天野浩成さん
お花計画 for BASARA |
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2012年12月12日〜12月16日に全労済ホール・スペースゼロで上演の舞台『BASARA』(公式サイト:【全労済ホール/スペース・ゼロ提携公演 舞台【BASARA】特設サイト】)に出演される天野さんに、「応援しています」「お身体に気をつけて」「いつもありがとうございます」「大好きです」等々の気持ちをこめて、一緒にお花と天野さんへのメッセージををお贈りしません…とのお誘いをしましたところ、たくさんの方にたくさんのお気持ちをいただきました(ありがとうございます!)。 初日の12月12日(水)に届くよう、スタンド花を贈らせていただきました。 また、申し込みの際に皆様からお預かりしましたメッセージも、このページと同様のデザインでレイアウトし、初日開演前に天野さん宛に差し入れしました。 |
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花全体像(開幕前) |
![]() ◆ スタンド花作成をお願いしたお花屋さん【PREMIER(プレミア)】様が報告メールでくださった写真を許可を得て掲載させていただきました。 劇場にはとにかくお花がいっぱいで、左右重なり合うような状態でしたので、全体像に近い姿がわかるのは、こちらの画像のみ。 ◆ 原作『BASARA』が1990年9月から1998年6月まで連載の作品とかなり以前のコミック作品だったこともあり、初日にパンフレット等を見るまで、天野さん演じる四道の衣装の色がわからず、発注の際にかなり迷い。 原作とアニメでデザインが共通している衣装は戦闘時のスタイルで、アニメでは赤いマントに白い衣というカラーリングだったため赤と白、それに、原作で四道を心配する千手姫に、四道が無事のおまじないとして結んでおくようにと告げたリボンの色・黄色を加えてお願いしました。 実際の天野さんのその衣装は、赤いマントに黄色の衣! (キャラクターイメージカラーは黄色) 舞台では天野さん四道の赤い大きなマントをひるがえす姿があまりにも美しく、わかっていれば赤と黄色にしたものを…(【『ロイヤルホ☆ト』2011】のような赤を出していただければ、ぴったりだったのに!)と、思ったりも……。 |
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花全体像(劇場) |
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上段 |
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◆ 御覧のように、上段は両隣のお花と重なって、幅半分くらいしか見えない状態。 とても華やかな状況だったので、天野さんへのお花、お贈りできてよかたです! ◆ 両隣のお花が濃いめの赤系統だったのをはじめ、今回のロビーのスタンド花は全体に赤や青の濃色のものが多かったので(白いスタンドもありましたが、下手入口前で、ロビーに立ってお花全体を見渡したときには見えない角度に配置)、このスタンドの白がアクセントになっていました。 天野さん四道の衣装イメージを表現するには、赤と黄にしたらよかったかな…とも思いましたが、ロビー全体の華やぎのお手伝いという観点からは、白を入れてよかったと思いました。 ◆ その“白”を主に担っているのは、白百合。 大輪の花で、スタンドだけでなく、劇場ロビーに白の輝きを放ってくれました。 |
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下段 |
◆ 両隣は一段のスタンドだったため、お花ラッシュの劇場でも、下段については本来の姿を見ることができました。 ◆ 私服は黄の衣に緑の上衣、戦時の姿は黄の衣に赤いマント、という今回の四道の衣裳のイメージに一番近いのは、この下段。 モカラのゴールドのような色合いが、艶やかな質感の四道の衣裳の雰囲気を思わせ。 |
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信頼・絆/情熱・愛:バラ |
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◆ スタンドの“黄色”を白や赤となじませ、色合いに複雑なニュアンスを出しているのが、淡いオレンジのバラ。 天野さん四道の基礎的な衣装(私服のときも鎧装束のときも着けている、ゆったりとした衣。【船木のblog『坊やだからさ』:2012年12月18日_BASARA写真の館〜その1〜】に、その上に着けているものをとった状態の楽屋写真)は、シャンパンベージュとピンクゴールドの間のような、艶やかな淡いオレンジともいえる色。 モカラのゴールド感とあわせると、その雰囲気が出るような。 ◆ オレンジのバラの花言葉は“信頼・絆”と、朱理と四道の関係そのもの! 薄いオレンジのバラの花言葉“無邪気・爽やか”も、朱理の宮殿でお守りについて話をする二人の雰囲気を思わせ。 ◆ 四道のマントの色……最愛の親友・赤の王の“赤”のバラも。 花言葉は“情熱・愛情”。 朱理と二人で理想の都市や国をつくることに情熱を傾け、周りの人に愛情を注ぎ続けた四道的。 |
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気品・優美:モカラ |
◆ 黄金色の感じが、今回の舞台『BASARA』での天野さん四道の衣装の雰囲気を表していた、モカラ。 南国的ムードも、サングラスをかけて登場した私服の四道の表情や、大宰府の長官として九州方面を統括し、桜島を間近に望む知覧の地で最期を遂げた朱理の片腕としての姿に合っているかも。 ◆ モカラの花言葉は“気品・優美”。 千手姫の前にひざまずいて手にキスをしたり、千手姫をエスコートして歩くシーンなどの天野さん四道にぴったり! |
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四道の色:オンシジウム/グロリオサ |
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◆ 今回の四道カラーともいえる赤と黄色を小さな花弁にそなえているのがオンシジウム。 花言葉は“清楚・遊び心”。 遊び心あふれるサングラスをかけた姿も、千手姫との清楚感あふれるシーンも、素敵な四道さま。 ◆ その四道カラーを逆の比率で兼ね備えたのが、グロリオサ。 ふわりと大きくひるがえる四道のマントを連想させるかたち。 朱理のためなら己の手を汚すことも厭わない、炎のような情熱をも思わせます。 花言葉は“栄光”。 朱理の西日本制圧に際し、幻の最強軍団“雷神”を率い、めざましい働きを見せた軍人としての四道にふさわしく。 |
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前に進む情熱:ガーベラ/アンスリウム |
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◆ 『インディゴの夜』で天野さんが演じた犬マンの花!と言ってもいい、赤のガーベラは、このスタンドにも。 赤のガーベラの花言葉は“神秘・常に前進・チャレンジ”。 植物が育たない砂漠の砂を固定し、土を改良して、豊かな蘇芳の都を作り上げるまでにした四道の姿を表す言葉。 ◆ 赤のガーベラに寄り添われて、アンスリウムも。 アンスリウムの花言葉は、情熱! 都市づくり、朱理への貢献に傾けられた四道の静かな情熱。 白のアンスリウムの花言葉“無垢な心”も、自分のことよりも朱理や千手姫のことを考え続けた四道の一面にふさわしいかも。 |
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機敏な剣士:グラジオラス/胡蝶蘭 |
◆ 胡蝶蘭の花言葉は、“幸せが飛んでくる、清純”。 心からお互いを大切に愛し合っている千手姫との婚礼を間近に控え、自分は一人っ子だったからとたくさんの子どものいる家庭を望んでいた四道は、まさに“幸せが飛んでくる”ところだったはずなのに… ◆ 胡蝶蘭の花言葉には、“機敏な人”も。 戦いの中での四道のイメージ。 |
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◆ グラジオラスの名前は、ラテン語の剣=グラディウスに由来。 葉の形が剣に似ていることからきていて、「戦いの準備が出来た」との意味も。 剣の腕も立つ四道、久しぶりに再開した朱理と楽しげに剣を交わすシーン、最後にタタラに向かって、気力だけで剣を手に向かっていくシーン、四道が遺した剣を手にしての揚羽のモノローグ等、四道には剣が関わる印象的なシーンが多く。 |
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最後に… |
◆ 『BASARA』で天野さんが演じた四道は、軽妙なやりとりあり、熱い友情あり、ロマンスあり、戦いあり、泣かせる場面あり…と、多彩な表情、劇的な物語たっぷり! 花の表情や花言葉を見ていても、劇中の天野さん四道のさまざまな顔が浮かびました。 ◆ 天野さんの久々の舞台『BASARA』は、スタンド花ぎっしりの公演でした! そのなかで、『四道篇』とでも言うべき今回の舞台のメイン中のメイン人物を演じられた天野さんに、皆さんでお花をお届けできて、ほんとうによかったです。 御参加くださいました皆様、あらためて、ありがとうございました!! |