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ドラマ30
 
デザイナー
 
EPISODE 21



Staff & OA
脚本 ◆ 清水友佳子  監督 ◆ 元村次宏(東通企画)
その他のスタッフ ◆ Data Page
放送日時 ◆ 2005年10月31日 13:30~14:00

公式サイト:【MBS:ドラマ30『デザイナー』公式サイト】


Cast
亜美:松本莉緒  結城朱鷺:塩谷 瞬  土屋 明:天野浩成
葉山ありさ:国本 綾  柾:丸山智己
濱田佳菜(榊原貴子) 出口結美子(水木奈緒子) 浜野千春(三上由香里) 川原田 樹(水島健)
押元奈緒子(矢田美奈子) 田中佐輝子(横山光恵) 八田麻住(ありさのマネージャー)  藤田 瞳(杏子)
山田真由子(美希) 安村麻衣子(原典子) 樋口明日香(青山朋香) 内藤萌亜(モデル)
三宅香菜(広川菜々)  ノイエ  キャストプラン
青石雅也:乃木涼介  鳳 麗香:国生さゆり

※(  )内はクレジットに表示されない役名・役どころ


Story
 麗香(国生さゆり)がありさ(国本綾)に自分のコレクションのメインモデルにならないかと誘う。
 その場では答えられなかったありさだが、亜美(松本莉緒)に想いを寄せ続ける明(天野浩成)から、ふられてしまい、心がゆらぐ。
 そして、亜美の店のオープニングの日。ありさは現れなかった…。


Check! -天野さん明くんみどころ-
 モデルさんに「いいねえ、次いってみようか」と、笑顔で声をかける明くん。
 「オッケー! いったん休憩入れようか」の声も、しっかりした感じで、“仕事中”というきびきびとした感じが好感度大!

 「明さん、お電話です」と声をかけられて、振り向く表情。
 笑顔が消えると、なんだか無防備な感じに。

 「はい、お電話かわりました」と笑顔で電話を取るところは、人当たりのいい社会人・明くん。
 そこから笑みが消え、瞳がが左右に揺れ、くわえかけていたタバコをやめて「ありさ?」と声を発するまでの表情は、少年のようなみずみずしさ。

 ありさに「実は、ちょっと相談したいことがあって」に応えての「うん」も、少年っぽい無防備さ。
 そこからしばらく続いた沈黙に、視線を左右に揺らすところは、特に他意はないようにも、不安を感じているようにも。
 「ああ、ありさ、今ちょっと手が離せないんだ」というところ、スタジオの様子を窺ってなので、嘘ではなさそう。
 でも「また、連絡するよ」の、ささやくような声と、電話を置いた後の考え込むような様子をみると、ありさとの夜のことを、かなり気にしていそう。

 ありさとのことで揺れる気持ちの現われのように、ちょっとスタジオの中央のほうを向いたり電話の方に戻ったりうつむいたりと動く明くん。
 でも、仕事に戻る前に、うつむいた姿勢で笑みを作ってから、顔を上げて向かっていくところが、プロとしての明くんらしく!

 亜美ちゃんに呼び出されて、“Savannna”のカウンターで「どうしたの? 話って、何?」という明くん。
 いつも亜美ちゃんと一緒のときはうれしそぉーうな明くんが、落ち着きなく握った右手とそれを包む左手をこすりあわせ、笑顔もなく不自然な口調で“どうしたの? 話って、何?”なんて言っているあたり、ありさのことを聞かれることを、思いっきり予期しているのが超明らか!

 果たして「最近、ありさの様子が変なの」と言われて、亜美ちゃんのほうをじっと見て、低い声で「えっ」。
 「明、ありさから何か聞いてない?」と言われて、気弱な笑顔になりながら、よわよわな声で「いやあ、別に…何も…」なんて言っている明くん…。  亜美ちゃんにあの目力の目で「あなた、ありさとつきあってるのよね」と言われて「いやあ…そういうわけじゃ」と、消え入りそうな声で返すときの、一瞬亜美ちゃんを上目遣いのような目で見てぱっと目をそらすように伏せたりと、気の毒になるような。
 「だって、あなた達」という亜美ちゃん…どこまで明くんを問い詰めるつもりだったやら!

 ありさの登場に、ぎょっとしたような表情の明くん。
 目が印象的!

 「じゃあ、私はそろそろ」という亜美ちゃんを“この状況にオレを残して、行っちゃうの!?”という感じで見上げる明くん。
 明くんのその視線も、無理もないかも…(亜美ちゃん、なんでもないように去りすぎ!)

 目を左右に泳がせながらうつむく、残された明くん。
 大ピンチ!

 「いいですか、ここ」と無表情に聞いてくるありさ(こわいです!)に、「ああ」と明るい声を作って応えてみせる明くん。
 でも、顔も思わず反対方向にそらしてしまって、すがるようにぱっとタバコを取ってくわえるも、ライターは火がつかず、苛立った表情でライダーを音を立ててカウンターに置き、タバコも放し…と、“気まずい”雰囲気を最高に表現。

 「ゆうべは…悪かったな。電話途中になっちゃって」という声は、落ち着いた大人の男性の声。
 でも、手は、落ち着きなくカウンターをこつこつするように動いてます…

 くちびるをまきこむぐらいきゅうっとかみしめてから、明くん。
 「ありさ…ごめん!」
 頭を下げての声は、“電話途中になっちゃって”のオトナ声から一転、無防備な少年声に!
 泣きそうに目をしばたかせながらの「オレやっぱ…ありさの気持ちには、応えられない」、真情の中の真情という感じ。
   「このままあいまいにしといたら、ますますお前を傷つけると思って…」のところで、肩が大きく動くほど、息を継いだり。
 「だから、男として、最低なことをしたと思ってる」の間に、ありさのほうを、ちょっと向いて(でもそのときもありさを真っ直ぐには見られず)また正面のうつむきに戻り。
 そしてまた一瞬ありさを見てから、消えそうな声から「オレ…なんてあやまればいいのか…」。
 …こんな風に“ごめんなさい”をされるありさが気の毒になるぐらい、誠実で、かよわげで、責めたら責めたほうがワルモノになっちゃいそうな、可憐系明くん…

 「もういいです」と言われて、ありさを見る明くん。
 目が印象的。

 明さんの気持ちが亜美さんにあることは最初からわかってた、と言われて、泣きそうな顔になっている明くん。
 「あの夜のことはいい思い出にします」で、眉が一段と八の字になるように動くあたり、ほんとうに泣きそう。

 「だから、私に悪いなんて思わないでください」と言われて「ありさ」と返す声は、低く、オトナの男性ぽく。
 「そんな風に思われたら、よけいみじめになります」までの間、明くんは真っ直ぐありさを見、ありさのほうが明くんから視線を外してさまよわせているのが、さっきまでとは、あざやかに逆転。

 ありさが立ち上がると、うつむく明くん。
 取り残されたときの表情は、ほんとうに複雑。

 ありさの大泣きの間にはさまれる、うつむいてため息をつく明くん。
 ほとんど閉じられているように伏せられていた目を、さらに閉じかげんにしての深いため息、結構オトナの哀愁。

 ショップオープン当日、「ありさが来てないってどういうことなの!」と亜美ちゃんが控え室に飛び込んできたときの明くん。
 画面のすみっこにいても、思いっきり心当たりありそうに反対のほうを向いてうつむいているのがわかります!

 さっきから連絡を取っているけれどつかまらなくて、と聞いて「そんな!」と声を上げる亜美ちゃんを、視線を泳がせるようにして窺い、また目を伏せてしまう明くん。
 “オレのせいだ…!”と思いかけているのが、思いっきり伝わってきます!

 いたたまれないように、弱い声で「オレ…そこらへんさがしてくる」と、出て行く明くん。
 “そこらへんさがしてくる”の声が、微妙に不自然なのも、このシチュエーションにぴったり!












Last update :
29th November 2005













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互いを思う優しさが、痛みに感じられる時。
 第21話では、明、ありさ、亜美のお互いを思い合う優しさが、かえってお互いに痛みを与えている様子が、たまりませんでした。
 ありさをこれ以上傷つけたくないと、ありさに自分の正直な気持ちを伝え、誠実に謝罪した明。それはとても正しい行動で、生真面目で優しい明にはそれ以外なかったと思うのですが、そんな明の姿を見て、ありさの明を“好き”という気持ちはますます募って、明を傷つけるようなことを告げて傷心の明と半ば無理矢理関係を持ち、その結果明を失った悲しみも大きくなってしまったように思えます。
 あの夜のことはいい思い出にする、申し訳ないなどと思われたらよけいみじめだ、と明に言い切ったありさの言葉も、ありさのせめてものプライドの表れであるとともに、大好きな明の負担になりたくない、そういう気持ちもあったのでは。でも、ありさのその思いと反対に、健気にそう言い切るありさを見て、明の苦悩はより深くなっていったように見えました。
 明を呼び出した亜美は、親友のありさの明への想いを実らせてあげたい、亜美を想い続けてもしあわせにはなれない明にとっても、そのほうがきっといい、と友達を思う心から、二人はつきあっているのよね、などと、二人をまとめるような話をしだしたと思うのですが、明と一緒にいる亜美を見たありさの嫉妬心に火をつけ、亜美にそう思われそんな話をされた明の傷心を生み…と、事態をより悪くしてしまっていたのは、間が悪いのか不器用なのか…。

 女二人に男一人の、家族ではない三人が、家族のように温かい関係を築けたのは、亜美にひたすら憧れていたありさの“自分より亜美さん”という、一歩下がった優しさがあったからだと思います。でも、三人が対等な友達として、本当の意味でずっとつながっていくためには、それではだめだったんだろうな、どこかに無理があったんだな…と、今の三人を見て、考えました。
 ありさが麗香のもとで働くことは、“裏切り”といういきさつからではありますが、何かを変えるきっかけになるかもしれません。ありさと同じように、亜美に負けた悔しさで大泣きした麗香から、仕事への情熱でも、大切なもののために何かを捨てる潔さでも、女性としての内面からの魅力でも、何でもいい、ありさが何か得ることがあったらいいな、と願っています。ありさの、三人の未来のために。
(2005年 11/1(火)12時30分)


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