9th January, 2006
椿山荘 5F オリオン(東京)
出演者:天野浩成さん 吉田友一さん
松本寛也さん 相葉弘樹さん
Club7 presents New Year's Party 2006
The wonderful 4men da show!!
《after その5》
天野浩成さん、吉田友一さん、松本寛也さん、相葉弘樹さんによる椿山荘でのイベント『Club7 presents New Year's Party 2006 The wonderful 4men da show!! 』の第二部“after”のレポート。
【Club7−The wonderful 4men da show!! その4】の続き、天野浩成さんミニライブ & トーク部分です。
【“…いやなんだ…ひとりぼっちで…” 天野浩成さんLIVE & TALK】
ここでかくし芸! ミニライブを見てもらいます、という古坂さん。
「今日のクライマックス! トップバッターはかっちりやってもらいましょう」とプレッシャーをかける一方で、袖に向かって「大丈夫ですか? あー、緊張してますね」、そして優しく「緊張すんなよ! オレがおんなじようにきんちょうするんだなー、なんだか知らないけど」
…という古坂さんのむちゃむちゃ優しい振る舞いを見て、袖にいるのは天野さん…? と思ったら。
まだ待ち時間ということで、スペシャル映像を流していたスクリーンに、エイベックスのCM。
最初は“携帯くじ”のときにかかっていた電話っぽい曲も、エイベックス製品だったのか! ということで、キッズユニットのMINI☆BOX『恋のダイヤル6700』。
続いては、吉田友一さん御出演のdream『Transit』。
そして『A day in the life』30秒Versionと、CMながら見られてうれいしものが続き。
そして「トップバッターは、あまのくんです!」
ステージにはまた、ぽつんとスツールが置かれ。
座って歌う天野さん。
…これはもう、がんばれ! としか言いようがないシチュエーション。
そして終盤にさしかかった頃、天野さん、歌詞を間違えたのか「あああごめんなさい」と一瞬あわてふためき、また歌に戻るというオマケつき。
続いては『A day in the life』。
【2005年12月16日_LIVE DEPT.4 #5】では歌入りCDだったと思いますが、今回はちゃんとカラオケで、それなりに思い切り声を出していて、天野さん的には、まあ、まあ、まあ、まあ…かな…? と。
(テニミュFANの皆さんにセラミュがどう思われるかというセラミュFAN的視点からは、城田優さんがいらっしゃるので、無問題ですし!)
歌い終えた天野さん(舞台上で、ひとり)。
「どうもありがとうございました」のあと。
「きんちょうしたー!」…またですか(笑)。
「あ、やばい、きんちょうしてます。すみません、1曲目最後間違えました」
そして、誰かから“大丈夫?”の声がかかったのか「大丈夫です大丈夫です」。
「今歌ったのは、こないだ…」と言いかけたとき、飲もうとした水モノのふたが「あかない…」。
そして「ちょっとごめんなさい」と、本気出して開ける天野さん。
「のどが痛いとかじゃなくて、きんちょうしてのどがかわいて…」と、皆さんに心配をかけないようにと気遣う天野さんですが、より激しく緊張を訴える結果にも(笑)。
「今歌ったのは『雪彩-ユキイロ-』…『あでいんざらいふ』のカップリング曲で、2曲目が『あでいんざらいふ』…なにぶん人前で歌うのが初めてで…たいへんきんちょうしました。まちがえてすみません」と、ひたすら謝る天野さん、そのこころは…。
「このMCが…ねえ…いちばん…ねえ…いやなんだ…ひとりぼっちで…」
…歌よりしゃべりがイヤですか、天野さん!!(歌も激しくつらそうなのに!【笑】)
「CD3枚出させていただいて、ちゃんとしたライブとかしだしたのはこないだなんですけど、これからどんどんなれて、きんちょうせずにできるようになりたいと思うんですけど」と、抱負(!?)を語りだす天野さん。
「去年あまのはいろいろやりました。
ちょうど去年の1月15日にライダーの仕事が終わって中野で号泣して以来、1年間ぼくは、昼のドラマもやったりとか、映画出させていただいたりとか、これも皆さんのおかげです、ありがとうございます」と、昨年を総括(そんなに中野号泣は大きかったですか!【笑】)する天野さん。
「今も映画撮ってて、明日あさってとエキストラさんで来ていただく方もいると思うんですけど…今、女の子に囲まれていて…男のキャストがほしいなあと思いました」と、昔、雑誌インタビューで『賭事女王』は女の子が多い現場ということについて“ミュージカルで慣れたから、4人ぐらい全然平気”と豪語していたイキオイはどうした! という泣きの入りっぷり(…と、そのときは思ったのですが、いざその『Wanna be FREE!東京ガール』の現場に行ってみると、強そうなギャル系のモデルさんがいっぱいいらして、これは天野さんなんかカンタンにフクロだな…と、その泣きに納得しました【笑】)。
そこまで言うと、天野さん、すでに「なにをいおうかなあ…」とネタ切れ状態。
が、突然「そうそうそう! まえ、ネックレスつくったんですよ!」。
その唐突さは自覚しているのか「ぼくのこと知らないひとは、なにいってるんだろこいつって思うんですけど、ぼく、ネックレスつくって」と、特段説明にならない自己ツッコミを。
「ネックレス、またつくろうと思ったんですけど、いろいろなかねあいがあって、だめみたいになっちゃって…」というと、会場から静かな失望の声が。
それを聞くと、天野さん、ほんとうに消え入りそうな声で「…ごめんなさい…」。
「だから今回、指輪をつくろうと」という天野さんに、拍手!(よかったです!)
「ぼく今小指に指輪してるんで、普段自分が身に着けるのがいいなと思って、つくることになりました。
そのうちホームページに…
今度は行き届かないとかないように、注文受けてつくろうかなと思ってるんで、よろしかったら、てにとって」
というところで、ちょっとつっかえそうになって、自分のほっぺをたたいたりしている天野さん(笑)。
「…ください」
と告知を終えたところで天野さん「あとなんだっけな」、そしてお客さんに「今何分ぐらいしゃべってます、ぼく?」(会場からはそんな天野さんに笑いが…)。
「もたされてる時間、けっこうあるんですよね…けっこうまだまだだな…」
…しゃべりたくてしゃべりたくてたまらなさそうな吉田友一さんとは対照的に、天野さんにとってトークの持ち時間は、本当に重いようです(笑)。
「そう…うた…うたはね…」と、おぼろ〜に歌について語りだす天野さん。
「もしかしたら、だすかもしれないです…はい…」と、音楽雑誌等での意欲的なインタビューと同一人物とは思えないほど、消え入りそうな声で“だすかも…”という天野さん。
「せっかく3枚出したんで…なんかこうね…」
…と、天野さんが、ぼかしているのか、自然とおぼろになっているのかよくわからない状態になっているところに、客席から単刀直入に“アルバム!”の声。
図星を突かれた天野さん「そうですね」と、ちょっとあせりつつ「まだはっきりわかってないんですけど…もしそうなったら…そうなるまえにもっと人前でたくさん歌って、きんちょうしないで、間違えて“あ”ってならないように…ほんときんちょうしてた!」と、最後は訴えの天野さん(笑)。
「いいんですよ、たべながらきいてて!」と、お客さんの注意を自分からそらす作戦にまで出ていた天野さんですが、“持ち時間終わり”のサインが出たのか「もう…?」。
そして急に明るい声になって「じゃあ、うたいます!!」…ほんっとにMC、つらかったんですね!(笑)。
「ぼくのセカンド…なんか…『でぱーちゃー』きいてください!」
…『でぱーちゃー』は、セカンド“しんぐる”です、天野さん! と、そんな細かいところでも突っ込みがいのある天野さん、『でぱーちゃー』は映画村でセンちゃん(伊藤陽佑さん)と一緒に楽しく歌ったりした経験もあるせいか、生き生き歌ってらっしゃいました!
古坂さん「ありがとうございましたー! 天野浩成くんでしたーっ!」と登場すると、帰ろうとする天野さんに「しゃべっていかないの?」。
天野さん、心底驚いたように「えっ!?」。そして「あ、まだオレだ…」。
でも「一人じゃないから大丈夫!」と、元気な天野さん…ほんっとうに“さびしんぼう”(笑)。
「やばい、ほんときんちょうしましたよ」という天野さんに「最初一人で座って、歌わないのかな、ずーっと落ち込んでるのかなって」と古坂さん。
「椿山荘で椅子1個で、緊張するよね!」と天野さんに優しい古坂さんに、「きんちょうした、すっげきんちょうした」と、古坂さんといると安心なのか、緊張から解き放たれましたー、という感じで、勢い込んで言う天野さん。
「歌詞間違えたとこ可愛いね、“あっあっ”って」と言われると「たたきこんでるあたまに!」(?)などと、よくわからないおへんじの天野さん。
【2005年8月7日_『DEPARTURE』発売記念LIVE(ラクーア)】の話になって、あのとき『DEPARTURE』振り付けしようって言ったじゃん、などと、仲良さそうにおはなしするお二人。
古坂さんに「アルバムって声もあったけど。作りましょうよ、頑張って」と言われると「自分で…」とつぶやき、また会場の笑いを誘う天野さん。古坂さんも「自分で作るんだ!(笑)」と、ツッコミ。
古坂さんに「これからライブ、いっぱいやってこうかな、と」と、これからの歌手天野さんの方針はそれなのか、という確認のうながしをされた天野さん「人前で歌うことになれればいいな、と…」と決意を語っているかと思うと「すごいきんちょうするんだよ、ここー!」と、客席に向かって、ものすごくダイレクトに訴えかけ(笑)。
古坂さんの「写真とるだけで緊張するもんね!」という優しいコトバは、このステージの前に天野さん、“day”の写真撮影でも緊張したと古坂さんに訴えていらしたんですか…というカンジで。
古坂さんにさらに優しく、かっこよかったよ! すばらしかったよ! とはげまされた天野さん、「天野浩成くんでしたー!」と送られると「あ(りがとうございま)したー!」と、超元気な声で(終わってうれしいから?【笑】)御退場!
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