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インディゴの夜

第6話
脅迫状



Staff & OA
脚本 ◆ 高山直也  演出 ◆ 星田良子
その他のスタッフ ◆ 【ドラマ『インディゴの夜』 スタッフ&キャスト詳細データ】
放送日時 ◆ 2010年1月12日(火)13:30~14:00

※番組表サイト等に掲載された仮サブタイトル:「第2の事件。国会議員に脅迫状!」

◆公式サイト◆
【東海テレビ:インディゴの夜】

Cast
高原 晶:森口瑤子  塩谷 馨:六角精児
ジョン太:和田正人  犬マン:天野浩成  アレックス:深水元基
DJ本気:加治将樹  テツ:森 カンナ  ポンサック:玉有洋一郎
早乙女勘九郎:田村圭生  小金澤美玖:加賀美早紀
バーテンダー:高山猛久  ウェイター:佐藤 峻
常連客・ミカ:華城季帆  常連客・カオル:志村陽香
憂夜:加藤和樹  モイチ:高木万平  モサク:高木心平
小金澤龍彦:大石吾朗  墨岡:飯田基祐  秘書・望月:辻義人
部屋を荒らした男・有賀:戯武尊  部屋を荒らした男・佐藤:龍坐
ハヂメ:塩澤英真  Kスケ:未来弥  Kスケにナンパされた女性:中橋織香
柴田克一:我修院達也  なぎさママ:升毅

Story
ベッドで抱き合う男女。
物陰から、その姿を撮影するデジカメ…

インディゴのオーナーズルームで、求人誌を片手に電話での就職活動に励む晶(森口瑤子)だったが、前の会社の退職理由や年齢のこともあり、思うにまかせない。
そんなところに、ホールからどっと笑い声。
行ってみるとホスト達が、アレックスが写真を撮ると必ず半目になることをネタにして、わいわい騒いで大笑い。
ちょっと話に参加もしてみるが、最後には、あほらし、とオーナーズルームに戻る晶。

その日、DJ本気の常連客・小金澤美玖(加賀美早紀)に元気がない。
その様子を見た憂夜はDJ本気に、彼女から目を離すな、と指示する。

トイレに入った美玖は、携帯でどこかに電話をかけるが、通じない。

とあるマンションでは、若い男性の写真が飾られたシンプルな部屋を、崩れた感じの男2人が家捜ししていた。
しかし、探し物は見つからず、苛立つ二人。

インディゴの晶と塩谷(六角精児)のとことに、なぎさママ(升毅)から新たな難題が持ち込まれていた。
なぎさママの高校時代の先輩で、国会議員の小金澤(大石吾朗)が厄介なことに巻き込まれているという。
晶達がTKOの事件を解決したことを話すと、晶達の力を借りるのに大乗り気だというのだ。
晶は、探偵でもないのにと断ろうとするが、塩谷は、政治家に恩を売るチャンスはめったにないからな、と、食指を動かされた様子。
もう呼んであるの、というなぎさママの言葉通り、小金澤はインディゴの前に来ていた。
政治家に直接会うのは苦手、と、塩谷は晶に丸投げして姿を隠す。

やってきた小金澤によると、その自宅に、娘・美玖が男と交わっている写真と「マスコミに公表されたくなければ3000万円用意しろ」とワープロで打たれた脅迫状が届いたという。事件を表沙汰にできないため、警察にも通報できない、なんとか写真とデータを取り戻してほしい、という小金澤。
晶は、相手の正体もわからないんじゃ手の打ちようが…と断ろうとするが、渋谷で起きた事件をほっておけるのか、インディゴのホスト達の持つ裏情報やネットワークでなんとかなる、と、強引に引き受けさせてしまう。
小金澤達が帰った後、憂夜は、小金澤の娘・美玖がインディゴの常連だと晶に告げる。
お客様はほってはおけません、と憂夜。

話を聞いたホスト達は、美玖が議員の娘だったことに驚き、脅迫行為は許せないと憤る。
話によると、美玖をナンパした男の名はモイチ。20代前半、身長約180cm、テレビの特撮ヒーローものに出てくるようなイケメン、と憂夜。
直接インディゴに関わりがあることではないが…という憂夜に、女性を食いものにするなんて許せない、と犬マン。
自分達のモットーはお客様に夢と幸せを届けること、そのお客様がトラブルに巻き込まれたのを放っておくわけにはいかない、皆やってくれるか? という憂夜の呼びかけに、全員が、やる、と答え、店長の晶が動くのは当然、と、晶も巻き込む。

ホスト達はまず、手分けして美玖を探し始めた。
犬マンと一緒に探していた美玖を発見、皆で取り囲んで捕まえ、インディゴに連れて行く。

クラブ・インディゴのDJ本気のスペースに美玖を座らせ、まずは晶が、美玖から話を聞こうとするが、パパから話聞いたらそれでいいじゃん、と、全く非協力的。
怒り出しそうな晶を、DJ本気がなだめ、犬マンに任せるよう言って晶を下がらせる。
美玖の隣に座った犬マンは、モイチってかなりカッコよかったんじゃない? と話を始める。
美玖はきっと普段からナンパされまくりだろうから、よっぽど自信がなければ声なんてかけられない、と美玖の自尊心をくすぐる犬マン。美玖は態度を和らげ、モイチにナンパされた一週間前にも同じクラブでナンパされ、その男は話は面白かったがダサかったため、トイレに行くふりをして逃げたこと、モイチはカッコよくノリもよかった、だからホテルに誘われたときも、“ま、いっか”という感じで…と、柔らかな口調で犬マンが問いかけるままに、モイチのことを話し出す。
なのに写真を隠し撮りして、パパからお金をゆするなんて信じられない…と涙ぐむ美玖に、白いハンカチを差し出し、さらに接近する犬マン。
「ねえ、モイチが最初に声をかけてきたとき、最初になんて言ったか覚えてる?」
その問いに美玖はうなずき、すごく寒いセリフで思わず笑っちゃった、という。
どんなの? という犬マンに、美玖の答えは。
「『ナンパどうでしょう。いいの入ってますよ』だって」
その答えを聞いて、考え込むような表情になる犬マン。

晶、犬マン、DJ本気は、公園通りにやってきていた。
犬マンによると、美玖の写真を撮った男はおそらく、ナンパをするためだけに繁華街やクラブに通う“ナンパ師”、美玖が言っていた“ナンパどうでしょう”というセリフはおそらく女性に対する一言目“声かけフレーズ”で、ナンパ師にはそれぞれオリジナルの声かけフレーズがあるのだという。
なんでそんなに詳しいのか、という晶に、DJ本気が、犬マンは昔ナンパ師だったと教える。
現役のことは現役に聞け、です、と、犬マン。

犬マンは、買い物に行く途中の女性に声をかけ、見事40秒でメールアドレスを獲得したナンパ師に声をかける。
彼は犬マンの昔のナンパ仲間・Kスケ(未来弥)。
犬マンを尊敬の面持ちで見るKスケに犬マンは、教えてほしいことがある、力を貸してほしい、ともちかける。

その頃、ジョン太、アレックス、テツ、ポンサックは、小金澤邸で張り込みをしていた。
テツがアレックスの写真を撮り、また半目になっている…などと遊んでいるうちに、胡散臭い男・墨岡(飯田基祐)が、こちらにもいろいろ手はある、小金澤の泣きっ面を見るのが楽しみだ、などと言いながら、追い出されるように出てくる。
その男に、どこかで見覚えがある、とジョン太。

犬マンはKスケから、モイチと名乗る男が使った“ナンパどうでしょう”という声かけフレーズは、大槻大和(高木万平)のものだと聞き出す。
しかし大和は最近全然見かけない、とKスケ。
あいつ何かやらかしたんですか、とくKスケの問いの意味を犬マンが尋ねると、大和は“近々大金が入る”と話していたという。
犬マン、晶、DJ本気は怪しいと考え、大和の家を知ろうとする。

大和のマンションの部屋の前まで来た晶、犬マン、DJ本気。
応援を呼んだほうが…という晶に、ナンパ師のモットーは非暴力なので大丈夫だという。
ドアホンを押しても返事がなく、晶はこれ幸いと帰ろうとするが、鍵が開いていることに犬マンが気づく。

おそるおそる3人が部屋に入ると、部屋は乱雑に荒らされていた───

Check! -天野さん犬マンみどころ-

★ 写真を撮ると必ず半目になるアレックスに「いっそのことコメディアンにでも商売がえしたらどうだ」という天野さん犬マン。
 若者っぽい軽やかな笑い声の中、深い響きの声。
 うんとオトナの役にも手が届きそう!

★ DJ本気と隣り合ってソファに座り、アレックスの写真を見る犬マン。
 “犬マンのポーズ”とでも言えそうな、組んだ脚に肘をついて口元に軽く握りかけた手をあてるポーズ、クールなはずなんだけれど、手許がちょっとかわいく。
 写真を渡したところでアレックスが立ち上がって抗議を始めたので、DJ本気とすごく寄り添う感じになってるのもツボ。

★ 目を細めた表情でアレックスの肩をぴちゃぴちゃと叩き「気にするなって、たかが写真くらい。」
 “気にするなって”が明るく開放的な声、“たかが写真くらい”が深い響きの声、と、こんな細かいところまでステキな段差をつけてくれる犬マン…
 …なんかうさんくさいような(笑)

★ インディゴの接客風景を一通りなめるところで、赤い花を持った女性と青い花を持った女性にはさまれて、語らう犬マン。
 女学校のような、清らかさんな光景(笑)


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★ 犬マンの「往生際が悪いですよ、店長」。
 “往生際が悪いですよ”までは比較的軽めの、甘めの響きの声なのに、“店長。”で、微妙にドスが聞いてるような!
 総合して、かなりコワイ!!

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