22nd October, 2005  
近鉄あべの橋ターミナルビル3階
イベント広場(大阪府大阪市)

出演者:天野浩成さん



LA SERENA
TALK SCRAMBLE 851
《2005年10月22日 16:00〜》


 大阪・近鉄あべの橋ターミナルビルイベント広場で行われた『LA SERENA TALK SCRAMBLE 851』、14:00の回と16:00の回には、『LA SERENA BOY コンテスト』なるものが行われ、通しで観させていただくのにそのときだけ席を空けるのも申し訳ないと思って、ちょっと寒かったですが、頑張って観ました。
 コンテストは、一般のイケメン君(この時点で10人)からグランプリ1名と準グランプリ2名を選び、ショッピングセンター“LA SERENA”で接客サービスをしてもらう、という趣旨のもの。
 審査のメインは、彼等が書いてきた“自分にとっての女性”というテーマの作文の読み上げで、かなち華やか系のイケメン君たち(お一人、質実剛健系の方もいらっしゃいましたが…)が、“ぼくのおかあさん”とか“ぼくのおばあちゃん”とかの作文を読み上げる不思議な光景がえんえん繰り広げられて、かなり面白かったです。
 そんなコンテストで、この空間はなんでもアリなんだー、とわかって、かなり気楽に(!?)なったような(笑)。




【MCさんうっかり。仮面ライダー花嫁(ブライド)】

 16:00の回も、MCはfm osakaのDJ、大塚由美さん。
 天野さん御登場の前に、天野さんのプロフィール紹介があったのですが…
 『仮面ライダー剣(ブレイド)』を『仮面ライダーブライド』と言い間違えるミスが。
 もちどんすぐに『仮面ライダーブレイド』と言い直して下さったのですが、仮面ライダー(サムシング)ブルー、仮面ライダー(サムシング)ニュー、仮面ライダー(サムシング)オールド、仮面ライダー(サムシング)ボローの4人のライダーが登場、天野さんは自らは力を持たないけれど他の人の力を借りまくって敵と戦う“ボロー”に変身する『仮面ライダー花嫁(ブライド)』が、頭の中をかけめぐりました…。




【“みんな帰っちゃだめですよ!” 御登場】

 登場された天野さん、「寒いですね、皆さん大丈夫ですか」とお気遣い。
 この下は肌着ですか、と大塚さんに尋ねられ「肌着です」。
 そこから唐突に、天野さん「みんな帰っちゃだめですよ!」。
 大塚さんが客席に、1回目からいる人に挙手を求め、半分ぐらいですね、などとやりとりされている間にも天野さん「帰っちゃだめですよ、途中であきて帰っちゃうと、すごいテンションさがっちゃうから…」と、なんでそんな心配を!? という御心配。

 14:00の回同様、大塚さんによるファッションチェック。
 今日はシャツとジーンズ、靴はブーツですね、ということで、見せて頂けますか、と大塚さんに促されると、すごくとまどったような、よわよわ〜なカンジで「はい…」と、言われるがままの天野さん。
 ブーツをみせていた天野さんですが、「これ以上ははずかしい…」。
 洋服で新調したいものは、と、ファッションテナントがたくさん入っている LA SERENA らしい質問。
 天野さん「あったかいものが…」
 …期待されたであろう、もっとファッショナブルなおこたえとは遠く離れたおこたえに、大塚さんがリアクションしかねている間に、天野さん、追い討ちをかけるように「中間ぐらいの服」。
 大塚さん「中間って…」。笑ってます!
 天野さんの言うには「ぼく、急にダウンになるんですよ。バイクに乗ると、みんなの感じより寒いんで…」と、シャツ→ダウンの“中間”との説明。
 「もういっかいジャケットに戻ろうかなーと」と、14:00の回の“夏はジャケットで、今はシャツって、逆ですよね”の自己突っ込みの流れで(笑)。
 夏の間は半袖とか? と尋ねられた天野さん、力いっぱい「半袖です!」
 …でも、灼熱の屋外のラクーアイベントも含め、夏のイベントのときの衣装のシャツはほとんど長袖だったような気がするんですが、天野さん…(笑)。

 16:00の回は、14:00の回よりもさらに、もう少し心の中のお話をお願いします、と言われた天野さんの、ちっちゃい声での「おねがいします」。
 やや不安げなカンジが、なんとも可愛く。




【“いいこといった、いま?” 『デザイナー』→好きな女の子ばなし】

 『デザイナー』での天野さんの役は、片思いだけれど、別の女の子からアタックされるという役、という話。
 ドラマの中では、その気持ちは揺るがないんですか? と尋ねられた天野さん「ゆるがないですね」と言ったものの「あーどうだろーひるどらだから」と。ネタバレになっちゃうから、言えませんよね(笑)。
 演じてみて、自分だったらそういう立場に立ったらどうでしょう、と問われると「あんまりゆるがないですね」。
 客席から微かに“おおー”というケハイを感じたのか、天野さん、うれしそぉーうに「いいこといった、いま?」(笑)
 大塚さんが天野さんに、一途なタイプですか、と質問すると、なぜか笑いが起こる客席。天野さん、めげずに(めげてた?)「はい」。
 でも、ちょっと大塚さんはイジワルに、言い寄ってくる女の子は、むちゃむちゃ可愛いんですよ? と天野さんに揺さぶりを(笑)。
 天野さん、女の子がむちゃむちゃ可愛いと聞いて、いきなり考え込んでます(笑)。
 「でも、(好きな子が)いるんでしょ? だったらそっちかなあ」と、一途な(なぜ皆さん笑ったんですかー【笑】)天野さん。

 好きなタイプの女性ということで、ここは譲れない! というポイント。
 天野さん「ぼくにやさしいひと」と即答!
 「うたれよわいんです」という天野さん、とけちゃいそうな声で「ほめてほしい…ほめてのびるタイプです」と、ちょっと甘えん坊さんなおねだり。
 関西の女性は“けなし芸”というように、ダメ出しをすることが多い人がいるけれども、そういう人は? と聞かれると「それはマネージャーさんだけで…」
 …マネージャーさんに会社の前でスルーされてショックだった、という話といい、これまでお話されたことのないマネージャーさんばなし連発の天野さん。
 大阪暮らしが長かったので、東京に戻ってきて、マネージャーさんに甘えたい盛りなんでしょうか(笑)。
 その他のポイントとしては「前まで、急に笑った顔がいいとか言ってたんですけど、テレビを見てたら、“笑顔が可愛い”というのはみんなじゃないかって言ってる人がいて。オレ、いままですごい、適当なこと言ってたなー、って…」と、過去の自分の“好きな女性のタイプ”ばなしに、しゅーんと反省をする天野さん。




【“みんな、家でごはんたべれますか?” おうちごはんばなし】

 女の子に望むこととして、お料理は? という問いには「料理はいい(好きなタイプに関係ない)です」。
 なぜかというと「外食のほうがすき」。
 そして「家でごはんたべられないんですよ」と、天野さんワールド展開スタート!
 その理由は「さびしい…」。
 「すごいつらいときのこと思い出すんで」という天野さんに、大塚さんがそのことを詳しく尋ねると「16、17のとき、すごい貧乏で、カップラーメンとか家で一人で作って食ってた…」。
 そんな記憶があるので「家で食べると気持ちが悲しくなっちゃう」という、すぐに悲しくなっちゃう天野さん!
 その頃のことを語ったものとして、雑誌『POTATO』の1999年11月号掲載のインタビューがあるのですが(【天野浩成さんお仕事−雑誌(20世紀)】御参照)、いろいろなバイトをする中での教訓として“どんなに貧乏でもごはんは食べよう”、その理由として“栄養失調で倒れて点滴するとお金がかかるから!”と、そんな栄養失調で倒れるぐらい大変だったんだ…ということが伝わるもので(でも、1999年当時の天野さんは、その話をニコニコされていたとのこと。今のほうが、みんなの前でも素直に悲しい顔ができるようになって、よかったなあと思います!)、そんな経験をしていたら、おうちごはん、悲しくなっちゃうよね…と。
 天野さんが頑張ってて、俳優としてこれからってときのことなんですね…という大塚さんに天野さん「まだこれからで、がんばってるんですけど」と突っ込み(笑)。
 そして「それだったら安いもので外食したほうが、気持ちがゆたかになる」という天野さん。
 さびしがりやなですね、ひとりはいや? と聞かれて、当然、“ひとりはいや”な天野さん、さらに、好きな女性が作ってくれたら? と問われて、あんまりうれしくなさそうに「え〜」。
 そしていきなり、客席の皆さんに「みんな、家でごはん、たべれますか?」
 …たぶん、客席にいらしたお姉さま方のかなりの部分は、御家族におうちで喜んでごはんを食べてもらえるよう、がんばってごはんを作っていらっしゃる方だと思うんですが、天野さん…(笑)。
 客席からはかばかしい同意の反応を得られなくても「外食がすき…」とつぶやいている天野さん、好きな女の子がお料理ができるかは気にしないということですが「むしろ高いもの食べさして、って言われるとちょっとキツイ」と、本音トーク!
 そして「やすいものがすきな人がすき」。…そんなことを言ってる天野さんの口調も、たまらなくカワイイんです、これが!
 「今日は寿司、今日は焼肉…みたいのは、ヤだ!って」という天野さん。
 …お寿司や焼肉が“高いもの”の筆頭に挙がってくるのを聞くと、逆に、お寿司や焼肉、食べるときにはいいところに連れて行ってもらったりしてるんじゃないかなー、とも(どちらもピンキリのものですから!)…
 (でも、【2005年8月28日_『DEPARTURE』発売記念イベント in 名古屋】では、『デザイナー』収録スタジオのあったUSJ近辺の飲食店について「とりあえず高いんですよ。1人1500円ぐらいするんですよ」と言って、司会をされていた会社の方に速攻「値段はいいんですよ!」と黙らされていた天野さんなので、よくわかりません【笑】)




【“キャラクターの名前呼んで、うわー!って” “最初のデート”ばなし】

 もしうまく彼女ができたとして、最初のデートはどこに? というお話。
 天野さん、迷いなく「テーマパーク」。
 「好きですね、友達とかと行きます。めっちゃはしゃぎますよ!」という天野さん…『仮面ライダー剣』番組終了後のミニコーナーで、バスケットのゴールにボールを入れるゲームに勝ったときのものすごい喜びようなどを思い出しても、ほんとに激しくはしゃぎそう!
 案の定「キャラクターの名前呼んで、うわー!って」と、想像を上回るはしゃぎっぷりを語る天野さん(笑)、「一緒に写真撮ったり」は当たり前。
 彼女ほったらかし? と聞かれると「彼女は絶対ほったらかしますね」と自信満々で断言するほど(笑)。
 でも、初デートなのに? と突っ込まれると「初デートか…だめですね」と冷静になる天野さん。
 ちゃんと二人で盛り上がって、と大塚さんに言われると「くびったけですね」と応じた天野さんですが、御自分の言葉に「よくわからない…」。確かに“よくわからない”という自己突っ込みは、その“くびったけですね”に対しては的確です(なぜそのコトバが!?【笑】)。
 そのあとどうしましょう、ということで、大塚さんが、そろそろ帰ろうか、と呼びかけると「うん」と素直にうなずいてしまう天野さん。
 このあとどうなるのかな? と聞かれると「(この会場には)ちっちゃい子もいるから…」と、どこまでも司会者さんを困らせるようなことを言い出す天野さん(笑)。
 それでも大塚さんはプロ中のプロ! 「1回目のデートですしね、そのあと安上がりな…」と、健全なごはんばなしに流そうと。
 天野さん「1回目のデートだから…それが正解ですよね!」と、またまた大塚さんを困らせるような(笑)。
 大塚さん、そんな天野さんをほっておいて「それから安上がりなところに…」と、あくまでもごはんへ。
 “やすいものがすきな人がすき”な天野さんですが「1回めはがんばる!」と、カワイイことを(笑)。
 でも大塚さんに、あんまり最初からがんばると…と言われるや「つらいっすね…」としみじみ。「勉強になりました、ありがとうございます」と、礼儀正しいのですが、微妙にズレた感じが味な天野さん。

 大阪、またいらしてくださいね、USJにもいらして、映画の世界に飛び込んでください、という大塚さんに「そうですね!」と答えた、USJにほんっとうに行きたそうだった天野さん。
 「映画やりたいですしね…うん」と、最後はお仕事のことに思いがいったのか、自分の世界にやわらかに入りこむような、無防備な“うん”。




【“こないだとった” 3rd Single & 『DEPARTURE』ばなし】

 3rd Singleのレコーディングはまだという天野さん。「ジャケ写はとりました」
 客席から何か質問が出たようで「え、なになに?」
 大塚さんが、いつとったのって、と、お客さんの質問を拾うと、天野さん「こないだとった」(笑)。
 続いて「どこで?」と自ら質問の声を拾い(大阪のお客さん、あまり形式にこだわらないというか、不規則発言しまくりです!)、「ああ、そういうことですか! 『DEPARTURE』がNYだから!」とひとり大納得し「いやいやいや、日本です」。
 ドラマの合間だったので…とのこと。
 大塚さんに、NYで撮影なんてすごいですね、というようなことを言われると「すごくないですよ」そして「カゼひいてたいへんでした」。
 さらに、「日が暮れるのが遅いんで、終わって遊びに行くと、どこの店も閉まってるんですよ」と、一日中ずっと撮影をしていたNYのことを語る天野さんに、大塚さん、それ、カゼとは関係ないですね、と突っ込み。天野さん「そうですよね、カゼひいてなくても、遊べないですよね!」
 ほんとのところは、初日だけは遊べる時間があったのに、風邪で寝込んでしまっていて、その後は撮影スケジュールでぎっしりで、全く遊べなかった…ということで、風邪と遊べなかったことには関連があったはずなのですが(笑)、そこは素直に話にのる天野さん。

 『DEPARTURE』はどんな曲ですか、と聞かれて「でぱーちゃーですか?」。思いっきり“でぱーちゃー”の“で”がひらがなです(笑)。
 天野さん「あかるく、なつっぽく」。
 自分的には? という質問には「ちょっと歌詞がはずかしいんです。ちょっとてれる…アップテンポのああいうのは、ちょっとてれる…」と、はずかしがりやさんの天野さん。
 大塚さんに、君と一緒に出発しようという、いい歌詞じゃないですか、のように言われると「いい歌ですよね」。
 カップリングの『君に会いたくて』も好き、と言われると「あれもいい歌ですね」(笑)。
 こちら(『君に会いたくて』)はバラード…と大塚さんが言うと「そうですかね? あれバラード?」と、天野さんの中では『君に会いたくて』はバラードではない模様。

 そのつながりで、3rd Singleはもっとバラード? の問いに、天野さん「がっつりバラード」(笑)。
 本人的にはどちらが歌いやすいか、という質問に「ほんとに楽曲、すごくいいんですよ。だからほんとに負けないか心配」という天野さん、ほんとにその場でも心配になってきちゃったのか「うん…がんばる…がんばります」と、すっごく心細そうながらもけなげに決意表明。
 この日の天野さんは、空気にとけるような“うん…”頻出で、どうしちゃったのかというぐらい。

 そしてここで大塚さんから、先ほどお願いしたんですけど…ということで、天野さんの生歌を披露していただけるとのアナウンス!
 予定がなかったところお願いしたら、いいですよ、とのことだったとのこと。
 天野さん「歌うのは2回目、大阪では初めてなんですよ」。
 大塚さんに、緊張は? ときかれると「まあまあ」。…まあまあな緊張ってなんですか、天野さん(笑)。

 そしてほんとに! 『DEPARTURE』、歌っていただけました!
 こんなオープンな場所で歌ったら、近隣のビルにも聞こえちゃうよ、だいじょうぶですかーっ! というところでしたが(でも、イケメン君が次々に「ぼくのおかあさん」とか「ぼくのおばあちゃん」とかの作文を読んじゃったりする空間なので、だいじょうぶです!【笑】)、CDとはだいぶ違った雰囲気の曲(全体的になんとなく高め?)になりながらも、がんばってらっしゃいました!
(マネージャーさんのダメだしばなしが出たり、天野さんがカラオケばなしで会社の方を気にしてらしたり、ということがあったもので、会社のかた的には、この天野さんの生歌、許容範囲内なのかどうなのか…と、気になってしまったりもしましたが【笑】)

 歌い終わった天野さん、声の高さもテンションも低〜く「ありがとうございました」と言うと、しばらくマイクを持ったまま茫然自失。
 客席から“がんばれー!”とか声援が飛んでいたような…
 そして「すっげぇきんちょうした…びっくりした…」と、消え入るように…。
 大塚さんに、素敵でしたよ! と言われ、拍手が起こっても「早くなれていきたいですね。まだ人前で歌うの、なれてないから…」と、本当に慣れる日が来るのか心もとない天野さん。

 ここで、楽器は? との大塚さんのおたずね。
 「ギター…でもたぶん、もったらわけわかんなくなりますね」と、わけわかんなくなったところもちょっと見てみたいような天野さん(笑)。
 「うた…ヤバイですよね…だいぶなれましたよ」と、慣れたのか慣れてないのかどっちなのかよくわからない(御自分でもわからないんじゃあ!)天野さん「ほんとに…なんかへんな雰囲気だな」と、別に誰が責めているわけでもないのに、場の空気を気にしまくり。
 そんな天野さんに大塚さん、だっていつもおうちで、CDをかけて練習してるんですもんね! と、よくわからない励まし(笑)。
 「ぼく…ぼくれんしゅう、ずっとしてます。すごいれんしゅうしてます…」と、それだけ練習しているんだから自信満々かと思いきや、どんどんおぼろになっていく天野さん…
 というわけで、3rd Single『タイトルまだ』、リリースは「12月7日です」と、天野さん、きっぱり。
 『希望ヶ丘』のときは、『義経と弁慶』イベントで、CDのタイトルも発売日も林剛史さん & 伊藤天佑さんまかせだった(お二人とも、よその会社のひとなのに!【笑】)ことを考えると、すっごい進歩です、天野さん!!





【“マリモももってったし” 質問コーナー】

 第1問は、女子高生さんから(天野さん「女子高生ですよね」と確認)。
 「カラオケの十八番はなんですか」
 「なんだっけ」といきなり記憶が定かでない天野さんですが「自分の(曲)言ったほうがいいんですかね」と、余計な計算(笑)。でも「カラオケでは自分の歌わないんですよね」と正直に。
 大塚さんが、だからその自分の歌以外の十八番を言えよ! ということをマイルドにおっしゃると(笑)、天野さん「安全地帯とか」。
 「知らないですよね」と、自分の十八番の曲について妙にケンキョ(!?)な天野さん。
 曲を聞かれると「言っていいんですか?」と、袖にいらっしゃる会社の方に確認(そのあたりが音楽の会社さんの人っぽく【笑】)したうえで「『悲しみにさよなら』」。
 天野さん「いい歌ですよね! 『DEPARTURE』のほうも、もっといいうたです」と、会社の方に気をつかいまくる天野さん。
 わりと渋めのバラードを歌われるんですね、という大塚さんに、「アップテンポ、歌わないですね」。

 後で知ったのですが、天野さんが十八番として挙げられた安全地帯の『悲しみにさよなら』、『仮面ライダー剣』で共演された森本亮治さんが、この秋冨田翔さんとされたイベントで弾き語りをされたとのこと(【森本亮治オフィシャルサイトブログ:2005年10月1日_またまたトークショー】御参照)。『剣』メンバーのカラオケだと、どちらが歌われるんでしょう…(そして森本さんは、ギターをもってもわけわかんなくなられない模様【笑】)。

 第2問は「大阪での撮影中に持ち込んだ観葉植物はどうやって持って帰ったのか」。
 天野さん「普通に持って帰りました」とナチュラルに!
 天野さんはごくふつ〜うに受け答えされましたが、ビックリしたのは大塚さん。「観葉植物、おうちから持っていらしたんですか!?」天野さん「はい」大塚さん「へえ〜え!!」
 天野さん「今、ちょっとイタイとか思った…」大塚さん「全然思ってないですよ! 植物を愛する人って、心優しい…」。大塚さんの弁明を聞くや「あ、いいこといってくれた!」と、とっても素直な天野さん(笑)。
 大塚さん「心の余裕がないと植物って育てられないじゃないですか」天野さん「心の余裕がないから…育ててる…いやされるから…」大塚さん「なるほど!」
 なんていう植物を、という質問に「サボテンと」と天野さんが答え出すと、ざわつく客席。携帯公式サイトの『なにわ日記』や【デザイナー公式サイト:制作日誌−10月7日】で、天野さんがホテルに観葉植物を持ち込んでいらっしゃるのは皆さん御存知ですが、複数だなんて聞いてません!!(笑)
 天野さん「なんでウケるんですか? おかしい? 複数ですよ。マリモももってったし」。大塚さん「マリモ!?」
 「あと、よくわかんない木みたいのも持ってったし」という天野さん、あまりにもあたりまえの表情で語りすぎです…。
 大塚さん「それぞれ名前がついてたり…?」天野さん「それはないですね」
 大塚さん「話しかけたりは」天野さん「…もないですね」
 大塚さん「…ほんと…?」天野さん「…うん…」の後「…してるのかなあ(笑)。今日天気いいねー! とか」
 と、大塚さんの話にノッていた天野さんだったのに、大塚さんが「オレさあ」と言うや「“オレさあ”はないですね!」と、妙なところにコダワリをみせ(笑)。
 御自宅に持って帰った(…3つも“普通に持って帰った”って、いったいどうやって…という疑問はなんら解決されていないところがポイント!)植物達は元気にしているそうです。

 ここで大塚さん、お部屋はどんな感じ? と、話題を広げ。
 「僕、何を考えたか、ドラマ中に引っ越したんですよ。今もうぐっちゃぐちゃです」と、【2005年8月27日_『DEPARTURE』発売記念イベント in 利府】でお話されていた状態からあまり改善されていない模様。
 「どっちかっていうとホテルのほうがいごこちよかったかなあ…(笑)」な天野さん。
 新しいお部屋をどんな風にしていきたいか、については、ひとこと「木」。
 植物好きなんですね、と、観葉植物か何かを大塚さんは思い浮かべられていた気配ですが、天野さんは「木のベッドとか」。大塚さん「ウッド!」と、ここでようやく話が通じました(笑)。
 天野さん「ウッド」大塚さん「ウッディな感じに」天野さん「ウッディな感じに」と、リピートリピート!
 大塚さん、いつかお部屋で撮った写真集とか…とナイスな御提案。天野さん「ああ…じゃあ、かたづけなきゃ…」と、すぐにも撮影隊がお部屋にくるかのように(笑)。

 第3問、最後の質問は男性から。「串カツは、このへんだとどのへんに食べに行かれますか」
 天野さん、しばし考えて「…このへんですか」。
 大塚さんに、このへんもいっぱいありますよね、と言われた天野さん「この下にも」。
 でも、大塚さんに「LA SERENAさんにもありますし」。
 大阪では天野さん、串カツ屋さんは3〜4軒行ってらっしゃるとのこと。
 東京には串カツ屋さんないですか、と問われ「東京の人、いませんか」と、客席に問いかける天野さん。そしてやはり、東京には串カツ屋さんはあまりない、という結論に。
 「串カツ、今日行こうぜ!…ってこと、あんまないですよね。焼肉行こうぜとか寿司行こうぜはあるけど、串カツ行こうぜはない…」と天野さん。その内容は納得なのですが、さっきの“安いものが好きな人が好き”ばなしのときも“焼肉と寿司”で、ここでも“焼肉と寿司”…天野さんの外食、他にないんでしょうか(笑)。
 名古屋だったら、味噌カツいこうぜ、とか? と聞かれ、天野さん「味噌煮込み食おうぜ、とか」。
 「味噌煮込み食べたい、とかあるんですけど、大阪にいたら、今日串カツ食べたい、とか」と、ニュアンスを語る天野さん。
 串カツは好物のひとつに…と言われると「はい。うまぁい」と、なんとも実感のこもった声を出す天野さん(笑)。
 串カツは東京ではあまり食べられないということで、串カツを食べたければ大阪に来るしかないですね、という大塚さんに「ここの下…下ですよね」と、LA SERENAさんにリップサービスを試みる天野さん。大塚さんに「上にもレストラン街あります」と言われるや「ごめんなさい、上です。上だよ」と(笑)。  今日よかったら皆さんどうぞ、という大塚さんと「串カツ食いましょう」という天野さん。
 …その夜は、京都での宿(京都市内では取れなくて、とんでもないところに行ってしまいました!)の付近には絶対何もなさそうだとわかっていたので、LA SERENAの隣の近鉄百貨店(LA SERENAも近鉄のショッピングセンター)の上の串カツ屋さんでごはんにしてしまいました(笑)。おいしかったです!




【“オレらだってヨッシーいるし、オレいるじゃんみたいな” 今後の予定】

 あらためて、今後の予定。
 まずは3rd Singleが12月7日発売。天野さんが最高にいい曲とおっしゃっている…
 モバイル映画だった『山手線デス・ゲーム』(この回はちゃんと正しくタイトル!)。
 …ここまではほとんど大塚さんが告知して、天野さんは相槌程度だったのですが、大塚さん「これ、どういうのなんですか」。
 天野さん「これ…山手線デス・ゲームっていう…(笑)」と、何の説明にもなってないぞ路線に行きかけたのですが「山手線に乗って、各駅で敵が来て戦う話なんですよ」そして「コメディです」と、それなりの御説明。
 それがDVDになってまとめて見られる、と言われたとき「ちょっとロマン…」と言いかけて「はい」とやめてしまう天野さん。
 大塚さん「面白い」天野さん「面白いです」。11月25日リリース。

 そして来年1月9日は『Club7 presents Wonderful 4men da show!!』。
 これはどんなものなんでしょうか、と問われた天野さん「これは、ぼくと同じエイベックスの、ヨッシー…吉田くんと、松本くんと、相葉くんの4人で…なんかやります」と、メンバーの名前を言えたのはエライねレベルの説明。
 でも「(何をやるかは)まだ今ちょっと考えてます」とのこと。
 …なのですが、この日、東映太秦映画村では“よっしー”こと、天野さんの可愛い後輩・吉田友一さんが、映画村では配られていたペーパーを読み上げつつ、詳細な説明をされていたとの噂(笑)。天野さん…
 4人で集まることあるんですか、と聞かれて「雑誌で、2回ぐらいあるんですよね」。
 「はじめ、某事務所(※注:スターダストプロモーション)がやって、某事務所は、ライダーやってる人が2人がいて、ヒーローやってる人がもう一人いて…で、オレらだってヨッシーいるし、オレいるじゃんみたいな。松本くんもなんかやるし、みたいな感じで、やりたいなあと思って、ずっとやらして下さいって編集の人に言ってたんですよ」と、『HERO Vision』記事の大裏話大会。
 …どうりで、某事務所の記事は、マネージャーさんの事務用机の周りに平服の俳優さん4人がいらっしゃる普通の“会社訪問”的記事だったのに、エイベックスさんの記事は、エイベックスさんの勝負ソファ(エイベックスタレントさん達のインタビュー等写真に頻繁に登場する、木目の壁の部屋にある、生成りの布ソファ)に、ばっちりスーツでキメた(相葉さんに至っては、スーツの着こなし方がよくわからなくて、松本さんになんとかしてもらったりしているような状況!)4人がすんごいキメキメポーズをとったりという、力入りまくりな記事になってワケです(笑)。
 「そしたら2回くらいやらしてくれて、で、ヨッシーとは前から何かやりたいね、って言ってて、この機会だから4人でなんかやろうぜ! って」
 せっかくのトークショーですので、イベント内容の説明より、こういうお話のほうが楽しかったです(笑)。天野さんGOOD JOB!!

 そして『デザイナー』はまだまだ続きます、と。天野さん「まだまだ続きます」「おみのがしなく!」
 『DEPARTURE』のフォトブックの応募が10月31日の消印有効でまだ間に合います、との告知も。
 大塚さん「これはセクシーショットとかあるんですか」天野さん「フォトブックってあれですよね…入れるほうですよね」と、大塚さんがそんなこと知るか! なことを言う天野さん(笑)。
 写真が入ってるわけじゃないんだ、という大塚さんに「写真入れますよ! …これ、言ってもいいんですよね」と、客席に確認しだす天野さん。そのうち「あ、うそかもしれない…」と、どんどん自信がなくなっていく天野さんに、大塚さんも大笑い。
 「入ってますよね。1枚、入ってます」と、お客さんに確認して言う天野さんに「ぜーんぶお客さんに確認するんですね」と感心(!?)する大塚さん。天野さん「はあく…しなきゃだめですよね」と反省モード。
 そういうところが天野さんの魅力なんじゃないかなー、と…と、鋭いです大塚さん!(でも、天野さんも“はあく”、がんばりましょう【笑】)




【“…寒いですよね。寒いと思います” 最後のごあいさつ】

 最後にひとこと御挨拶を、ということになった天野さんだったのですが。
 客席から、明日の太秦イベントのことは言わないのか、という感じの不規則発言があったようで「ああ…けど、あんまいわないほうがいいのかもしれない…」と、お困りモードの天野さん。
 気を取り直して「ありがとうございます。…寒いですよね。寒いと思います。風邪引かないように…。えーと、何を言えばいいんだろ…」と、迷い道に入りかける天野さん。
 「とりあえず、今日はほんとありがとうございます。今後もがんばりますので、よろしくお願いします。ありがとうございます」と、シンプルなのに、ぽつぽつと、味のあるごあいさつ。
 大塚さんに、言い残したことはないですか? と聞かれて「大丈夫だと思います。大丈夫です。…大丈夫です」な天野さんでした!
 続いて握手会ということで、準備ができるまで天野さんは御退場。
 「ちょっと落ち着いてきます…」
 …落ち着かなければならない心理状態だったんですか、天野さん!




【“なんでここでやってたんですかね” 握手会後のごあいさつ】

 握手会を終えて天野さん、まずは「なんでここでやってたんですかね」と、机の前に出て握手をしていた自分に突っ込み(笑)。「テーブルの意味ない…」
 最後にひとこと、とうながされ「髪切ったぼくを見ていただいて、うれしいです。あと、ドラマおつかれさま、って言ってもらえて、すごいうれしいですね…うん…」と、ほんとうに天野さんに“『デザイナー』、おつかれさまでした!”と言いたかった者にとって、とってもうれしいお言葉と、またも無防備きわまりない“うん”。
 そして「そうですね。また会いましょう」と、さわやかに!
 そして「ありがとうございました! ありがとうございます!」と繰り返して、手を振りながらひけて行かれました!



■ 天野浩成さん CD関連イベント ■
■ 牧歌的天野浩成さん情報 ■