2nd September, 2006
渋谷シネ・ラ・セット(東京・渋谷)
出演者:天野浩成さん トークショー & 握手会 《2006年9月2日 10:00の回終了後》 ![]() 2006年9月2日10:00からの回上映後の『Wanna be FREE! 東京ガール』トークショー&握手会、今回は整理券1人1枚限りということで、朝から長い列に! 午前9:15から入場受付開始に先立つ午前8:00頃、劇場の方がカウンタを手に姿を見せたと思ったら、速攻“満席のため/只今立見でのご覧になります”との札がついた看板が置かれました。 列は3階の劇場から地下に及んでいたようで… でも、整理券の枚数を限ったおかげか、1階付近にお並びの方は比較的余裕で座席を確保できたとのこと。 それぐらいだったら、お並びの方は皆さん御覧に…なれているといいのですが! ![]() 【天野浩成さんのお申し出につき。今回の握手会】 映画上映(今回も見入ってしまいました…)終了後、司会の女性(13日と同じ?)から、本日はトークショーのみの予定だったところ、天野さんのほうから、お礼をこめて皆さんと握手をしたい、ということで握手会も開催、とのアナウンス。 次の上映も迫っているので、お一人お一人との握手の時間は短くなってしまいますが…とのことでしたが、これだかの人数とどうやって握手会の時間をとるんだろう、と心配していたぐらいなので、それは当たり前! ちょっとタッチぐらいでもありがたいです! という感じ! でも、実際に握手させていただくと、今回も天野さん、とても丁寧に一人一人に接してくださっていて、どう考えても時間ないはず! という状況だっただけに、うれしく、ありがたく感じました。 ![]() 【天野さんニューモデル! 御登場 & 新しいお仕事】 拍手と共に天野さん御登場! …なのですが、会場にはどよめきと微妙に笑いが(笑)。 「どうもー。あまのです」 …とおっしゃる天野さん。 白い襟つきシャツに、やや黒っぽいブルージーンズ、というスタイルは、これまでの天野さんの範囲内なのですが。 …髪の毛が巻き毛状態に!!! 立ち見も出ているということで、天野さんからの一言なのですが「楽しんでいただけましたでしょうか」までは普通だったのですが「楽しい時間を過ごさせていただけたら、がんばった甲斐が…」と“楽しい時間を過ごさせていただいたのは観客のワタシタチ! 天野さんに楽しい時間を過ごしていただいた覚えはありません!”と思いっきりツッコミを入れたくなるようなことをおっしゃってから、即座に御自分がやらかしちゃったことに気づかれたのか「いつもこんな感じですみません」と、最初の挨拶から謝罪モードな天野さん… トークショーは2回めということで、髪型がかなり…と、司会さん。 「なんですかその笑いは」と天野さんが思わず言ってしまうぐらい、会場に笑いが! 次の撮影で今度NYに行かれるそうですが、その役柄として、ヒゲを生やして、パーマをあててみて…とのこと。 「どうですか、似合いますか」と訊いておいて、速攻御自分で「あんまり?」と、天野さん… 司会さんも「微妙な反応ですね」と、追い討ち! でもなぜか、天野さんポジティブ! 「大丈夫ですよ! 終わる頃には見慣れます! 大丈夫!」 この“終わる頃には見慣れます”というお言葉からは、まずは (可能性1)連ドラ等、何ヶ月かその髪型を観続けるので、その放映が終わる頃には視聴者は慣れる という意味かなあ、と思ったのですが、すぐに (可能性2)天野さんのこと、一定期間の撮影が終わる頃には、その撮影を観られるはずもないワタシタチも見慣れるとあり得ない錯覚をされていらっしゃるんじゃあ… という、天野さんゴメンナサイ! な考えが浮かび、トークショー終了後、お友達とごはんを食べながらお話をしていて (可能性3)映画など、2時間程度の作品でも、その2時間を経過したときには見慣れるとおっしゃっているのでは? という可能性を示唆していただき、さらに今このレポを書いていて (可能性4)今日は突発的に自信に満ちあふれた天野さん、十数分のこのトークショーが終わる頃には、お客さんはみんなこのニューモデル天野さんに慣れる! と思っていた! という可能性にも思い当たり… 結局、そのお言葉はどんなお仕事かの見当がつきませんでしたが(普通の方だったら“連ドラなのかな?”と思うところですから、天野さんですから【笑】)、とにかく皆さん“おおっ!”と思われたであろう、これまでにない最新モードの天野さん、作品の中で観られるのがとても楽しみです! そんな自信満々な天野さんですが、じゃあ当分は、天野浩成といえばこの髪型でいかれるわけですか、と言われると「いや、そりゃ終わったら元に戻しますけど…」と及び腰(笑)。 「好評だったら、もうちょっとゆるめにはかけようかな、と」…と天野さん。 ぜひ【天野浩成オフィシャルウェブサイト:STAFF DIARY】あたりに写真をUPしていただいて、好評かどうか、皆さんのジャッジを仰いでください! ![]() 【“男の熱さのような部分に” 質問コーナー】 時間もないということで、速攻質問コーナーに。 なるべく映画のことで…と、司会さんからリードしていただいた甲斐もあってか、なかなか充実の質問コーナーに! 最初ちょっとの間、皆さんがためらっていますと「どんどんしましょう」と、今日の天野さんは、主体的にイベントを進めようというお気持ちまんまんです! (前回は、上山竜司さんに甘えていらしたと思われる、甘え上手な天野さん【笑】) 第1問は「食事シーンで天野さんは実際に料理を食べられましたか。ワインは飲まれましたか」。 (注:フレンチかイタリアンの料理が少量ずつワンプレートに盛られている、とてもスタイリッシュで高級感あふれる料理) 天野さん、ここで「後ろの方、質問聞こえてますか」と天野さんらしく確認されてから、「料理は、ほんっとにおいしかったです!」と、きっぱり!(皆さん大ウケ!) ただワインは、撮影の際は基本的にアルコールはノンアルコールのものを使うということで、あの撮影の際は本当は飲みたかったけれど飲ませていただけなかったとのこと。 「食べ物は相当…」という天野さんですが「でも、あまり食べ慣れてないから」。 …【2006年8月28日_『DEPARTURE』発売記念イベント(名古屋)】で「(『デザイナー』撮影スタジオのあったUSJ付近の飲食店は)とりあえず入るんですけど、とりあえず高いんですよ。1人1500円ぐらいするんですよ」と言うや、司会をされていた会社のスタッフ様に速攻「値段はいいんですよ!」と黙らされていらしたように(笑)、親御さんだったらコドモの口をふさぎたくなるような発言を、ときどきぽろりとされる天野さん(笑)。 会社の皆様、ときどきは天野さんにいいごはんを食べさせて差し上げてください(笑)。 第2問は「この間観に来たときにサイン入りポスターが飾ってありましたが、サインの横に何か描いてあったのは、天野さんが…?」 天野さん、妙にきっぱりと「違います!」。 そして「あれは…ヤツが(笑)」。 マナブこと上山竜司さんの作だそうです。 お二人で2枚サインを書かれたそうで、天野さんはサインだけ書かれていたところ、上山さんはイラストを描かれていて、何これ可愛いね、という話をしていたら、天野さんがサインをした後ぱっと見たら勝手に絵を描かれていたとのこと。 「“これ、オレ描いたみたいじゃん!”って言ったら、にや〜って笑ってて」という上山さんのことを天野さん「どんだけいたずらっ子だよ!って」。 …天野さん、短い撮影期間の間に、ほんっとぉ〜うに上山さんと仲良しになられたんだなあと(笑)。 9月10日に上山さんが20歳になられたあかつきには、楽しく一緒にお酒を飲んで、もっともっと仲良しになってください! ※注釈※ ポスターは、売店カウンターの奥に飾られていました。 1枚のポスターに、『Wanna be FREE! 東京ガール』関連のイベントにいらした全てのゲスト俳優さんのサインが書かれていて、天野さんのサインの脇には、目が“の”、鼻が“く”、口は適当に開いたようなかたちで顔の輪郭は円、という顔イラスト(?)に“への〜”と文字を書き添えた落書きが…。 他方、上山さんは、御自身のサインの脇にきれいな楷書で“上山”と書き添える律儀ぶり。 第3問は「今回の役作りで気をつけたこと(演技面)は」 今までの役より年齢が上だったこともあり、リハーサルが結構あったので、事務所の方や社長をされているお友達を見て自分が勉強した部分もありつつも、監督とのコミュニケーションの中で作っていった部分が大きいとのこと。 そして石田社長はバックボーンを抱えていて(過去に仲間が死んでしまっていて、上に上がらなければいけないという部分)、でもそれまでは悪者っぽい、そこをはじめはだましているようでいて、本当はバックボーンを抱えている、というところをうまく表現できたら…ということを気をつけられたとのこと。 司会さんから、普段はスーツ姿の役はあまりないですか? と聞かれて「ないですね」と答えた天野さんに、会場はひそやかな笑いに包まれ! (たぶん、スーツ姿の“役”は少なくても、イベントでは季節を問わずスーツで登場するじゃないですか! という笑い?) 天野さん、笑われてわけわかんない!状態で「ないですね…と思います」。 第4問は「天野浩成さんとして、石田社長という人間はどう感じられましたか」 天野さん「僕的にはすごい好きです。共感できる部分がたくさんありました」。 裏切っても、上ってやろうという、男の熱さのような部分に、とのこと。 普段自分も、そういう気持ちも持っているので…というお言葉、シビれました。 ![]() 【“立ちます!” “最後”のごあいさつ】 今日も着席スタイルだったトークショーなのですが「ほんとに、たくさん…」とおっしゃりかけてから天野さん「立ちます!」。 そして「たくさん来ていただいて、みなさんのおかげで公開の延長が決まって…このあいだ観に来てくださった方がいろいろ宣伝してくれたからだと思うんです、僕は!(【2006年8月13日11:50の回_『Wanna be FREE! 東京ガール』トークショー】の【“渋谷駅まで、おっきい声で…” 最後のひとこと】のあたり御参照) ほんと皆さんのおかげだと思います。ありがとうございます! これからもいろいろな作品で頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします」と、かなり大人っぽくかっこよく締めくくり! ![]() 【“皆さんと、たわむれたいと思います!” 天野さん再登場】 …と、きっちり締めて退場された天野さんだったのですが。 1分たったかたたないか、という感じで、再入場。 客席から飛んだ「おかえりー」という声に応えて「ただいま!」。 「あまのです! 言い残したことがあって」という天野さん。 「この作品が、ほんと好評で、まだどこかは決まってないみたいですけど、主要都市で映画館で流れることが決まったんですよ!」 と、うれしそうに! 「そんなことってあんまないと思うし、オレ、ここだけで終わっちゃうかなって思ってて、今聞いてうれしかったんで、今、もういっかい出させてもらったんですけど」と、なんとも天野さんらしい、気持ちの伝わる再登場。 そして。 「はい、次は、皆さんと、たわむれたいと思います!」 “たわむれたいと思います!”に皆さん拍手喝采(& おそらく、今はやりの“キュン死”?【笑】) 「じゃあ、そっちで待ってます!」と退場された天野さん… 超短時間の再登場で、すばらしき“あまのワールド”を展開してくださいました!! ![]() 【ぎゅっと密度濃く。握手会】 握手会は、後ろの列のお客さんから順に最後方の出口から退場、受付の隣あたりに天野さんが立っていらして、順に握手していただいて順次外に、という形式。 全部で10分程度と短い握手会でしたが、天野さん、短い中でほんとうにお一人お一人に丁寧に接していらして(お客さんのほうも手短に伝えたいことを伝えたり、プレゼントの説明をしたりと、手際良かったように思います!)、自分が握手していただいた時間だけでなく、他の方の握手を観ていても(自分の前の何人かの方しか観られない構造でしたが)気持ちが温かくなるような、いい握手会でした。 複数の方のお近くに“最近天野さんのファンになって”という方がいらしたようで、そのこと自体すごくうれしかったですし、今回のイベントできっと天野さん、新しいファンの皆さんのお気持ちをぎゅっとつかまれたのでは! とも思えて、それがまたうれしく。 ![]() 【かけがえのない思い出に。『Wanna be FREE! 東京ガール』】 『Wanna be FREE! 東京ガール』関連イベントは8月13日、9月2日のイベントと合わせ技で、8歳年下の上山竜司さんと仲良し & 可愛く甘えまくりな天野さん、単独イベントでは結構しっかりさんで、穏やかな中に秘めた熱いものもちらりと見せてくださって、でも“あまのワールド”展開は忘れない(笑)天野さん、そして、御自身が関わられた『Wanna be FREE! 東京ガール』という作品が一人でも多くの皆さんに実際に観ていただけるところまで、ほんとうに当事者意識を持って責任感あふれてる感じの天野さん…と、天野さんの多面的な魅力がちりばめられた、とっても素敵で実りあるイベントになりました! 『Wanna be FREE! 東京ガール』、メインキャストさんは“本物のモデル”ということ重視ということで、演技面では新人らしい硬さ等見られるところがあったとしても、“本物のモデル”さんならではの雑誌写真撮影シーンでの表情の輝き(リンに冷たい言葉を投げつけた直後、カメラの前に立った途端に彩花が見せる眩しいような笑顔、圧巻です!)、30万ダウンロードという人気原作にさらに家族との関わり等の厚みを加えた、とってもストレートなメッセージを持ったストーリーの良さ、脇を固めるベテラン俳優さん達の見事さ(伊藤洋三郎さんのお父さんは、わずかな登場シーンでもこの作品の質を数ランクアップの魅力があります!)と、観終わったときに“いい作品だったな”と思える要素がいっぱいの作品。 そういう作品で、天野さんの大きく違った面が見られる2つのイベント(天野さんのルックスまで、2種類!【笑】)が観られたうれしさ、さらにはエキストラ参加で天野さんのお仕事ぶりをたっぷり観られた貴重な体験等で、『Wanna be FREE! 東京ガール』、かけがえのない思い出の作品になりそうです。 地方上映、ぜひ少しでも大きな規模で実現して、天野さんの願い通り、一人でも多くの皆様がこの作品を観られますよう! (この作品に関しては特に、小学校高学年以上のお子さんにもぜひ観てほしい、と思います!) ![]() |