北条隆博さんトークショー
in ユアエルム・Mio

2005年9月23日14:00


天野さん御共演者様:北条隆博さん
(『仮面ライダー剣』)

 2005年9月23日、北条隆博さんトークショー in 千葉市・ユアエルム Mio。
 12:00の回では、誰にもライダーばなしを振られていないのに、トークの半分ぐらい(それ以上!?)はライダーメンバーとの話を語りまくっていた北条さん。
 14:00の回では、ついに天野さんについて語りだします(笑)。
 天野さんのことを御存知ないMCさんにまで“天野くんに会ってみたい”と言わしめた北条さんの話術の一端が伝われば!

■ 【ファッション関係。“天野さんばなし”スタート】
 MCのピンポンズのお二人と「二度めまして」と御挨拶された北条さん、お客さんもほとんど第1回と同じ模様でしたが、それでもかたくなに、ファッションのお話から(笑)。
 ベルベットがお似合いで、といわれた北条さん、今日のお洋服はスタイリストさんが…とのこと。
 『義経と弁慶』イベントで、着るものがない…と、あわててデパートに買いにいった挙句、よその会社のタレントさんから「エイ○ックス、シャツおかしいで!」と非難されてしまう天野さんの某エイ○ックスさんや、同イベントで、PRのために舞台上で着ていた売り物Tシャツを、デザインもされた方自らホテルの部屋のボディーシャンプーでお洗濯したりしているような林剛史さんの某ア○ューズさんとは恐ろしく待遇が違います、北条さんのところの会社!(笑)

 今日はイベントということでかっちりしたスタイルだけれど、普段は動きやすいのでTシャツにGパンで、という北条さん。
 かっちりしたスタイルもいいですね、と言われるや「一緒にライダーで共演させてもらった天野さん、ってカンジで…」
 会場からは、いきなり笑いが!(24日の『猿飛佐助II 闇の軍団』舞台挨拶に備えて上京された方もおいでな模様で、天野さんファン比率も、結構高そうでした、今回。)
 ピンポンズ川本さん、唐突に出てきた固有名詞に「天野さん! 天野さんはカッチリ派なんですか?」。
 北条さん「ちょっと、大人の方で…オレも憧れちゃって…」
 …椿さんのことは“主役の子”呼ばわりだったのとは態度豹変です、北条さん!(天野さんが“あきらくん、あきらくん”な『デザイナー』の現場が“現在”の今、そんな北条さんを見ると、すごく新鮮!)
そしてMC川本さんも、場のケハイを感じたのか「何! この笑い!」。
 北条さん「すごい、ダンディな方で…スーツが似合う…」
 川本さん「ダンディ天野ってカンジで!」
 北条さん「それに憧れて、今日は、ちょっと…がんばってきました」
 …北条さんの目指したところは達成されたのかどうかよくわかりませんが、つかみはバッチリでした、北条さん!
 (天野さん御本人がいらっしゃるトークショーに匹敵するぐらいの忍び笑い、とれてましたよ!【笑】)

 そしてまた“ねまきはウシさん”のお話が繰り返されていましたが、“天野さん”の破壊力には及ぶべくもなく(笑)。

 部屋着は半袖半ズボンで、家に帰ったら「こういうの(衣裳)脱ぎはらって、コンタクトも外してメガネで」。初耳ですが、北条さん、かなり視力が悪く、おうちではメガネだそうです。
 動きやすい格好ということで、MCさん「じゃあ、屋上から何か落っこってきても」北条さん「行けます、変身して」。
 MCさんは、さすがヒーローものに出ていらしたということで、気を使って…としきりに感心していらっしゃいましたが、北条さんの場合、別に誰に気を使ってライダーばなしをされているんわけでもないんじゃあ…というような気がしてなりません(笑)。

■ 【重ね重ね言いますが、コレが本題だったはず…。『がんばっていきまっしょい』撮影秘話】
 『がんばっていきまっしょい』撮影秘話。
 第3話か第4話で、安田部長が女子部にボートを教えるけれども、あまりに下手すぎてボートがひっくり返ってしまう、というシーン。
 映像は沖での出来事のように作っていますが、危険なので、浅瀬で撮影したとのこと。
 で、浅瀬で海落ちをやってみたら、みんないっせいに頭を強打して、みんな海から頭を押さえて出てきたもので、一度NGになってしまったそうです。
 北条さん「痛かったですねー。思いっきりゴーンといきましたね」。

 思い出のシーンは、第7話の、男子ボート部がボートの勝負をするシーン。
 自分では一所懸命こいで、で、陸に上がると、監督がすっごくにこにこ顔で迎えてくださり。
 監督によると、オールが見事に揃っていてボートがきれいだった、すごくきれいな絵が撮れた、とのこと。
 男子部は女子部より練習時間が少なく、女子よりヘタだったりということもあったところ、監督にほめられて、思い出に残っているとのこと。

 北条さんが自ら言い出した「こんな秘話があるんですけど」な秘話。
 その試合のシーンが終わった後、対戦相手の高校のボート部の役をやっていた、愛媛の本物のボート部の高校生達と、ボートをこぐのはこれが最後だから、と、1000mの勝負をしたそうです。
 で、北条さん「勝負になって…あれ…なんだっけ…」と、自分が言いたかったことをしばらく思い出せず(笑)。
 ようやく思い出せた“言いたかったこと”は、途中、700mぐらいまでは勝っていたけれど、最後のパドルでバウの太った子(注:窪田啓司役の田中琢磨さん)がハラキリになってしまい、勝利は幻になっちゃった、でもそれまではリアルで高校生に勝っていた、というお話。
 北条さん「レースやってて、燃えました!」

 ボートは強化合宿の3日間で漕げるようになったとのことですが、1日目は陸上でのこぐ動作の練習でボートにのせてもらえず、2日目ものせてもらえず、オールがきたないきたないと言われてばかりで、3日目でやっと乗せてもらえたとのこと。
(『がんばっていきまっしょい』劇中でも、女子部にそんなエピソードがありましたね。リアルです!)

■ 【肉体派北条さん。天野さんばなし、ふたたび】
 ここで、MCのピンポンズ川本さん「(北条さんは)見た目、キレイな顔なんですけど、やってることは肉体派ですね!」とコメント(“キレイな顔”と言われて「いやいや」とケンソンする北条さんも初々しく【笑】)。
 北条さん「趣味は筋トレですよ」と、肉体派発言な北条さん。
 「結構ジムとか行ったりしてるんで」。
 川本さんが、ジムで鍛えるというとヒーローものにイメージがつながるのか「ブレイドで…」とおっしゃると、北条さん「そうですね、ブレイドのメンバーと一緒にジムに通ったりしています」と、またブレイドメンバーばなし(笑)。
 それは別に目新しい話ではないかもなのですが、北条さん「約一名、格闘家になるとか言ってましたけど」。
 12:00の回には“主役の子”ばなしで終始した北条さんでしたが、椿さんは転地がひっくり返っても“格闘家になる”とかおっしゃりそうにないので、誰だろう、森本さんあたりかな…と思っていたら
 「天野くんです」
 これには会場、大笑い声と“えーっ!?”の声。実際意外です!
 川本さん「また“天野くん”が出ました!…天野くん幻想がすごいです!」と、ピンポンズ川本さんの頭の中は、“天野くん幻想”でいっぱいになりつつあり(笑)。
 川本さん「ジャケットでかっちりキメてて…格闘家になるんだって言ってて…」
 北条さん、さらに火に油を注ぐように「ステーキ屋に行って、挑戦してますよ、ステーキ」。
 天野さん、クオーターパウンダー、400gといったものに挑戦されている模様。…ちょうど天野さん携帯サイトの『なにわ日記』第2回で、天野さん御本人の筆による、『デザイナー』共演者の方々と肉(“お肉”の直後に、ものすごくしあわせそぉーうな顔文字までついた…)を食べに行って、すごく美味しかったです!! という文章を見た直後なだけに“やはり肉か…肉なのか…!”と!(北条さんファンの皆様も、ぜひ携帯で http://avex.jp/amano/にアクセスして、今月だけでも会員登録してみて、あまのさんの日記、ぜひ御覧になってみてください…)
 天野くん幻想、でかくなってきたー、と頭をかかえる川本さんをよそに、北条さん「みんなで鍛えまくってます」。

■ 【予定外? ブレイド秘話】
 12:00からの回では全く用意された話題としては出なかった『仮面ライダー剣』撮影秘話について、今度はピンポンズ川本さんのほうから。…勝手にブレイド話をしまくる北条さん、ブレイド話で反応のいい客席に、トークショーの構成を考えられた方が根負けされたのでしょうか(笑)。
 第47話で「ほんとにちっちゃい頃から仮面ライダー大好きだったので、変身するだけじゃ物足りなくなって」レンゲルのスーツを着ました! という、北条さん最大の自慢話。
 アクションもやりました、“弾着”っていって、自分がスイッチを押して斬られたときにバァーン!って、それもやりました、全部やらせてもらいました、と、本当にうれしそうな北条さん。「面白かったですねー!」
 映んないのにあえて大変なことをするのがスゴイ、とおっしゃる川本さんですが、北条さんは「ほんっと、着てるときしあわせだったんで」と、いまだに感激のにじみでる口調で。
 ちなみにピンポンズのおふたりは『タモリ倶楽部』で、悪役のショッカー役をやったことがあるとのこと(笑)。

■ 【“ブレイドチームはみんな…” シンクロばなし】
 『ウォーターボーイズ』でハマったシンクロ、面白いですよ! と力説する北条さん。
 スカーリングという浮く技術は、最初は30秒ぐらいしかできなかったのが、1分、2分、3分とできるようになって、最終的にはスカーリングをしながらずっと話をしていたりできるようにまでなったとのこと。
 『がんばっていきまっしょい』の皆さんとは、オフの日に海に行ってやったり、お風呂場でやったり、と。うまい人は動かしている手で渦ができるのだそうで、渦ができる人は“合格!”だとか。
 そして「ブレイドチームはみんな、足技も極めてるぐらいですね」!!
 「フラミンゴぐらいできますね」とのこと、すごすぎです…通っているジムのプールで遊びながらやっているとのこと。
 そんなのやっていいんですか、と聞かれると「逆立ちと肩のせジャンプは怒られますね」。怒られた、ということは、やったそうです(笑)。
 「怒られましたけど、面白いですね」。…あんまりこりてません、北条さん(笑)。

■ 【“会いたいですねー、天野さん!” ブレイドメンバーばなし】
 めちゃめちゃ仲いいですね、ブレイド、と言われ「仲いいですねー」と北条さん。
 フットサルチームを組んで、週1ぐらいやっているとのこと。「みんな忙しくなってきたりすると、できなくなっちゃうんで…」とのことですが、週1というのは、かなりつるみまくりです(笑)。
 「みんな動きたいんですね…おじさんもいますけど」。
 客席からはすでに笑いが(笑)。
 「いやー…椿隆之とか…天野浩成とか…」という北条さんの言葉に、川本さん「また天野くんが」。
 北条さんの「3分とかたつと、いつの間にかあっちで座ってるんですよ」に「早っ! 3分で、格闘家になる人が! で、4分目にはきっちり着てる、と。むちゃくちゃやりますね!」と、天野さん幻想をふくらませる川本さん。
 ついに川本さんに「会いたいですねー、天野さん。会いたくなりましたね」とまで言わせた北条さん。
 …ある意味、天野さんの“テルは8チャン”等々より、すごいかも!

■ 【デビューのきっかけ、もし役者をやっていなかったら】
 デビューのきっかけばなしとして、またお母さんが履歴書をNHKに送っていた、という話。
 自分宛のNHKからの郵便物が来ていた、というところで、口をすべらせて「あ、本名言っちゃったよ」な北条さん(笑)。
 行きたくないよー、そんなオーディション受ける自信ないよー、という北条さんに“来たんだから行きなさいよ!”といったお母様のおかげで今日がある、というところは、12:00の回と同じ。

 もし役者をやっていなかったら、何の仕事を? ばなし。
 調理師免許を取って料理関係の仕事をしているか、保育士、という北条さん。
 調理師免許の話はこれまでのインタビューでも出てきていましたが、保育士、というのは初めて聞きました。
 中学のとき職場体験で幼稚園も何軒か行かれたとのこと。でも保育士は勉強しなければいけないんで、けっこうキツかった、と北条さん。

■ 【“仮面ライダーはかないましたしね” 今後の夢】
 憧れている役者さんは織田裕二さん、と北条さん。
 「すっごいマルチで、司会をやって、演技もいろいろな役をやって、歌も…すごい憧れます」。
 北条さんは歌は苦手とのこと。カラオケではゆずやコブクロを歌われるそうですが「ほんっとひどいです、歌だけは」と。
 CDもライダーの時に出したけれども「やーもうひどかったですね」。
 客席から、うまかった…との声があがっても「あんまりひどいんで、機械とかでいじってるんじゃないですか?」。
 レコーディングは、他の方は3時間とか6時間で終わっているのに、自分だけは12時間かかった…と(笑)。

 共演したい監督さんは、堤幸彦監督(天野さんは、1998年に深夜ドラマでの主演作【少年サスペンス「謎の男子転校生」】を撮っていただいています)とのこと。
 堤監督は『H2』の第1話のみ演出をされていて、北条さん演じる佐川は第3話からしか出番がなく、残念だった、演技を見てもらい、指導してもらいたかった、とおっしゃる北条さん。
 かなうといいですね、言ってるとかなうらしいじゃないですか、と言われて北条さん「仮面ライダーはかないましたね」と、誇らしげに。
 次にかなえたい夢は、と聞かれて、ものすごく長い間考えた後「織田裕二さんとの共演」と答えられた北条さん。きっとかなうような気がします!

■ 【ちょっと、天野さんイベント的なフンイキも(笑)。質問コーナー】
 天野さんイベントとは違って、とにかく何の問題もなく進みがちな北条さんイベントの質問コーナー。
 それでも、微・天野さんイベント的テイストも(笑)。

 第1問は「得意なお菓子は何ですか」。
 普通にケーキとか作ってしまうという北条さん、「やっぱりチョコレートケーキですかね」。
 ここでMCさん達に「かわいい〜!」と言われたりするところが、微・天野さんイベント的(笑)。天野さんはイベントやラジオで、いろいろな方に可愛い可愛いいわれまくりですが、北条さんはウシさんパジャマぐらいでしか言われていなかったような。
 あとはクッキーとか…というときにも「かわいい〜! 好きになっちゃいそう!」と言われていた北条さん。
 (それにしても天野さんは、“抱きしめたい”とか“弟だったらなー”とか、よく言われてたなあ…と【笑】)
 ブレイドには(何をあげたの)? と聞かれた北条さんが「プチケーキ」と答えると、ピンポンズ松崎さんが「マーマレードみたいの?」北条さん「はい」。
 でも、ピンポンズ川本さんから「マーマレードって、塗るやつじゃん!」という突込みが入り、客席のアシストもあって“マーマレード”ではなく“マドレーヌ”と判明。このへんの混迷ぐあいが、微・天野さんイベント的(客席のアシストで問題が解決するあたりも【笑】)。
 で、ブレイド椿さんの反応はというと「甘いもの好きみたいで、オッケーでした」。よかったですね、北条さん!

 次は北条さんが手を挙げている人をあてると、それは12:00の回にも質問された方(笑)。
 「あれ? じゃあ隣の人」な北条さん(笑)。
 というわけで第2問は「差し支えなければ、次のドラマでの役を教えてください」。
 これはOKで、10月20日からの『今夜ひとりのベッドで』のフジサワ・タクミ役とのこと。
 本木雅弘さん演じるデザイナー事務所のアシスタントということで、役の設定は22歳、北条さん初めての実年齢より年上の役とのこと! 楽しみです!
 (天野さんとも、“デザイナー”つながり【笑】)

 第3問は、最近好きな曲やアーティスト。
 最近、『四次元』を聴いて、ここのところ聴いていなかったミスチル(Mr.Children)にまたハマったとのことでした。

■ 【手のひらで暖めたりも。2ショット写真】
 2ショット写真の抽選、今回は真っ先に、北条さんあるいはライダーに、本当に何かしらの興味があるのか!? という感じの(観に来たかった方のお連れの方なんじゃあ…)、キャップに金髪の若い男性を引きあてた北条さん(笑)。
 また一所懸命写真を振りまくる北条さん。
 今回は両手の手のひらで写真をはさんで、暖めてみたりも(笑)。

 うながされて、また、『ウォーターボーイズ』前に急にサインを決めたという“サイン秘話”を話される北条さん。
 現在のサインと違うものを書いたこともあるそうですが、何を書いたか覚えていないとのこと。
 (ちなみに守峰、【舞台も踊る大捜査線! ザッツ・スリーアミーゴス】を観に行った際、会場に展示してあった『ウォーターボーイズ』メインキャストさん5人のサインを拝見しましたが、主演の山田孝之さんの当時のサインは、お名前を楷書で縦書きしただけのものだったこと、今でも忘れられません…)

■ 【告知も。最後の御挨拶】
 12:00の回もほ同内容のものがあった、最後のごあいさつ。
 まずは、翌24日には同じ場所で、眞鍋かをりさんのトークショーがありますとのMCさんからのお知らせ。
 眞鍋かをりさんは、北条さんとは『ウォーターボーイズ』で共演されていて、当時16歳だった北条さんにとって、素敵な大人の人で…と語る北条さん。明日は自分が来たいぐらいですね、それぐらい素敵な方です、と。

 そして北条さんの御挨拶。
 「今日は僕のためにこんなに集まってくださって、ありがとうございました。これからも、次のドラマも頑張りますので、よろしくお願いします」と、しっかりとスタンダードな御挨拶。
 そして告知として、2006年夏に公開という映画『早咲きの花』で、ミズタニ ユキヒコ役を演じていらっしゃるとのこと。  映画では、豊橋伝統の手筒花火(※映画『早咲きの花』は愛知県豊橋市の市制100周年記念映画)を、頭にやけどをしたりしながら頑張ってしているので…とのこと。
 最後まで“肉体派ですねー”とコメントされていた北条さん。
 ほんとうにいろいろな撮影、お疲れさまでした!


(ゲストブック書き込み:2005年9月24日)



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