ドラマ30
 
デザイナー
 
EPISODE 14



Staff & OA
脚本 ◆ 松田裕子  監督 ◆ 加島幹也(東通企画)
その他のスタッフ ◆ Data Page
放送日時 ◆ 2005年10月20日 13:30〜14:00

公式サイト:【MBS:ドラマ30『デザイナー』公式サイト】


Cast
亜美:松本莉緒  結城朱鷺:塩谷 瞬  土屋 明:天野浩成
葉山ありさ:国本 綾  柾:丸山智己
濱田佳菜(榊原貴子)  出口結美子(水木奈緒子)
押元奈緒子(矢田美奈子) 田中佐輝子(横山光恵) 徳永有香子(白川ゆき乃) 竹中絵里(田中真緒)
朝倉あおい(大森沙也加)  ノイエ  キャストプラン
青石雅也:乃木涼介  鳳 麗香:国生さゆり

※(  )内はクレジットに表示されない役名・役どころ


Story
 亜美の本店の場所がサロン・ド・麗香の向かいに決まった。
 朱鷺は亜美を連れて麗香のもとへ挨拶に訪れる。二人のやりとりを見て、朱鷺が麗香に強い憎しみを持っているのを感じる亜美。
 一方、亜美から「鳳麗香が自分を捨てた実の母」だと聞いたありさと、青石と麗香が学生結婚していたと知ったカメラマンの明(天野浩成)は愕然とする…。


Check! −天野さん明くんみどころ−
 「待っていたのよ」という貴子さんに、とーってもいいにくそぉーうに「あの…ほんと、これが最後ということで…」。
 普通におようふくの写真を撮る仕事のお断りとは思えないような(笑)。
 「ねぇ、どうしても無理? 麗香先生があなたのこと気に入っているのよ」も、微妙にその傾向に拍車をかけているような…
 明くんのささやくような「…すいません」も。

 レイカーズのムスメ達が“亜美さんと一緒の男の人(=朱鷺様)ステキ〜!”ときゃあきゃあ言っているところに、貴子さんに連れられてやってきた明くんの、ムスメ達をこわごわ窺うような表情。
 過去に取り囲まれて、コワイ思いでもしたんでしょうか、明くん…

 どうぞ入って、と言われて、ひょこ、と頭を下げるしぐさ。
 「ごーめんなさいね、女の子達ってこれだからー」という貴子さんへの「いえ」、消え入るように気弱そう!
 本日のおようふくといい、『イケメンチ!』の達也くん風味。
 さらに、ポケットに手を入れて、背中を丸めて立っている明くん。
 そこから、ムスメ達の「今、麗香先生の部屋に、亜美さんが」という言葉を聞いて顔を上げるところ、何を思いつめているんだ!という感じ(笑)。

 麗香先生の部屋のドアにぴったり耳をくっつけて立ち聞きしているしぐさ、ドアがあいてびっくりして飛びのくしぐさ。
 なんでそんなしぐさが可愛いことやら…

 そこからよろよろと廊下を斜めに横切って、出てきた亜美ちゃんに「あ」。
 すっごくおどおどした感じで身体の脇に微妙に曲げた腕をふらふらさせて「きょう、いちにちだけってやくそくで、仕事」。
 “仕事”のあたりはちょっと早口でオトナ口調なのに、話し出しの“きょう”が、ものすごーくお子様的!

 亜美ちゃんの前ではそんなカワイイ声を出していた明くん、朱鷺様に「おひさしぶりです」と言われると、思いっきり低い声で「どうも」。
 その態度変えっぷりが、また大人気ない可愛さ。

 「亜美、ちょっといいか」と亜美ちゃんをひっぱっていく腕のひっぱり方。
 亜美ちゃんもちゃんとついていってる感じがうれしく。

 「どうなってんだよ、あいつと」と低い声で尋ねる明くん。
 「お前が好きな奴は、他にいるんじゃないのか」という問い質しは、まるで青石さんとの仲を応援しているようです…

 「朱鷺はビジネスのパートナーよ」と亜美ちゃんにぴしっと言われて、取り残された明くん。
 去っていく亜美ちゃんと朱鷺様を、横目の表情で見る、うらめしそうな顔。

 麗香先生の「いったい何なのよ!」の声に、思わずドアの隙間から覗く明くん。
 麗香先生の「ひれふせさせてみせるわ」(!?)にびっくりして、ごくりと喉を鳴らしたときの、ドアにかけた手がまたカワイク。

 スタジオで「ラストね」「はいオッケー」「おねがいします」と、モデルさん達にやわらかに声をかける明くん。
 レイカーズのムスメ達にも「彼ステキよね〜!」「で〜すよね〜!」と、初めて“もてもての役柄”っぽいシーンをもらえているような(笑)。

 「いいでしょ、うちの先生の服」と貴子さんに言われて「それは、認めます」という、大人の青年らしい穏やかでしっかりした声。
 「亜美さんとは、格が違うわ」と言われて、一瞬口の端を歪めてから、穏やかに「キャリアが、違いますから」というあたり、オトナの対応!
 麗香先生絶賛の貴子さんに、ちょっと鋭い視線を向け、口許をきっと引き結び、そしてぷいとそっぽを向く動きのシークエンス、うまいです!

 イフ編集部の水木奈緒子さんに、青石さんのことを聞き込みする明くん。
 「バツイチなんですか」「」。












Last update :
29th November 2005













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矛盾を抱えて恋をする、優しい二人。
 第14話で、あなたも鳳麗香に憎しみがあるのでは、と亜美に問われた朱鷺の反応は、第2話で明に過去のことを問われ、「私のそばにいたければ、二度とその話はしないで」と激しい反応を返していた亜美の反応に、あまりにも似ていました。
 亜美はその後、家族のようにさえ思える明、ありさとの温かい交流を経て、“過去なんてない”と自分に言い聞かせるように繰り返していた過去について、ありさに話せるまでになりました。朱鷺が、柾以外の誰かに、自分と麗香との因縁について話せる日がくるのでしょうか。

 亜美が自分以外の男に恋しているのでは…ということの心配をしていたはずの明が、いつの間にか、朱鷺といた亜美に“好きな人は他にいるんじゃないのか”と怒ったような口調で言ったり、青石が亜美の父親かもしれないと知ってショックを受けたりと、まるで亜美の青石への想いを守ろうとしているかのような言動になっていたのには、明の人のよさ、自分の気持ちよりも、亜美が傷つかないことのほうをまず先に考えてしまうほど亜美のことを大切に思う気持ちが表れているようで、明のことが、より好きになりました。
 明のそばにいるありさにしても、そんな明が好きなのでしょうが、明がそんなに亜美のことが好きだと思い知らされることは、とてもつらいことだと思います。亜美が何か言っていなかったか、と、おそるおそる尋ねてくる大好きな明に、「青石さんが好きだって」と、つっけんどんに言い放ったりしているありさは、もう何をどうしたらいいのか、わからなくなってきているのでは。
 相手を大切に思うほど、報われない方向に心が動いてしまう人、相手が別の人を想う姿を見て、相手のことをより好きになってしまう人。矛盾を抱えて恋をする優しい二人には、道の途中にどんなことがあっても、最後にはしあわせになってほしい、そう思います。
(2005年 10/21(金)12時57分)


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