23rd October, 2005  
東映太秦映画村(京都)
出演者:天野浩成さん 伊藤陽佑さん



東映太秦映画村30周年記念
ヒーロー☆トーク&握手会
《2005年10月23日 14:00》


 10月23日(日)14:00からの『ヒーロー☆トークショー』、午前もそうだったのですが、伊藤陽佑さんのこまやかな心遣いが素敵でした。
 林剛史さんのように、正面きって“面倒見てやる!”って感じではないのですが、ほんとうにひとつひとつさりげなくフォローしたりしてくださっている感じで、伊藤さん、いいな〜、と。
 こういうお二人でのトークだと、天野さんと一緒にトークしてくださる方の魅力がよく見えてきていいですね。
 『仮面ライダー剣』の男性メイン5人キャストさんの中では唯一天野さんとお二人でのトークの機会がなく、『義経と弁慶』イベントでもあまり天野さんとのからみがなかった竹財輝之助さんとお二人のトークや、1月9日のイベントでは御一緒されるけれど、お二人でのトークも見てみたい吉田友一さんとお二人のトークも、見てみたいです!




【“それはなんでかっていうと” 御登場 & 御挨拶】

 お二人が出てくる前に稲葉さん、客席に向かって「皆さん、大きな拍手と“きゃ〜っ!”という声で…すごいうれしいらしいですよ、男性のタレントさん、みんな“きゃ〜っ!”の声が大きいと喜ばれますので。男性の方もできるだけ…(笑)」
 そんな前振りにもかかわらず、御登場の際にも“きゃ〜っ!”の声はあがりませんでしたが(笑)、とにかく天野浩成さん & 伊藤陽佑さん御登場!
 
 天野さん、登場するなり「かんでましたよね」。
 伊藤さん「かみすぎなんですよ。あまのひるろなるろりさん、って」
 稲葉さん「あたし?」
 ということで、天野さん、稲葉さんいじりに!
 天野さん「おかしいですよねー今日。なんかしゃべりかたとか、いつもと違う。なんでかなーって。
 それ、なんでかっていうと」
 という天野さんに、稲葉さん「ちょっと待ってください」。
 天野さん「社長でー」
 伊藤さん「それ以上は言えない言えない」
 天野さん「あとからー」
 稲葉さん「あたしの会ではないので!」と、天野さん & 伊藤さんに御挨拶をうながし(笑)。

 というわけで、御挨拶。
 天野さん「寒いですね。京都、寒いです。
 シャツ1枚で来ちゃいました(笑)。
 よろしくお願いします!」
 …その上着として(?)唯一着てらしたシャツも、実は…というトークが、この後に(笑)。

 伊藤さん「みんな、こんにちはー!」
 客席の皆さんもノリよく「こんにちはー!」
 伊藤さん「センちゃんだよ!!」
 …『義経と弁慶』つながりのイベントなのに、なぜか天野さんにはずっと“センちゃん”、稲葉さんにもときどき“センちゃん”と呼ばれている伊藤さん(笑)。
 「イベントは楽しいですねー(笑)。今日はよろしくお願いします!」とさわやかに!
 (ヒーロー、というより、“体操のお兄さん”という感じのさわやかさ【笑】)




【“サルっぽい…” ファッションばなし(?)】

 朝いらしたとき天野さん、“何か気がつかないっすか?”とおっしゃていた、と稲葉さん。
 天野さん「社長がねー」
 稲葉さん「社長っていうのやめてください」
 天野さん「髪きったんですよ」
 伊藤さん「なんか今、文章おかしかったね」
 稲葉さん「私は切ってない」
 伊藤さん「ま、ま、いいか、わかるから」…伊藤さん、優しいです!
 要するに、天野さんは、自分が髪を切ったことを稲葉さんに気づいてほしかったケハイなのですが。
 天野さん、ぽつりと「サルっぽい…」と、思いっきりへこみ口調で。
 …気づいてはほしいけれど、今の髪型、気に入ってないんですかーっ!(でも、気に入ってない髪型の変化でも、誰かに何かかまってほしいって、とことん“さびしんぼう”さんな天野さん…)
 そこで稲葉さんが客席に“前の方がいいと思う人、拍手ー!”と“今の方がいいと思う人、拍手ー!”をやると、“今の方がいい”のほうが圧倒的!
 天野さん「ほんとに!?」
 その客席の反応にほんとにびっくりされてる感じでしたが、そこはかとなくうれしそうな天野さん(笑)。

 さらに稲葉さん「伊藤さんのパンツもちょっと短いと思う人、拍手ー!」
 拍手喝采!
 伊藤さん「ありがとうございま…えーっ!?」
 伊藤さん、はいていらっしゃるスニーカーを見せて「これ、コンバース・ハイなんで、見せてるつもりなんですよ、甘かったか〜。短いって言われるんですよねー。かけてもキモイと思うんですけどね…」
 “甘かったか〜”ぐらいまではおどけた感じでもあったのですが、だんだん本気語りになっていく伊藤さん。
 「単純にオレ背高いから、短く見えるって発想なんですよね皆さん…」というお言葉に拍手が起こると「なぜ拍手!」。
 そのままでは天野さんでなくてもヘコむかも、と思われたのか稲葉さん「個性的なファッションってことで」と、テキトウにまとめようとするのですが、伊藤さん、ヘンな声で「ああどうも? ステキで…う〜〜ん…なんだろうなあ…」と、なぜか天野さんと二人でおじぎをしたりしつつも(?)、御自身こだわりのファッションセンスがわかってもらえないことに、かなーり不本意な御様子。

 その一方で、天野さんのシャツ(それ1枚で寒い京都に来ちゃったという、あっさりした【笑】)は、ドラマの中で着用されたものとのこと。
 天野さん「だんだん着る服がなくなってきて…」
 伊藤さん「そういう問題!?」
 …スニーカーのスタイルに合わせて、それを見せるようパンツの丈を工夫されたりする伊藤さんにとっては“着る服がなくなって”服を調達する、という世界は、発想の外のようです(でも、天野さん、前回映画村でトークをされた8月の『義経と弁慶』イベントのときも、着る服がなくなって、皆さんでデパートにお買い物に行って調達されてきたりしているので、天野さんにとってはそれが日常【笑】)。
 天野さん「ドラマ終わったときに、買い取らしてください、っていって、何枚かかいとって、何枚かいただいて…」
 これからその服を着た土屋さんが登場? という問いには「出てきたことがあるのか、これから出てくるのかわかんないんですけど、昨日もイベントがあって、昨日着てきた服も、そうだっていう…ほんっとにそれですまそう、みたいな」
 そんな天野さんに伊藤さん「結構、無頓着?」。天野さん「そうそう」。
 …御自分のこだわりのファッションが“パンツが短い”と後ろ指をさされ、“着る服がなくなってきたから、仕事の衣装を買い取ったものですまそう(しかも季節に関わらず、シャツ1枚!)”な天野さんの服装が野放し、というのは、伊藤さんにとってはとーっても理不尽なことだったろうと思います…(笑)。




【“…ぼく、その方、面識ないですよね?” 『デザイナー』&昼ドラばなし】

 「『デザイナー』の土屋さん、女の人達に“ステキ〜、土屋さん!”とか言われてますよね」と稲葉さん。
 天野さん、思いっきり心当たりなさそうに「いや…?」
 稲葉さん「かたまって、ステキ! とか言われてましたよ」。
 稲葉さんのおっしゃっているのは、【デザイナー:第14話】で、鳳麗香の店『サロン・ド・麗香』でカメラマンの仕事をしている際、麗香スタッフ(通称:レイカーズ)の白川ゆき乃(Cast:徳永有香子さん)と田中真緒(Cast:竹中絵里さん)に「彼ってステキよね〜」「ですよね〜」と言われているシーンのことでは。よくいいところを御覧くださってます、稲葉さん!
 カメラは勉強しましたか? と聞かれた天野さん「いやいや全然」。触り方を現場で教わったとのこと。
 撮影は10月18日に終わったということで(天野さんのオールアップはその前日、10月17日。【2005年10月17日_『デザイナー』ボランティアエキストラ参加ロケ】御参照)、今後の展開は…というお話に。
 天野さん「話が、先週の終わり(2005年10月21日[金]オンエアの、天野さん演じる明が松本莉緒さん演じる主人公・亜美に告白する【デザイナー:第15話】)から昼ドラっぽくなってきて、このまま最後までドロドロで突っ走るんじゃないかっていう…」
 そして天野さん「ちなみにみんな、裏のテルのはみずにこっちみてください。」
 伊藤さん「あららららー」
 天野さん「テルのはビデオ撮って」
 伊藤さん「竹財先生…」 天野さん「竹財先生」 伊藤さん「VS(ヴァーサス)!」
 天野さん「テル、“オレはまだまだだよ…”って…」
 突然の天野さんの話題転換に、伊藤さんも「え!?」
 天野さん「“テルどぉ〜?”ってメールしたら“オレはまだまだだよ…”って」
 天野さんはオールアップしたけれども竹財さんはまだまだ収録が続いている、ということらしいのですが、天野さんが竹財さんの“オレはまだまだだよ…”を口にするときの、なんとも“どよ〜ん”とした口調が、『義経と弁慶』イベントでもヘコみぎみで“どよ〜ん”とされたりしていた竹財さんをあざやかに思い出させてくれて、なんだか竹財さんもこのトークに来てくださったかのような存在感に(笑)。
 天野さん「(テルは)がんばってます」と、やっぱり竹財さんと仲良しな天野さん。
 伊藤さんも「二人で頑張って」
 天野さん「ぼくの上の時間帯(テレビ欄で『デザイナー』の上にくる、TBS13:00〜13:30枠の『貞操問答』)も、原田篤くんとか窪寺くんとか」
 伊藤さん「いとうあいこさんとか出てるよね」
 それまで元気にお話されていた天野さん、急に不安げな口調になって「…ぼく、その方、面識ないですよね?」
 伊藤さん「アバレ(ンジャーのキャスト)だからね! ごめん!」と、不安になってしまった天野さんを気遣う伊藤さん。優しいです!




【“今、すごい、裏で話してる感じですよね…” 伊藤さんブログばなし《指輪編》】

 お二人ともブログを…と稲葉さんが話を振ると、伊藤さん「あれ? 天野くん、ブログじゃないよね?」
 ブログではなくDIARY…ということですが、伊藤さん、“日記”ならぬ“月記”になるかもアヤシイ天野さん公式のDIARY、ちゃんとチェックしていてくださったようです。
 稲葉さんに「伊藤さんのブログで気になったことが」と言われて、「みてるんですか、ありがとうございます!」とソツなくお礼を言う伊藤さん、ほんとうにマメそう…
 問題の記事は、右手の薬指に指輪をしていたら、友達に「彼女できたのか?」と言われ、右手の薬指は婚約指輪をつける場所、小指は恋人同士、左手の薬指はもちろん結婚指輪、と教えられ“もうすでに指4本も使えねぇじゃねぇか”…という【伊藤陽佑公式ブログ:2005年10月18日_磨け、ファッションセンスを磨け。稲造。】
 伊藤さん「右手の薬指に指輪を普通につけてたら、婚約指輪って言われて…知らなかったんですよ」
 右手の薬指が婚約指輪だって知ってた人、はーい! と、伊藤さんが客席に挙手を求めましたが、あまり手が挙がらず。
 天野さん「オレもライダー始まったときに、指輪してたんですよ、記者発表のときに。
 それがすっごい悪趣味な指輪で、婚約指輪じゃないだろ! って感じの。2フェイスのコワイ顔のすごい指輪してったのに、婚約指輪じゃないのってホームページ(※テレビ朝日公式『仮面ライダー剣』のBBS?)に書かれてた。
 これ、オレの趣味だよって(笑)。」
 さらに「サイズでここしか入んないから、ここにしたっていう…」という天野さんには、伊藤さん「そうそうそうそう」という感じで勢いよくあいづちを打たれていましたが、天野さんが「そんなに気をつけてしない」という天野さんには「しないんだ。はぁー」と、ややニュアンスの違う受け答えをされていて、あれ? と思ったような記憶が…ブログを拝見すると伊藤さんは“ファッションのためだ。どこに指輪したっていいじゃねぇか!!”というファッションこだわり派なので、“気をつけてしない”という無頓着派の天野さんとは一緒じゃないということ?(笑)
 「左手の薬指はね(=そこにはしない)」という天野さんに、稲葉さん「それは誰でも知ってます」。
 天野さん、結構勢い込んで「左手の薬指以外なら、別に行くぜ、って思うんですよね。
 小指がピンキーリングってやつだからそれで2本ふさがって、左の薬指がだめで、それで右の指が婚約指輪で、あと何本指があるんだよって!
 しかも残った指はしづらい指だよね」と一気に言った後「今すごい、裏で話してる感じですよね。楽屋トーク…」。
 …天野さん、楽屋で仲良しの皆さんとお話されるときは、勢いよくいーっぱいおしゃべりされることがわかりました(笑)。内弁慶さん!




【“小さいお子さんもいるのに…” 伊藤さんブログばなし《女の子のタイプ編》】

 女の子のタイプについてもずいぶん書いてましたね、と稲葉さん。
 該当ブログは、下北沢について語る中で“おしゃれ且つ色控えめな女の子多数。一眼レフ肩にかけてたりとかデカめヘッドホンとかニット帽とか、そんな女の子、非常に弱いです。(なぜかフェチを告白。)”と書かれている【伊藤陽佑公式ブログ:2005年10月20日_伊藤の居そうな街】の模様。
 地味目な感じで…と振られると、伊藤さん「黒髪に弱いですね」。
 稲葉さんが「カメラかけたりとか…」とブログの内容に沿って話されるのを聞くや、天野さん、びっくりしたように「カメラ?」。
 伊藤さん「一眼レフカメラとか」
 天野さん「それ、絶対かたよりすぎだよ!」と断定する天野さん。
 『デザイナー』で天野さん明くんのヨメになったありさを演じていらした国本綾さんも高校時代は写真部で、MyカメラはNikonの一眼レフ(【MBS公式:ドラマ30『デザイナー』−国本綾さんインタビュー】)だというのに、そんなに力一杯伊藤さんの一眼レフ少女好きを否定しなくても…(笑)。
 伊藤さん、そんな天野さんのダメ出しは気にせず「色が抑え目で、アジア的なスタイルとかそういうの、黒髪で、ニットキャップとか…」と思いっきり語っていて、ふと「なんでそんな話してんの?」(笑)。

 天野さんの好みは、ということで「オレも黒髪好きですね。一眼レフカメラはあんまり…」(笑)
 服装的には? と聞かれて「ふくそう?」と、なんでそこまで不思議そうに! というぐらい不思議そうに問い返す天野さん。
 「それは露出が多いとか少ないとか、そういうの?」。絶対ちがうだろー、と思うのに、脇では伊藤さんが「そうそうそうそう!」。
 天野さん「小さいお子さんもいるのに…」
 伊藤さん「それはつまり?」。天野さん「…ああ…ん…」と、ごにょごにょ。そういうことらしいです(笑)。
 小さなおともだちもいるのに、これはいけない! と思われたのか(笑)伊藤さん「目がマスカラな人とかは好き?」と、話題転換。
 天野さん、ついていききれず「目がマスカラな人!?」
 「オレすごいダメなんだ」という伊藤さんに「あ、こわいなとか…でも女の人、みんな目がマスカラだよね」。…そ、そうですか…?

 天野さん「なんで一眼レフカメラなの?」と、伊藤さんの一眼レフ・フェチがどうしても理解できない模様(笑)。
 伊藤さん「下北…(関西の客席に)わかる? 下北沢、文化発祥の地って感じの…関西でいうとどこだろう…」
 天野さん「名古屋でいうとオオズ…よけいわかんなくしてる(笑)」
 伊藤さん「札幌でいうと…(笑)」
 天野さん「地元どうし…」
 伊藤さん「あそこいいよー! ぶらーっとしてる感じが」と、一眼レフの女の子ばなしのはずが、いつのまにか下北ばなしに(笑)
 稲葉さん「ものすごいしあわせそうですが、時間が…(笑)」




【“僕は知らないでシャツ一枚で来ちゃったんですからね!” 告知】

 今後の告知もしておかなければならないので、ということで、天野さんは来年早々にパーティーが…というところでかむ稲葉さん。
 すると天野さんが「大丈夫ですか? おかしいですよ」 伊藤さん「ティキティキソーソー」(…時期尚早…?)
 天野さん、さらに「半ズボンだし! 昨日やって寒いって知ってるのに!
 僕は知らないでシャツ一枚で来ちゃったんですからね!」と、わけのわからない服装に関する自慢(!?)をしだしたり。
 というわけで、天野さん告知。
 「12月7日に3rd Singleが出ます。
 1月9日にエイベックスの四人で、ヨッシーとぼくと、マジイエロー?の松本くんとテニプリとかやってる相葉くんの四人でやります。まだ何やるかわかんないんですけど…」
 稲葉さんからは、紙が皆さんのお手元にわたってると思いますが…とありましたが、午前中はもらった案内紙、午後の最後の方はありませんでした…。

 伊藤さんの告知は『BLEACH』の再演。
 ここで天野さん、拍手!
 東京公演は日本青年館ということで「キャパがでかくなったんですよ。大阪は500人ぐらいなんですが、青年館大ホールは1000人ぐらい入るんですよね!」と伊藤さん。
 稲葉さん情報によると、チケットはすぐに売り切れたとのこと。
 ここで稲葉さん、伊藤さんに「ちょっとだけやって!」と、『BLEACH』のパフォーマンスをリクエスト。
 伊藤さん、最初は何をやろうか迷いながらも『浦原商店』(?)をちょっと歌って下さいました。
 「こんな歌をコミカルに歌ったりとか…
 …今子供の笑い声が聞こえた、ちょっとうれしい(笑)」という伊藤さん、「僕が面白くしますんで!」と、力強く宣言!

 「天野さんには握手の後歌っていただくことにしましょう!」(稲葉さん)…というわけで、握手会に。
 握手会の間は、手が空くと客席に向かって両手お手振りをしたりな天野さん。




【熱狂ライブ! 『DEPARTURE』】

 握手が終わると「歌の時間がやってまいりましたー!」ということで、稲葉さん「『DEPARTURE』、絶好発売中〜!」(“絶賛発売中”ではなかった模様【笑】)。
 天野さんも「ぜっこうはつばいちゅう〜」とリピートしているのですが、“買ってください”系のコトバなので、やや弱。
 稲葉さんは「皆さん、一枚ずつお求め下さい! 特典つきです! ね!」と力強くPRしてくださるのに、天野さん「…うん」と、はかばかしくないおへんじ。伊藤さん「ほんとに把握してんの?」(笑)
 天野さん、把握してるということを示そうと「外にあるんですよね!」。
 いや、それはそうですが…と思ったところに「写真があるんですよね」と、特典にサイン入り写真がついていることは、把握されている模様(サイン、されたわけですから…【笑】)。
 ここで稲葉さんが「でも、どんな歌かわかんないと買えませんよね」ということで、『DEPARTURE』を歌いましょうということに。
 稲葉さん、いわゆる子供向けエンタテインメントの“○○のお姉さん”風に「どんな風にうたうのかなー、どんな顔でうたうのかなー」。
 遊ばれている天野さん、めずらしくくやしそうに「ぜったい…くっそ!」などと、ワルイことばを(笑)。
 そんなことをしているうちに『DEPARTURE』、はじまっちゃいました(笑)。

 『DEPARTURE』が始まると、伊藤陽佑さん大パフォーマンス!
 イントロのあたりでは手を挙げてぴょんぴょん跳んでいた伊藤さん、歌が始まると左右のステップ、屈伸運動、ラジオ体操の“開いて閉じて”風跳躍、フラダンスな動き、パラパラ…と、踊る踊る伊藤さん。
 そして間奏部分になると、猛然とラップ!
 間奏が終わると、天野さんも伊藤さんとおんなじように左右にステップな振りをやりだしたりして、カワイイ…のですが、伊藤さんが飛び跳ねてちょっとややこしい動きをしだすと、ついていけなくなる天野さん(笑)。
 最後にも伊藤さんのラップが入り、コラボ状態で終了。

 稲葉さん「かーっこいい!」
 伊藤さん「MCイトウでした」
 天野さん「(外で売ってるCD)もしかしたらセンちゃんの声、入ってるかもしんないよ」
 …ほんとに入ってたら、絶対ほしいです!
 天野さん「(『DEPARTURE』を歌うことを)もっと早めに言っとけばよかったね」、伊藤さん「練習しとけばよかった。(ラップで)中村座とかしか言うことがなかった…」と、コラボに大乗り気なお二人。
 会場も大盛り上がりで、稲葉さん「どうしよう、このテンション!」。
 そこで“アンコール”の拍手!
 そうなると天野さん、あわてて「もうないでしょう!」。「時間がね、時間がね」と、アンコール逃れをしようと必死な天野さん(笑)。
 でも稲葉さん「『希望ヶ丘』?」と、アンコールの相談に。天野さん「オケがない、オケがないですもん」と、とにかく逃げの一手。
 それでも稲葉さん「この高まりはどう抑えたらいいんですか!」
 そこで天野さん、ちょっと作戦を変えて「なんかいいっすよね、テンション。楽しかったですか?」と客席に呼びかけて、話をそらす方向に(笑)。
 天野さんの“楽しかったですか?”に、拍手で応える客席に「よかったよかった」などと天野さんが言っていると。
 『DEPARTURE』のイントロが!(笑)

 今回は伊藤さん、もう最初から「Ah! Ah! Ah! Ah!」と全開!
 そんな伊藤さんに、笑いながら歌いだす天野さん。
 間奏になるともちろん、伊藤さんラップ。今回は、ステージ脇に張ってある注意書きを高速ラップにしたりと、伊藤さん、さらに大暴れ!
 ラストの“ここから始めよう”では、伊藤さん、かろやかにリフレインで歌い始め!
 さらに、ハモりを入れようと試みたりと、やりたい放題な伊藤さん。ハモりはヤバいよ! と思ったのですが、伊藤さんはコード進行まで把握していなかったのか微妙にハモりそこねていらしたものの、天野さんの歌のほうは不思議なことに、かえって音程が安定したりと、なんだかプラスのパワーが働いていたようで。
 最後は歌でもセッション状態の『DEPARTURE』、熱狂のうちに完了!

 歌い終えた伊藤さん、やや興奮気味に「勝手に入っちゃった! 勝手に入っちゃった! 歌っちゃった! 覚えちゃった!」
 いやいや、本当に楽しかったです!

 大盛り上がりの中、稲葉さん「終わるのやだけど、終わんないといけないんで…」
 天野さん「おかいあげください」
 稲葉さん「よろしくね!」




【“センちゃんならできるよ!”& おめでとうございます! 最後の御挨拶】

 というわけで、お別れの御挨拶。
 天野さん「なんか楽しかったです、すごい」。
 あんなに歌うのをいやがってた天野さんですが、本当に楽しかったという表情で、よかったです!
 続けて天野さん「宣伝いいですか?」
 「ポストカードが置いてあるみたいです。ぜひよければそれも買ってください。それだけ言い忘れてて」と、会社から物販についてはもれなく告知するよう厳しく言い含められているケハイな天野さん。
 そして「こんな歌ったの初めてですね。楽しかったです。ありがとうございます!」

 伊藤さんは「音楽はすばらしいですね。完全に悪ふざけなんですけど、楽しくなっちゃいました」と、こちらは本当に音楽、お好きなんだな…と、伝わってくるお言葉。
 「僕も、音楽を通して何かできればいいなと思って」と伊藤さんが言うと、天野さん「センちゃんならできるよ!」と、ちょっとびっくりするぐらい熱く!
 そんな天野さんの激励に、森山直太郎さんの『さくら』を歌いだしたりしていた伊藤さん、ちょっと照れ隠しのようにも見えて、ステキでした。
 「これからも応援よろしくお願いします。ありがとうございました!」

 伊藤さんがお話されている間、天野さん、稲葉さんに話しかけて何事かを結構真剣な様子で確認。
 それから「最後に、結婚することになった社長に拍手を!」
 稲葉さん「仕事先とかまだ言ってないんで、ここ限りで」
 (このレポを書いている時点では、稲葉さん御自身のブログ【稲葉真紀 今日のひとりごと:2005年12月3日_ご報告☆】でも発表されていますし、【稲葉真紀 今日のひとりごと:2005年10月23日_参ったわf^_^; 】でも天野さんがお話されたことは話題にされていましたので、天野さんもちゃんと稲葉さんに確認してお祝いされていたみたいですよ〜、ということで、こちらでも。)
 稲葉さん、笑いながら「なんてシメたらいいかわからない」とおっしゃりながら、「この3人でステージに立つのは最後かも」としみじみ。
 伊藤さんも「ありがとうございました! 中村座、最高です!」
 天野さんも「みなさん、30年(※このトークショーも映画村30周年記念イベント)ありがとうございました!」などとおっしゃいながら、寒い中やってきたお客さんを気遣うようなお言葉をくださりつつ、あったかくイベント、幕を閉じました!






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