23rd April, 2005  
原宿クエストホール(東京)
出演者:細田よしひこさん 酒井彩名さん



『百鬼夜行抄』
DVD発売記念試写会
《2005年8月20日 11:00》


 2007年6月20日(水)18:30から原宿・クエストホールで行われた『百鬼夜行抄』DVD発売記念試写会、幸運にも当選しましたので、行ってきました!
 トークショーではちらっと天野さんの話題も出たりもしましたし、TV未放映の第11抄 & 第12抄は相変わらずクオリティ高かったですし(大画面で観られるという機会も、なかなかないのでは!)、ほんとうに行けてよかったです!!





【青嵐がここに… 浴衣姿での御登場】

 トークショーには律役の細田よしひこさんと、司役の酒井彩名さんが、なんと浴衣で御登場!
 (酒井さんのリクエストだったらしいですが、御本人はそのことを微妙にお忘れだったかも【笑】)
 細田さんは、茶色に細かいドット柄(?)の地で、細い縦のラインが入ったデザイン、そのラインのところどころに小さな龍がからんでいる(【細田よしひこブログ:2007年6月20日_百鬼夜行抄、ちょいーっす。】にさっそく写真! 細田さんいわく「青嵐がここに…ちっちゃいなー!っていう」)柄の浴衣、酒井さんは紫がかった濃ピンクの、牡丹の柄の浴衣(【酒井彩名のAYANAVI:2007年6月20日_DVD 発売イベント♪】に写真。浴衣は派手狙いだったとのこと!)。
 酒井さんはモデルさんということもあって、結構きれいに着ていらっしゃったのですが、細田さんはマイクを持った腕等、浴衣の袖が常にがばっと上方に浮いていたりと、若干ぎこちない着こなし…でも、そんなところも可愛らしかったです(笑)。

 酒井さんはやや茶色の髪をアップにまとめ、細田さんは髪にパーマがかかってふわふわし、と、『百鬼夜行抄』での姿はだいぶ違った印象。
 細田さんについては、映像だけではあまり年齢の感じがぴんとこなかったところもあるのですが、生で拝見して、“なるほど、北条隆博さんあたりと同世代という感じ!”と(笑)。まゆげがすごく立派だったり、全体の印象がなんとなく“手足のでっかい大型犬の子犬”という感じ(?)だったり、というあたり、北条さんを連想しました。
 そんな細田よしひこさんと北条隆博さんは、6月30日(土)23:10スタートのフジテレビのドラマ『ライフ』で御共演(【フジテレビ公式:ライフ】)。【細田よしひこブログ:2007年5月26日_ライフ】によると“みんな何歳なんだろ〜噂によるとリアルな高1は一人だけだとかなんとか・・・”と、そんなことが噂モードですかーっ! なドラマのようですが、楽しみです!
【細田よしひこブログ:2007年5月29日_こんな感じになっておりまする】とか【北条隆博オフィシャルブログ「JOBLO」:2007年6月9日_こんにちわ!薗田です!!】とか、なんとなく美味學院っぽい制服…)




【トークショー開始 役どころ等】

 最初にマスコミによるフォトセッションがあった後、女性の司会の方がついてのトークショー開始。

 まずは、それぞれの役どころと、演じてみての感想。
 細田さんは“見えてしまう”役なのに、全く霊感がなく、撮影が終わる頃には少しは見えるようになるかな、と思っていたら、全然だそうで(笑)。無理矢理「最後の頃には気配を感じるようになった気がします」と、思い込んでみる細田さん(笑)。
 酒井さんは毎週別の妖魔に憑かれて…という感じの役。でも、CG部分のリアクション等は大変だったものの、演じること自体は大変ではなかったとのこと。




【思いがけず天野浩成さんばなし!(細田さんに大感謝!) 撮影苦労ばなし】

 司会さん、それなら撮影で大変だったことは…と、なんとか苦労話を聞こうとするのですが、これにも細田さんが「大変なことは特になかったですね」と、司会さんの心ゲストさん知らず(笑)。
 それでも司会さん、せりふをしゃべっているところではかなり息が白く、撮影時期は寒かったのでは…と、確かに撮影当時は細田さん・酒井さん揃って“寒かった!”としきりにおっしゃっていた(…今は、喉元過ぎればなんとやら…?)ポイントを引き出そうと。
 すると細田さん「寒かったんですけど、僕等は人間の役だったんで息が白くてもよかったんですけど、鬼灯役の天野さんとかが、芝居をする直前まで氷をなめてたりとか…」と、思いがけず天野さん話題!
 撮影期間中、それほどマメにブログで撮影の様子を報告されていたわけではないのに、天野さんのオールアップについてはなぜか書いてくださっていた細田さん、またしてもありがたいことです!




【はなぢ。飯嶋家の仲良しぶり】

 それから、現場はすっごく仲が良く、飯嶋家は本当の家族のようだったというお話。
 細田さんと酒井さんはいつも楽屋が一緒で、酒井さんがモデルをされている『Ray』を一緒に見て、この服がいいとかこの子がいいとかの話、恋愛の話などもされていたとか。
 ここで酒井さんが、細田さんが『Ray』を見ていて鼻血を出したことがあると暴露(どんなページですか!とツッコミが入りましたが、フツーのファッションページとのこと)。
 違うんですよ、外が寒くて部屋はすごい暖房で、外の温度差にやられちゃったんですよ、と、かなり必死に弁明する細田さん(笑)。
 お二人の間では、細田さんは酒井さんを“彩名ちゃん”と呼んでいるけれど、酒井さんは細田さんを“律ちゃん”とばかり呼んで、いっこうに僕の名前を覚えてくれない…とぼやく細田さんも可愛く。




【“あんまり可愛い、っていうのは、僕には生まれないですけど…” CG撮影、妖魔ばなし】

 怖いだけでなく、きれいで、感動させられるところがある等の『百鬼夜行抄』の魅力を酒井さんが語られた後、CG撮影の御苦労について。
 できあがるまで不安だったこと、撮影の際はぬいぐるみ相手にお芝居をされていたけれど、声は全く別のほうからかかってくるので、つい気をとられたり…等。

 心に残っている妖魔は…という話になると、細田さん「僕は青嵐が一番好きですけど、皆さんには尾白・尾黒が人気なのでは」。
 可愛らしいですもんね…と司会さんに言われると、細田さん「画面では可愛らしいですけど、撮ってるときは僕より大きいぐらいの方が着て演じているので、あんまり可愛い、っていうのは、僕には生まれないですけど…」と、率直なオキモチを(笑)。
 酒井さんは「“お前はこの先背が伸びない”っていう…律ちゃんのあのそっけない対応のしかたとか」。いいポイントです!
 背が伸びない、っていっても、僕180cmぐらいあるんですけど…とおっしゃっていた細田さん、久しぶりに会った酒井さんにまた背が伸びた、と言われていたとのこと。




【“太ったな、って…そこに注目を” 未放映話みどころ】

 本日上映の第1抄、第10抄、第11抄のうち、未見の方が多い第10抄、第11抄のみどころについて。
 細田さんはここで、撮影中に10kgぐらい太ったという衝撃的な事実を告白(笑)、第1話を観た後にすぐ第10話を観たら、太ったな、って…そこに注目を、と。
 そして“ほんとのみどころ”ということで酒井さんが、話も面白く感動的なので…と。

 BOXの特典映像のみどころについて…というところで、今日流れない第12話が一番好きなんです、と言い出す細田さん。
 と、DVDオリジナル話は、TV放映済の話より律が笑いの方向にいっている、元気になっている、といったお話も。
 ここで司会さんに、第1話から律は成長してきてませんか…と話を向けられた酒井さん「え〜…まだまだですよ」と、劇中の司ちゃんと律をリアルで行くようなリアクション(笑)。




【“続編を作るためには、僕がもっと有名になることと…” 最後の御挨拶】

 最後にメッセージ。
 酒井さんは大画面で観られるのがうらやましい、特典もおうちでじっくり観ていただけるとうれしい、等。
 細田さんは、細田さんも酒井さんも『百鬼夜行抄』という作品が大好きで、ぜひ続編を作りたい、ということで「続編を作るためには、僕がもっと有名になることと、『百鬼夜行抄』という作品が日本中に広まることが大事だと思うので、今日観てつまんなくても、面白くても、家族や友達とかにDVD面白いから買いなよ! って言っていただいて…よろしくお願いします!」と、“僕がもっと有名になることと”のあたりがなんか可愛らしくて客席からもあたたかい笑いが起こったりと、味わいのある御挨拶。

 退場されるときも、細田さん & 酒井さん、丁寧に何度もおじぎをしながら帰っていかれました!




【青嵐×食べ物、健在(パワーアップ)! 第10抄&第11抄】

 で、上映。
 第10抄、第11抄、ネタバレしない程度に感想を…

 第10抄は、『砂時計』で“まんなか椎香ちゃん”を演じられた、セラミュの元セーラーサターン役・垣内彩未さんの熱演が大迫力!
 垣内さんがブログで“このあいだまでお嬢様役だったのに…”とつぶやかれていたのも、なるほど! という感じ!
 表情も動きも鬼気迫るものがあって、ホラー的にもかなり盛り上がる作品。
 そして最後が哀しい、というところにも、垣内さんの可愛さが光っていて、垣内さん、いい女優さんだなあ…と、しみじみ。

 そして第10抄 & 第11抄通じて、“青嵐と食べ物”シーンは健在!
 毎回登場するその手のシーンなのに、新作では新手のパターンが次々に繰り出されてきて、そんなところに凝りまくる『百鬼夜行抄』制作の皆さまに激ラヴ!
 渡辺いっけいさん青嵐、あらためて最高です!!!

 大画面で観る『百鬼夜行抄』、よかったです。
 (特に第10抄などは、大画面で盛り上がるのに適した作品かも!)
 天野さんがこんなにいい作品に参加できたこと、ほんとによかったなあ…と、改めて。




【天野さんのお名前も。配布物】

 会場ではDVD-BOXのフライヤーと、『アニカン』の抜き刷り(? 左上に“アニカン 2007.6.20 OUT [31]”のロゴが入った『百鬼夜行抄』DVDの詳細なPR)が配られ。
 フライヤーのほうは残念ながら天野さんのお名前は入っていないのですが、『アニカン』のほうは尾白・尾黒をさしおいて“鬼灯:天野浩成”のお名前が入っていて、恐縮。
 と、出演者インタビューやオールアップ映像等の特典映像(28分)は、DVD-BOXのみ収録とのことですので、御注意を!






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