min. Jam
山手線
デス・ゲーム
 

第8話
[田町駅]


DATA

EZweb:2005年6月6日配信
Yahoo!動画:2005年6月10日配信(6/30まで期間限定無料配信、7/1から有料で配信再開)

◆ 出演 ◆
石原健作:天野浩成  夏美:桃生亜希子
米作り農家のおじさん:島根定義
  
 
Story

走る山手線の中、さすが健作、いいペースで進んでいる、と健作をほめたたえる夏美。
そんな夏美に健作は、お前はいったい何が目的なのかと問いかける。
しかし夏美は、何をきかれているのかわからないといった反応を。

電車は田町に到着。
乗り込んできたのは、米作り農家のおじさんだった。
席に座ったまま、戦おうとしない健作に、夏美はあれが次の敵だとうながすが、健作は「農業に従事する人に悪い人はいないはずだ!」などといい、あっさりおじさんに席を譲ろうとする。

席から離れてしまった健作に代わって、夏美が両手を広げ、席の前に立ちはだかることに。
訛り丸出しの口調で、自分の望みは嫁の浮気ぐせが直ることだと言いながら、農家のおじさんは夏美に米を投げつける。
痛い!痛い!といいながらも席を守ろうとする夏美、米を投げつけ続ける農家のおじさんをみつめて、健作は…
  
  
 
Check! −天野さん健作くん みどころ−

 「お前一体…何が目的なんだよ」と夏美に疑問を投げつける健作くん。
 男女関係のもつれのシーンのごとく、夏美の顔を見ないままの、ちょっと苛立ちを含んだような表情と口調。
 これが恋愛系ドラマなら非常にリアルなシーン、しかし、その直後に農家のおじさんが乗ってきて…という展開の作品だと、その“リアルさ”そのものが笑いを誘い。

 「農業に従事する人に、悪い人はいないはずだ!」
 朗々とした張りのある、でも微かにワザトラシイ声で言い放つ健作くん。
 その断言の力強さ、かっこよさが、内容の根拠不明さとぶつかって、おかしすぎ…

 「そこの兄ちゃん、どいてけろ」と言われて「いいですよ」と健作が譲るシーンを、俯瞰した映像。
 椅子に座る天野さん健作くんの脚のすらりとした細さ!

 立ち上がって空けてしまった席を振り返る健作くん。
 その振り返り方が、ちょっとカワイク。

 最初は夏美達にやや背を向けるように立っていた健作くん、夏美ちゃんが米をぶつけられているうちに、ちょこちょこと脚を動かして、だんだん夏美ちゃんの方を見るように。
 まきこまれ型人間の典型という感じを、よく出しています(笑)。

 夏美をののしりながら米を投げつける農家のおじさんと、痛い! 痛い! と繰り返す夏美を見つめる健作くん。
 その“じーっ”という感じの“……”がまた、味。

 ちなみに、“浜松町”に“浜松”もうなぎの養殖場もないのと同様、“田町”にも“田”んぼは全くありません(笑)。
 駅に隣接するように森永製菓本社ビルがそびえたち、第一京浜を車が行き交う、緑が足りなめのところです…











Last update :
7th June 2005










* DRAMA *

山手線デス・ゲーム
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