23rd October, 2010
映画『けの汁』千村監督トーク
USTREAM配信
《2010年10月23日 19:30〜20:00》
2010年10月23日、千村監督が映画『けの汁』撮影について、1時間くらいのトークをUSTREAM配信(【映画「けの汁」 10/23/10 12:51AM, 映画「けの汁」】 現在も視聴可)。
ゆるい雰囲気で、撮影時のエピソードをたっぷり。
ポイントはだいたい、以下のような…
☆8月後半:役者さんが来る前に、先にお祭りシーン撮影→新聞記事に
(カメラマンさんが監督と間違えられている【笑】)
☆9月22につがるでオーディションをしたときも記事(陸奥日報)
つがるにはもうひとつ、大きな映画が来ているのに、『けの汁』は市民映画ということで、とにかく記事に!
☆10月6日制作発表:NHK以外のテレビ局は全部来てくれた
新聞社もほとんど
ネット媒体の方も
すごい報道のされかた!
ニュースを見て、顔が肥大化していると感じてしまった監督…
☆5〜6年のおつきあいのある方のおかげで、青森県内では、ショートとしてはあり得ない扱われかた!
☆さらにツイッターのおかげで、撮影初日にラジオ中継車がきてラジオ中継!
ダッシュをして出て、息が切れた状態で話…
ノートを撮影するときに、ピントが合わない、レンズ交換しなきゃ…というときに、プロデューサーさんから「今しかない!」と言われ、5分間話すためにダッシュ!
☆初日の撮影も記事に。
報道が入ることがわかっていたので『レスキューファイヤー』のTシャツ着用
☆木造高校で撮影。
学生さん達がお手伝い。あまりに楽しそうなので、もう少しまとまりをつけろ、とちょっと怒ったら、学生さん完全にどん引き
☆そんなにこわいつもりはないのに、ぼそっとしゃべるとこわがられる…という監督さん。
小道具さんに「金魚ねぶたどこにあるんですか?」と聞いたら、血相を変えて、15分後に息を切らして「ありますから…」といわれ、その反応びっくり(小道具さんは「トラウマになった」とまで!)
☆10月23日にCG打ち。
物語のファーストシーンで雪(初雪)を降らせてくれというオーダー
CG担当の方が“雪は好き”とおっしゃったので“やった”と思った監督、当初4カット予定のCGが6カットに
☆ラジオ中継は農家(りんご園)の方々が結構聴いていて、あとでりんご園や情景を撮影しに行ったときに、つがるに来ている(東映の?)大作映画のほうかとは聞かれず「『けの汁』の撮影?」と聞かれた
☆撮影は、8日から少しずはじめ、9、10、11日に役者さんが入った大きな芝居どころの撮影、そして12日にUSTREAMでも見せている夕焼けを撮影。
予算の関係で、撮影には日数制限があるため、夕焼けの撮影をねらえるチャンスは3回のみ。
撮影隊が来たばかりの8日、夕焼けを撮れるところで撮影していた9日、11日。
でも、その3回はいい夕焼けは撮れず…
12日の夕方も、雲が出ているし、うっすら雨も降っているのでダメだと思っていたら、わずかな間だけ夕焼けが出るという奇跡が!
つがる市の某関係者さんは涙…
☆千村監督は天気についている方。
初日がくもり予報だったのが晴れになり、2日目が雨%だったのが 、3日日がくもり予報だったのが晴れになり、4日目がくもり予報だったのが最後夕焼け。
☆今後の日程(未発表)
編集を来月中になんとか終わらせたい
編集は本来ものすごく時間がかかる(撮影よりも時間がかかってベースができるぐらい)
雪を降らせたり、車が走っているシーンですでに刈り取られてしまった稲穂を戻したり…
☆美術の出来がよかった
撮影したところは酒屋さんという設定に
美術部の方は葬儀屋さんで、売るほどある仏壇を貸していただき…
☆『けの汁』というタイトルを見て、東京の人の間には一瞬、やらしい映画というウワサが出たり…
☆撮影中にごはんを作ってくださった方の話。
近所の上品な奥様を急に連れてこられて“このかたがごはんを担当します”
そのごはんがとてもおいしい!
特におにぎり(筋子のおにぎり)、煮物…
ショックなのは、ごはん時間をちょっと過ぎると、なくなってしまうこと!
☆監督は普段は昼ごはんは食べられない(寝ていないので眠くなる/食べて注意が散漫になるのがイヤ)
でも今回はおにぎりをぱくぱく
☆木造市にあるジンタケ食堂の担々麺には郷土愛!
☆三浦食堂の伝説のAセット(ラーメンとかつ丼、ハーフのはずなのに、全然ハーフじゃない!)
とじてあるかつ丼がコショウでスパイシーだったり…
つい食べてしまう!
☆撮影隊で不満が出がちなごはん、寝るところ、風呂
そこが安定していたのでよかった!
お母さん達のごはんと、市役所前のしゃこちゃん温泉&アズマシ(“洗っていいとも”)温泉等に助けられ
つがる市内だけでも10ヶ所近く温泉
塩分が多くて疲労回復にいい
☆疑惑の“つがーるちゃん”
いろいろなことに引きがいい
☆年40回は職務質問される監督…
(荷物が大きいので & 目が弱いので日中サングラス等の外見も影響?)
☆4日に出発し、12日夜つがる発まで
車中泊も含めると12日間つがるに
☆素材を軽く観た感じ、技術さん“責任重大だぞ”という映像
☆千村組は助監督はいらないから編集を…、という編成
☆撮影中に涙が出てしまった映像も
監督が業界15年で初めて
(あまり泣かない性質なのに!)
ワンシーンは夕方でよかった、もうワンシーンは日中だったので、サングラスで隠し…
☆今日CG打ち合わせ
これから編集
☆これから『けの汁』の輪郭を作る
今後も編集しながらUSTREAMで配信して、『けの汁』がどこまできたか確認しつつ上映まで
次は第1回編集後ぐらい
【映画「けの汁」 on USTREAM】には、8月の時点での配信の映像なども。
USTREAM配信
《2010年10月23日 19:30〜20:00》
ゆるい雰囲気で、撮影時のエピソードをたっぷり。
ポイントはだいたい、以下のような…
☆8月後半:役者さんが来る前に、先にお祭りシーン撮影→新聞記事に
(カメラマンさんが監督と間違えられている【笑】)
☆9月22につがるでオーディションをしたときも記事(陸奥日報)
つがるにはもうひとつ、大きな映画が来ているのに、『けの汁』は市民映画ということで、とにかく記事に!
☆10月6日制作発表:NHK以外のテレビ局は全部来てくれた
新聞社もほとんど
ネット媒体の方も
すごい報道のされかた!
ニュースを見て、顔が肥大化していると感じてしまった監督…
☆5〜6年のおつきあいのある方のおかげで、青森県内では、ショートとしてはあり得ない扱われかた!
☆さらにツイッターのおかげで、撮影初日にラジオ中継車がきてラジオ中継!
ダッシュをして出て、息が切れた状態で話…
ノートを撮影するときに、ピントが合わない、レンズ交換しなきゃ…というときに、プロデューサーさんから「今しかない!」と言われ、5分間話すためにダッシュ!
☆初日の撮影も記事に。
報道が入ることがわかっていたので『レスキューファイヤー』のTシャツ着用
☆木造高校で撮影。
学生さん達がお手伝い。あまりに楽しそうなので、もう少しまとまりをつけろ、とちょっと怒ったら、学生さん完全にどん引き
☆そんなにこわいつもりはないのに、ぼそっとしゃべるとこわがられる…という監督さん。
小道具さんに「金魚ねぶたどこにあるんですか?」と聞いたら、血相を変えて、15分後に息を切らして「ありますから…」といわれ、その反応びっくり(小道具さんは「トラウマになった」とまで!)
☆10月23日にCG打ち。
物語のファーストシーンで雪(初雪)を降らせてくれというオーダー
CG担当の方が“雪は好き”とおっしゃったので“やった”と思った監督、当初4カット予定のCGが6カットに
☆ラジオ中継は農家(りんご園)の方々が結構聴いていて、あとでりんご園や情景を撮影しに行ったときに、つがるに来ている(東映の?)大作映画のほうかとは聞かれず「『けの汁』の撮影?」と聞かれた
☆撮影は、8日から少しずはじめ、9、10、11日に役者さんが入った大きな芝居どころの撮影、そして12日にUSTREAMでも見せている夕焼けを撮影。
予算の関係で、撮影には日数制限があるため、夕焼けの撮影をねらえるチャンスは3回のみ。
撮影隊が来たばかりの8日、夕焼けを撮れるところで撮影していた9日、11日。
でも、その3回はいい夕焼けは撮れず…
12日の夕方も、雲が出ているし、うっすら雨も降っているのでダメだと思っていたら、わずかな間だけ夕焼けが出るという奇跡が!
つがる市の某関係者さんは涙…
☆千村監督は天気についている方。
初日がくもり予報だったのが晴れになり、2日目が雨%だったのが 、3日日がくもり予報だったのが晴れになり、4日目がくもり予報だったのが最後夕焼け。
☆今後の日程(未発表)
編集を来月中になんとか終わらせたい
編集は本来ものすごく時間がかかる(撮影よりも時間がかかってベースができるぐらい)
雪を降らせたり、車が走っているシーンですでに刈り取られてしまった稲穂を戻したり…
☆美術の出来がよかった
撮影したところは酒屋さんという設定に
美術部の方は葬儀屋さんで、売るほどある仏壇を貸していただき…
☆『けの汁』というタイトルを見て、東京の人の間には一瞬、やらしい映画というウワサが出たり…
☆撮影中にごはんを作ってくださった方の話。
近所の上品な奥様を急に連れてこられて“このかたがごはんを担当します”
そのごはんがとてもおいしい!
特におにぎり(筋子のおにぎり)、煮物…
ショックなのは、ごはん時間をちょっと過ぎると、なくなってしまうこと!
☆監督は普段は昼ごはんは食べられない(寝ていないので眠くなる/食べて注意が散漫になるのがイヤ)
でも今回はおにぎりをぱくぱく
☆木造市にあるジンタケ食堂の担々麺には郷土愛!
☆三浦食堂の伝説のAセット(ラーメンとかつ丼、ハーフのはずなのに、全然ハーフじゃない!)
とじてあるかつ丼がコショウでスパイシーだったり…
つい食べてしまう!
☆撮影隊で不満が出がちなごはん、寝るところ、風呂
そこが安定していたのでよかった!
お母さん達のごはんと、市役所前のしゃこちゃん温泉&アズマシ(“洗っていいとも”)温泉等に助けられ
つがる市内だけでも10ヶ所近く温泉
塩分が多くて疲労回復にいい
☆疑惑の“つがーるちゃん”
いろいろなことに引きがいい
☆年40回は職務質問される監督…
(荷物が大きいので & 目が弱いので日中サングラス等の外見も影響?)
☆4日に出発し、12日夜つがる発まで
車中泊も含めると12日間つがるに
☆素材を軽く観た感じ、技術さん“責任重大だぞ”という映像
☆千村組は助監督はいらないから編集を…、という編成
☆撮影中に涙が出てしまった映像も
監督が業界15年で初めて
(あまり泣かない性質なのに!)
ワンシーンは夕方でよかった、もうワンシーンは日中だったので、サングラスで隠し…
☆今日CG打ち合わせ
これから編集
☆これから『けの汁』の輪郭を作る
今後も編集しながらUSTREAMで配信して、『けの汁』がどこまできたか確認しつつ上映まで
次は第1回編集後ぐらい
【映画「けの汁」 on USTREAM】には、8月の時点での配信の映像なども。