チョコミミ

《第7回》
第13話 カテイホウモン
第14話 優しい花の名前

Staff & OA
原作 ◆ 園田小波
脚本 ◆ 祢寝彩木 秋本健樹 石川二郎  演出 ◆ 石川二郎  草野陽花

その他のスタッフ ◆ 【チョコミミ:スタッフ&キャスト詳細データ】
放送日時 ◆ 2007年11月12日(月)17:30〜18:30

◆公式サイト◆
【集英社コミックドラマニア:チョコミミ】
【テレビ東京公式(あにてれ):チョコミミ】
◆参考◆
【テレビ東京公式:番組表−『チョコミミ』2007年11月12日】

Cast
チョコ(桜井ちよこ):寺本來可  ミミ(猫田ミミ):増山加弥乃
アンドリュー(安藤竜之介):木戸邑弥  ムムちゃん(桃山ムム):三浦透子
ミカちん(三上功明):碓井将大  バンビ(森 小鹿):剛力彩芽
タケちゃん(竹田正人):諏訪太朗
ミミパパ:天野浩成

Story

《第13話 「カテイホウモン」》
家庭訪問を受けることになり、なんで2学期のこの時期に…とぼやくミミ(増山加弥乃)。
タケちゃんに心配かけまくってるからしかたないだろ、この間も赤点とったし、とムムちゃん(三浦透子)。
将来は先生になりたいな、先生になったら、生徒の家を練り歩くだけで、ケーキとかお菓子とか、食べ放題なんだもん…! と、先生になって家庭訪問をする“ミミの妄想劇場”を繰り広げるミミに、ムムちゃんは呆れて、最後まで話を聞かずにトイレに行ってしまう。

トイレを出たところで、ムムちゃんはミミのパパ(天野浩成)とぶつかる。
「誰?」と、ムムちゃんに尋ねるパパ。

ミミから、今日だけ弟になってくれるということでムムちゃんに家に来てもらった、という話しを聞いて、大声をあげて驚くパパ。
「弟のムムちゃんです。よろしく、パパ」と挨拶され、「パ、パパっていわれても…」と、たじろぐパパ。
「それじゃ、お姉ちゃんおやつもってきてあげるからね。いい子で待ってるのよ」と、ムムちゃんの頭をなでてミミが行ってしまうと、パパはムムちゃんの側に飛んで行き、「なんなんだよ今の新婚さんみたいなノリは! 君、ほんとはミミちゃんのこと好きなんじゃないのか!」と詰め寄る。
「まーさーかー。パパのカン違いだよ」というムムちゃんに「そのパパっていうの、やめなさい!」とカリカリするミミパパ。
「俺、ミミのこと、なんっとも思ってないもん」とムムちゃんが言っても「わからないじゃないか! だいたい、下心がある男っていうのは、最初はなんともないフリするものなんだぁっ!!」といきりたつ。
しかしムムちゃんは「ないない、下心なんてー! オレがここに来たのは、100パー、シフォン目当てだから」。
「シフォン!?」というミミパパの前で「そうだよ? だってこいつ、超ラブリーじゃねえ? 本当なら、連れて帰りたいぐらいなんだけどなー」と、シフォンを抱きしめるムムちゃん。
そのときミミが「ムムちゃーん、お皿出すの手伝ってー」と声をかけてきて、「はーい、お姉ちゃーん」と、ムムちゃんは行ってしまう。
残されたパパは、納得がいかないようで、プリプリ。

家庭訪問当日、タケちゃん(諏訪太郎)がミミの家のドアホンを鳴らしても、誰も出てこない。
ミミの担任だと声をかけて家の中に入ると、チョコ(寺本來可)、アンドリュー(木戸邑弥)、ムムちゃんも来ていて、4人の溜まり場状態に。
親御さんはどこだ、とタケちゃんが聞いても、そのへんにいない? とミミ。
今日会ってへんよな、とアンドリュー、うん、とチョコ。

結局タケちゃんは、ミミと一緒にパパを探すことに。
ミミが、そのへんを探してくる、と家を出て行ってしまってから、タケちゃんは庭から物音がすることに気づく。
庭に行ってみると、そこには、迷彩ヘルメットに茂みのカモフラージュをつけ、双眼鏡で家の中を窺っている怪しい男をみつける。
誰だ! と男の顔を見たタケちゃんは「はっ、お父さん!…ですか?」 タケちゃんに見られたパパは、思わず顔を隠してしまう。

じゃあおじさんは、ミミとムムちゃんの仲が心配で、こっそり覗いてたってこと? とチョコ。
うなずくミミパパ。 「バッカみたい! 娘のこと監視するなんて最低だよ! 変態だよ!」と怒り心頭のミミに、「ヘンタイ!?」と、パパは半泣き。
「それは言いすぎだぞ」とミミをたしなめたタケちゃんに「父親の娘を想う気持ち、わかりますよ、猫田さん」と優しく声をかけられ、パパは「先生…」とにっこり。
でも、ミミは「タケちゃんは黙ってて!」。
「まあまあ」と立ち上がったムムちゃん。
「おじさんの場合は、本っ当に誤解だぜ。だってオレ、もしミミが全裸で目の前をウロウロしてても、なんっっっとも思わないし、地球上にミミとマンとヒヒしかいなくて、どっちかと結婚しなきゃいけない、って言われたら、間違いなく、マントヒヒを選ぶもん。だから安心して!」というムムちゃんに「それはそれで、言いすぎだぞ!」とタケちゃん。
「うちの娘はマントヒヒ以下なのかぁ〜」と、頭を抱えるミミパパ。
「パパ。ムムちゃんは弟だって言ったでしょ。あたしに兄弟いないから、どんなんだろうって思っただけだよ。妹か弟、作ってよー!」とミミは言い出す。
「作ってって…だって、ミミちゃんに妹にいたら大変じゃないか!」とパパ。
「なんで?」というミミに「考えてもみてよ」とパパは妄想を展開。

 ムム美(仮)はちょっぴりドジな中学1年生☆
 優しくてキレイで完璧な1つ年上のミミお姉ちゃん…
 お姉ちゃんと比べられるたび ムム美は悲しい気持ちになるんだ
 そして はじめて好きになった先輩も ミミお姉ちゃんのコトを…
 “もう 学校や家には帰りたくない”
 と叫んだムム美(仮)は…

「悪い仲間とつるんで、夜の街へと消えていくんだっっ」とパパ。
「あああ、なんて可哀相なムム美(仮)ちゃぁぁーん!! ミミちゃんが美しいばっかりに…」と泣き崩れるパパを見て、ムムちゃんは「オレ、お前の親父とうまくやっていく自信ないわ」と、ドン引き。
「イイ人なんだけどねー」とミミ。

「あのー、そろそろ家庭訪問始めてもいいですか」とタケちゃんが声をかけても、パパの号泣は止まらない…

夜、一人でワインを飲み干して、ため息をつくパパ。
ミミがやってきて「なんだ、まだ起きてたんだ」と声をかけられ「うん」とうなずくパパ。
ミミが隣に座ると「ねえ、ミミちゃん。今日は、ごめんね」と、パパはあやまる。
「反省してる?」というミミに、「うん」とパパ。
「ほんっとうに反省してる?」というミミに「してる!」
「じゃ、許してあげる」と言われ、パパはにっこり。
が、ミミは、パパに向かって、牛乳パックを突き出す。
「パパ、牛乳は、好きじゃないから」と固辞するパパだったが「健康のために飲みなさい」と、パパのグラスに強引に牛乳を注ぐミミ。
部屋を出て行きがけのミミに「長生きしてね、パパ♥」と声をかけられたパパは、しあわせそうに「“長生きしてね、パパ♥”か」といって「よし!」と鼻をつまんで牛乳をのみほすが、のみほしてからひとこと「…まずい」。


《第14話 「優しい花の名前」》
 花が あたしの庭に花が生まれた
 はじめて咲いたのが 嬉しくて 大事で ずっと ずっと みていたいと思った
 だけど ああこの花は 誰にも知られず 触られず  いつかひっそりと枯れてしまうんだ そう思うと
 なぜかどうしようもなく ただただ 胸が痛んだ

…という夢ばかり最近見るようになった、と、昼休みに話すチョコ。
夢は潜在的な願望を映し出す鏡だっていうしね、とミカちん(碓井将大)。
なんでチョコはその花を、誰にも見せないの? というのはミミ。あたしだったら誰かに見せたいけどなー、と。
誰かに見せたら、勝手に摘まれたり、傷つけられたりするかもしれないから…かな? とミカちんに聞かれ、そうかも、とチョコ。
だったら、好きな人にだけこっそり見せればいい、で、きれーに咲いたでしょーっていって、うん、きれーだねっていってもらって、2人で大事に育てるの。あたしだったら、真っ先にチョコを呼んで、見てもらうんだ、というミミを、可愛いやつ! と抱きしめるチョコ。
どこが可愛いんだか、というムムちゃんは、オレだったら一輪なんていうケチくさいことは言わないで、庭いっぱいにいろんな花を咲かせるな、で、みんなに配るんだ、オレの咲かせた花ならきっとすげーキレーだから、みんな喜ぶだろうなー…と、うっとり。
そんなムムちゃんに、バカ、あんた全然わかってない、お花は一輪だけ咲くから大事なんだよ、そんなボッコボッコ咲いてたら全然ありがたみがないじゃん、とミミ。
いいものはいくらあってもいいんだよ、お前みたいな女は、一人いるだけでウザいけどな、とムムちゃんに言い返され、ムムちゃんに言われたくないんですけどー! と、ケンカになりかけるミミ。

で、安藤ならどうする? とミカちんに聞かれたアンドリューは、夢の話やろ? そもそもオレ、花とか全っ然興味ないし、と、無関心。
なんかムカつく言い方、とチョコは怒る。 ミカちんの、まあ、安藤は、花が咲いてても気づかなさそうだよね、という言葉に、ムムちゃんとミミもチョコも、素通りしそう、気づいても気づかないフリしそう、育てるのが面倒だとか言って…と、言いたい放題。
…って、言われてますけど、いいの? とミカちんに聞かれ、アンドリューはむっとしたように「別に。なんでもいいです」と、投げやりに言い、オレ、教室帰るわ、じゃあな、と行ってしまう。
それを聞いて、表情を曇らせるチョコ。

放課後、チョコは、アンドリューが忘れ物を取りに行っているのを待っているというミカちんに会う。
ミミは補習だから今日は一人、というチョコに、安藤が来るまで一緒に待っててくれる? とミカちん。
そういえばミカちんにだけ、お昼にした花の話を聞いてなかった、ミカちんだったらどうするの? とチョコはたずねたが、ミカちんはチョコのミミに口許を寄せて「ナイショ」という。
なんで? というチョコに、だって俺、その花の名前知ってるからさ、とミカちん。
その花の名前は“コイゴコロ”。
いやー、今日は面白かったな、みんなの恋愛観きけたし。ミミは告白するタイプなんだね。ムムちゃんは浮気性なのかな…っていうより、あの様子じゃ恋のなんたるかをわかってないね。安藤は…
…と、解説するミカちんに、チョコは引きまくり。

で、チョコは告白しない人なんだ、と言われ、そうなのかな、とチョコ。
だけど本当は、枯れるのを待つのがイヤなんでしょ? とミカちん。

 その花はきっと、他の花より小さくて 弱くて もろいから
 いつかは 雨の重みに 押しつぶされてしまう 風の強さに ちぎれてしまう
 ならばいっそ キミの冷たい手で 一思いに この花手折れ と 願うけど…

花にとっては、自然に枯れるのと好きな人に詰まれて枯れるのでは、どっちが幸せなんだろう、とチョコ。
なんで枯れることが前提なの? と笑うミカちんに、だって自信ないし、とチョコ。
それそれ、チョコの悪いとこは、最初からこんなもんだって決め付けちゃうところだよ、花が枯れるかどうかなんて、誰にもわからないんだから、とミカちんに言われ、チョコは、そうかな…と考える。

世界のどこかに、枯れない花だってあるかもしれないよ、とミカちんが言ったとき、アンドリューがやってくる。
また、夢の話でもしとったんか、というアンドリューに、ミカちんが、違うよ、恋の話、と答えるのを聞いて、ナイショ!! それナイショ!! とチョコは必死に口止めする。
どうでもいいけど早よ帰ろう、というアンドリューに、急に用事を思い出したといって、アンドリューとチョコを二人で帰らせるミカちん。
じゃあチョコ、あれは内緒ね、と、思わせぶりに言って立ち去るミカちん。

なんや盛り上がってたな、というアンドリューだったが、気になる? とチョコに聞かれると、別に、という。
チョコがアンドリューに夢を見るかと聞くと、朝起きるとゴキブリになってる夢、イカと話してる夢、ツチノコにかまれて死ぬ夢など、ロクな夢がない。
そのとき、二人は、道端に一輪の花をみつける。
「昼、言いそびれたけど」とアンドリュー。
「もし…オレの庭にも花…みつけたら お前にはみせてもええで…って思った…」
チョコは答える。ありがとう…

 それなら その時まで
 あたしも大事に育てようかな


《おしゃれノート:カジュアルコーデ》


《FLASHアニメ 「ハンドメイド」》
本で見たクマのぬいぐるみが可愛くて、真似して作ってみたけれど、頭と胴体を作ったところであきちゃった、というミミ。
あたしが代わりに作ってあげるよ、と、作りかけのぬいぐるみを持ち帰ったチョコ。
次の日、チョコが完成させたクマは、頭と胴体全部が顔になっている、すごい面長のクマだった…

Check! −天野さんミミのパパ的みどころ−

チョコミミトイレから出てきたムムちゃんとぶつかって「うゎぅ」と声を出す天野さんミミパパ。
声も表情もヨワヨワ(ムムちゃんちっちゃくて可愛いのに!)。
「誰?」も、あんなにちっちゃいムムちゃんへの問いかけなのに、同級生みたいな対等感。

チョコミミ“え゛〜ッ!?”という書き文字にぴったりなミミパパの叫び!
ひっくり返った「おとうと!?」の声と、眉どころか目もハの字になっちゃってるような表情。
もうちょっとで泣かされそう!

チョコミミ最初はあれだけヨワヨワな表情だったのに「パ、パパって言われても」と言われたときには、たじろぎながらも、むっとした感じが出てきたミミパパ。
最初の表情が表情だっただけに(というか、いつもの表情が表情なだけに?)、その表情が妙にきりりと見えたり。
でも、その画面が切れる寸前には、またちょっと泣きそうな雲行きの表情に…

チョコミミミミがおやつをとりに行った後、するするっとムムちゃんに駆け寄り、膝をくっつけるようにソファの上に正座するミミパパ!
小動物的な効果音がぴったり!
ちまっと背中を丸めて正座して、ちょっと口をとがらせた感じでムムちゃんをじっと見下ろしてるポーズも可愛く。

チョコミミ「なんなんだよ! 今の新婚さんみたいなノリは!」と、ムムちゃんに詰め寄るミミパパ。
視覚的には、かなり大人の男性の魅力あふれる(“おじさま的”といっていいほどシブい!)、お父さんぽい表情なのに、ひっくりかえって泣きが入った“なんなんだよ!”で帳消し(笑)。
「君、ほんとはミミちゃんのこと、スキなんじゃないのか!」の“スキ”で思い切り顔をゆがめたりと、コミック的表現ばっちり!

チョコミミ「そのパパっていうの、やめなさい!」の声は、ひっくり返りつつも、ちょっと頑固親父的カラーの出た怒鳴り声。
でも、今度は、顔の表情が泣きそう(笑)。
お父さん的貫禄のある顔の表情と泣きそうな声、お父さん貫禄のある声と泣きそうな顔の表情…と、反転したミスマッチが交互に波のようにやってくるのが面白いミミパパ。
「わからないじゃないかそんなこと!」では結局、声も顔も泣きそう(笑)

チョコミミ「だいたい、下心がある男っていうのは、最初はなんともないフリするものなんだぁっ!!」といきりたつパパ。
あのミミ以上に子供っぽく純真そうな(ミミに簡単にだまされてそう…)ミミパパが“下心”なんて、ちょっとビックリな(笑)
ミミパパも男だったんだねえ…と、ミミの起源に思いをいたすきっかけにもなってみたりと、なかなか深い言葉“下心”

チョコミミムムちゃんに100%シフォン目当てと言われての「シフォン!?」。
言い方は頑固オヤジ的、でも声は若く高めで、顔は泣きそう。
いろいろな要素が複雑にいりまじるのが、天野さんミミパパ!

チョコミミムムちゃんがミミに呼ばれてから、プンプンのパパ。

“プンプン”なアニメーションふきだしの顔とぴったりの表情(笑)。

チョコミミ木の茂みを頭にくっつけて、迷彩ルックで、庭を進むミミパパ。
…とりあえず四つん這い前進のつもりのようなのに、動きがぎこちなさすぎ(笑)
ヘンな生き物みたいで、とりあえずカワイイ?

チョコミミ小ぶりの双眼鏡で偵察するミミパパ。
双眼鏡に添えた両手が、華奢できれい!
眼鏡がちらりと見える横顔のあごのラインもきれいに見え。

チョコミミ「誰だ!」とタケちゃんに顔を見られたときの、ちょっとぼーっとした“びくっ”の表情。
「お、お父さん!」と言われたときの、はずかしそうに顔を隠すしぐさ。
ミミパパのその両表情に加え、タケちゃんの“お父さん”という言葉の新鮮さ!

チョコミミチョコとミミにはさまれて、小さくなって座っているミミパパ。
中学生の女の子二人の間にいると、身体おっきい! と感動!
そのおっきい身体でしょんぼり小さくなってるところが、とっても可愛く。

チョコミミ「じゃあおじさんは、ミミとムムちゃんの仲が心配になって、こっそりのぞいてたってこと?」とチョコに尋ねられるミミパパ。
その間、うつむいた表情からおどおどとチョコのほうに横目の視線を流したり、チョコの言葉に、うん、と無言でうなずいたりと、ヨワヨワな表情がまたキュート!
チョコのような大人っぽい女の子の口から出る“おじさん”という言葉は、やや衝撃的(笑)。

チョコミミ「バッカみたい! 娘のこと監視するなんて最低だよ! 変態だよ!」と立ち上がってミミが怒ると、ミミを怖そうに見上げるミミパパ。
「ヘンタイ!?」の、泣きの入った声も情けなさ最高!
ミミが怒るにつれ、開いて座っていた膝がだんだんすぼまっていって、「ヘンタイ!?」のところできゅっと閉じられる等、動きが細かく。

チョコミミ「猫田。それはちょっと言いすぎだぞ」とミミをたしなめるタケちゃん…。
「父親の娘を想う気持ち、わかりますよ、猫田さん」とにこやかに言ってくれる、思いがけないほどの優しさに感動!
それに対するミミパパの「先生…」…うれしそうすぎ(笑)。
その笑顔が、ミミの「タケちゃんは黙ってて!」で消えていき、次のカットに画面が切り替わる寸前の、ミミを見ている顔が超カワイイ!(一瞬見えるか見えないかの、絵を止めないとよく見えない表情なのが残念すぎ…)

チョコミミムムちゃんの「おじさんの場合は、本っ当に誤解だぜ」の“おじさん”は、チョコより衝撃は少ないものの、リアル度は上(笑)。
「うちの娘はマントヒヒ以下なのかぁ〜」と、ムムちゃんを見るミミパパの泣きそうな表情、ムムちゃんがちっちゃいので、たまらなくおかしく。
頭を抱え込む動き、ポーズ(帽子の上の手がカワイイ)、天野さんミミパパのキャラにぴったり。

チョコミミ 「妹か弟、作ってよー!」と言われての「作ってって」の声、さっきまでのなさけなさ全開の声から一転、やや高めの少年的スウィートボイスで、内容も内容なだけに、ちょっぴりドキドキ(笑)。
「…だって、ミミちゃんに妹にいたら大変じゃないか!」の、泣きそうに口をとがらせたうつむきがちの表情から、上目遣いでミミを見上げ、視線を落として“大変”を強調、それからまた上目遣いという、カワイイ系表情の王道コンボ!
なんで娘相手にこんなに可愛い子ぶってるような表情をしてるんだパパー、と突っ込みたくなるぐらいのカワイさ。

チョコミミ 「考えてもみてよ」と、上目遣いでミミを見上げる→天を仰いで夢見がち、という表情コンボからパパが展開する“ムム美(仮)はちょっぴりドジな中学1年生☆…”の妄想。
原作コミック(第2巻 p.81)で見たときから、これやってくれないかな、無理かな…と思っていたら、アニメでオール天野さんミミパパの声でアフレコというすばらしさで実現!
「悪い仲間とつるんで、夜の街へと消えていくんだっっ」の実写ミミパパ、コミックで“だーっ”と描かれていた涙が見えそうな表情がスゴっ!

チョコミミ 「あああ、なんて可哀相なムム美(仮)ちゃぁぁーん!! ミミちゃんが美しいばっかりに…」と泣き崩れるパパ…
立ち上がって天を仰ぐコミックスとは違って、ソファに突っ伏して丸くなる泣き姿、突拍子もなく真に迫り…(その後泣き続けてる声も!)
【仮面ライダー剣:第8話】のように、ヒーローやっているときでも「何がわかる。何がわかるんだぁーっ!」と泣いていた天野さんの本領発揮?
…そんなミミパパを見て「イイ人なんだけどねー」と言うミミがとぉーってもいい子に見える瞬間(笑)

チョコミミ 「あのー、そろそろ家庭訪問始めてもいいですか」とタケちゃんが声をかけても、大泣きのミミパパ。
いつのまにかクッションを抱え込んで、よりカワイイ態勢に。
あの状態で、その後家庭訪問は成立したのか、それ以上に最初からまともに家庭訪問が行われたとして、ミミのことを問題児だと思っているタケちゃんと、“優しくてキレイで完璧な”と思っているミミパパの間で、会話が成立するのかというところが、気になりすぎ!

チョコミミ 夜、一人でワインを飲み干して、ため息をつくミミパパ。
…ミミ以上に子供っぽさ全開だったミミパパが、いっちょまえにワインなんて飲んでることに、まずは驚愕!!
しかも、ワイングラスを一気にさかさにするような、見事な飲みっぷり(笑)
その直後の、ふぅ、とため息をつく顔が、かなりコドモ顔なので、フシギ感倍増。

チョコミミ ミミに「なんだ、まだ起きてたんだ」と声をかけられ「うん」とうなずくパパ。
膝をすぼめてちっちゃくなって、ちっちゃい声で“うん”とうなずくところ、キュートすぎ。
そんな風にしょんぼりちっちゃくなってると、ミミがお姉さんのような。

チョコミミ 隣に座ったミミに「ねえ、ミミちゃん。今日は、ごめんね」あやまるパパ。
少年声なスウィートボイスでささやくような“ねえ、ミミちゃん…”、青春モノの当事者のような青さ。
「反省してる?」というミミに「うん」、「ほんっとうに反省してる?」というミミに「してる!」なところも、“青春!”なカンジ!

チョコミミ 「じゃ、許してあげる」とミミ言われたミミパパの笑顔!!
天野さんならでは! な、無邪気で全開の。
観ていてはっぴー。

チョコミミ「パパ、牛乳は、好きじゃないから」と、ミミが突き出した牛乳を固辞するミミパパ。
“牛乳がキライ”なんていう内容なのに、声は比較的落ち着いて大人っぽい、かっこいい系の声(笑)。
「健康のために飲みなさい」と、グラスに強引に牛乳を注がれている間、グラスを遠巻きにするように宙に浮いていた両手が、微妙にぴるぴるしているあたりとのミスマッチもナイス。

チョコミミミミの「長生きしてね、パパ♥」。
聞けて、ミミパパと同様、ものすごくハッピーな気持ちに!(感涙)
天野さんミミパパの「“長生きしてね、パパ♥”か」の声は、このシーン最初のコドモっぽさから一転、ほんとうに“お父さん”という深さ。
でも表情のほうは、やや渋の声とは裏腹に、また全開の笑顔(笑)

チョコミミ「よし!」と鼻をつまんで牛乳をのみほすミミパパ。
「よし!」の声は、低くてかなり男らしく! 「…まずい」の顔がまた、全開のマズイ顔(笑)。
…天野さんはおいしそうに食べるイメージが強いので(『仮面ライダー剣』といい『義経と弁慶』といい!)、マズイ顔はレア?


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Last update :
26th November 2007

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