を左右に振るようにしながらの「オレのせいで、二人がこのまま終わっちゃうのなんて、たまんないっていうか」、自分の恋愛より、亜美とありさの友情が大切というその言葉、ほんとうなんだなあ、という気持ちが、しぐさに表れているような(表情もつらそう!)。

 そこから、ぱっとありさのほうを見て、頑張って笑顔を作るようにして(口許を閉じたときの、口角が巻き上がったような笑みの口のかたちが、こんなときにも可愛く!)、でも真剣な顔で「もしオレにできることがあれば、なんでも言ってほしいんだ」は、本当に一所懸命。
 言い終わってから、ありさをじっとみつめる真剣な表情!

 ありさに「でも、大丈夫ですから!」と言われた明くん。
 目を伏せた表情から、目をみひらいてありさの方を見て、微かに目を細めるようにする表情が、せつなく。
 「これからは、仕事に生きることにしたんです」と聞いて、悲しげに目を伏せる表情、「新しい居場所を見つけるしかありませんから」と笑顔を見せるありさをじっとみつめるきれいでやっぱり悲しげな表情と、アップの表情、コマ送りにして観たくなるような。

 立ち上がったありさに「明さんのことも、きっぱりあきらめます」と言われて、ありさが立ち上がるのに少し遅れてありさを見上げ、それから何段階かに分けて目を伏せ、微かに眉をひそめる横顔。
 「でも、素敵な思い出をもらえたことは、ほんとうに感謝してます」という言葉を聞く表情は、ちょっと渋い大人の表情にも(でも、目は、揺れる気持ちが動きに出ているような)。
 「ありがとう」と頭を下げたありさを、ちょっと目をみはるようにして見やる驚きの表情は若々しく、そこから目を伏せて、表情を沈ませていき、行き着いたつらそうな表情は、大人っぽく。

 「じゃあ、あたし、次の撮影があるんで」とありさに言われ、すぐにはありさの顔が見られず、遅れて上げた視線も一瞬ありさを見ただけで下に向けられてしまい、「明さんもお仕事頑張ってください」と言われても、ありさを見ることさえできず。
 ありさの後姿を見つめる表情は、もう泣きそうです、明くん。

 亜美に乱暴している週刊誌記者をみつけて走ってくる明くんの「おい! 何やってんだよ!」
 ドスがきいていて、本領発揮です!

 殴られて倒れたり、というアクションは、天野さんの十八番(『仮面ライダー剣』でできるようになったアクションで真っ先に“転がったり”を挙げたりする天野さん…)。
 記者のおなかに膝蹴りをくらわし、気合の入ったパンチでノックアウトするところは、さすが『BE-BOP-HIGHSCHOOL』のヒロシくん!

 切れた口の端を亜美ちゃんに手当てしてもらっての、痛そうな表情。
 眉を一瞬八の字にしたりと、かなりリアル。

 「亜美のほうこそ、大丈夫か」と、じーっと亜美ちゃんのほうを見る明くん。犬っぽくて可愛く(笑)。
 「私は平気よ」と言われて、口許で笑みのかたちを作って、うつむいて、一瞬視線を反対側のほうにそらして、それから微かに笑みの表情を作って「今日、ありさに会ったよ」と切り出す明くん。
 亜美ちゃん、明くん、ありさの関係の複雑さが、またまた明くんの表情に表れてます!

 「今度イフでー、ありさの特集組むらしい」と、ごくごく普通の、微かに明るめにした口調と、やわらかに笑みのかたちを作った口許で言う明くん。
 目は、亜美のほうを見ないで伏せて。

 「よかった」という亜美ちゃんに、ちょっと驚いたように亜美ちゃんのほうを見て、亜美ちゃんが「ありさは、いいモデルよ」と言う間じーっと亜美ちゃんをみつめていて、「きっとトップになれるわ」という言葉に、目を伏せ、そして亜美ちゃんのほうに向けていた顔を伏せる明くん。
 その間も指を組み合わせた手がもぞもぞと動いているのも、味。

 「女って」では笑みの表情を作っていた明くん、「強いよな」で声のトーンも落ち、表情からも笑みが消え。
 「えっ?」と明くんのほうを見た亜美ちゃんも、明くんのしょんぼり具合にびっくりしたのでは!

 「亜美もありさも、自分の足で立とうとして頑張ってる。けど、つらいときは、無理しないで頼ってほしいっていうか…」
 明くん、話す間ずっと淡い笑みのような表情を浮かべ、亜美ちゃんのちらっと見るときはきれいな笑顔を作ったりしているのですが、全体的にちょっとなきそうで、その表情を見ていると、“頼りたい!”と思うより、“慰めてあげたい…”と思うのが人情では…と思われる風情。
 明くんをみつめる亜美ちゃんの目も、なんとなくそんなカンジに見えたり(笑)。

 亜美ちゃんを見て、すぐに目を伏せて顔をそらして、うつむきながら、白い歯を見せて笑って。
 「ヘンな意味じゃなくて」とうつむいた笑顔から、亜美ちゃんに真っ直ぐに笑顔を向けて「オレ、亜美の力になりたい」。
 そして目を伏せて視線をそらして「ありさの力にも」。
 そして亜美ちゃんに横顔を見せながら、明るい声を作っての「こんな風になっちゃったのは」から「もともとオレのせいなんだし」でぐっとトーンを沈め…というところ、なんとも揺さぶりをかけてくる声の変化。

 「だからもし、オレで少しでも役に立つことがあるなら、ほんと、遠慮しないで言ってほしいんだ」で、最後は亜美ちゃんに可愛い笑顔を向け、それから笑みのかたちをつくったまま、うつむいた明くん。
 そんなこまやかでけなげな表情を見せられたら、亜美ちゃんだって、明くんの肩に頭をもたせかけてしまうのも、当然の流れ(笑)!

 亜美ちゃんが頭をもたせかけてきたのを感じて、びっくりしたように亜美ちゃんを見る明くん。
 「ありがとう」の言葉に、にっこり微笑んで、そしてすぐその笑みを消しがちにうつむく表情、なんとも優しげ。

 亜美ちゃんが「その気持ちだけで十分よ」と言って頭を上げる前、亜美ちゃんを見ている明くんの横顔、かたちがやさしげ。
 そして亜美ちゃんの言葉を聞いて、うれしそうににっこり笑っての「亜美」。
 「ほんとうにありがとう」と言われて、ほんとうにうれしそうに笑って、照れたようにうつむく明くん、うぶな感じでどこまでも可愛く。

 「さあ、仕事しなくちゃ。映画のスケッチ、追い込みなの」という亜美ちゃんに「ああ」と笑顔でうなずく明くんのさわやかさ!
 立ち上がった亜美ちゃんを見る明くんの笑顔も。

 朱鷺の家のメイドさんに「あのう、亜美はもう戻ってますか」と尋ねる明くん。
 こちらのほうでお待ちください、と言われて、そろそろと頭をさげたり。
 腰が低く礼儀正しい感じが、好感度大

 両手に抱えた紙袋を床に置きかけて、朱鷺が見ていることに気づくや、いったん置きかけた紙袋もまた手に持って(置いたままでもよさそうなのに!)「どうも、こんばんは」と、そろそろと挨拶する明くん。
 麗香の店に亜美と一緒に挨拶に来ているところに鉢合わせしたときの、敵意むき出しの「どうも」からは想像もつかない腰の低さ!
 友達のうちに遊びに行ったとき、出てきたお父さんに挨拶するような雰囲気!
 (朱鷺様の雰囲気も、娘の男友達をチェックするお父さんそのもの!)

 「これは、ずいぶんと大荷物ですね」と朱鷺様に言われ、ちょっと気まずげに小さく頭を下げた後、言い訳するように「いや、実はこれ」と説明しようとする明くん。
 友達のお父さんの前で気まずいぞ状態!(笑)

 亜美ちゃんに「お役立ちグッズ」と、笑顔で紙袋を持ち上げてみせる明くん。
 朱鷺様に話しかけるときとは、声からして全く違ってます(笑)。

 亜美ちゃんの部屋に行く前に朱鷺様に、ちょっと笑みを見せた会釈をして、丁寧な口調で「おじゃまします」と言ってもう一度小さく頭を下げ、そしてにっこり笑顔をみせる明くん。
 でも、どんなに感じよくしても、“お父さん”に気に入られるのは、ムリな模様(世の常です!)。

 「映画の参考になりそうな資料、集めてみたんだ。オレが、今の亜美にしてやれることってなんだろうって、一晩考えた」と、紙袋からいそいそと資料を取り出す明くん。
 “オレが”“なんだろうって”の語尾を伸ばし気味にするカワイイ口調が、“男と女”じゃないんだよ、という明くんの精一杯の工夫のようで、とにかくケナゲ!

 「やっぱ、口で言ってるだけじゃなくって、行動で示さなきゃ、と思ってさ」という明くん。
 思えば明くんは(こんなにムジャキでカワイくても)、才能あふれるプロのカメラマンで、そういう視覚芸術のプロの視点で集めた参考資料というのは、かなり戦力になったのでは。
 この“行動”がほんとうに亜美ちゃんの役に立ったことは、第25話で亜美が朱鷺にぶつける啖呵で証明されることに。

 亜美ちゃんに「ありがとう」と言われてみせる明君の、とんでもなくきれいでうれしそうな笑顔!
 満面の笑みで“うん”とうなずく表情も可愛く。

 「どう? イメージ、うかんだ?」と亜美ちゃんに尋ねる明くん。
 亜美ちゃんを見上げるようにしての表情!

 ソファに座ったまま、うつらうつらしている明くん。
 頬に濃いシャドーが入って、疲れてるんだな…という感じが。

 柾の「土屋様も、昨晩からずっと御一緒のようです」という朱鷺への報告。
 あの明くんが、“キケンな男”として意識されているもの“やったあ!”という感じだし、何より柾の“土屋様”がツボ!
 柾が、亜美の旅行は朱鷺と一緒だって、と明に伝えたありさとおんなじようなことをしているのも微笑ましく。

 亜美ちゃんの「できた」という声に反応して、上半身を横たえていたソファから、ぴょこん、と起き上がる明くん。
 その“ぴょこん”具合が、小型犬みたいで、あり得ないカワイさ!
 そこから亜美ちゃんのところに行こうと一歩踏み出す動きも、なんだか心もとない脚の動きで(笑)。

 「すげえいい…亜美、これ、すっげえいいよ!」な明くんの、ほんっとうにうれしそうな笑顔!
 「あなたのおかげよ」と言われて、さらにうれしそぉーうな笑顔(うれしそうな顔が何段階も、何種類も連続!)、見ていてしあわせになっちゃうような。

 コーヒーをメイドさんが持ってきてくれると、まずメイドさんのほうを見て、亜美ちゃんのほうをみて「あー、せっかくだけどオレもう行くわ」。
 メイドさんにも気を遣いそうな明くん、ほんとうに好感度高いです。

 「午前中からロケなんだ」という明くんの言葉を聞いて「ごめんなさいこんな時間までつきあわせて」という亜美に、バッグを肩にかけながら「気にすんなって」とう明くん。
 さわやかで気がおけない“ともだち!”という感じ!


EPISODE 23STORY PAGEEPISODE 25












Last update :
6th November 2005













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