27th August, 2005
イオン利府ショッピングセンター(宮城県宮城郡利府町)
出演者:天野浩成さん 黒田俊幸さん 《2005年8月27日》 ![]() 夏休みの旅行に行ってきましたーっ! …という感じでした、東京から利府イベントへの旅! 駅から、はるかかなたに見えるこれまでのイベントでもおなじみのジャスコの看板をめざしててくてく歩いていると、民家の家の玄関はのきなみ引き戸が開け放たれてるし、真っ青な空をバックに緑の山は見えるし、田んぼは青々だし(その中に新幹線が停まっているのが見えるスポットがあったりして、シュール!)、なんだかイベントに行くんだということ抜きにしても、うれしくなっちゃいました(笑)。 ![]() 【絵に描いたようなジャスコ! イオン利府ショッピングセンター】 公式サイトでも告知されていたイベントの会場“1階インフォメーション カウンター横 特設ステージ”は、どう考えてもオープンスペース。 結構大きなショッピングセンターなのに、全体像が見られるイオン自体のホームページがなく、迷うことなく会場に着けるのか等については不安でしたが、参加券当日GETでも大丈夫なイベントでは(悪くても、握手&サインは無理でも観るのは可能では)…と、とりあえず“なんとかなるだろー”ベースでも向かうことができました。 案の定、当日購入には特典生写真があり。 赤い壁をバックに、斜め上を見上げてにこにこ笑っている、CDのみ版ジャケットの緑のベストを中に着た天野さんでした! ショッピングセンターの中、ということで、【2005年2月20日 『希望ヶ丘』発売記念イベント in ダイヤモンドシティテラス(伊丹)】その他いくつも類似のシチュエーションがあったように思えるイベントのように、吹き抜けになった広場のようなところで、すぐそばにエスカレーターがついていて、そこを普通のお買い物客の方がのぼったりおりたりされるんだろうな…と思っていたら、絵に描いたようにその通りの場所でした(笑)。 でも、さすがにそういう場所にも慣れたのか、そんなに気をとられていなかった天野さん(笑)。 簡易ステージを設置した向きが、エスカレーターの通っている壁にお客さんが向かうパターンではなく、エスカレーターや壁が脇に来るような向き、というのが、ちょっと新しいかも。天野さんの背後には壁がないのですが、看板は角材で作ったゲート状のもので掲げられ(中学校の文化祭みたい…)、ステージの後ろ側(広々とした寝具やカバンの売り場になっていました)が見えてしまわないよう(or 後ろへ後ろへ下がる習性のある天野さんがステージの向こう側に落ちないよう?)、アコーディオンカーテンがステージの後ろに屏風のように設置されている、という、道具立てからしてアットホームな感じでした。 スペースはあまり広くなく、パイプ椅子が10個ぐらい×10列ぐらい設置されていて、お昼頃に来てもまだ椅子が残っているというスロースタート。 それでも、時間になると後ろに立ち見の人垣もでき、吹き抜けの上の階にもギャラリーがいっぱいになって、にぎわった感じのイベントになりました! ![]() 【天野さんはハイテンション! 黒田俊幸さん登場】 今回のMCは、2005年3月の新潟ツアー『White Gift Party』の1日目夕食時の「White Gift Party」、そして【2005年8月13日 『DEPARTURE』発売記念イベント in 京都】、【2005年8月13日 『DEPARTURE』発売記念イベント in 大阪】に引き続きの、ダブルブッキング・黒田俊幸さん。 登場され、しきりに拍手へのお礼を言われた後「天野くん今日、テンション高いですよ! 仙台駅降りた瞬間からハイテンション!」と、いったい天野さん、何が楽しくてどんなことになっているのやら! な予告。 というわけで、恒例にしているということで、「あまのくーん」と天野さんを呼ぶことに。 その「あまのくーん」の練習をしていると、黒田さん突然「見えてる?」 さきほどの説明の通り、今回の舞台は後ろにアコーディオンカーテンが置かれているだけで、そのアコーディオンカーテンが切れた後ろから、登場しようとしてる天野さん、見えてます(笑)。 黒田さん「まだ見ないで! まだ僕の時間だから!!」(笑) ![]() 【試食しまくり、初仙台! 天野さん登場】 あまのくーん、と呼ばれて、天野さん登場! 「はーいどーもこんちはー」と登場した天野さん、なぜか「まだですねー、おはようございまーす」と、何がまだでなぜ“おはよう”なのかよくわからない(※イベント開始は14:00)言い直しをしつつ、また「こんちはー!」。 そして「きました! 宮城県!」と、うれしそうに! これまで数々のイベントでさんざん“仙台じゃありません!”と訂正されたり言い直したりしてきた“宮城県”にやってきて、さぞかし感慨深いことかと(笑)。 黒田さんに「天野さん、見えるところにいないでくださいよ! 僕の時間ですよさっきは! かんべんしてくださいよ!」と責められ、あいまいに笑っている天野さん。なんだかすっかり仲良しです(笑)。 天野さんは初めての仙台とのことですが、「たーのしいっすね!」と、うれしくてうれしくてたまらないという感じ! 何がそんなにうれしいのかと思いきや、黒田さん、天野さんをさして「降りた瞬間からずっと試食してんですよ! 楽しい楽しいって言いながら!」。 …食べ物ですか天野さん(笑)。 「あの立ち回りはタレントじゃない、デパ地下の主婦ですよ! 食っといて買わないの!」と黒田さんが言うのも意に介さず、「すっごくいろんなとこのタン食べました」と、うれしそぉーうな天野さん。 「帰りはちゃんと買ってくださいよ!」という黒田さん、天野さんはおみやげを買って帰りますか、というお話に。 天野さん「やっぱ牛タンですよね!」と、牛タンに夢中だね!な御様子。 そんな天野さんの様子を受けて黒田さん「いいとこみつけたんですよね。タンがすごく厚い。厚いですねー、ってお店の人に言ったら、本物はもう1cm厚いって」。天野さん、うれしそぉーうに「いってましたよねー」。 天野さんをこんなにしあわせのハイテンションにもっていく仙台の牛タン、おそるべし!v (日頃あまり自分用のおみやげは買わないのですが、思わず買ってしまいました…天野さん、食品のCMとか、すっごく向いてるんじゃあ!) ![]() 【写真の撮り方が… H.A.ネックレスのデザイナー・ボアーズさん】 牛タン・ハイテンションのまま黒田さん「楽屋に行ったら、外人さんがいたんですよ! なんなんですかあの人は!」 天野さんのお話によると、『DEPARTURE』発売記念として発売された天野さんプロデュースの“H.A.ネックレス”を一緒に作ってくださったデザイナーのボアーズさんとのこと(ネックレス発売の第一報となった、天野さん携帯公式サイトの“N.Y.便り7”でお名前が出ていた方です)。 黒田さんいわく「やたらと写真撮ってたんですけど、写真の撮り方がおかしいですよね、あの人!」 そこから実演。「オーイエ、オーイエ、って撮ってるんですけど、普通はこう(ファインダーを覗く)ですよね! それがこう(胸元にカメラを構え、胸を張ったまま撮影)! ファインダー覗かないの!」。 黒田さんのやっていたボアーズさんの撮影方法、かなりヘンでした(笑)。そして、そのボアーズさんのまねをしている黒田さんが口にする「カシャッ」というシャッター音を「かしゃっ」とリピートする天野さん…(笑)。 天野さん「(ボアーズさんは)どっかでみててくれる…」黒田さん「聞かれたらヤバイんですけど」。 …といいつつも、黒田さん止まらず! 「あの人、僕に冷たいんですよ! エイベックスのスタッフの女の人とフレンドリーにオーイエー、とか離して手、僕が参加したら(冷淡に)“アーハ?”って! 矢沢永吉の話になったんで、僕、同じ誕生日なんで“Same Birthday”って行ったら、“Shit!”って! エイベックスの女の方は聞こえなかったって言ってましたけど、絶対言ってました!」。 そんな黒田さんの熱弁をひととおり聞いた後、天野さん、にこにこと、自分が着けていらっしゃるペンダントを示して「これ作ってくださったボアーズさんです!」(笑)。 ![]() 【“僕よく台風でヘタうつんで…” 台風ばなし】 今回のイベントは、台風で来られるか心配でした、というお話。 天野さん「ちょうど台風と一緒にのぼってきちゃうかなあって思って…僕よく台風でヘタうつんで」(笑)。 『H〜i! Jack!!』本番中も大阪で撮影していて帰ってこられないかも、ということがあって、天野さん「どーする? どーしよーもねー! って」。 と、25日のFM FUJIも、「大阪で撮影していて台風が来て、ラジオに行けないかもということになって…そんなこんなで、仙台来れなかったらどうしようって思って」。 ラジオのときも、お客さんが外で傘さしながら見てたんですよね、と言われると天野さん「ありがとうございます、ほんと」。 大変でしたよね、と水を向けられ、天野さん「大丈夫かなって…ガラス越しにずーっと傘持ってずーっと見てもらってて…すごい気になって」。 そういうのってうれしいですよね、と黒田さんに言われると「うれしかったですね。絶対一人もいないと思ったですよ。思いますよね! すっごい、極限ですよ! いるわけがないじゃないか、そんな。傘の意味がないですもん!」。 …実際のところ、ラジオを観ている間は、傘がさしにくいほど風、強くなかったです。ということは、天野さん、御自身のお帰りに“傘の意味がないですもん!”な体験をされたのでは(【オクイシュージさん公式サイト:ヒトリゴト】の2005年8月26日分では、オクイさん、プロデューサーさんの車で送ってもらって車を降りて傘をさした途端、傘が破壊されたと崩壊した傘の写真つきで語ってらっしゃいますし!)。お疲れ様でした! ここで黒田さん「みなさんもお気づきだと思いますが、天野さん一歩ずつ下がってるんですよ!」。やっぱり!(笑) もっと前に、もっと前に、と言われて、戻る天野さん。 ![]() 【“背骨も出るかな、って” 『H〜i! Jack!!』裏話】 先日あった舞台『H〜i! Jack!!』の裏話を、と求められた天野さん「腰痛になりました」。…そんなことが!(涙) さらに天野さん「背骨がとびだした…」 さらっと言いましたが、すごいことですよ! と、皆さんの心の叫びを代弁する黒田さん。 「いたいなあ、って思ったら、2つぐらいぼこっ、ぼこっ、って飛び出してたんですって」。天野さんのコドモみたいな説明を深読みすると、椎間板ヘルニア…?(【よくわかる! 椎間板ヘルニアの勘どころ】御参照。【椎間板ヘルニアとは?】を御覧になると、“飛び出す”の意味がお分かりかと)。 天野さん「ちょっとたいへん」とかおっしゃってますが、椎間板ヘルニア、かなり痛いです…(←やった人)。 「だいぶ今は整体通って大丈夫になったんですよね」とおっしゃってますが、そんな腰痛を抱えて東京と大阪を往復するお忙しい生活、ほんとに大丈夫ですかーっ! という感じです。 で、なんでそんなことに…ということで、黒田さんが、重いものを持ち上げたとかではなく? と聞かれていましたが、天野さん「ずーっと座ってたんで」。黒田さんに「普通、座ってて、背骨出ないでしょう!」と言われても「なんか…」と、おぼろ〜な天野さん。 それでも、天野さんが「1週間公演で座りっぱなしだったんで…背骨も出るかな、って」と言うと、黒田さんも「1週間座りっぱなしだったら出ますね!」。 (ヘルニアだとしたら、ほんとに長時間の座り仕事も引き金になるようです。【よくわかる! 椎間板ヘルニアの勘どころ−椎間板ヘルニアの原因】御参照。【予防・対策−正しい姿勢を身につけよう!】にも、“同じ姿勢を長時間とらない”がポイントとして書かれてます…皆様もお気をつけ下さい!) ここで背骨から離れ、黒田さん、役者さんはよく、TVではアップだけなのに対し、舞台は全身を見られるので舞台は怖い、とおっしゃいますが、という話を。 天野さん「楽しかったですよ、なんかノリで」と、意外と気楽な(?)お答え。 で、黒田さんが、舞台とテレビとどちらがやりやすいです…と聞きかけるや、質問の最後の“か”までまだいってないかも! というような超速攻で「テレビ」と即答する天野さん(笑)。 黒田さん「楽しかったってっても、やっぱりテレビなんですね!」(笑)。 天野さんの説明によると、集中力のかけかたが、テレビは短距離っぽいけれど、舞台は長距離のような感じで、ずっと集中していなければいけないので…とのこと。以前からの雑誌インタビューでも感じていたことですが、天野さん、演技のお仕事の話になると、とても具体的に感覚が伝わるお話のされかたで(他の話題でのおぼろ〜な感じが嘘のよう!)、なんか職人っぽい感じでいいなあ、と思います。 そんな天野さんに、お笑い芸人さんとしてライブの活動を大切なホームグラウンドにされているであろう黒田さんが「でも、ライブ感もいいですよ! いろんなことできますよ! (最前列のお客さんと握手して)こんにちはー、っって、こんなこともできますよ、やりたい放題ですよ!」と、ライブの楽しさを伝えようと熱く語る黒田さん。こんなところにも、黒田さんと天野さん、いい雰囲気になってるなあと感じて心温まりました! ![]() 【“入居者募集って書いてあるんで” お引越しばなし】 天野くん、最近引っ越したらしいんですよ! と黒田さん。(ライブについて本気語りされた後は、天野“くん”モードに【笑】) そして、8月25日のFM FUJI『RADICAL LEAGUE』でも話題になった、“新居にあまり帰れていない”ばなしに。 天野さん「ほんと、何回かしか寝てないですね」。 なんでですか、と返され「大阪にいるんで」。 黒田さんとやりとりしつつ、ドラマの収録で大阪にいるので、全然変えれていないとの説明。 天野さん「誰かに、なんでそんなとき時期に引っ越すの? って…。誰か…みんなに言われてますね」。言いたくもなるでしょう!(笑) 黒田さんが「部屋、片付いてないんじゃないですか」と聞くと、「あんねー」といきなりカジュアルな語り口で、身振りつきで動き出す天野さん。 簡易ステージのはじっこのところで「ここにベッドがあるとしたら」、そのベッドのすぐそばを示して「ここにテレビがあって」、そして舞台のほとんどを横切って「こっからここまで、全部ダンボール! すっごいですよ!」 …というわけで、今、ものすごくせまーい状態とのこと。 さらに黒田さん「前いたところとえらい近いところに引っ越したっていう…引越しの話聞いたら、一人で歩いて運んだんですよー、っていうから、何言ってるんだろうこの人!? って思って」。あまのさんにはしばしばびっくりさせられているケハイの黒田さん(笑)。 天野さん「この舞台ぐらいの幅の私道はさんで、ななめ前に引っ越したんですよ」、と、驚愕の御報告(※設置された簡易ステージは、かなり小さなものです…)。 黒田さんに「意味ないじゃないですか! なんでそんな近くに引っ越したんですか!?」と、誰もが突っ込むような点を問われて天野さん「さがすのがめんどくさくなって…」。 黒田さんに「引越しって普通、新しい環境とか、楽しみがあるでしょう!」と言われても、天野さん「…なんか、入居者募集って書いてあるんで、じゃあそこで、って」。黒田さんがつぶやかれた通り「ものすごくラフな…」(笑)。 そんなこんなで天野さん「夜中に一人でダンボールをもって…」黒田さん「ダンボールもって、怪しいですよね! あの兄ちゃん怪しいぞって!」。 ![]() 【“こんな姿を、たとえ会社の人でも見られたくないんで” 携帯サイト着ボイス】 黒田さん曰く、モバイルサイトの着ボイスがすごいアクセス数とのこと。天野さん「僕もさっき聞いたんですよ」。 “電話だよ”とかあるんですよね、と言われた天野さん「とにかくすごい数録ったんですよ」と、またタイヘンなことになっていそうな気配を漂わせつつ(笑)。 黒田さん「“電話だよ”とか“メールだよ”はよくあるけど、よくわかんないのが“今日も可愛いね”とか“今夜は離さない”とか。意味わかんないじゃないですかそんな着信音! どうしたんですか天野さん!」。…そんな黒田さんにはぜひ、初期にあった謎の着ボイス“君をさらいたい”を聞いてみていただきたかったです(笑)。 天野さん「一人で部屋でマイクを持ちながら、ずっと“今夜は離さない”“今日も可愛いね”って…」と、心なしか身をちぢこめるようにしてマイクを抱え、椅子に腰掛けるようなかたちで腰をかがめて、そのときの様子を再現。…着ボイス、なんであんな暗い声のばっかなんだろー、とか、もっと気軽に使えそうな、元気の出る着ボイスがあったらいいのになー、と思ったりしたこともありましたが、その天野さんの姿を見てしまったら、なんだかカワイソウで、もう、そんなことはとても思えなくなってしまいました…(笑)。 黒田さん「しゃべりながらそばにはダンボールがいっぱいあるんですね!」天野さん「家じゃないんで(笑)」。 天野さん「これねえ、一人で録りたいじゃないですか。こんな姿を、たとえ会社の人でも見られたくないんで」黒田さん「やですよね!」。 「ちょっと出てください、っていって、一人でずーっとソファに座りながらしゃべってますね、はい」と、そんな状況だったとは…という着ボイス収録の現場を語る天野さん。 以前、携帯サイト管理人のショーキーさんが“ショーキーの部屋”で語ってくださったお話と、確かに不一致とはいえないものの、天野さんSIDEから語られるとまた、ずいぶん見え方が違うなあと(笑)。 そんな、会社の人にも見せられない姿で収録した着ボイス、天野さん「ぜひ聞いてみてください」。 さらに、わざわざ仙台まで来てるので、生着ボイスで、お客さんの言ってほしい言葉を言ってみて下さいよ! と黒田さんの呼びかけ。 天野さん「牛タンおいしいね とか、そんなの?」 黒田さん「もうちょっとムーディーな! “今夜は離さない”の後に“牛タンおいしいね”って言われても」…という黒田さんも、最初は“今夜は離さない”を“今夜はおいしいね”と言っちゃったりと、もう天野さんの“牛タンに夢中だね!”にまきこまれつつあり?(笑) そんなこんなで、お客さんが言ってほしい言葉を天野さんが言ってくださることに。 最初のお客さんは赤ちゃん連れだったのですが、その赤ちゃんのお名前が「さくやです」。 黒田さんがそのまま「何か言ってほしいですか」とお客さんに尋ねた後になって、天野さん「さくやちゃん!?」。 天野さん、うろたえたカンジで「たまたま?…やっちゃいました? え、だから? たまたま?」と、“さくやちゃん”が自分が演じた橘朔也にちなんでつけられたのか、必死に問いかけ。お客さんが「(橘朔也にちなんで)つけました」と答えると「ほんとですか! うわーすごい…ありがとうございます」。 そんな様子を見て黒田さん、そのお客さんに「あの人仙台駅で、主婦に変身したんですよ! 仮面ライダーじゃないですよ、いいんですか!?」。お客さん「どんな天野さんでも好きです」と、そうじゃなくちゃ天野さんのファンはやってらんないですよね(笑)、なお答え。 お客さんのリクエストは“手をつないで寝てくれないか”。 黒田さん「社長、きましたよ! “手をつないで寝てくれないか”と!」 そして黒田さんの「天野君の着ボイス声まで3秒前! 2! 1!」のカウントダウンで。 天野さん、ほんとにあの着ボイス声(もはや“天野さんの声”じゃありません!【笑】)で「“手をつないで寝てくれないか”」。 言い終わるや、天野さん声に戻って「うわあー、はずかしー!」。 黒田さんが「天野さん」と話しかけますが、天野さん、聞いちゃあいなくて「なんで声、トーン下がるんだろう? なんで声下げたんだかわかんない」と、自分の声の変化に自分で戸惑う天野さん(笑)。 そんな天野さんに黒田さん「ちっちゃい子いるけど…エロい!」と講評! もうお一人からリクエストを募ることに。 次は男の子。天野さん「さくやくん?」 その男の子はギャレンのお面を持っていたようで、天野さん「さくやくんだー」。 でも、少年はフリーズ…。黒田さん「ばーか、でもいいよ」天野さん「好きな色?」…天野さん、子供を見れば“好きな色”だと思え!状態(笑)。 黒田さん「好きな色? じゃ、お兄ちゃんの好きな色、いわしちゃうよ?」 というわけで「好きな色を、さっきと同じトーンで、ムーディーにお願いしますよ!」ということに(笑)。 「天野君の好きな色まで3秒前! 2! 1!」 天野さん、極めつけの低い声でぼそりと「黒」 黒田さん、“さくやくん(仮)”に「よかったね! 黒だってよ!」と語りかけますが「完全にきょとんですね」。天野さんも「完全にきょとんだー」。いつもは御自身がきょとんとすることが多いので、人がきょとんとしているのを指摘できるのがうれしいのでしょうか、天野さん…(笑)。 ![]() 【“うたは、すき!” 質問コーナー】 恒例の質問タイム(京都・大阪の質問タイムは好評だったとのこと)。 最初の質問者さんの声が小さいと、ただでさえ近い舞台(最前列からは1〜2m?)の上でのりだすようにしている天野さん。よく聞こえないと「耳、遠いのかなあ」。 結局、黒田さんがマイクを持って質問者さんのところへ。 第1問は「天野さんはドライブが好きということでバイクと車をお持ちだと思うが、何に乗っているか。 また、春の助くんと小春ちゃんのごはんを買いにバイクで行くと携帯サイトで読んだが、荷物を運ぶのであれば、車の方が便利ではないか。その使い分けの理由は。」 天野さん、この質問を聞いて「オッケーでございます!」と、妙に答える気まんまん! そのお答え第一声は「それは単に、車売っちゃいました!」 …明快に答えられる質問だったので、答える気まんまんだったんですね、天野さん(笑)。 以前はジープ・ラングラー(レネゲード?)、幌の青いの(「写真集の後ろにも載ってたと思うんですけど」→『Gift』の最後のほう、小さく掲載されている天野さん撮影の<NAGOYA>に掲載のものだと思います)に乗っていたそうですが。 「僕、お酒飲むじゃないですか。よく考えると乗らないんですよね。ライダーやってた頃、1回ぐらいしか乗らなくて、駐車場とかすごい高くて維持費がバカ高くて、特に必要ないと思って、で、バイクになったんですね」 …“僕、お酒飲むじゃないですか”と語りかけられても、皆さんそんなこと知ってるかどうかわからないじゃないですか! ということは置いておいて(笑)、このあたりすごく立て板に水で、よっぽど答えやすい質問だったんだなあと。 そんな天野さんの熱弁を、黒田さん「簡単に言うと、酒代に変わったということで」と、超まとめ! 天野さんも「そうですね! 車の維持費が、酒代に変わっちゃいました!」 バイクはジョーカー、90ccの二人乗りのできる大きさのものに乗っているとのこと。 「それに乗ってエサ買ってます、提げて…」 ちなみに黒田さんのバイクは「レッツ」とのこと(笑)。黒田さんが「興味ないですよねー」と客席に語りかけると、あははと高いカワイイ笑い声で笑う天野さん(笑)。 第2問は小さな男の子から。 「どうしてかっこいいんですか」 「絶対オレね、好きな食べ物とかそっち系だと思ってたんですけどね」といいつつも「ありがとうございます」と男の子に丁重にお礼を言う天野さん。 黒田さんは「正直、答えに困りますね」とおっしゃっていたのですが。 天野さん「上の床屋さんでセットしてもらったから」。 このお答えには、黒田さん「よくのりきりましたね! こんな質問、なかなか答えられないですよ!」と絶賛! さらに黒田さん、質問者の男の子に「将来、こんな風になりたい?」と、天野さんをさしてお尋ね。 沈黙する男の子に、天野さん「…あんま、なりたくはないみたい…」(笑)。 第3問は、元気に「はーい!」と手を挙げた男の子! 黒田さん「仙台にも元気な子がいるなー! こっち来い!」と呼ぶと、ステージまで物怖じせず来る質問者くん。 でも、やってきてマイクを向けられると、ひたすら「うた…うた…」の繰り返し。 黒田さん、その意図を汲んで「なんで歌を歌わないのか? と」。 【2005年8月13日 『DEPARTURE』発売記念イベント in 京都】では同じ質問にうろたえまくっていた天野さんですが、牛タンパワーでハイテンションな仙台では違います! にっこにこで「うたは、すき!」などと、元気に答えてます(笑)。 黒田さんが「今日はセットの関係で歌は…」と説明をすると、会場、微妙に静かに。 黒田さん「今ちょっとしんみりしちゃいましたね」 天野さん「しんみりしないでください…」 第4問はまた大人の女の人で、質問は「舞台で失敗したこと」。 天野さん「たまぁ〜にかんでました」。 黒田さんに「思い切りかんだことありましたか?」と問われた天野さん「1回、本気で舌かんだ」。 それ、違う“かむ”じゃないですか! という黒田さんの突っ込みもさして気にせず、天野さん「すっごい痛くて」(笑)。 さらに天野さん「地震が来たとき、ほんとはすっごく途中でやめたかった」。開演後間もない時間帯に地震があった28日(木)のことですね! 「ががががーっってきたとき、絶対泊まると思ったんですが、みんな前で普通にやってるんですよ。素の状態からそこに戻すのが大変でしたね」と天野さん。やっぱり役に入るって大変なことなんだなあということが、垣間見られるお言葉。 みんな普通に演技してるんですか? と黒田さんに問われ「してるんですよ、前の人は。そのとき思った、プロだなあって」。 ちなみに、天野さんの素朴な感嘆の的になっていたのは、地震が起きたのは松田悟志さんハイジャック犯Aが“源さん”だと八木橋さん社長が気づき、「指紋も同じだ」と言うちょっと前ぐらいでしたので、飛行機の座席の最前列に座っていた天野さんの前にいらしたのは、松田悟志さんと八木橋修さん。さすがです! 地震の話題から天野さん「宮城県、地震大丈夫でした? こないだ見てびっくりして…」と、宮城県の皆さんを心配。 黒田さんが「震度6でしたっけ」というと天野さん「6!? 6ってヤバいですよね。…5弱?」 一番揺れたところで震度5弱程度、ということでしたが「3でもすごい揺れますよね。大丈夫だったらよかったです」と、親身に。 黒田さんが「家、ばしゃーんとかなりませんでしたか?」と尋ねると、天野さん「(そんなことになってたら)いないですよね、ここに。ヨユウないですよね!」 最後の質問は「最近ハマっている本、もの、こと等」。 天野さん「マイブーム系ですか? マイブームはね、せんざい集めと…」 天野さんのそのお答えに、会場、ビミョーな反応。 天野さんの「洗濯好きなんで」という言葉を聞いて黒田さん「その“洗剤”ですか!」。天野さん「宣材写真じゃなくて、ほんとに洗う洗剤」黒田さん「宣材写真だったら、あぶねーなーと思って…」…どんなあぶなさですか黒田さん(笑)。 天野さん「今は大阪にいるけど、東京いるときは、この服にはこの柔軟剤とか、これは衣類のトリートメント剤とか、やたら考えて。あとは相変わらず植物育て」 黒田さん「完全に団地妻ですね…そのへんから今日の牛タンもきてるんですよね!」と、妙なまとめというかフォローというか(笑)。 ![]() 【“ノーチェアで!” 握手会】 そして握手会。 今回また椅子なしで、と言われると天野さん「ノーチェアで! はじめから椅子ないですからね! あまのは椅子使わないだろー、って」。スタッフの皆さんと気心知れた感じが伝わる天野さんの口調(笑)。 握手会、またゆったりほのぼのペースでした(天野さんはあいかわらず、スクワット状態…腰を痛められたというお話を聞いた後は、かなり心配に)。オープンスペースで、おなじみのイオン/ジャスコということで、小さなお友達も多く、小さなお友達と話し込む天野さんのにっこにこの表情がたくさん見られて、しあわせな。 天野さんへのプレゼントを入れる箱、CD店にCDを出荷した箱ではと思われるのですが、ひとつは“AVCD-30746”で『DEPARTURE』の初回限定・写真集つき版の箱。 もうひとつの“AVCD-32054”は何かなあと思って調べてみたら、Janne Da Arcのアルバム『JOKER』<CDのみ>でした(【Janne Da Arc 公式:Discography[Album]】御参照)。天野さんがバイクはHONDAのJOKERに乗っていらっしゃる(&それに乗って春の助くんと小春ちゃんのごはんを買いに行っている【笑】)というお話をお聞きしたばっかりだったので、ちょっと面白く(ジャケットデザインも、黒系で天野さんが好きそうな感じ?)。 ![]() 【“くろ” 最後の御挨拶】 握手を終えた天野さんに、黒田さん「ゆっくりやってましたよね、ダブル握手! ブッシュと小泉みたいに!」と、天野さんの丁寧な握手について(笑)。 そして最後の御挨拶。 「今日は来てくださってありがとうございました。今後も舞台……終わった…」と、いきなり間違えて自己突っ込みする天野さん(笑)。 「ドラマもがんばります。応援よろしくお願いします!」と、立て直し(笑)。 そして黒田さんから「最後に、着信ボイスの口調で、好きな色をお願いします!」 天野さん、極めつけの低い着信ボイス声で「くろ」 大ウケしたところで、楽しい楽しいイベントはおしまい。 拍手に包まれて、天野さん、最初に“見えていた”ところから帰っていかれました! 続いて黒田さん御退場。 めずらしく、黒田さんのほうが、ステージを降りた後どこに行ったらいいかわからず、うろうろされてました(笑)。 最後まで笑いいっぱいのイベントでした! |