TEAM発砲・B・ZIN
マジヨ


天野さん御共演者様…ではないのですが:神戸みゆきさん
(セーラームーンミュージカル“ドラクルシリーズ”)
渋江譲二さん
(『仮面ライダー響鬼』の押川善文さんライダー変身前、実写版タキシード仮面)

 2006年10月12日(木)、セラミュで天野さんとすれ違いになったムーン役・神戸みゆきさん御出演、TEAM発砲・B・ZINの舞台『マジヨ』、観てきました!
 実写版『美少女戦士セーラームーン』のタキシード仮面役 & 天野さん変身後のギャレンを演じられた押川善文さんが次に演じられた仮面ライダー・威吹鬼の変身前を演じられたりとビミョウな縁のある渋江譲二さんとお二人で、今回の外部ゲスト。
 神戸ちゃんに熱狂してきました!!!

 劇場はスペース・ゼロで、『義経と弁慶』の伊藤陽佑さん御出演の『ロックミュージカル BLEACH』を観た劇場。
 この『BLEACH』は演出が初期セラミュの演出を長く手がけられた平光琢也さんで、舞台装置の組み方や照明の使い方がもろにその当時のセラミュ!で、なつかしさに心震えつつ観たものですが。
 今回のきだつよしさんの演出(きださん演出を自分が観るのは、たぶんセラミュ初代タキシード仮面役の佐野瑞樹さんが主演の『コミック・ジャック』以来)も、魔法の攻撃の効果音や邪悪な声に使うエフェクトや、動く板の使い方等、ものすごくセラミュっぽくて、そういう空間に神戸さんがいて…と、ものすごくセラミュ気分で入り込んで観てました。
 スペース・ゼロ、“そういう場所”になりつつあるかも?(笑)

 魔女っ子というテーマはもちろん、アニメのOPを生でやりましたという感じのOPや、こんなものまで生で観られるとは! な変身シーン…というより聖衣装着シーン(と思います! バンダイさんが“聖闘士聖衣体系”とかいって売ってたやつ!)まで、TEAM発砲・B・ZINらしいアニメ風味満載の舞台に、セラミュファン感謝イベント初登場のときにファンを驚愕させた神戸さんのアニメ声、ぴったり!
 神戸ちゃんが魔女コスプレっぽい衣装で歌い踊って、ぶりぶりのアイドルしている冒頭近くのシーンには、ひたすら感激(【蜘蛛の巣】【検察側の証人】で、うさぎちゃんとはかなり傾向の違う役を複数観ていたことが、かえって“久々にそういう神戸ちゃんを観た!”感をあおっているかも!)。
 そして何より、魔法の力をもって攻撃するシーンや、邪悪の力の化身となって皆を陥れるシーン(それを今や、神戸ちゃんがやっている、というところにも、興奮!)の、動きやポーズの凛々しくかっこいいこと!
 劇団員の皆さんにひけをとらないテンション、ぴんと通る声と、とにかく神戸さん堂々。
 神戸さんには、舞台センターが似合うなあと。
 ラストシーンの神戸さんカンナは、セラミュのラストシーンのうさぎちゃんでも十分ありそうな感じで(セリフも声も!)、観ていて泣きそう!でした!

 渋江さんは、セーラー戦士姿が観たい! と本気で思うほどの美脚にやられました!
 (なんかもう、そのキレイな脚のことで頭がいっぱいになってしまって、申し訳ないぐらいでした…【笑】)
 実写版『美少女戦士セーラームーン』で渋江さんが演じた地場衛はあまり口数が多くないイメージで、渋江さんの声に対するイメージが自分の中では希薄だったのですが、なんとなく思い描いていたのよりかなり高くてハスキーな感じの声で、コミカルなキャラクターもすごくいけそう。初舞台の2日目ということで、まだ発声等は慣れていない感じでしたが、カーテンコールのときの飄々とした感じなど、つかみは十分! また機会があったら観てみたいと思います(なんといってもあの美脚だし!【笑】)
 渋江さん演じる椿は、絵に描いたような“タキシード仮面”で、それもセラミュ的神戸さんに大感激な自分の琴線に触れまくり。愛する女の子を助けたいと心から思って、そのために自ら危地に飛び込んでいったりするけれど、力がなくてあんまり役に立たない、でも、正しい力をもった主人公の心を奮い立たせる、そういう存在。
 そういう役に、とっても合ってるキャラクターでもあると思います、渋江さん。さすが本物の一人(笑)。

 劇中で神戸さん演じるカンナが、カンナが操るカンナヲタの二人組(ヲタ芸、力入ってました!)に“我らの月”と呼ばれたりしていたかと思ったら、その二人組が“月に代わって、おしおきよ!”をやってくれたりした時点で、大喜びだったのですが。
 “TEAM発砲・B・ZIN 次回予告”の中では、神戸さん本人が、惜しげもなく“月に代わって、おしおきよ!”!
 きださん、わかっていすぎ!(笑)
 神戸さんのそれの前に…の渋江さんの場合は、ひゅるり〜、と笛の音が聞こえてくるのが変身ポーズ相当なら、変身ポーズを披露したことに(お客さんでわかった方があまりいなさそうなのが残念…って、後で気づいた自分が言えた義理ではないですが【涙】)。
 『仮面ライダー響鬼』の脚本を、今回の『マジヨ』の作・演出もされているきださんが書く! と聞いて、おおおおおっ! と思った当時のことが、なつかしいです。
 (天野さんの『仮面ライダー剣』卒業の頃…神戸さんのセラミュも、天野さんのセラミュ卒業と表裏一体の思い出ですし、ほんとうにそういう思いにひたった今回の『マジヨ』…)

 カーテンコールの神戸ちゃんは、ゲスト紹介されて「よろしくお願いします」と言ってから、もう観終わったお客さんへの挨拶だと気づいて「ありがとうございました」に路線変更(笑)。
 渋江さんは「本日は渋江譲二初舞台記念公演2日目においでくださいまして、ありがとうございました」と、初舞台とは思えないほどの力みないボケ(笑)。
 渋江さん、2回目のカーテンコールのときの、いかにも“もう楽屋に帰っていたね!”という感じの、手にうちわとペットボトルというくつろいだ小道具つきの登場も最高でした(笑)。もう衣装を取りかけていた主演の小林愛さんの胸元をうちわで隠してさしあげていたかと思うと、しれっと顔をかくしてみたりしているのも。

 今日の公演は、公式サイトでは券売率50%未満と表示していましたが、ふたをあけてみればほぼ満席!
 16日(月)はほんとに少ないらしいので、興味のある方はぜひ。
 (土日も当日券が出ないわけではないようですが、通路のざぶとん席になるようです。)
 私もうっかりリピートに走ってしまいたくなるような(ほんとにセラミュ気分【笑】)、楽しい舞台でした!


(ゲストブック書き込み:2006年10月12日)



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