天野浩成さん
お花計画
for
VOYAGE
〜光の射す方へ〜


 2011年3月2日〜3月8日にシアターサンモールで上演の舞台『VOYAGE 〜光の射す方へ〜』(公式サイト:【Voyage 〜光の射す方へ〜】)に出演される天野さんに、「応援しています」「お身体に気をつけて」「いつもありがとうございます」「大好きです」等々の気持ちをこめて、一緒にお花と天野さんへのメッセージををお贈りしません…とのお誘いをしましたところ、たくさんの方にたくさんのお気持ちをいただきました(ありがとうございます!)。
 初日の3月2日(水)に届くよう、スタンド花を贈らせていただきました。
 また、申し込みの際に皆様からお預かりしましたメッセージも、このページと同様のデザインでレイアウトし、初日開演前に天野さん宛に差し入れしました。


 花全体像(開幕前)
天野浩成さん 『VOYAGE 〜光の射す方へ〜』 フローリストカノシェ画像
◆ スタンド花作成をお願いしたお花屋さん【フローリストカノシェ】様が報告メールでくださった写真を掲載させていただきました。

◆ 『VOYAGE 〜光の射す方へ〜』のビジュアルとして使われている、レンガの壁に穴があいて、そこから青と緑の光(例:【『VOYAGE』am/pm掲示ポスター】)あるいは熱のある白い光(例:【骨川道夫の毎日がエブリディ:2011年1月25日_『Voyage〜光の射す方へ〜』の画像】)が射している絵柄を表現してほしい…というお願いでできあがったのが、このスタンド。
 勢いのある緑の流れ、鮮やかな青、白、黄色の花で、あのビジュアルを再現してくださっています。

◆ 茶系の花材は時期的に&予算的に難しかったかも…というなか、花束のラッピングを思わせるような工夫も併用して、壁を表現していただきました。
 この写真では、ユリがまだつぼみで開いていないのですが、劇場がにぎわう週末の頃には、レンガを思わせる渋い赤系のユリが咲いて、“壁”をかたちづくってくれました。

◆ “光”の表現は、より細部にも…(後述)




 上段
天野浩成さん 『VOYAGE 〜光の射す方へ〜』 花上段 ◆ シアターサンモールは地下で自然光が入らず、電球色の照明なので、どうしても花の色をうまく撮れず(涙)
 (同じ劇場の【天野浩成さんお花計画:となりの守護神】でも、深紅のバラが全く再現できず…)
 公演期間中いろいろ試しながら撮った中で、初日に撮った上段アップの写真が、比較的劇場での見え方の雰囲気が伝わるように思えたので、最初に御紹介。

◆ 初日は仮置きという感じで、たくさんのスタンド花が客席外下手側の通路にぎゅうぎゅうに詰め込まれていて、この写真はそのときのもの。
 その後、週末の前には、次に紹介する《全体像》のように、ロビーから通路に入る角、スタンドがのびのび“光”を放てるいい場所に配置していただけました。
 公演中のお忙しいときに席替えをしてくださった、スタッフ様に感謝です!




 花全体像
『VOYAGE 〜光の射す方へ〜』花全体像

画像をクリックすると大きな画像が見られます↑

◆ とてもいい場所に配置して頂いての全体像。
 全体像なので、できるだけ本来の色が再現できるように…といろいろやってみましたが、どうしてもきれいに撮れず…
 個人的には、大きな画像で見た方が、細部をクリアにみせる色調という感じがしてまだいいかな? と思うので、PCからの皆様はクリックして御覧いただけますとうれしいです。
   
 下段
『VOYAGE 〜光の射す方へ〜』下段

◆ ベージュ(沈んだピンク)の花は、囚人達を抑圧する“壁”のレンガの茶色を表すために入れていただいたのですが、下段ではピンクのリボンのように可愛らしく。

◆ フラッシュで撮影すると平板な絵になってしまうので普段は避けているのですが、花の青や黄色のあざやかさを見ていただくにはいいかも? ということで、きれいさの全体像をなかなかとらえることができなかった今回のスタンドを感じていただくひとつの手がかりとして、フラッシュ撮影の下段写真も。↓

『VOYAGE 〜光の射す方へ〜』下段



 光:金の枝
『VOYAGE 〜光の射す方へ〜』金の枝(らせん)

◆ このスタンドでは“射す光”を、さまざまな方法で表現してくださっています。
 そのひとつが、光の筋を表すような、金色の枝。

◆ 金色の枝は、こんなふうに、激しくうねるように渦を巻いたり→
『VOYAGE 〜光の射す方へ〜』金の枝(らせん側面)


◆ 拡がる光のように真っ直ぐに伸びていたり。


◆ 激しく渦巻いたり、真っ直ぐにどこかを目指したり、という金の枝には、戦争に運命を翻弄されつつも、光の射す方へ、会いたい人のもとへと一心に向かおうとするガン達の姿が重なったりも。
『VOYAGE 〜光の射す方へ〜』金の枝(直線)



 光:キラキラ
『VOYAGE 〜光の射す方へ〜』キラキラ葉

◆ 全体写真からはわかりませんが、実際にスタンドをみると、なんとなくキラキラ…
 レースフラワーの枝や葉に、キラキラのラメ加工が!

【天野浩成さんお花計画:舞台『インディゴの夜』大阪公演】のカスミ草のように花にラメをほどこすより、一歩奥まったところにあるキラキラですが、灯りの下での反射は意外と強く、スタンド全体に華やかなきらめきをさずけてくれていました。
  

◆ スタンドの花の奥の暗がりにカメラを向けると、色とりどりの小さな光が、花火のような、拡がっていく星のような。
 小さな宇宙。
『VOYAGE 〜光の射す方へ〜』キラキラ葉



 最後に…
◆ 今回、特に全体像の写真がきれいに撮影できなかったこと、公演のあとすぐに東日本大震災があったりで、報告ページの完成が遅くなりましたこと、大変申し訳ありませんでした。
 スタンドの席替えでいい位置に配置していただいたときには、日数の経過でお花の元気がやや落ちてしまっていた(それでも、このスタンドは、かなり頑張ってくれていたほうだと思います!)のも、残念ポイント。
でも、最初の場所のほうが、照明の点ではきれいな写真が撮りやすかったので、その間に部分写真をいろいろ撮ることができたのはラッキーだったかも!

◆ “光:金の枝”の最後の写真などにちょっと写っている通り、この『VOYAGE 〜光の射す方へ〜』は、スタンド花がぎっしりの、ロビーがとても華やかな雰囲気の公演でした!
 その公演に、カーテンコール等、ほとんどダブル主演に近いような扱いで出演されていた天野さんに、ささやかながらお花をお贈りできて、ほんとうによかったです。
 御参加くださいました皆様、ありがとうございました!!



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