天野浩成さん
お花計画
for
劇団VitaminX
〜Legend of Vitamin〜


 2010年9月26日〜10月4日上演の舞台『劇団VitaminX 〜Legend of Vitamin〜』(公式サイト:【劇団VitaminX】)でW主演される天野さんに、「応援しています」「お身体に気をつけて」「いつもありがとうございます」「大好きです」等々の気持ちをこめて、一緒にお花と天野さんへのメッセージををお贈りしません…とのお誘いをしましたところ、たくさんの方にたくさんのお気持ちをいただきました(ありがとうございます!)。
 開幕前日の9月25日(土)に届くよう、スタンド花を贈らせていただきました。
 また、申し込みの際に皆様からお預かりしましたメッセージも、このページと同様のデザインでレイアウトし、初日開演前に天野さん宛に差し入れしました。


 花全体像(開幕前)
『劇団VitaminX〜Legend of Vitamin〜』プティークール・エーム(上段)
◆ スタンド花作成をお願いした吉祥寺のお花屋さん【プティークール・エーム】様が報告メールでくださった写真を、許可を得て掲載させていただきました。

◆ “翼カラーの”という雰囲気、花の品のある色合いが出ている、いい写真!
 こういう色合いの写真を撮影&掲載したくて、いろいろチャレンジしたのですが、果たせませんでした…
 …というわけで、いつもは《参考》として最後に掲載させていただくお花屋さんの写真を、最初に。
 このイメージで、下のいまひとつうまく撮れなかった写真を御覧いただければ幸いです…。

【東京吉祥寺の花屋プティークール・エーム *** 季節の花贈りGALLERY ***:2010年9月28日_出演御祝いのスタンド花吉祥寺前進座へ配達】にも、このスタンドが掲載されています。
『劇団VitaminX〜Legend of Vitamin〜』プティークール・エーム(全体像)



 花全体像
天野浩成さん 『劇団Vitaminx 〜Legend of Vitamin〜』 花全体像
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◆ 今回のお花は、天野さんが演じる“真壁翼”の、原作ゲームのカラーイメージで。
 天野さんのことを御存知ない原作ファンの皆様にも“翼の花だ!”と思っていただきたく。

◆ 銀髪(プラチナブロンド)、色白、赤い瞳という設定のキャラクターを思わせるよう、全体的に白っぽい中に、少量の瞳の赤を、できればアイボリー等ニュアンスの違う白、グレーに近い色、クリーム色、淡い茶色等で、より“らしさ”が出れば…とお願いを。
 資料として、【劇団VitaminX:真壁翼】【VitaminX:真壁翼】のほかに、セル画調でない原画イラストの色合いを見ていただくため、翼がアップになっている『VitaminX ドラマCD LOST Vitamin 甘くてHなビタミン剤 PART2 〜忠々変化B六乃浮橋〜』ジャケット絵(【マイコミジャーナル:2008年6月10日_乙女ゲーム『VitaminX』のドラマCD「LOST Vitamin」の最新作が6-25に発売】に掲載)をお伝えしたりしました。
 『VitaminX』の他のキャラクターを連想させる配色(例:ライトイエロ髪ー+緑瞳=悟郎、薄茶髪+ブラウン・灰色瞳=瑞希 など)にならないように…との留意事項も。

◆ 翼の好きな色(ゴールド:葛城先生が出題する月末試験のキャラ問題に登場)で、真壁財閥の財力と翼の金遣いのスケールの大きさを象徴する、金色のものを入れていただくことも希望。

◆ 母親がイギリス人、言葉にも英語が混じる国語が苦手なキャラ、という設定を反映して、なんとなく“英国調”になっているとうれしい、さらに、タイムスリップした先の100年前の豪華客船が舞台、といったストーリー内容にも全体の雰囲気が合っているともっとうれしい…等々もお伝えしました。



 上段

◆ 翼の銀髪(プラチナブロンド)の繊細な色合いを表現していただくために、いろいろな花を使っていただきました!
 大輪ダリア(アイボリー)、ミナズキ(アイボリー:搬入時より札が下がったため、その裏に隠れてしまっています。円錐形の房状の花)、バラ《イブ》(ベージュピンク)…
 “銀髪”を表す淡いグレーは、とても難しかったようで、フェークの大輪ダリア。その不思議な存在感で“あまり見たことのないスタンド花!”という印象に。

◆ 銀髪の一番深い影の色をつくっているのは、夏を経て、ぐっと落ち着いた色合いになった、秋色アジサイ。
 紫陽花といえば、原作『VitaminX』翼ルート6月、月末試験で全問正解したときに見ることができるボーナスイベントの、自分が植えさせたテニスコート一面ぐらいの紫陽花を前に「アジサイの下からは、虹が生えるんだ」「……その虹に願をかければ、何でも願いが1つだけ叶う。それを……手に入れたい」と語る翼。
 翼の、外見上の彩色を表すお願いをして、一番見せない心の奥底の、繊細な部分を語るエピソードの花が入ってきた偶然の妙。

◆ 色白な翼の印象をつかさどる“白”のニュアンスも多彩。
 ユリ、バラ《アバランシェ》、トルコキキョウ…

◆ 設定では“赤”とされていても、特に原画イラストでは複雑なニュアンスを帯びている瞳の色。
 “赤”の強いブラウンのガーベラ、ワインベージュの八重咲きのトルコキキョウ、ワインレッドのコチナス(葉)と、さまざまなニュアンスで。

◆ 翼の好きなゴールドは、ゴールドに染められ、リボンのように束ねられたハラン(長い巨大な葉)。
 このリボンのようなキュートさ、一見高校生離れした大人っぽさのようでいて、実は“子どもっぽさがあって可愛い”と演出のなるせゆうせいさんもおっしゃる翼のイメージ!
『劇団Vitaminx 〜Legend of Vitamin〜』上段






 下段
『劇団Vitaminx 〜Legend of Vitamin〜』下段
◆ 上段が“銀髪”という翼の文字上の設定や、セル画調でないイラストでの翼の色合いをより表現しているのに対し、下段は、ゲームでおなじみの、少し金髪寄りのプラチナブロンドの髪に見える翼の色調により近いかも。
 下段にもしっかり、金色のリボン。
   
 校章
『劇団Vitaminx 〜Legend of Vitamin〜』下段
◆ “高校生役”というのは、天野さんの年齢的に最後かも…
 …と思うと、札に、聖帝学園の校章を入れてみたくなり。
 お花屋さんの過去の花贈りのブログをたくさんさかのぼるなかに、札の隅に花のイラストらしきものが入っているスタンド花の写真を発見、やりかたをさまざま打ち合わせて実現!



 赤茶色のガーベラ
『劇団Vitaminx 〜Legend of Vitamin〜』茶ガーベラ ◆ 『VitaminX ドラマCD LOST Vitamin 甘くてHなビタミン剤 PART2 〜忠々変化B六乃浮橋〜』ジャケット絵(【マイコミジャーナル:2008年6月10日_『VitaminX』のドラマCD「LOST Vitamin」の最新作が…】)のような、透明感のあるイラストでの翼の瞳の色を再現してくれている、赤にも茶色にも見える花。
 『インディゴの夜』で天野さんが演じた犬マンを象徴する花として、舞台『インディゴの夜』【東京公演】ではひまわりのような黄色、【名古屋公演】では深い青、【大阪公演】では白を残して染められた透明感ある空色…と、各地のスタンドを彩ってきたガーベラ!

【東海テレビ公式:ドラマ『インディゴの夜』−トピックス:vol.8_セット紹介[前編]】の“犬マンルーム”の写真(ページ最下部)にあるように、クラブ・インディゴの犬マンの部屋にあった何十もの試験管に活けてあったのは、さまざまな色のガーベラ。
 新しい色のガーベラに出会うと、その多彩さにひとつひとつ近づいているようで、なんだか楽しく。




 最後に…
◆ 今回、特に写真がきれいに撮影できず、大変申し訳ありませんでした。
 前進座劇場でのスタンド花写真撮影は、入口付近に強い蛍光灯色の光を放つ自動販売機がある等のため、昼間でないとかなり厳しいところ、今回は最初の昼公演が公演3日目と遅く、一番きれいな状態の花の写真を提供できなかったことも…
(さらに、主催者様からの搬入指定が初日の前日だったため、昼の光で撮れたのは、4日目の花…)

◆ 公演では天野さんは銀髪ウィッグを御着用ではなかったので、“翼カラー”がピンと来ない方もいらっしゃるかも。
 そういう皆様はぜひ原作ゲームの『VitaminX』をやってみてください!
 スタンドに入っていたアジサイに関連したエピソードをひとつ紹介しましたが、天野さんの演じた“翼”は、一見、傲慢で高飛車なようでいて、実は強烈な寂しさ、人恋しさを抱え、B6メンバーには自分からどんどん接近していく人なつっこさもある、大人っぽさと子どもっぽさをあわせもつ、とても魅力的なキャラクター。
 天野さんファン的にもツボなポイントも多々の“翼”、おすすめです!



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