その第8話で、『仮面ライダー龍騎』仮面ライダー王蛇/浅倉威役の萩野崇さんと御共演。 第8話ゲスト出演の萩野崇さんは、物語の主人公…は松雪泰子さん演じる“保健室のオバさん”として、そのオバさんにいいように使われている生徒・神宮寺(Cast:三宅健さん)のクラスの生徒達を人質にとってたてこもった銀行強盗犯の1人、天野さんは、人質にとられていた生徒の1人・佐々木保役。 前半、かなり冷めた、意地悪ともいえる態度を見せていた天野さん佐々木君が、いざ解放されるとき、走って逃げる他の生徒達とは対照的に、最後まで人質として残された神宮寺達を気遣うようにふりかえりながらゆっくり出て行く、というシーンがなかなか良い回でした。
その第1策、『武闘派番長・血闘篇』では、『仮面ライダーZX』(映像としては『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』)の仮面ライダーZX/村雨良役の菅田俊さんと御共演。 天野さんは主演コンビのヒロシ役、菅田さんはヤクザと見まごう鬼の少年課刑事・鬼島(島崎巡査部長)という役どころで、からみもばっちり。 菅田さん演じる鬼島は、服装は非常に派手でヤクザ系なものの、ヒロシ君に「加藤」とかける声は実に温かく、ちょっと“学校の先生?”のような雰囲気も。その鬼島の声がけに「あ、どうもー」と、へこっと頭を下げる腰の低い天野さんヒロシ君はなんとも可愛く(笑)、いいシーン。
この舞台では、『仮面ライダーJ』の仮面ライダーJ/瀬川耕司役の望月祐多さんと御共演。 このとき天野さんはタキシード仮面/地場衛役、望月さんはその未来の姿、キング・エンディミオン役という、つきつめて考えれば同一人物の役を演じられたのですが… 望月さんと天野さん、それはもう仲良しモード。天野さんが最初にセーラームーンミュージカル(以下、セラミュと略)の舞台に登場された1999年1月のファン感謝イベントから、全員に回答が求められた質問コーナーでお客さんが女の子戦士達の答えだけ聞いて帰ろうとすれば望月さんが「ちょっとちょっとちょっと! 僕が許しませんよ」とお客さんを制した後、「可愛い可愛い天野君」とつけ加えるわ、天野さんのほうも「ほしいもの」という質問に「望月さん」と答えるわ、当時みていて、いったいバンダイさんは何を考えているんだろう(笑)と思うほどでした。 本公演でも、そういう温かい雰囲気がにじみでていて、“家族愛”をテーマにした作品(この作品は、コミックスやアニメの『美少女戦士セーラームーン』に基づかない、しかも外部から脚本家をお招きしての全くのオリジナル脚本で、セラミュの中でも独特。セラミュ10年の歴史の中でも、人気作品です)にぴったりでした。 天野さんがセラミュファンに愛されたのも、もちろん天野さん御自身のキャラクターもありますが、セラミュに最初から参加され初期セラミュの大黒柱だった望月さんが、ファン感謝イベントでほんとうに一所懸命お客さんに天野さんのことを「かっこいいでしょ? かっこいいでしょ? 応援してあげてね」と呼びかけてくださったことも大きいはず。望月さんはとても特別な、天野さんが『仮面ライダー』御出演と知って真っ先に思い浮かんだ共演者様です。
この作品では、『仮面ライダーアギト』の仮面ライダーG3/氷川誠役の要潤さんと御共演。 要さんと天野さんは共に、主人公の新海副操縦士が勤める全日空の整備士役で、【TBS公式:GOOD LUCK!−天野浩成さんインタビュー(3)】で天野さんが“要さんは、今一番近くにいる存在。”と語られているほど、一緒に仲が良さそうに登場するシーンが多かった御共演。 |
Last update :
4th February 2004
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