12th June, 2006  
緑山スタジオシティ
出演者:長谷川京子さん 小出恵介さん 西村雅彦さん 小池栄子さん 石井正則さん
天野浩成さん 大東俊介さん 石田未来さん 清水由紀さん



日曜劇場『おいしいプロポーズ』
インターネット募集エキストラ参加収録
◆ 昼の部 ◆
《2006年6月12日 11:30〜14:30頃》



 2006年6月12日は【牧歌的天野浩成さん情報】7周年という記念日。
 その記念日、朝から夜中まで天野浩成さんたっぷりの日を過ごせるとは、思ってもみませんでした!
 (『おいしいプロポーズ』公式サイトでの当初募集は“16:30〜24:00、神奈川県某所で社員食堂のシーン撮影”とのことでしたが、電話連絡の際、10:30からお願いしますということに…)
 24時を回った時刻に天野さんのお姿を直接見るという機会はこれから先もそうそうないと思いますので、ほんとうに貴重な、記念の日になりました!




【憧れの地。緑山スタジオ】

 “神奈川県某所で社員食堂のシーン撮影”と募集にあったとき、“もしや、緑山!?”と、どきどき!
 天野さん御出演のTBSのドラマの公式HPや、その他のTBSドラマ公式サイトのスタッフ様日記等を愛読していたもので、そこに頻繁に出てくる“緑山スタジオシティ”は憧れの地。
 でも、都心からちょっと離れていて、鉄道の駅が近くになく交通手段はバス…といった、ちょっと秘境的なロケーションゆえに、その前を何かのついでに通ったりということはありえず(“こどもの国”とか、行きませんしね…)、絶対行くことはないんだろうなあと思っていました。数々あった『おいしいプロポーズ』のエキストラ募集も、毎日放送(関西のTBS系列局)の『デザイナー』とは違って、ロケONLYでスタジオはなかったので、緑山には一般からのエキストラは入れないものなんだ…と思っていましたし。
 その緑山スタジオに行ける!
 電話で緑山スタジオシティへのアクセス方法を教えていただきながら、これってTBSドラマの台本に印刷してあるというバス案内とかとおんなじなんだろうなあ…と、なんだかうれしくなってみたり。

 それまではなんとなく“神奈川県”ということで、横浜のほうから内陸方面に入っていくようなイメージを抱いていましたが(ので、何時間もかかるような気がしてました…)、実際には代々木あたりからまっすぐバスが出る鶴川の駅に行けるので“思いがけないほど近い!”という印象。
 …ですが、鶴川の駅に降り立ったとき、ホームのすぐ外は畑だったのには、軽い衝撃を受けました(笑)。駅前から一本離れた通りには、JA(農協)があったし!
 バスの中から、ビニールハウスや、キュウリか何かの黄色い花を見ながら、こんなに田園風景を見るのは、【2005年8月27日_『DEPARTURE』発売記念イベント in 利府】で仙台の先まで行ったとき以来かも…と。
 途中の風景はなかなか田園でしたが、そんなに長い間バスに乗っているわけではなく、ほどなく緑山スタジオシティの前に。
 守衛さんに記念の日の日付の入った一日入構証をいただき、これだけでも来てよかったなー、というキモチに。




【ほんとうに普通に役者さんは通ります。天野浩成さん登場】

 スタジオの正面玄関のところには待ち合わせ用の椅子がたくさんあって、プロダクション所属のエキストラさん、インターネットエキストラさんともにそこで待機。
 入り口付近にエレベーターがあるので、もちろん役者さん達もそこを通過。そもそも関係者しか立ち入らない場所なので、ほんとうに普通〜に通っていかれます。

 最初に気づいたのは、大東俊介さん。
 …というのも、【TBS公式:おいしいプロポーズ−ちはるのおいしい絵日記 VOL.6】に描いてあった通りの、迷彩のパンツに、劇中での藤田くんの私服のイメージと同じ、ラグラン袖の半袖Tシャツで、“そのまんま!”という感じだったため!

 “そのまんま!”な大東さんと対照的だったのが、天野さん(笑)。
 “…もしや、ここの仮眠室か何かでお泊りでしたか?”というカンジの雰囲気を漂わせての御登場…ゆるり〜んとした感じのアースカラーのカットソーか何かに、これまたゆるりんとした感じの迷彩のパンツ、髪はヘアメイクさんがスタイリングしやすいようにという御配慮か、洗って乾かしてとかしましたという感じですとんとおりたまま、で、メガネ。
 【2005年10月22日14:00_LA SERENA TALK SCRAMBLE 851】(これの第1回のゲストって、小出恵介さんだったんですよね。御縁!)で「…(オーラを)出すのはできない…消すことはすごい…」 「会社の前で自分のマネージャーさんとすれ違って、ほんと気づかれないですからね!」 「東京で、新宿で待ち合わせとかするじゃないですか。15分間僕のこと探してたんですよ!」などと語られていたのもわかる! というような、見事なオーラの消しっぷり!
 で、劇団スタッフの方も、そんな天野さんを目撃して“役者…さん…?”というカンジで天野さんだとわからなかった模様なのですが、エキストラさんの中でそんな天野さんを御覧になって“ライダーの人”と見分けていらした方がいて、ライダー偉大なり! と、その威力にひれふしました!
 他のキャストさん達はすたすたとそこは通過する感じだったのですが、天野さんは、エキストラ集団のほうをじーっとみていらしたような、いらっしゃらなかったような…なんとなく足どりも、ふらふら〜という感じで、やっぱりどこか寝起き感が…。
 最近のイベントでは天野さん、すごくキレイめな感じの服装をしていらっしゃいましたが(『DEPARTURE』発売イベントの密着レポなどをみると、ステージ衣装だけでなく、お帰りの際の服装も)、そういう特別な機会でなければユルい感じの服装で動いていらっしゃるんだ…と、なんだか安心しました(笑)。

 事務所所属のエキストラさん達が先に事務所ごとの控え室に入られた後も、インターネットエキストラは集合時間からだいぶその場で待つことになり、長谷川京子さんや小池栄子さんが、あまりにも普通に通っていかれたので、ほとんどの方が気づいていらっしゃらなかったほどのさりげなさで通っていかれたり…という時間を経て、石井正則さんが黒い帽子に全身モノトーンでかっちりと決めたスタイルで、今日も愛想よく「おはようございます!」とエキストラさん達にもさわやかにあいさつしながら登場された頃、インターネットエキストラも控え室に上がることに。




【あの芝生がここに! 控え室】

 通していただけたのは、普通の小さめの会議室(定員10数名ぐらい)という感じの部屋。
 本日のエキストラは、終了24:00ということで皆さん二の足を踏まれたのか、インターネット応募は10名ちょっと、しかも夕方でお帰りの方、夕方から参加される方もと、ほしい人数より少なめだったとのこと。そのため、事務所・劇団のエキストラさんの発注もあって、総勢40名ぐらいで…ということに。

 その控え室からは眼下に緑山スタジオシティの正面の芝生や花壇、その向こう側にはバス通り(田園風景な場所ですが、トラックが頻繁に通ったりと、かなり交通量の多い道路)が見えたりするのですが、その芝生、『ギャルサー』で藤木直人さん演じるアリゾナ育ちのカウボーイが最初、テントを張って生活していた(渋谷という設定のの)芝生だとか! どうりでその斜面具合に、激しく見覚えがあったような!
【TBS公式:弁護士のくず−橋本P日記 vol.10 5月10日(水)】で橋本Pが、AD時代に視聴率UPのために先輩に雨乞いをしろとプロデューサーに言われてした雨乞いは“ほとんどギャルサーの世界です。”なんて書かれていたりしましたが、『ギャルサー』、TBSのドラマスタッフ様にとっては、かなり身近な存在だったんですね【笑】)

 控え室にはテレビが置いてあって、もちろん普通の地上波のテレビも観られるのですが、撮影中のスタジオの様子をモニターできることに。
 『おいしいプロポーズ』のスタジオの様子が映されていないときは、7月17日スタートの昼ドラ『大好き五つGO2』のスタジオの様子などを観ていたのですが、その撮影は朝早くからえんえん長時間やっていて、しかもすごい長回しで、森尾由美さんは大量の長いセリフをえんえんしゃべっていらして(場面転換になっても、全く台本を見直す気配もなし!)、すさまじいものがありました…『デザイナー』のときも、松本莉緒さんはほんとうにタイヘンだったんだろうなあ…と、ひしひしと。

 控え室では、インターネットエキストラの世話をしてくださるスタッフ様が、エキストラに募集されていた方への連絡も同時進行でされていて、エキストラへの電話連絡をどういう方が、どんな風にしてくださっているのかわかって、面白かったです。MBSとの一般エキストラのシステムの違いがわかったり、他局のやり方はまた違うらしいということがわかったりと、勉強になりました!




【給食当番みたいでカワイイ! エキストラ参加前撮影 in モニター映像】

 控え室に入ってだいぶ時間がたってから(正確な時間は覚えていませんが、お昼近くになっていたかも…)、モニターに『おいしいプロポーズ』撮影の様子が映るように。
 チカチカとものすごい短時間でカメラが次々に切り替えられたりしてみにくいときも多かったのですが、貴重な撮影の様子を、お茶の間でテレビを観るように観ることができました!

 そのとき撮影のシーンは、【TBS公式:おいしいプロポーズ−STORY #9】でも告知されているように、トラットリア・バンビーナ一同が店の改装工事の間、葛城フードコーポレーション(葛城コンツェルンの本社というか、中心となる会社の模様)の社員食堂で働くということで、石井正則さん演じる大河内秘書に案内され、仕事の説明を受けるシーン。
 …社員食堂の制服を着て一列に並んでいる天野浩成さん桑原くん、大東俊介さん藤田くん、石田未来さんメアリー、清水由紀さん未来、小学校の給食当番みたいで、かわいいーっ!!!
 衣装についてはオンエアを御覧になっていただければ…なのですが、男子二人が背が高くて、女の子ふたりがちっちゃくて、たまらない可愛さ!

 そのセットで撮影するのは初めてというせいもあるのか、午前の撮影では特に照明の調整等による待ち時間が長いように感じられました。
 それを待っている間、並んで立っている男子二人、しめしあわせたわけではないと思うのに二人そろって(なかよしさん!)、手にした帽子をぷらんぷらん振っているのがまた、小学生が紅白帽のつばをもってぷらんぷらんさせているようで、あどけなく可愛く。

 最初はその4人が横並びになっていたのですが、そこに長谷川京子さん、小池栄子さん、西村雅彦さんも加わって一列に並び、バンビーナスタッフと向き合うように石井正則さんが立ち、本日最初の撮影シーン(たぶん)がスタート。
 天野さん桑原くん、ばっちりセリフあり。簡単にいうとセリフの趣旨はいずれも“不満表明”なのですが、そのなかにも、鈴子さんを立てるようなセリフ、大東さん藤田くんとナイスコンビなセリフと、短い中にも桑原くんらしさがちりばめられていて、うれしく!

 スタジオでの作業は、おおむね

○ドライ(リハーサル)
 役者さんのセリフや動きの確認。カメラなしで。
 ↓
○カメリハ(テスト)
 カメラを回して、カメラ・音声・照明などの調整。
 ↓
○ランスルー
 本番の直前に本番と同じように通しで行われる最終テスト。
 ↓
○本番
 実際に使う映像を撮影

 という感じで進行しているようですが、とにかく役者さんは何度も何度も同じ芝居を繰り返し(テストは全ての調整ができるまで繰り返されるため、回数がかさむことも)、その間に各種調整がえんえん入ったりで、10数秒のシーンでもおそろしく時間がかかります。何度も同じ芝居を繰り返す(動いたら元の位置に戻ったり、物を動かしたら戻したり)のも大変そう!
 …で、このシーンの最後は西村雅彦さんオオコウチさんと石井正則さんオオカワチさんのやりとりでシメられるのですが、この西村雅彦さんの演技(顔芸あり!)が、何度観てもおかしく(笑)。エキストラの皆さんも「何度見ても笑っちゃうー」と、西村さん大人気!
 前日の会社表シーンのロケの合間に、椅子にじっと座って静かに出番を待たれている西村さんのシリアスでかっこいいたたずまいを見ていたもので、よけいにその西村さんのコミカルさが“すごい!”と思えました!

 MBS(毎日放送)のUSJスタジオでの撮影と緑山スタジオでの撮影で、一番明らかに違ったのが、本番のスタートのしかた。
 USJスタジオの場合は、本番も口頭で合図が出ますが、緑山スタジオではピロリロリロ…という、一部の私鉄の発車ベルのようなブザー音が鳴ってカウントダウン(20秒ぐらい? モニター画面にはカウントダウンの数字が出ます)が始まるという、かなり特殊なもの。
 モニター画面もそうですが、撮影した映像にも、撮影日、撮影シーン番号、カウントダウンの数字が途中まで等の白い字幕が映り込んで、カチンコにチョークで書いたものを映像の前に映し込んでおくことの代わりになっている模様(メイキング番組等で見た記憶が)。

 で、本番は、1回ではOKにならず。
 撮り直しのものは、皆さんセリフが早口になっていて、天野さんのセリフもちょっと乱れ気味で、桑原くん&藤田くんのリアクションは揃っていなくて、ずいぶん全てがきれいに撮れていた最初のものよりもビミョー。エキストラ控え室では、面倒をみてくださっているスタッフの方(エキストラ事務所の方。前日は食堂のおばちゃん役で出演されたそうです)も含め“今のはおかしかったんじゃあ…”と、NGになるかなあムードで見守っていたのですが「オッケーです」で、“ええーっ!”だったりということも(笑)。
(第9話のそのシーンでは、天野さん桑原くん、もっとすっきりセリフを言えていたテイクもあったと思って御覧ください【笑】)

 その後は、バンビーナの皆さんがそれぞれの持ち場につくシーンを撮影。
 衣装を替えるキャストさんもいたりということで、またやや長い準備時間に。
 天野さんと大東さん、モニターにかなりずっと映っていましたが、楽しそうにおしゃべりをしていたりと、本当に仲がよさそう。
 次のシーンでは、長谷川京子さん鈴子が鏡に向かうシーンで、天野さん桑原くん&大東さん藤田くんは鏡の中に映るという登場のしかただったのですが、それでもお二人のうちのどちらか(鏡に映った一部しか見えなかったのでわからず! ちなみに今回の制服は、男子は2人とも全くお揃いなので、緑と赤という区別ができません。ぴーんち!【笑】)は、ていねいにメイクを直してもらったりしていました。

 この頃、西村雅彦さんオオコウチさんは“スペ・シャーレ!”な役割のための衣装(オンエアをお楽しみに! エキストラ一同も、その内容をひっぱるような切れ方で終わった石井正則さん&西村雅彦さんの楽しいお芝居に、続くシーンで西村さんがどんな登場をされるのかが気になって気になってしかたがなく、登場した西村さんを見てウケてました!)で再登場。
 カウンターの中で、天野浩成さんとすれ違ってちょっと言葉を交わされていたのを観られたのですが、お二人ともすごくいい笑顔で(天野さんは満面の笑顔、西村さんも優しそう!)、いい瞬間を観られてしあわせでした!

 食堂での持ち場の定位置(鈴子さんの隣、配膳コーナーの角と、なかなかいいポジション?)につくと、そこからのシーンで使うトングを手にしてカチカチとしきりに動かす天野さん。

 そんな時分に、エキストラがスタジオに呼ばれました。
 ロビーで集合したときにスタッフ様に、撮影の切れ目 & お弁当は3時過ぎ頃になるので、もっていなければ自動販売機でパンを買っておいたりしてくださいね、と言っていただいたり、お昼を回ると、今のうちに食べておいて…と声をかけていただいたりしていましたので、皆さん持参したパンを食べたりと、すっかりくつろいで、時間が経つのを忘れていたような状態(笑)。
 おぼろな記憶では、すでに午後2時頃だったと思います。




【確認魔! 天野浩成さん@持ち場】

 スタジオには、事務所・劇団所属のエキストラさんとインターネットエキストラ、共に入場。
 セットの裏では、窓から昼間の太陽の光がさしこんでいるように見せるため、ライトをがんがん点けているのですが、その暑いところを通って、とってもきれいな社員食堂に。
 ここでエキストラは、食堂の席に着いたり(男女の組み合わせや年齢層を考慮して、場所を何度も入れ替えたりと細心の注意!)セルフサービスの配膳の列に並んだりといった指示をADさんからいただき、それぞれの配置に。

 天野さんは、お客さんから注文を聞いて、トングで料理(このシーンではコロッケ等)をお皿の上にのせていく動き。
 『デザイナー』や『Wanna be FREE! 東京ガール』のときもそうでしたが、天野さん、撮影に入る前に、トングでモノを置いていく手順や、そのシーンでは自分の前を何人のお客さんが通ることになるのか、長谷川さんと小出さんお二人のシーンになったとき、どうその場から外れていったらいいか等を、綿密にスタッフ様に質問・相談して確認。
 天野さんの近くにいる長谷川京子さんや大東俊介さんはほとんど御自分からスタッフ様を呼んで確認、という動きを見せないので(小池栄子さんは何度かスタッフ様に呼びかけて[“○○ちゃーん”というフレンドリーな呼びかけ多し]確認等といった場面がみられました)、天野さんの確認魔ぶり、目を引きました。




【エキストラ@食堂 & 食堂セットあれこれ】

 エキストラは、いろいろな組み合わせ(男性のみのグループ、女性だけのグループ、男性2人女性2人のグループ等)を作れたりして、一部は食堂のテーブルについて食事をしている役、一部はカウンターに並んで配膳を受けたり受け取ったトレーをもって席に着こうと動く役、その他には友達のために水の入ったコップを運んでいるとか、いろいろと細かな役をつけられて配置。
 シーンが変わると、テーブルに着く位置や組み合わせを変えられたり(配膳を受けるのに並ぶ人とのチェンジも)、上着を脱ぐ等して服装を変えたり。この日は、スーツの内側に着るシャツを2枚以上持ってくるように指示されていて、長い待ち時間の前の撮影(春樹が“海の幸のリゾット”を受け取って食べるシーン等撮影)、待ち時間明けの撮影(メアリーが社員にぶつかってネクタイを汚すシーン撮影等撮影)、待ち時間明けの撮影後半(ミチルが食堂に現れるシーン撮影)それぞれの間に着替えるよう指示(シャツ1→シャツ2→シャツ1に戻る)されたりもしていました。

 食堂のセットは、ドラマで御覧になったように見事に社員食堂っぽいきれいなセットが組まれていて、料理がちゃんとあるせいか、かなり“社員食堂っぽい匂い”まで(笑)。
(ちなみに長谷川京子さんが大釜でミートソースを作っていたりした厨房のシーンは、ある会社の社員食堂の厨房を借りて撮影したとのことでした。)
 一番感動したのが、壁にはってあるポスター!
 ちゃんと、健康食品やサプリメントを扱う“葛城ファルマ”のポスター(確か、大きなリンゴの写真に、製薬会社等の広告でよくありそうな、企業理念を語る文章が書かれているようなデザイン)等、葛城コンツェルンの各グループ企業のポスター(本物としか思えない、いかにもありそうなデザイン&質感!)が何種類も貼ってあって、その凝りようにびっくり!
 ちなみに社員役のエキストラさんが首から提げている社員証によると、葛城グループの中心となる会社は“葛城フードコーポレーション”のよう。この社員証も、男性女性それぞれあって、エキストラ事務所の方の写真を使ったパソコンプリントアウトっぽいものが女性の場合は2種類用意されていました。男性のエキストラさんは社員バッジも貸与されたりしていたようですが、これについてはじっくり見る機会がないままでした…。




【似合います! 天野浩成さん桑原くん@食堂スタッフ】

 最初に仕事を伝えられたときには「カウンター!?」と不満げだった天野さん桑原くんですが、実際にお客さんを前にすると、にこやかな接客ぶり!
 お客さんの目を見るようにして“はい”とオーダーを聞いて、“どうぞ”と手際よく、でも丁寧にお皿を出すしぐさ、好感度大でした。
 オーダーを聞いて、ひょい、とお客さんに向かって頭を下げるところは、見慣れた天野さんぽい感じもして、より桑原くんに愛着が。
 天野さん、こういう飲食店系接客業の役、十八番という感じです!

 カットがかかると、さーっとモニターが見えるところにチェックに行く天野さんの姿も、『デザイナー』エキストラ参加のスタジオ収録でも見られたところ。
 長谷川京子さんも一緒にモニターのそばに行って、並んでチェックしているお姿も見られました。




【撮影の合間に。仲良し! 天野さん】

 テストとテストの間、テストと本番の間には、さまざまな調整が入り、かなり時間が。
 その間、天野さんが他のキャストさんと談笑しているところも、たっぷり観られました!

 カウンターの中の立ち位置がお隣の長谷川京子さんとは、かなり長く、ちょっと真面目そうな顔で(?)話し込んでいたり。
 長谷川京子さん御参加のエキストラは何回か参加しましたが、長谷川さん単独の撮影だったり、テストや本番でないときはどこか別の場所にいらして他のキャストさんと一緒にいらっしゃらなかったり、スタッフの方とお話しされていたり、お一人で静かにしていらしたりで、あまり“長谷川さんが他のキャストさんと話し込んでいる”というお姿自体このとき以外見られなかったので、おおっ! という感じでした。
(お話されているところを観たときは、あんまり大笑いしたりという感じではなかったのですが、【TBS公式:トラットリア・バンビーナ−従業員交換日記(第9回)舞台裏トーク】によると、長谷川さんも小池栄子さんと一緒になって天野さんのことを「サンダーバード」「大丈夫?ちゃんとカクカク動いてる?私達が見てない所でもずっとやんなきゃダメだよ」などと天野さんをいじっていらしたりしたことを知ると、趣が…【笑】)

 その後、カウンターごしに、小出恵介さんと談笑。
 このときの天野さんは、笑ったりの表情が、『仮面ライダー剣』や『義経と弁慶』の共演者様とお話しされているときの感じにかなり近く。
 小出恵介さん、『仮面ライダー剣』で御共演の森本亮治さんや『義経と弁慶』で御共演の林剛史さんと同じ会社で1学年下(森本さん&林さん:1982年生まれ、小出恵介さん:1984年2月20日生まれ)ということで、そんな感じになるのかも。
 主演カップルで、共演シーンも一番多いような気がする長谷川京子さんと小出恵介さんはあまりおしゃべりする様子が観られず、長谷川さんと天野さん、小出さんと天野さんとで、かなり長く話し込んでいらしたりしたのは面白いなあと思いました(笑)。

 その後、小出さん、大東俊介さん、天野さんの若手男子キャストさん揃い踏みでおしゃべりされていたりも。
 この組み合わせも楽しげでした!




【エビで練習? 天野さん退場】

 ひとまとめになった撮影が終了する前に、天野さん達バンビーナスタッフの大部分は出番が終了ということで、セットから退場。
 そのとき、天野さん「やってみます」といったことを言いながら、“海の幸のリゾット”からエビを2〜3本引っこ抜いて、持っていかれました…
 どこかでエビを刻む練習でも?(笑)




【小出さん本気食い! 天野さん退場後】

 その後、石井正則さんと西村雅彦さんの「きつねお願いします」「…こんなことさせやがって、覚えてろよ」のシーンや、小出恵介さんと石井正則さんが一緒のテーブルについて話をしたりするシーンを撮影。
 小出さんと石井さんが一緒のテーブルで…のシーンでは、本番ということで、春樹が本当に食べる“海の幸のリゾット”が、新たに盛られてくると、小出さん「おいしそう度が違う!」と、うっれしそ〜うに歓声を!
 そのシーンの撮影もスムーズに済み、ここで長い休憩(モニター画面に表示された予定によると“16:00−19:30”)に入るということでエキストラもスタジオから退出したのですが、小出さん、終了後もテーブルに残って“海の幸のリゾット”を黙々と本気食い。完食していかれました!
【TBS公式:トラットリア・バンビーナ−従業員交換日記(第9回)舞台裏トーク】には、社員食堂ユニフォームの天野さん、大東さん、石田未来さん、清水由紀さんが海の幸のリゾットをつついている写真掲載。もしかするとこの“舞台裏トーク”、12日の長い休憩の間に取材?)




【ロケ弁(笑)。長いお休み】

 控え室に戻ると、みんな、家に帰ってきたみたいに落ち着く〜!モード!
 そしてお肉(カツ)とお魚(鮭)から選ばせていただけるお弁当が。
 小出恵介さんの【本日のロケベンは?】に慣れ親しんでいたもので、かなり感動。
 この休憩時間には、エキストラ事務所御所属の、食堂スタッフ役のエキストラさんも一緒の部屋で休憩されて、天野さん桑原くん達と同じ制服の皆さんと一緒にごはんが食べられて、ハッピーでした。
 長い休憩だったのですが、インターネットエキストラの皆さんとおしゃべりしたり、プロのエキストラの方にいろいろなエキストラのお仕事(思いがけないようなものも!)についてお話を伺えたりして、あっという間に時間が過ぎてしまいました! この休憩に限らず、長い待ち時間も実はあまり長く感じられず、皆さん時計を見て「えっ、もうこんな時間!?」と驚くことしばしば。

 そして、恐るべきことに、ワタシタチが控え室に戻ってきてからも、午前中から撮影していた森尾由美さん、えんえん『大好き!五つGO2』の撮影を続けてらっしゃいました!
 昼ドラスケジュール、ほんっとうにハードそう!






■ 日曜劇場『おいしいプロポーズ』の部屋 ■
■ 牧歌的天野浩成さん情報 ■