神様、何するの…
Characters
登場人物
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吉井 怜 Cast:宮地真緒
1996年夏、ホリプロ・スカウトキャラバンをきっかけに見出され、その後グラビア、CM、バラエティ、テレビドラマと、芸能界での地位を築き上げようとしていたとき、白血病に冒されたアイドル。
小学生の頃、北海道に転校して、ひどいいじめにあった過去があり、友達が作りたくても、親しくなって裏切られるのが怖い、と思う気持ちがあるが、をれでも、人を信じたい、という純粋な心を持ち続ける。
芸能界で活躍したいという夢を強く持ち、そのためには、命を賭けてもいいと考えていた。
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吉井幸子 Cast:田中好子
怜の母親。
怜が白血病だと告げられたときには取り乱すが、怜が治るまではもう泣かない、と心を決めると、治療で気持ちがすさんだ怜に当たられても怜に明るく優しく接し続ける、強く優しい母親。
怜が芸能界への復帰を優先し、骨髄移植をしないと言ったときには、夢は生きていてこそのもの、と、芸能界への復帰を反対するなど、とにかく怜に生きていてほしいということが、常に一番の願い。
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吉井洋一 Cast:三田村邦彦
怜の父親。
怜の芸能界にかける夢を理解し、怜が望むなら、骨髄移植の前の復帰もいいのでは、と言う。
怜をはげますために、指に針を刺してしまったりしながら手作りした指人形を使って、らしくもなくおどけた人形劇を見せて怜を見舞うったりする一面も持つ。
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小野木専務 Cast:小野武彦
怜の所属事務所の専務。
ホリプロ・スカウトキャラバンでグランプリを逃した怜を見出し、芸能界にデビューさせる。
怜は自分がみつけた輝くの原石、と怜を励まし続け、怜の病気を心から心配し、身体の回復をじっと待ち続ける。
怜のことを、娘のように大切に思っている。
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黒部マイ Cast:山口紗弥加
怜の、芸能界で唯一の本当の友達。
出会った頃から未成年の怜の飲酒を止め、もっと自分を大切にしたほうがいい、と忠告するなど、怜のことを本当に心配してくれる人。
白血病のことも調べ、怜を励ますためにスキンヘッドにしようかと言ったり、怜が頑張る姿に共感して、メジャーデビューする際のバンド名に“changing my life”と名づけたりと、怜に心から共感し、怜を励まし続けた。
マイと一緒に夏祭りで楽しみ、生きていることの素晴らしさを実感した夜、怜は、骨髄移植を受ける決意を母親に告げる。
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尾崎医師 Cast:佐野史郎
怜の主治医。
芸能界への復帰を強く願う怜と怜の家族と常によく話し合い、治療方針を決めるてくれる医師。
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音羽メグ Cast:桜井千寿
怜の芸能人仲間。
芸能界に入ったばかりの怜に真っ先に近づき、私達は絶対裏切らない友達、というが、怜の仕事が順調に進み、怜が孝史への好意を示したりすると、すぐに陰で怜の悪口を言ったり、怜が入院すると、孝史とつきあい始めたりと、裏表のある性格。
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宇名月孝史 Cast:天野浩成
怜の芸能人仲間。
お酒を飲まない怜に「真面目なんだ」と声をかけ、入院したときも“怜は特別な子なんだからさ。”という励ましのファックスを送ったりしてくれたが、怜の病気で自然と離れてしまった、憧れの人。
吉井怜は死んだのかな、と無責任に噂する芸能人仲間達の面白半分な空気を制するように「死んだも同然だろう。芸能人じゃなくなっちゃったんだからさ」と、憂いを帯びたセリフをつぶやく、“芸能人でなければ生きている意味がない”という白血病にかかる前の怜の考え方を象徴するようなキャラクター。
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青木順子 Cast:伊藤裕子
怜と一緒に入院していた白血病患者。
怜と病気について、治療法について、同じ病気をもつ者同士の視点で、真剣に話し合う。
骨髄移植を受けるかどうか迷っていた怜にあてた手紙を尾崎医師に託し、その中で、怜に「生きてほしい」という強いメッセージを託すが、その手紙を読み上げるナレーションの間に、彼女のいたベッドが、彼女が愛読していた詩集がそこに残された状態で片付けられる映像が流れ、彼女が亡くなったことが暗示される。
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Last update :
9th April 2006
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