プレイメイト No.7
いとしのエミー


天野さん御共演者様: 増沢望さん
(『仮面ライダー剣』)

 2006年9月19日は、『仮面ライダー剣』桐生さん役の増沢望さん御出演の舞台『いとしのエミー』(【プレイメイト公式サイト】御参照)を観て来ました!
 日曜日までやっている舞台ですので(プロデュースの近江谷太朗さんが最後の御挨拶で“日曜日までやってますので、お友達3人ぐらいにはメールでもファックスでも…”と【笑】)、ネタバレを避けつつ、アウトラインと感想を…。


 シチュエーションは、高校時代の卓球部仲間(現在38歳)3人が、当時の憧れの同級生・エミーに結婚詐欺をされ、結婚後の新居として用意していた部屋(つぶれたカフェのような【笑】)に3人で住まざるを得なくなり…というもの。
 一人の女性に翻弄された男性達、というあたり、やはり増沢さんが出演されていた『センチメンタルヤスコ』(【劇団CONRNFLAKES】御参照。【天野浩成さん共演者様作品見聞録:センチメンタルヤスコ】)に似ているようですが、こちらはとにかくおかしく、ちょっと微笑ましく、どこかなつかしく、結末に(おおむね【笑】)ほっとする感じ。
 パイプ椅子に座布団という微妙に姿勢を保つのがタイヘンな椅子の上でたくさん笑ったので、終演後は、結構運動したような心地よい疲労感が…(笑)。


 で、増沢さん演じる田中くん(あだ名はチャーリー!)は、職業:ホスト!(しかも“ボーイズ”! 最年長でヤバいそうですが…)
 北条隆博さんが20歳になったら速攻、舞台『無敵な男達』(【劇団たいしゅう小説家】御参照)でホスト役を決められたと思ったら、不惑・増沢さんまで軽やかにホスト! レンゲル・ダブルホスト状態!
 『仮面ライダー剣』のライダー&ライターは皆さん続々ホスト役をされていて、天野さんはされていない中、オトナの増沢さんまで…と、微妙にくやしかったり(笑)。


 で、増沢さん演じるホストのタッキー(田中さんだから“タッキー”)は、お客さんを目の前にすると、ものすごいはじけっぷり(口調・身振り・何もかも全て!)で、甘い(…かどうか微妙な“カスピ海ヨーグルトみたいにか〜わ〜い〜い〜!”等々のセリフもたまに混入)セリフを機関銃のごとく!
 ものすごいオーバーアクションと、どの口から出てくるんですかという愛のセリフ、キラッキラにハンサム君な増沢さんがやると、かなり魅力的!
 38歳の同級生達という設定なのですが、増沢さんだけが妙に若いのも(実年齢でも一番年下ではありますが、近江谷さんとは1つしか違わない増沢さん!)たまらなくおかしく(笑)。
 そんなキラッキラに若くてハンサム君な増沢さんチャーリーも、営業の電話をかけているときにはすさんだホストの顔を、自分のこれまでを振り返るときにはちょっと自虐的で疲れた表情も見せたりする、その両面がまたステキ。
 と、劇中、高校時代の回想シーンもあったのですが、その中でのラブシーンも十分高校生としてロマンティックたっぷりに成立してました…おそるべし。


 増沢さんも思いきりはじけてましたが、他の皆さんもすっごく楽しく。
 最後のカーテンコールの挨拶で、ラストシーンの関係上、近江谷さんがかなりナサケナイ格好で御挨拶されるのもまた笑えて(笑)。


 ラストの挨拶といえば、増沢さんが「油断している望くん」と振られて、毎日いろいろな事件が…と、前の方の内容リピート状態だったのもおかしく。
 「名刺忘れたりね」と、『Wanna be FREE! 東京ガール』名刺のシーンでNG連発の天野さんですか! な突っ込みを入れられたりしていたのも、なんだかうれしく(『いとしのエミー』での増沢さんの名刺渡しはすごいです! ほとんどダンスのフィニッシュ!)。

 ほんとに、『仮面ライダー剣』に増沢さんが御出演とわかったときから、天野さんとぜひからんでほしい! 伊坂を倒した後に橘さんがリタイアしてしまって、すれ違いになったらどうしよう! と大騒ぎしていましたが(【天野浩成さん情報倍増計画:3001〜3050】あたりで…)、あらためて、増沢さんが天野さんとあんなにがっつりの共演をしてくださって、第19話ラストのような名シーンを一緒にしてくださったこと、すっごいしあわせだなあと。
 今度は、うんと明るくはじけた役どころの増沢さんと天野さんの御共演も観てみたいです!


作:川上徹也
演出・出演:近江谷太朗
出演:増沢 望 山崎直樹 仲坪由紀子 橘 実里 津乃村真子

(ゲストブック書き込み:2006年9月20日)



牧歌的天野浩成さん情報ゲストブック
この書き込みを含む過去ログ7601-7650
■   天野さん共演者様作品見聞録   ■