天野浩成さん
お花計画
for
デビルマン
-不動を待ちながら-


 2010年7月16日〜19日上演の舞台『デビルマン -不動を待ちながら-』…22都市32公演を回った舞台『インディゴの夜』全国ツアーが終わって休む間もなくハードな稽古に取り組まれ、重いテーマのこの舞台を踏まれる天野さんに、「応援しています」「お身体に気をつけて」「いつもありがとうございます」「大好きです」等々の気持ちをこめて、一緒にお花と天野さんへのメッセージををお贈りしませんか…とのお誘いをしましたところ、たくさんの方にたくさんのお気持ちをいただきました(ありがとうございます!)。
 初日の7月16日(金)に届くよう、スタンド花を贈らせていただきました。
 また、申し込みの際に皆様からお預かりしましたメッセージも、このページと同様のデザインでレイアウトし、初日開演前に天野さん宛に差し入れしました。


 花全体像
天野浩成さん『デビルマン-不動を待ちながら-』 花全体像
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◆ 天野さんが、終わったら倒れちゃうかも…とマネージャーさんにおっしゃるほど集中して臨まれた『デビルマン -不動を待ちながら-』の、重いテーマ、ダークな世界観を、なんとかお花で表せたら…という願い(今回は再演作品ということで、脚本も公開されていたこともあり!)のもとに、創っていただいたお花。
 今回の劇場は吉祥寺ということで、また新たにお花屋さんを探さなければならず、WEB上をさまよっていたところ、WEBサイトでもブログでも、とびきり個性的で雰囲気のあるダークな花が印象的なお花屋さん【blue water flowers】さんを発見。
 『デビルマン -不動を待ちながら-』は、ぜひここで! と心に決め、早くからいろいろ相談に乗っていただきました。

◆ オーダーにあたっては、メールで作品概要を説明し、今回の公演の公式サイト【GRIPPER プロデュース vol.2「デビルマン -不動を待ちながら-」】はもちろん、【じんのひろあきカリガリスタジオ:デビルマン -不動を待ちながら-(初演脚本)】も参考資料としてURLをお示しし、天野さんはそのなかの北島先生役にあたる役を演じられること等お伝えした上で、恐怖や集団心理にかられて悪魔狩りをしてしまったり、自分生きるために人を殺してしまうこともある人の心のダークな部分を黒っぽい花で、たとえ“生きるために人を殺す”と決意してもなお残る、人の心の美しさ、気高さを白い花で…とお願いしました。
最初の相談では“左右半々、でも厳密に左右でなくても、半々でなくても”というオーダーだったのですが、最終的にできあがったスタンドは見事に“黒”なイメージ!
ずっしりと重い『デビルマン』の作品にはそのほうがぴったりで、何よりスタンドがすごい存在感だったので、それで正解!

◆ スタンドは、劇場入り口を入ってすぐ正面にある階段の、一番手前右側という、劇場に入場する前から見える場所に配置。
階段一番手前の中央(階段の中央の手すりの手前)には、国生さゆりさん(フォンチーさんの事務所の大先輩として稽古場を訪問されたときには、2005年の【デザイナー】で共演された天野さんにも、気さくに「天野っち〜久しぶり〜♪」と声をかけてくださったとのこと![【山田とゐち (gripper_stage) on Twitter:7月6日 21:30:22】])からの、やはりダークな色合いのスタンドがVIP待遇という感じで飾られていて、その脇というのが光栄!

◆ …なのですが、正面から花の全体像を写真におさめようとすると、その後ろにある自動販売機の強い光がカメラに入って強烈な逆光(しかも光が蛍光色!)になってしまって、どうしてもうまく色が出ず…
入口入ってすぐのところのため、写真を撮ろうとすると出入りする方の邪魔になってしまい(一幕ものの作品だったので、休憩時間に撮影することもできず)、申し訳ありません。



 
◆ …と、撮影に非常に苦労していたのですが、千秋楽にはスタンドの席替え(?)があり、逆光の問題が解決される、階段踊り場の壁際に移動!
猛暑の4日間を戦い抜いたため、やはり初日のような元気というわけにはいかず、かなりやせた感じになってしまっていますが、とびきりの特等席に飾っていただいた記念に、しっかり撮りました!!
(それでも、あまり色の再現ができていない写真で、重ねがさね申し訳ありません…)

『デビルマン-不動を待ちながら-』 花全体像(千秋楽)
◆ 今回の『デビルマン』は、スタンド花がかなり多く(キャストさんの他のお仕事先からのお花がいろいろ! 天野さんには『インディゴの夜』の東海テレビさんからと、『インディゴの夜』脚本のLDH・樫田正剛さんから[樫田さんのお花は、長谷部優さんとお二人に]。【LDH mobile 天野浩成 マネージャーブログ:2010年7月16日_vol.89 戻ってまいりました!】に、部分アップ写真での紹介あり)、場所によってはお花ぎっしりで、隣の花と重なり合わずに写真を撮るのは不可能! という状況だったのですが、その点に関しては今回、とても恵まれていて、大感謝でした!

◆ ダークな内容の作品へのお花といっても、やはり明るい色の花が多かった(ので、入口正面で、作品世界に誘うように待ち受けてくださる国生さゆりさんのお花、際立っていたと思います!)なかでの、作品のテーマに寄り添おうと頑張ってみたダークな花、こめたメッセージが少しでも伝わっているとうれしいと思います。


 上段
『デビルマン-不動を待ちながら-』上段(アップ)
◆ 花全体像ではうまく映せなかった、スタンドの“黒”の色が、この写真なら。
 大輪の黒ダリアや、個性的なかたちの黒アンスリウムといった花(アンスリウムの“黒”は葉ですが、イメージ的には“花”)だけでなく、グリーンにも、赤みを帯びて黒っぽく見えるものが入って、スタンドの“黒”を演出。

◆ 黒ダリアは、舞台『インディゴの夜』名古屋公演(天野さんの御出身地!)での、地元の方々(同じ会社の方々)からの天野さんあての約10基スタンド(【インディゴの夜 オフィシャルブログ:2010年5月15日_いよいよ"聖地"名古屋店開店!】の正面奥に写っています)の多くに入っていて、いつか黒ダリアの入ったスタンドをお贈りする機会があったら! と特に思って観ていた花。
 『インディゴの夜』の直後の舞台で、実現するとは!

◆ とにかく“好きな色=黒、赤、(紫)”な天野さんの好きな色が、揃った感じのスタンドに。
 ほんとうに気に入っていただけているとうれしいと思います!


『デビルマン-不動を待ちながら-』上段 ◆ 角度を少し変えると、こんな表情にも。
 翼を広げた、不思議な生き物のよう。


『デビルマン-不動を待ちながら-』上段
◆ 上段のほぼ全体像。
 かなり背が高く、
 堂々たる威容。







◆ 角度によっては
 しゃちほこ風。







『デビルマン-不動を待ちながら-』上段

 下段
『デビルマン-不動を待ちながら-』下段
◆ 下段は、生い茂るグリーンの中に、炎のようなグロリオサ。
 お花屋さんとの最終的なやりとりの中で、上段は黒と白として、下段は赤などではどうかと…と御提案いただいたときには、“血の赤”を連想していたのですが、実際の“赤”は“炎の赤”。
 グリーンの力強い生命力とあいまって、“命の炎”を思わせる“炎の赤”。



◆ そして、上の写真では暗がりになって見えない
 炎のようなグロリオサの奥の奥を、よく見ると…
 そこにも黒いダリアが!
 ぱっと見えない内面にも、ぎっしりの花。



 参考:花全体像
『デビルマン -不動を待ちながら-』 blue water flowers(全体像) ◆ スタンド花作成をお願いしたお花屋さん【blue water flowers】様が報告メールでくださった写真を、許可を得て掲載させていただきました。

◆ 劇場では、逆光だったり蛍光灯の光に照らされていたりという環境で全体像をどうしてもうまく撮れなかったこともあり、自然光の中での姿がわかるこの一枚、とても貴重。
 特にグリーンの表情の多彩さが、よく見えてくるような。

【blue water flowers weblog:2010年7月16日_デビル風】にも同じ写真掲載。
 前日の記事【blue water flowers weblog:2010年7月15日_俺アジェンダ】から“作成中”ということで気にかけていただき、大感謝です!
 ほんとうに『デビルマン -不動を待ちながら-』にぴったりのお花を、ありがとうございました!






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