チョコミミ
《第4回》
第7話 ハロウィンの夜に
第8話 ミミとタケちゃん
Staff & OA
原作 ◆ 園田小波脚本 ◆ 祢寝彩木 秋本健樹 石川二郎 演出 ◆ 石川二郎 草野陽花
その他のスタッフ ◆ 【チョコミミ:スタッフ&キャスト詳細データ】へ
放送日時 ◆ 2007年10月22日 17:30〜18:30
公式サイト:
Cast
チョコ(桜井ちよこ):寺本來可 ミミ(猫田ミミ):増山加弥乃アンドリュー(安藤竜之介):木戸邑弥 ムムちゃん(桃山ムム):三浦透子
ミカちん(三上功明):碓井将大[※OP・EDのみ] バンビ(森 小鹿):剛力彩芽[※OPのみ]
タケちゃん(竹田正人):諏訪太朗 ミミのパパ:天野浩成
【声の出演】
シフォン・タケちゃんの奥さん:尾崎 文 ファントム:春日森春木 校長・アナウンサー:べんぴねこ
Story
《第7話 「ハロウィンの夜に」》
ハロウィンが近づき、ミミ(増山加弥乃)はチョコ(寺本來可)達を誘ってハロウィンパーティーを企画。ハロウィンが何かも知らないアンドリュー(木戸邑弥)に、その正しい由来をチョコは詳しく説明しだすが、それもイヤ! とミミは、魅力的なファントムが自分を遠いところに連れ去るという“わたしの言うハロウィン”を語る。
宿題を忘れたぐらいでそうじさせるような、鬼教師のいないところへ!…と妄想にふけるミミを、担任のタケちゃん(諏訪太朗)は、ミミが課せられていた庭の罰そうじに引き戻す。
家でハロウィンパーティーの準備をするミミ。
ミミに頼まれて、衣裳を山ほど買ってきたパパ(天野浩成)は、ミミは可愛いから、どれでも似合うぞ〜! きっと、近所中の注目の的だ〜! と、うっとり。
しかし、そんなパパに、アフロヘア、足首まであるセーラー服、“上等”マスクで不良少女のスタイルを決めたミミは、そこのメガネ、痛い目に遭いたくなかったら金を置いてきな、などと、怖いセリフを言ってみせる。
衝撃を受けたパパは、それだけはやめてくれぇ〜! と、頭を抱えて走り去る。
なんで? カッコイイのに? というミミは、飼い犬のシフォンに同意を求めるが、シフォンも困惑。
パーティー当日、チョコは悪魔の羽のついた素敵な黒のドレスで、ムムちゃん(三浦透子)は猫や犬にしか見えない狼男の仮装でミミの家を訪れる。迎えるミミは、魔女の仮装。
ところが、アンドリューは普段着のまま。
乗り気ではないアンドリューを、ミミは無理矢理着替えさせる。
吸血鬼スタイルに着替えたアンドリューは“お菓子をくれへんかったら、イタズラすんぞ”とチョコにハロウィンの決まり文句を関西弁で言ってみせるが、ひとこと“エロイ”と眉をひそめられてしまう。
一方、ミミはシフォンにカボチャのコスプレをさせるが、皆の反応は“動物虐待”等、いまひとつ。
皆で外に繰り出そうというときも、シフォンがいなくなっていた。
きっとカボチャの格好なんてしたくなかったんだよ、というチョコの言葉をきっかけに、シフォンはいったい何になりたいんだろう、と一同は考える。
実は、シフォンがなりたいのは、侍だった。
ミミがシフォンを探し出したとき、シフォンは侍のコスプレをしていたが、ミミは「シフォン、ダサーイ!」と一蹴。
仮装をしたミミ達が夜道を歩いていると、“助けてぇ〜!”と叫びながら、リーゼントに学ラン姿のミミのパパが追いついてくる。
“ミミに合わせて、パパもワルに…”とキメようとするパパだったが、ミミが不良少女の格好ではなく、魔女の姿をしていることに気づいて、しょんぼり。
そんな一同は、タケちゃんとはちあわせる。
お前達そんな格好で何をやってるんだ、というタケちゃんに、ハロウィンの仮装だよ、と答えるミミ。
タケちゃんは、ハロウィンは来週だぞ、と指摘する。
お前詳しかったやん、というアンドリューに、ミミ、チョコ、知ってたな! とムムちゃん。
だって、待ちきれなかったんだもん、と舌を出すチョコ&ミミ。
《第8話 「ミミとタケちゃん」》
金髪のウィッグに派手な服装と、校則を破り放題で登校してきたミミを担任のタケちゃんは注意するが、それならタケちゃんもそのウィッグ、取りなよ! などというミミ。ミミが化粧をしていることに気づき、中学生は化粧なんてしなくてよろしい、若いうちは素顔でも十分美しいんだから…というタケちゃんに、私のこと口説いてる? とミミ。
そんなミミを職員室に連れてきたタケちゃんだったが、ミミはさらにタケちゃんを怒らせる。
目上の人への態度を教えようと、タケちゃんは放課後、個人指導を行うことにする。
放課後、ミミを待っていたチョコに、個人指導は超楽だったとミミ。
“この個人指導は放課後だから私服で出てもいいですか”“雨が降ったら中止ですか”“おやつは何円まで”と質問をあびせたり、“おはようございます竹田先生”“さようなら竹田先生”という挨拶の練習をさせられると、“竹田先生って誰ですか”と尋ねたりしているうちに、1時間が終わってしまったという。
それを聞いたチョコは、タケちゃん相当怒ってるかもよ、内申に響いちゃうかもしれないよ…と心配する。
タケちゃんは、ミミの指導のため、スパルタ教育術の本を読んでいた。
しかし、厳しくしすぎたら、ミミのことだから…と、ミミがタケちゃんにセクハラをされたとパパに泣きつき、パパは教育委員会に訴えるといい、タケちゃんは学校をクビになり、奥さんは家を出て、タケちゃんは慣れない道路工事の仕事をすることに…等、悪い想像がふくらんでしまう。
そこにミミがやってきて、タケちゃんに肩たたき券をプレゼント。さっそく1枚使ったタケちゃんに、いつもパパにしてあげてるんだ、と、なかなか上手な肩たたきをしてみせる。
すっかり感激したタケちゃんは、ミミに厳しくしようとした自分を反省する。
その肩たたき券プレゼントは、チョコの入れ知恵だった。
タケちゃん単純だから、きっと今頃“猫田、ありがとう!”とか言ってるよ! と笑い合う二人の思惑通りのタケちゃんだった…
《FLASHアニメ 「ネコ」》
野良猫に優しい笑顔を向けるアンドリューを見て、あたしもネコになりたい、とつぶやくチョコ。そんなチョコのつぶやきに「食っちゃ寝したいのか」とアンドリュー…
《おしゃれノート:ネイルアート》
Check! −天野さんミミのパパ的みどころ−
《第7話 「ハロウィンの夜に」》

ミミのおつかいができてうれしそぉーうな声、小型犬が御主人様の投げたものを拾ってきたような小走りの足取り、ソファにぽふん、と勢いよく座る動き、と、出た瞬間からカワイイ!!

どちらかというとパパというより、オンナノコに都合よく使われている、本命以外のオトコノコ(しかも小学生ぐらい)的な雰囲気も…
でも、ケナゲで無邪気で、好感度大!

目が細くなり切った、全開な笑顔!
“近所中の注目の的だ〜!”という妄想のあたり、ミミは間違いなくこのパパのコドモだなあと…(笑)

まず最初、横顔に、ひらいた3本線の“はっ”というカンジのマークがつけられてるところから、すでに可愛い雰囲気。
横顔のシルエットがコミック的。

まんまるになった目!
ハの字になっちゃった眉!
微かに開かれた口許!
ハロウィン衣裳を持ったまま、きゅっとちぢこまってあごのちょっと下で握られている手!
ちまっと丸まった背中!
かわいすぎ…

ぴるぴる怯える小動物的な姿に、“ぶるぶる”マーク、ぴったりすぎ!
(“ぶるぶる”マークがこんなに似合うひとは、なかなかいないかも、というイキオイ!)

クールな感じになるのが通例のメガネ男子定番しぐさ“中指でメガネを押し上げる”が、やたらと可愛らしく(クールさのかけらもなし!)。
そんな立場ヨワイ危機的状況でも、一人称が“パパ”なのが、パパなんだなあと(立場ヨワイのは、いつも…?)。

(立ち上がる前に、足をじたばたっ、と動かす動きもキュート!)
…駆け込んだ部屋では、シクシク泣いてそう…
その“うわぁぁぁぁぁ!”的叫びと泣きそうなリアクション、天野さんの十八番。

なつかしの『BE-BOP-HIGHSCHOOL』的仮装が仇になって、ホンモノのコワイ人にからまれそうになったとか…?
(天野さん御自身、『BE-BOP HIGHSCHOOL』の役作りでそういう髪型にしていたら、外出時にこわい人ににらまれて困った経験も。【雑誌『POTATO』1999年11月号インタビュー】より)

やりすぎちゃうと、ミミパパじゃなくなってしまうところ(笑)、ミミパパの範囲内でうまくおさめたカンジ?
(でも、あのガラガラした発声は、若手俳優さんでやる方はあまりいらっしゃらない貴重モノ!)

“しょぼん…”という吹き出し文字がぴったり!
そのしょんぼりぶりがコドモみたいで、また可愛く。

コスプレにふさわしい歩き方、さすがぜよ!
そしてその中学生の集団に混ざっていても、なじんでるあたり…(笑)
《第8話 「ミミとタケちゃん」》

「よくもウチの子に! 教育委員会に、訴えさせていただきます!」という、いいカンジにひっくり返った高めの声が、原作ミミパパの絵柄にぴったり…
原作絵のミミパパが天野さんの声を出している(?)のを見て実写の天野さんミミパパを振り返ると、かなり雰囲気出して似せてるなー、と実感。

…でも、いつものミミのパパの扱いを見ると、限りなくうそくさいような(笑)。