ドラマ30
 
デザイナー
 
EPISODE 13



Staff & OA
脚本 ◆ 松田裕子  監督 ◆ 加島幹也(東通企画)
その他のスタッフ ◆ Data Page
放送日時 ◆ 2005年10月19日 13:30〜14:00

公式サイト:【MBS:ドラマ30『デザイナー』公式サイト】


Cast
亜美:松本莉緒  結城朱鷺:塩谷 瞬  土屋 明:天野浩成
葉山ありさ:国本 綾  柾:丸山智己
濱田佳菜(榊原貴子)  川原田 樹(水島健) 関 秀人(ジェフ社長・南) 押元奈緒子(矢田美奈子)
田中佐輝子(横山光恵) 八田麻住  泉 祐介  徳永有香子(白川ゆき乃)
竹中絵里(田中真緒)  朝倉あおい(大森沙也加)  ノイエ  キャストプラン
青石雅也:乃木涼介  鳳 麗香:国生さゆり

※(  )内はクレジットに表示されない役名・役どころ


Story
 朱鷺が着々と麗香をつぶしにかかる。
 デパートへの出店を阻み、亜美ブランドを採用させ、また麗香に肩入れする紳士服メーカー・ジェフへの融資を打ち切るよう手を回す。
 「ビジネスは結果がすべて」という朱鷺。
 そんなこととは知らない亜美はファッション誌の編集長・青石(乃木涼介)とのひとときに安らぎを感じていた。


Check! −天野さん明くんみどころ−
 「カタログに使うなら、絶対これだ。亜美の服のイメージに、合う」と、亜美にアドヴァイスを送る明くん。
 一流のカメラマンとして、亜美の右腕になっている、真剣な表情。
 でも「了解。おまかせください、姫」と笑う笑顔は、おどけた明くん。

 「隣にいい男がいるのに、ため息はないんじゃないのか」という明くん。
 実際、いい男です。見た目も中身も。
 「それって末期症状だぞ。ため息をついたことも気づかないなんて」は、ちょっと笑みを含んでいるものの、結構本気の表情?
 亜美にかける「大丈夫か」という声は、包み込むような大人っぽさを感じさせる優しさ。

 そんな明くんをじっとみつめる、今や売れっ子モデルになっているありさ。
 すっかりきれいになっているありさに、明との関係の変化の予感。

 「あのさ、亜美。お前、好きな…」とたずねかけて、アシスタントの「明さん、準備できました」でさえぎられる明くん。
 前回の亜美ちゃんの、あんなにわかりやすい“青石さん好き好き”モードを目の当たりにして、まだそんなことを質問するの!? ですが、結局聞けなくて、亜美ちゃんの「よろしく」に、「ああ」と応じた後、ちょっとしょんぼりと表情を暗くしているのが、なんだかカワイク。
 その後で女の子二人が「それって、好きってことですよ」「ありさって、ほんっとうにわかりやすいわよね」と、明くんよりちょっぴりオトナの“こいばな”をしてるだけに、「ありさ、スタンバイよろしく」もややテンションの低い、取り残され感のある明くんが、ちょっと幼く見えたりも!












Last update :
29th November 2005













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すみずみまで、血が通いだした物語。
 第13話は、メイン登場人物の全てに“好き”の感情のエピソードが描かれ、物語のすみずみまで血が通ったようでした!
 初めて描かれた、朱鷺と柾の風景。原作では別世界の住人だった彼等も、年の離れた幼なじみのように温かく描かれていて。ジェフへの融資差し止めの件で、ちょっとすねたような気配で、らしくない、そっちこそらしくない、などと言い合っている二人、微笑ましく観られました。

 ついこの間まで他人の感情などどうでもいいと思っていた風だった亜美が、ありさの明への想いにちゃんと気づいていて、いかにも面白そうに“ありさはわかりやすい”なんて言ったりしているのは、小さな驚きでした。自分の感情がよくわからない亜美に“それは恋ですよ”と教えるありさとの女の子二人に、この期に及んで好きな人がいるのかなどと亜美に聞こうとして、うまく聞けなくてしょんぼりしたりしている明が、なんだか取り残された風だったのも可愛く、やっぱりこの三人はいいな、微笑ましくて、見ている者も優しい気持ちにしてくれる、いとおしい三人だな、と、何度思ったかわからないことを、また思ったりしました。
 この愛らしい“こいばな”を、三人の未来から振り返ったとき、どんな思いが湧き起こるのかと思うと、せつなくなります。

 “焼酎と唐辛子”は、とにかくうまい! と。
 小道具として選ばれた“モノ”が、つつましくも幸福な過去を想像させるから? 今の麗香とのギャップが意外で、可笑しくて、そしてちょっと哀しいから? などと、“うまい”理由を詮索するのも野暮に思えるほど、いい! と思いました。
 こうした脚本の妙に限らず、いいドラマは、ディテールにしっかりと支えられているんだなあと、改めて考えました。

 クランクアップ、おめでとうございます! スタッフ、キャストの皆様、本当にお疲れ様でした! 素敵なドラマを、ありがとうございます!
(2005年 10/20(木)12時38分)


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