初期シリーズ以来、改造人間、未確認生命体、ある日突然変身能力を身につけた者、強化服を装着した警察官、人間が創り出したカードを媒体とするモンスターとの契約者、大企業の開発したベルトにより変身した者…とさまざまに設定されてきた“仮面ライダー”は、この作品世界では根拠のない都市伝説の主人公、その実体は組織に所属するプロフェッショナルとして描かれる。 かつて地球の覇権を賭け人類の祖先と戦った生命体・アンデッド、この地球上で人類が進化史上勝ち残った真の理由を究明しようとする機関・人類基盤史研究所(ボード)、アンデッドを封印する唯一の手段として開発された“仮面ライダー”、アンデッドを封印する“ラウズカード”などの、『仮面ライダー剣』作品世界を構成する諸要素は以下のように設定されている。
所長の烏丸啓(からすまけい)に統制され、アンデッドを封印する唯一の対抗手段“仮面ライダー”の開発が行われていた。 橘朔也、剣崎一真の仮面ライダーの他、一真と行動を共にする広瀬栞をはじめとする多数の研究員が所属している。
“仮面ライダー”と呼称されるその類の話は、根拠のない一部の都市伝説として伝播していた。 科学専門のノンフィクションライターを目指す白井虎太郎は、偶然仮面ライダーとアンデッドの戦いを目撃。 天涯孤独の身である一真に部屋の提供と引き換えに取材許可を取り付ける。
不死身のアンデッドをラウズカードに封印するため、組織“ボード”は強化服の戦士“仮面ライダー”を開発する。 仮面ライダーブレイドは,剣崎一真が変身ベルト・ブレイバックルにスペードAのラウズカードを装填することでブレイドアーマーを装着したヘラクレスオオカブトの戦士。 専用マシン・ブルースペイダーに乗り、醒剣ブレイラウザーに収納された12枚のラウズカードをスラッシュして封印したアンデッドの能力を使い戦う。 ブレイドの先輩・仮面ライダーギャレンは,橘朔也がギャレンバックルとダイヤAのラウズカードでギャレンアーマーを装着したノコギリクワガタの戦士。 専用マシン・レッドランバスと醒銃ギャレンラウザーを使用する。 ラウズカードは、アンデッドを封印するとプロパーブランクからプライムベスタに変わり、様々な能力を発揮する。 そのため、ライダー達が53体のアンデッドを奪い合う構造が生まれる… |
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