チョコミミ
《第8回》
第17話 トクベツ
第18話 ライバル!?
Staff & OA
原作 ◆ 園田小波脚本 ◆ 祢寝彩木 荒谷友香子 草野陽花
演出 ◆ 草野陽花 石川二郎
その他のスタッフ ◆ 【チョコミミ:スタッフ&キャスト詳細データ】へ
放送日時 ◆ 2007年11月26日(月)17:30〜18:30
◆公式サイト◆
【テレビ東京公式(あにてれ):チョコミミ】【集英社コミックドラマニア:チョコミミ】
◆参考◆
【テレビ東京公式:番組表−『チョコミミ』2007年11月26日】
Cast
チョコ(桜井ちよこ):寺本來可 ミミ(猫田ミミ):増山加弥乃アンドリュー(安藤竜之介):木戸邑弥 ムムちゃん(桃山ムム):三浦透子
ミカちん(三上功明):碓井将大 バンビ(森 小鹿):剛力彩芽(OPのみ)
タケちゃん(竹田正人):諏訪太朗
Story
《第17話 「トクベツ」》
ガラスの靴をはいて眠る姫が、王子様のキスで目覚める物語に憧れるミミ(増山加弥乃)。授業中に『白雪姫』を読んでいたので、タケちゃん(諏訪太朗)に怒られる。
どうしてタケちゃんはいつも私のしあわせな気分をこわそうとするの、私のしあわせはタケちゃんのしあわせでしょ、生徒の幸せを願わない先生なんて、先生失格だよ、と言って、教室の外に出されるミミ。
隣の教室から出てきたアンドリュー(木戸邑弥)、本はタケちゃんが没収したから放課後取りに行くよういいに来たチョコに向かってミミは、王子様のキスで永い眠りから目覚める『白雪姫』のステキさを力説。
寝てる間にキスされてうれしいか? とアンドリューが言った後、私はアンドーならうれしい、というチョコの言葉に、アンドリューもミミも驚愕。
冗談に決まってるじゃん、とごまかしたチョコだったが、そんなチョコを観てミミはにやにや。
図書室でチョコとミミは、珍しく眼鏡をかけたミカちん(碓井将大)に出会う。
ミカちんが持っていた『きすのつり方』という本のタイトルを見て、世の中にはこんな素晴らしい本があるなんて…と感動するが、この本を読めば王子様にキスしてもらえるかな、というミミに、キス(魚)の漁獲量の減少について語るミカちん。
お料理の本はあるかな、というミミに、そういうのはないけど、こんな本はあるよ、とミカちんが渡したのは『魚のかいぼうをしてみよう』。
そんな本貸すなよ、と登場したアンドリューが持っていた『キース・リチャード…』という本の背表紙の“キース”にも反応するチョコ。『きすのつり方』の本を示され、キスってええよな、あのふっくらした感じとか、匂いとか…という言葉にも、いちいちドキドキ。
ミミがちょうどつけていたリップクリームを、可愛い色じゃん、といってきたムムちゃん(三浦透子)に、でしょでしょ、しかもイチゴ味なんだよ、なめてみる? とミミはリップのチューブを差し出すが、ムムちゃんは、おいしそう! とミミの唇をぺろりとなめる。
何すんのよー! とミミがムムちゃんを突き飛ばし、いきなりチューするなんてひどい! と抗議すると、なめてみろっていったのはそっちだろ、こんなのチューなんかじゃねえだろ、とムムちゃん。
ひどいよ! とミミは怒って教室を出て行くが、出てすぐのところで転んでしまう。
保健室で休んでいても王子様の夢を見ているミミ。
目が覚めると、つきそってくれていたチョコに、ムムちゃんってひどいと思わない!? というが、チョコは、ちょっとおおげさじゃない、あんなのチューしたうちに入らないよ、という。
だよね、あんなの、わんこやにゃんこになめられたのと同じだよね、と自分を納得させるミミ。
保健室を出て、チョコは、保健室のベッドに寝ている自分にアンドリューがキスをするシーンを妄想。
そんなところに、タケちゃんに声をかけられ、チョコは妄想を振り払って逃げるようにその場を去る。
放課後、ミカちんを待っていたアンドリューに声をかけると、ミカちんがなかなかこないので、一緒に帰ることに。
コンビニに寄ろう、というチョコは、近くのスーパーでいいだろうというアンドリューに、ふかしたての肉まんが食べたいから、と、コンビニ行きを譲らない。
そして、息が白くなるほどの寒い日ってよくない? というチョコが、そんなに寒い日は何もする気が起きないというアンドリューに、寒い日はコートのポケットの中で手とかつなげていいじゃん、などと言い出したので、アンドリューはぎょっとする。
違うよ、ミミとだよ! というチョコに、わかっとる! というアンドリューだったが、二人は微妙な空気に。
やっぱり寒いね、という話しになると、しゃあないな、今日はトクベツ寒いやろ、と、アンドリューはチョコと手をつなぎ、自分のポケットに手を入れる。トクベツや、と。
《第18話 「ライバル!?」》
教室で編み物をしているチョコに、編んでいるものをつけて銀行強盗するんでしょう、などと言い出すミミ。チョコはマフラーを編んでいるというが、誰にあげるのかミミに教えてくれない。
アンドリューが通りがかると、編み物を隠すチョコ。
校門で寒そうに待っていたアンドリューは、試験が近いため大きくなったチョコの荷物を、自分が持つ、といって持ってくれる。
いいなあチョコ、私のかばんも持ってよ! とミミはアンドリューに要求するが、きっぱり断られる。
アンドリューはチョコにばかり優しい、とミミは抗議するが、そんなおめでたいカバン持てるわけないやん、とアンドリュー。
ミミのかばんは、ピンクの上に、派手に飾り付けられていた…
チョコが編み物に熱心で遊んでくれないので、ミミは不満。
ミミがそれでもかまってもらおうとすると、集中できないといって、チョコは教室を出て行ってしまう。
ミミよりアンドリューが好きなの…と、ミミはしょんぼり。
チョコがアンドリューにマフラーを渡し、そのままキスに至るシーンを妄想して、いやーっ!!! と叫ぶ。
悩んだミミは、タケちゃんに相談する。
友達に好きな人ができ、前より自分に構ってくれなくなった…というミミに、もしミミが本当にその子のことを親友だと思っているなら、その子が一番望むこともミミも望むべき、今はいやでも、いつかそうしておいてよかったと思う日が来るだろう、という。
タケちゃん、顔に似合わずいいこと言うんだねえ、と感心したミミは、それでいってみるよ! と、受けていた補習を放り出して飛び出して行ってしまう。
編み物をするチョコを遠巻きにしているミミに、こっち来れば、とチョコ。
邪魔しちゃ悪いよ、というミミを、いいって、と呼び寄せる。
宿題も全部やってあるミミにチョコが驚くと、いつまでもチョコに迷惑かけられないしね、というミミ。
チョコはミミをいいこいいこ、となで、ちょうどよかった、と、編みあがったマフラーをプレゼント。
私に? と驚くミミに、当たり前でしょ、風邪ひかないようにね、とチョコ。
マフラーがアンドリューのため、というのはミミの誤解だったことがわかり、ミミはチョコに抱きついて、何度も“ありがとう”を繰り返す。
ところが、つけてみて、とチョコに言われてミミがマフラーをつけてみると、マフラーは踏んづけてしまいそうなほど長かった。
作り直さなきゃ、というチョコに、私にいい考えがある、とミミ。
放課後、アンドリューは、今日はチョコとミミと帰らないのかと聞かれる。
邪魔するのも悪い気がして…とアンドリューに言われて、タケちゃんが見ると、一本のマフラーを二人でして、楽しそうに帰っていくチョコとミミの姿があった。
《おしゃれノート:ボーイッシュコーデ》
《FLASHアニメ 「キンチョウ」》
テストは何か緊張しちゃう、というチョコは、ミミから教わったおまじないを思い出す。テスト用紙に名前を書いたら、その上に小さくウサギの絵を描くと、自然とリラックスするという。
やってみるか、と、チョコはウサギの絵を描く。
しかし、チョコの描いたウサギの絵はちょっと(かなり)怖い生物で、採点するタケちゃんが、得体の知れない緊張感に襲われるのだった…
Check! −天野さんミミのパパ的みどころ−

でも、『ザテレビジョン』インタビューでミミ役の増山加弥乃さんが劇中の男性キャラクターで好きなタイプは「もちろんミミパパ(天野浩成)です! だって理想の男性は、パパに似た人ですもん」(【チョコミミ の部屋:関連情報】御参照)などと答えてくださったおかげで、ミミが夢見る王子様は、きっと天野さんミミパパに似てたりするのかも…と妄想できて、楽しくてしかたがなく(笑・カオはいいですからミミパパ!)。
