チョコミミ
《第15回》
第29話 コイウタ
第30話 DJムム
Staff & OA
原作 ◆ 園田小波脚本 ◆ 難波江通成 草野陽花 演出 ◆ 草野陽花
その他のスタッフ ◆ 【チョコミミ:スタッフ&キャスト詳細データ】へ
放送日時 ◆ 2008年1月14日 17:30〜18:30
◆公式サイト◆
【テレビ東京公式(あにてれ):チョコミミ】【集英社コミックドラマニア:チョコミミ】
◆参考◆
【テレビ東京公式:番組表−『チョコミミ』2008年1月14日】
Cast
チョコ(桜井ちよこ):寺本來可 ミミ(猫田ミミ):増山加弥乃アンドリュー(安藤竜之介):木戸邑弥 ムムちゃん(桃山ムム):三浦透子
ミカちん(三上功明):碓井将大 バンビ(森 小鹿):剛力彩芽
タケちゃん(竹田正人):諏訪太朗[OPのみ] ハルナ先生(上杉ハルナ):森下悠里[OPのみ]
仁(桜井仁):澤田怜央[OPのみ] あおいちゃん(奥ノ矢佳奈)[OPのみ] ほか
ムム姉:斉藤未知 DJ:DJ HIRAKATSU アンドリューパパ:壱ノ木 成
Story
《第29話 コイウタ》
アンドリュー(木戸邑弥)の家に来ていたミカちん(碓井将大)に、ギターって難しい? と聞かれ、そんなことない、とアンドリュー。ギターは弾けなくても曲は作れるからミカちんには作曲を、というアンドリュー。
プレーヤーの自分はありきたりの曲しかできない、ミカちんは想像力・第6感が普通の人よりすごそうだから、なんか宇宙人と交信できそうな感じだし、面白い曲ができそう…と、音楽は未経験のミカちんに作曲をすすめる理由をアンドリューは説明。
それを聞いて、宇宙人との交信は前に試したことがあるけど、そのときは宇宙人じゃなくてネコが群がってきたから失敗だったよ、と、平然と答えるミカちんに、ネコは来たんか…とたじろぐアンドリュー。
期待にこたえられるかどうかわからないが、やってみる、とミカちん。
作曲以外にできそうなことないし、というミカちんに、アンドリューはベースを持たせ、立たせてみる。
やっぱりサマになる、というアンドリューに、ベースなんてひけないよ、とミカちん。
しかしアンドリューは、なんとなく弾けたらいい、自分が教える、ベーシストの第一条件は男前で立ち姿がサマになること、シド・ヴィシャスなどはロクにベースも弾けないのに世界一有名なベーシスト…と語って、「…誰?」とミカちんの首をかしげさせる。
音楽やってるやつだったら誰でも知ってる、パンクの神様、とシド・ヴィシャスの説明をされると、雷鳴とどろく雲の上で、神様がパンクを演奏しているところを想像して、恐ろしいね、と感想を述べるミカちん。
どんな想像してんねん…と、アンドリュー。
ミカちんの帰り際、部屋を出て階段を下りながら、飲み込みが早い、すぐ弾けるようになる、と太鼓判を押すアンドリュー。
そのとき、階下から、アンドリューパパ(壱ノ木 成)の歌声が聞こえてくる。
酔うとアンドリューパパが必ず歌うという、この昔の歌謡曲を、“恋人を月にたとえたしょーもないラブソング”と、アンドリューはくさす。
古くさい曲やな、と通りがかりに言うアンドリューに、この曲の良さがわからないうちはまだまだガキ、小童め、とアンドリューパパ。
小童でいい、わかりたくもない、コンビニ行ってくる、と言い置くアンドリュー。
ミカちんと別れ、自転車でコンビニに向かっていたアンドリューに、チョコが声をかけてくる。 塾に、弟の仁を迎えに行くのだという。
毎日迎えに行ってるのか、とアンドリューが聞くと、さっき電話がかかってきて、雨が降る前に傘を持って来いと言われたのだという。
雨が降るのか、というアンドリューに、ほら、雨のにおいがする、と目を閉じるチョコの横顔を見て、頬を赤らめるアンドリュー。
チョコはアンドリューに、この傘いいでしょ、と、黄色の傘を見せる。
どうしても黄色の傘がほしくて、この傘にめぐり会えるまでに20軒も雑貨屋を回ったのだという。
そんなに探さなくても黄色い傘ぐらいあるだろ、というアンドリューに、でもこんなに鮮やかな色のはなかなかなくて、とチョコが答えると、へぇー、とアンドリューは気のない返事。今、馬鹿にした? とチョコに怒られかけ、してへんしてへん、とアンドリュー。
仁を迎えに行くんだった、じゃあまた…と、チョコがアンドリューに別れを告げようとしたとき、雨が降り出す。
これ使って、と、その黄色い傘を差し出すチョコは、お前が濡れる、と言われると、仁と相合傘するから、と。
アンドリューは自分とチョコが相合傘をしているところを想像して一人で照れ、仁のそんな小さな傘じゃ二人も入らない、と勢い込んで言い、何興奮してんの? とチョコに不審がられる。
これぐらいの雨は平気、本降りになったらコンビニで買う、早く傘をさせ、髪の毛が顔にはりついてヘン、とアンドリューが言うと、いやだ、と髪の毛を気にして、あわてて黄色の傘をさすチョコ。
風邪引いても看病してあげないからね! と言い残して、黄色い傘をさして立ち去るチョコ。
遠ざかるチョコをアンドリューがみつめていると、チョコは振り返り、黄色い傘の中で笑顔で手を振る。
そんなチョコに手を振り、遠ざかる黄色い傘をみつめていたアンドリューは、お月さんや…とつぶやく。
“月のない夜を照らす、黄色い傘”
再び自転車を走らせたアンドリューの口をついて出たのは、アンドリューパパがいつも歌う、恋人を月にたとえるラブソングだった。
“薄暗闇を照らす黄色い傘を想い、生まれて初めて、ラブソングを歌った”
《第30話 DJムム》
ターンテーブルのカタログを見て、欲しいなあ、でも高いなあ、とムムちゃん(三浦透子)。でも今はとりあえず、手持ちのレコードプレーヤーで我慢するしかない、と練習を始めるが、スクラッチがうまくできない。
すると、ムム姉(斉藤未知)が入ってきて、うるさい、何なのよその黒板を爪でひっかいたような音は、と文句を言ってくる。
スクラッチがうまくできないんだよ、ていうか何だよそのカッコウ、とムムちゃんが言うと、可愛いでしょ、エロいでしょ、今からクラブ行くの、とムム姉。
生でDJのスクラッチ技術を学びたいんだよ、と、子供なんて連れて行ったらモテない、としぶるムム姉に土下座、一日ムム姉の奴隷になる約束までして、ムムちゃんは開店前のクラブに連れて行ってもらうことにする。
クラブに行く前に、ムム姉は、クラブに行く人のノリをムムちゃんに伝授する。
しかしムム姉は、実はあまりクラブに行ったことがない、などと言っていて、頼りない。
クラブの近くに行くと、チョコ(寺本來可)とミミ(増山加弥乃)がやってきていて、なんで子供が増えてるの…と、ムム姉。
姉ちゃんだけじゃ不安で…とムムちゃん。
こんなんじゃ絶対ナンパされないじゃん、と、不機嫌なムム姉。
クラブに入ると、中からアンドリュー(木戸邑弥)とバンビ(剛力彩芽)が出てきて、チョコ達は驚く。
二人は昼のイベントでライブをやっていたのだという。
聞きたかった、というミミに、急に決まったから、今度は絶対誘う、とバンビ。
ムム姉はムムちゃんにミネラルウォーターを買って来るよういいつける。
ムムちゃんはしっかり、その場にいる全員の分のお金を要求。
ムムちゃんが飲み物の自動販売機のところに行くと、そこにDJ(DJ HIRAKATSU)がいて、ムムちゃんはおそるおそる声をかける。
そこでムムちゃんは思い切って、教えて下さい、と頼み込む。
まだ開店前だからいいよ、と、快諾してくれるDJ。
一流のDJの技術に、目を輝かせるムムちゃん。
そんなムムちゃんに、優しく教えてくれるDJ。
そして二人はセッションに。
遅いわね、と言っていたムム姉は、DJブースのムムちゃんに気づく。
チョコが、ムムちゃんかっこいい! と声を上げたとき、ムム姉はDJ HIRAKATSUに気づいて、黄色い声を上げ、DJブースに駆け寄る。
続く一同。
DJブースの前に行くと、スクラッチに合わせ、ミミは踊りだす。
そのダンスに目を留めたDJ HIRAKATSUは、ミミに名前と年を聞き、ダンスうまいね、大人になったら夜の店に遊びにおいで、と声をかける。
するとムム姉は、子供になんて負けない、とミミに対抗意識を燃やし、踊り出す。
ミミも負けじと、前に出て踊る。
ムムちゃんのスクラッチに、すごい…とチョコ。
隠れた才能やな、というアンドリューに、チョコもバンビもうなずく。
演奏を終え、DJ HIRAKATSUと拳を打ち合わせ、チョコ達にかっこよかったと言われ、大満足のムムちゃん。
楽しかった〜! と店を出る、ムムちゃん、チョコ、アンドリュー、バンビ。
ミミも楽しかったよね、と振り返ったチョコは、ミミがいないことに気づく。
ムム姉もいないことに気づき、ま、いいんじゃないの、と、そのまま立ち去る4人。
その頃、ダンスバトルに燃えていた二人は、疲れ果てて床に座り込んでいた…
《おしゃれノート:おしゃれおでかけコーデ》
《FLASHアニメ 「ギュッ」》
一緒に歩いて震えているアンドリューを見て、アンドー寒そうだね、とチョコ。寒すぎる、と答えるアンドリューに、寒くないように、ギュッ、てしてあげようか、という。
チョコの言葉に、あの、ギュッ、って…とドキドキするアンドリュー。
そんなアンドリューの頬を、ギュッ、とつねるチョコ。
こうすると、痛みが寒さに勝って、ちっとも寒く感じないでしょ、というチョコに、さ、寒くはないですけど…とアンドリュー…
Check! −天野さんミミのパパみどころ−

ミミのクラブ行き、ミミパパとはどんな会話に?