ドラマ30
 
デザイナー
 
EPISODE 23



Staff & OA
脚本 ◆ 清水友佳子  監督 ◆ 元村次宏(東通企画)
その他のスタッフ ◆ Data Page
放送日時 ◆ 2005年11月2日 13:30〜14:00

公式サイト:【MBS:ドラマ30『デザイナー』公式サイト】


Cast
亜美:松本莉緒  結城朱鷺:塩谷 瞬  土屋 明:天野浩成
葉山ありさ:国本 綾  柾:丸山智己
濱田佳菜(榊原貴子) 浜野千春(三上由香里) はりた照久  田中佐輝子(横山光恵)
稲 健三  坪田秀雄  藤田 瞳(杏子) 上田泰三(カメラマン)
武藤由里子:中野良子[特別出演]
徳永有香子(白川ゆき乃) 竹中絵里(田中真緒) 安村麻衣子(原典子) 樋口明日香(青山朋香)
三宅香菜(広川菜々) 朝倉あおい(大森沙也加)  ノイエ  キャストプラン
青石雅也:乃木涼介  鳳 麗香:国生さゆり

※(  )内はクレジットに表示されない役名・役どころ


Story
 亜美はありさへの想いを断ち切り、再び麗香への憎しみを燃やして仕事に打ち込む。
 一方、コレクションを週刊誌で酷評された麗香は、逆転に打って出る。
 亜美が出店するはずの十仁デパートの話が白紙になった。
 亜美が麗香をナイフで刺したという噂が流れているのだという・・・。


Check! −天野さん明くんみどころ−
 亜美ちゃんのところに雑誌『if』を届けに来ていた青石さんと亜美ちゃんを見た明くん。
 ちょっとぼうぜんとしたような感じで、きょろっとした目を左右に動かして、二人をじっと見る表情が可愛く。

 亜美ちゃんに「明」と気づかれて、青石さんにぴょこん、と頭を下げて、ちょっとお調子者っぽい明るい声を出して「オレも、届けに来たんですけど、先こされちゃいましたね」と、白い歯を見せた笑顔、ちょっと頭を下げたりしつつのしぐさで言う明くん。
 いろいろなことがあった二人のいる空気を明るくしようという、その気持ちがケナゲ。

 亜美ちゃんと青石さんと二人、ちょっと遠くからみつめる明くん。
 「彼女は強い人だ」と語りだした青石さんの横顔をちょっと驚いたように見て、また亜美ちゃんに視線を戻す、戸惑いも感じられるそうっとしたしぐさがまた、みずみずしい“若さ”を感じさせ。

 「でもそれは、脆さと背中合わせの強さです」という青石さんの言葉に、くちびるを噛んでうつむいてから顔を上げて「ええ」と返す明くん。
 亜美ちゃんのことを、ほんとうに心配していることが、伝わってくる表情と、沈んだ声。

 「土屋君。彼女を支えてあげてください」という青石さん。
 亜美ちゃんを愛した人であり、父親でもある青石さんの目から見て、亜美ちゃんを託す気持ちになれるのはやっぱり、いろいろな波乱があっても変わらず亜美ちゃんのそばにいて力になろうとし続けている、明くんなんだな、ということが、とてもうれしく。
 その青石さんの言葉に、ちょっとだけ目を伏せがちにして、くちびるをかんで「はい」と答える明くん。
 いかにも年上の人に向かってという感じの、かしこまった「はい」の声が、また好感度大。












Last update :
29th November 2005













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受け継がれる優しさ、たくましさ。
 第23話では、明に亜美を支えてほしいと言う青石という場面が、心にひっかかりました。
 亜美の強さは脆さと背中合わせのものだと、亜美を深く理解している青石。その青石の目から見て、亜美をずっと支えていけるのは、さまざまな波乱があってもいつも変わらず亜美のそばにいて温かい優しさを注いでいる明なのだ、という、青石が常日頃思っていることをはっきりと言葉にしただけ、と思えばそれまでですが、自分が亜美の父親だと知って亜美に近づけないでいた時期が過ぎ、今回のように何かあったら亜美を力づけに来られるようになった今、どうして亜美を託すようなことを…と。
 いずれにせよ、もし亜美が朱鷺と愛し合うようになったとしても、青石のような優しさを受け継いでいくのは、明なのだろうな、と感じました。

 自分でもどうしてかよくわからないのですが、妙に楽しくて繰り返し観てしまったのが、武藤と麗香のシーンです。
 自分を追い落としてトップデザイナーになっていた麗香が週刊誌で叩かれるや、はしゃいだ様子でやってきて、言いたい放題の嫌味を言うだけ言って帰っていく、という、人間的にすばらしいとは到底言い難い武藤センセイなのですが、その意地悪は陽性でどこか楽しそう。
 迎え撃つ麗香のほうも、駆け出しの頃の麗香を知っているであろう武藤先生の前では、日頃の気取った様子はかなぐり捨てて、思う存分ふくれっ面をしてみせているようで(「思ったより元気そうで」と言われての「ハァ!?」の一言からして、最高でした!)。
 国生さゆりさんの日記で、武藤は、麗香がひとり立ちするまでその下で働いていた麗香の先生らしい、という設定が紹介されていましたが、「昔から、人をおとしめるのはお得意でしたものね」という麗香の言葉に、麗香は武藤に師事していた頃から武藤のそんなやり方を見て、トップデザイナーにまでのしあがっていくのに必要な、デザインの才能だけでは足りない部分、ファション界を生き抜いていくたくましさを学んだのかもしれない、と思いました。そして、トップデザイナーの座を追われた今も、こんな風に元気に麗香とケンカしにやってきたりする武藤から、麗香が教えてもらうことも、まだまだあるのかもしれない、とも。
 とにかく武藤先生、拝見していて、なぜか元気が出ました。説明し難い魅力です。またの御登場、お待ちしております!
(2005年 11/3(木)13時02分)


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