山手線
デス・ゲーム
 

第13話
[大崎駅]


DATA

EZweb:2005年6月17日配信
Yahoo!動画:2005年7月1日配信

◆ 出演 ◆
石原健作:天野浩成  夏美:桃生亜希子
大崎拓郎:金成公信(ハローバイバイ)
Story

 30番目の駅に行って、ユニフォームと縦じまにするんだ! というラガーマン軍団。
 そうはさせるか! と、健作は拓郎にパスを送るが、拓郎の動かない右腕はボールを取り落としてしまう。
 拓郎はボールに向かって腕を伸ばし、念を込める。
 拓郎が手を触れたわけでもないのに、ボールはすさまじい勢いでラガーマン集団の方へと飛び、全員を撃ち倒してしまう。

 ホームに累々と倒れたラガーマン集団を目の当たりにして、なんで? と訝る健作。
 拓郎は、俺はまだこれが精一杯だ、と笑い、お前もだいぶ使えるようになったんだろ、と、健作に尋ねる。
 何を? と問い返す健作に拓郎が返した答えは「サイコキだよ、サイコキ!」
 “サイコキ”とはサイコキネシスの略で、一般的に超能力のことよ、と夏美。
 俺たちの母校!サイコキ専門第4高校で、よく一緒に訓練したろう! と拓郎は言うのだが、健作にはその記憶がない。

 「すまん…俺、実はこのラグビーも、懐かしくも何ともないんだ。むしろ新鮮なぐらいだ」
 そう打ち明けた健作は、拓郎の姿が見えないことに気づき、あたりを見回す。
 と、拓郎は健作のすぐそばに。
 「近っ!」

Check! −天野さん健作くん みどころ−

 「え? なんで?」
 言葉には微かにコドモっぽさがあっても、眉をひそめた表情はかなりかっこいい系。

 拓郎の「お前もだいぶ使えるようになったんだろ?」への「何を?」。
 視力の低い人が遠くを見ようとするような表情が、リアル。

 「すまん…俺、実はこのラグビーも、懐かしくも何ともないんだ」の、ちょっと泣きそうな表情。
 そこから、ラグビーボールを見つめて「むしろ、新鮮なぐらいだ」で微笑みになる、表情の変化の味わい。
 記憶はなくてもその笑顔なところに、健作くんの真情が。

 「あれ? 拓郎…」と拓郎を求めて視線をさまよわせる表情の、目のきれいさ。
 ややシリアス系のその表情から、「近っ!」へと転じる『山手線デス・ゲーム』らしさ。













Last update :
20th June 2005










* DRAMA *

山手線デス・ゲーム
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* 牧天 *
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