29th September, 2007  
FORUM8 クイーンズスクエア(東京・渋谷)
出演者:西島隆弘さん 天野浩成さん



『美味學院』
DVD第3巻発売記念
トーク&ハイタッチ会
《2007年9月29日 14:00》



 2007年9月29日14:00〜(予定)の『美味學院』第3巻発売記念イベント…
 前夜は“10月目前にこの暑さ!?”という蒸し暑さだったのが一転、当日は最高気温予想が前日比マイナス10度という、肌寒い日に。
 一応上に1枚多く羽織ったりはしていったのですが、雨が降ったりやんだりというところにじっとしていると、極寒!!
 …そんなこんなで迎えたイベントは、セラミュ以来たくさんの天野さんイベントに参加してきた自分でも“これまでこんなイベント、見たことない!”というほど、自由でカオスなイベントでした…(笑)




【今後の参考になる機会があるかどうか…入場まで】

 第2巻イベントのときはお昼頃整理券配布が始まったのですが、今回はやや早め、11:30頃配布開始。

 第2巻イベントのときは、整理券の“集合時間”にはもう人をどんどん会場に入れていてぎょっとしましたが、今回はかたくななまでに“集合時間になってから観客を動かす”ことにこだわり(さすがに前回、苦情を受けたのでは?)、集合時間までは整理券順に人を並べることもせず、整理券番号順に予め席が指定されている着席のお客さん(160人)を先に会場に上げ(この順番は番号関係なく)、スタンディングのお客さん(ウワサによると約90名?)を後から整理券順に誘導。
 …と、前回イベントの後、若干の学習の成果が見られるエイベックスさんでしたが、前回イベントでのフライング入場で警戒心がついて早めに続々と集まってくるお客さんにはそのオペレーションの説明がなく、とりあえずお客さんを整理券順に並ばせることもしなかったため、建物内で待っていたお客さんの多さに業を煮やした警備員さんがお客さんを2列に並ばせようとするなど(会場との約束では、混雑整理は主催者側の責任のはずなのに!)、もうこの会場、出入り禁止になるんじゃあ…という混乱ぶりも。

 とりあえずスタッフ様、現場で対応を相談するのではなく、会社でイベントの最初から最後までの段取りを細かく決めて(& できれば事後にはその段取り例をマニュアル化する等して社内で蓄積&共有して)、スタッフ全員に周知してから現場に来ましょう!




【間を埋めなければ! MCコイケさんの試練】

 イベント開始予定時刻になった頃、【2007年1月28日_『キャバギョ!』DVD発売記念イベント】以来おなじみのコイケさん登場!
 ちょっと到着が遅れていて、10分少々お待ちください…というアナウンスの後。
 「本日MCを務めさせていただきます、MCコイケと申します」
…と、芸名がついてますコイケさん!
 (前回イベントが好評だったのか、なかなかその名乗り、客席にもウケてます!)

 がんばって間を埋めなければ…
 ということで、パーティーグッズの巨大銀色蝶ネクタイと“宴会係”のリボンを着用されたMCコイケさんから、『美味學院』DVDの紹介の後、ポスター応募券で当たる9人のサイン入りポスターの見本を広げてみせ。
 「第3巻の応募券の締切は30日、まだ間に合います」
 …と告知されていましたが、9月30日締切り第2巻の締切りで、第3巻の締切りは10月31日(当日消印有効)ですよ、MCコイケさん!!

 そしてグッズ販売のおまけ紹介。
 「現金の少ない方はカードのお取り扱いはできませんが…たくさんお持ちでしょうか? 大丈夫ですね!」

 というわけで、今回のおまけは
☆『美味學院』デジタル写真集、デリシャス5セット、四天王セット(虎堂研セット以外)
→天野さん西島さんの直筆サインミニ色紙(mu-moショップ色紙、100枚は用意したとのこと)
☆虎堂研セット(MCコイケさんによると“天野さんのセット”)
→色紙+天野さんがつい10分ほど前に撮りたてホヤホヤのチェキ写真
☆DVD第3巻
→西島さん、天野さんサイン入りジャケット(60名限定)

 実際に売り場に行ってみると、天野さんのチェキは前回より2種増えて5種!
 “虎堂研セット”の体積を考えると、一人の人が手で持ち帰れる限界では…という域に。
 西島さん&天野さんのミニ色紙は、多くの方に行き渡るように、ということで、グッズを何点買ってもお一人様1枚、ということになっていました。

 DVD特典のジャケットは60名限定、というときに「ざっと見渡すとこの会場には6000人のお客様が…100人に1人! 今年最後の運試しです!」と、大ウソ & もう今年は終わりですかーっ! というボケを繰り出すMCコイケさん。

 続いてDVD-BOXの告知。
 特典映像として、デリガクメンバーのコメンタリー、バックステージ映像、『オムライスの歌』の別Versionと、単品DVDを全巻集めた方もさらに買わなければ! なことになる内容!
 12月12日発売で、MCコイケさん「ぜひともmu-moショップで! mu-moショップで!」。

 …と、がんばって引き伸ばしをはかりつつ告知しても、まだ西島さん&天野さんの登場なし。
 お客さんに一発芸を要求され、即座に「はーい! オッパッピー!」と、よくわからないながらも一発芸らしきものを繰り出すMCコイケさん(一発芸のクオリティはともかく、立派です!)。

 さらにサイン色紙についての説明など。
 「中には僕の入ってものが…入ってません(笑)
 100枚は用意していますが、何しろ会場には6000人のお客様が…
 直筆です。この目で確認していますので証明書が必要な方は私まで」
等、がんばりにがんばるMCコイケさん。
 西島さん達はサイン中なので、少しお待ち下さい…とのアナウンスも。

 結局、開始予定時刻から20分ぐらい?たったところで、西島さん&天野さん登場!




【“オレのWink見てくれた?” 御登場→AAA武道館ライブばなし】

 西島さん & 天野さんが登場すると、ものすごい歓声!
 西島さんは黒のハットに白っぽいシャツにワインカラーのカーティガン、薄い茶系のボトムに茶色のショートブーツ…だったような。
 これに対し天野さんは、紺の色落ちジーンズに暗い色のジャンパー(?)と、ごくごく普段着っぽい(“ちょっと近所に…”というフンイキ!)スタイル。
 登場時に、西島さん、コケてみせる(?)等、いきなり動きが!
 そこからするっと「はい西島でーす」「はい天野でーす」と、カジュアルにごあいさつ。
 西島さん「ヘイ!」
 天野さんも「ヘーイ!」とマネ。

 …と、ここまではそれなりにフツウの御登場だったのですが。
 西島さん「今日、4時起きで6時からずっと踊ってた」
 …と、いきなり天野さんにフツウに話しかける西島さん。
 そして「踊りますか? 踊るよ?」
 お客さんから“踊ってー!”と声がかかると、ちょっと踊りっぽくポーズを決めてみせる西島さん!

 …これがこれだけなら、まあ、フツウかもしれないのですが、イベントの全てがこんな感じで、西島さんと天野さんの自由な雑談をベースに疾走(天野さんもそれを助長【笑】)、その合間合間にお客さんの声に応えて西島さんが何かする…という感じで突っ走るという…(笑)

 天野さん「自己紹介しようよ?」
 西島さん「名前なんでしたっけ…狼馬役をやらせていただきました西島隆弘です、よろしくお願いします!」
 (以上も、かなり二人の間の“やろうか”という趣旨のおしゃべり的フンイキのやりとりを省いてます[メモ、ついていけず【笑】]。
 いつものレポも、会話を再現しているように見せかけて実はかなりポイントのみになっているのではと思いますが、今回のレポは、特に!そんな感じで、書いてある内容の数倍の自由な会話が西島さんと天野さんの間にあったと脳内補完してお読みください!)

 そして天野さん、ジャンパーを脱ぐと、黒地に緑のロゴのTシャツ。
 2007年9月22日に行われたAAA武道館ライブ“AAA 2nd Anniversary Live -5th ATTACK 070922- 日本武道館”のTシャツ!!
 天野さん「同じくAAAに入りました、天野浩成です!
 歌えません! 踊れません! よろしくお願いします!」
 そんな天野さんに、西島さんのツッコミ「そのTシャツ、STAGE CREWって」。
 天野さんがお客さんに背中を向けると、背中側の裾のところに“STAGE CREW”のロゴ。
 天野さん「今日もアウェーな感じなの。
 真ちゃんのときもすごいアウェーな感じで、なんとかそっちに近づきたいと思って。
 緑の(【AAA公式:GOODS−AAA 2nd Anniversary Live -5th ATTACK 070922- 日本武道館】御参照)着てみたの。
 Mしかなくて、ピッチピチで!
 あったのが、コレ」
 そして天野さん「オレ、AAA大好きだから! 武道館最高だった! 行った! 最高だった!」
 武道館ライブ、最初から『美味學院』主題歌だったそうです。

 そこで天野さん「オレのWinkみてくれた?」
 唐突な天野さんに、会場が意図を測りかねていると「ほら、しんとした」と天野さん…
 天野さん、第2巻イベントで“Wink踊って”というリクエストを受けて、“武道館で”と答えた経緯を説明。
 そこから、AAAのライブの前に歌っていた女性アーティストさんの前に…
 …という話をしているときに、天野さん、お客さんに答えてか、唐突に「よろしくお願いします」と挨拶しだす天野さん。
 その女の子達の前にWinkをやったとウソ主張する天野さん。
 (そんなウソツキ天野さんに、中高生ぐらいの女の子のお客さんが、すごくホンキっぽく「見てないー!」とリアクションしてたりするのが、感動的にカワイイ!)
 そして「Heart on Wave〜♪」と、ほんのちょっとだけですが、歌って腕の振りをやってみせてくれる天野さん、第2巻イベントで頑なに踊り拒否していた天野さんとは別人のよう(笑)。
 そして最後に「ウソだからね。ごめんなさい」と、あやまる天野さん。




【“今度いつメシ行く?” 第3巻DVDバックステージ映像ばなし…!?】

 そしてここらへんから、“自由人”西島さんの本領発揮!
 「今度いつメシ行く?」
 と、いきなり天野さんに、プライベートな遊びの打診と、完全に雑談モードになる西島さん。
 「こないだ涼ちゃんと3人で行って」(←【三浦涼介のブログ「R-style」:2007年8月2日_どんどんたらたらぁ】のとき?)
 天野さん「ニッシーが電話くれたらね」
 そしてお二人で、結構連絡とってるよね、という確認のしあい。
 西島さん「今回のでしたっけ? 僕が連絡とってないっていう…」
 …と、第3巻のバックステージ映像に入っている、西島さんが『美味學院』撮影現場での食事の際、メールアドレス交換したのに、来たメールに返事を返さないと主に永山たかしさんと天野さんに責められている映像の話を。
 西島さん「それ以後はちゃんとメール送ってます」
 天野さん「来ますね」

 ここで、スタッフさまが、ステージ上に置いてあった西島さん用の椅子をそーっとどけると、天野さんも自ら、自分の側に置いてあった椅子をどけ(笑)。




【“ヘンタイだね” アルバム『Around』ばなし…なんでしょうか!?】

 椅子がわきに寄せられたところで西島さん、お客さんの“鈴木くん”という謎の声に応えて「僕、鈴木くんなんですよ。」
 静かになってしまった会場に「そんなこと言っても全然わかんないですよね!」という西島さん、「オレ以外にぽかーんとしてるひと、いっぱいいるよ!」と天野さん。
 AAAの最新アルバム『Around』を手にした西島さん、CDの本体プラケースを外側ケースとの間で抜き差しして「こう出さないで」と、しきりに抜き差し。
 すると天野さん、西島さんの頭をはたいて、首を横に振って“ダメ”のサイン。
 …天野さんがこれまでイベントでそんなにカジュアルに親しげな様子をみせたことは初めてかも! というぐらいの!
 西島さんファンの皆さんも喜んでます!

 そんな西島さんに天野さん「ヘンタイだね!」と、謎のコメント!
 西島さん「ヘンタイです。ヘンタイじゃないとやってけないですね」とさらに謎の返しをした後、天野さんに「なんでついてこないの?」
 天野さん「オレもそうやって遊ぶよ」と言った後「絶賛発売中? 絶賛発売中!」とPR(笑)。
 お客さんから“すり切れた”という声があったのか、天野さん「すり切れないけどね!」
 西島さん「すり切れないからね! 光だから」 天野さん「テープじゃないから!」と、口々に。

 そんな感じで西島さんと天野さんが自由に話しているうちに、天野さん、突然「後ろまで声聞こえてます?」と、恒例の確認(笑)。
 さらに「2人でしゃべってて、声聞こえる?」と、自由な雑談モードのことの心配も。
 後ろのほうから“聞こえない!”との声があがると「聞こえない? ごめん、がんばる! …聞こえてんじゃん!!」
 それから二人で…というより西島さん、どんどん声を小さくくぐもらせて何ごとかささやき続けてみたり(笑)




【“背は変わんないからね!” 天野さんばなし】

 こうやって2人でイベントやるのは初めてだねー、のようなところから…
 西島さん「天やんっていつ見ても背がおっきいよね」
 天野さん「背は変わんないからね!」…超もっともな意見!
 でも、これまで一番回数が多かった『仮面ライダー剣』や『義経と弁慶』のイベントでは、天野さんと同じぐらいか天野さんより背が高い方に囲まれてだったので(2004年スーパーヒーロータイム、摩天楼状態!)、西島さんのその意見、かなり新鮮。
 西島さん、お客さんに「天やん、かっこいいですよねー」と呼びかけると、西島さん大好きなお客さんは素直に“かっこいいー!”と口々に返してくださっていて、感涙モノ(笑)。
 天野さん、思いっきりテンション高く「ありがとうございますっ!!!」。
 西島さん「髪の毛切って、可愛くなりましたよね」というと、今度はお客さんたち“カワイイ〜!”の大合唱。
 西島さん「虎堂はコワイんですよー。前髪がたまにぱさっと落ちて、目が前髪で隠れて…
 僕が北海道でキャベツを食べようとするシーン。」
 天野さん「あれが初めてだったよね」
 西島さん「(刀を)ぷちっ、ってやって。あれ、本物かと思って驚きましたよ!」

 等々、話が進んでいる最中、天野さん。
 「あ、皆さん、お待たせしてしまってごめんなさいね!」
 …と、今日のイベント開始が遅れたことについて、超突然のおわび!
 笑いが起こる客席に「いまさらだけど」と天野さん。
 そんな天野さんの唐突ぶりに感心した西島さん「すごいなー、面白いですね、このイベント!」
 天野さん「すごい自由だよね!」
 …第2巻イベントも出ていて、本来『美味學院』イベントはそんな自由なイベントじゃないことを知ってるはずなのに、すっかり自由気分を満喫の天野さん(笑)。
 西島さん「ジャンケンしようかっていったら、できますもんね!」
 そして西島さん、客席に向かって「ジャンケン ボーダー 最初はグー(?)」と、聞いたことのないジャンケンを!
 (西島さんオリジナル? 北海道ではそういうジャンケンあり?)
 そんな動きもダンスのような西島さん。




【“大人だろ! って” 西島さんお仕事→遊びばなし】

 そこから、西島さん「番組やらせて頂いてるんですよ」と、突然の話題転換(自由すぎ!)。
 もはや『美味學院』とは無関係なのでは(笑)。
 天野さん「毎週観てます!」 西島さん「ホントですか?」 天野さん「ウソです」
 何のことか特定できていなさそうな客席(関東ローカルなので、地方の方はわからないはず)に、天野さん「『音時間』!」。
 みてるー! という中高生のお客さん(?)に、西島さん「ちゃんと寝なさい! 朝早いんでしょ!」と、お兄さんぽく(笑)。
 『音時間』について、いろいろおっしゃる西島さんに、天野さん「『Channel a』とは別?」とボケたことを聞いて、西島さんに「おい! 観てるのかよホントに!」と突っ込まれ(笑)。

 天野さん「こないだ見たよ、カラオケ行ったら!」と、さらに唐突な話題転換!
 天野さん「DAMか何かで、ニッシーいて、エイ! とかやってんの。オレ見たとき、ぽかーん、って」
 西島さん「“来てくれたアーティストと盛り上がる D! Together”でしょ?
 関根さんの娘さん。すーっごいキレイな発音で"Together"って」
 (西島さんの説明、詳細うまく聞き取り&メモできませんでしたが、手がかりから検索して、関根麻里さんがパーソナリティをされている【DAMチャンネル】の“D! Together”ではないかと。違ったらスミマセン!)

 そこから天野さん「ニッシーとカラオケいくよね!」
 客席から“いいなー!”と声が上がると「いいでしょー!」と、自慢する天野さん(笑)。
 西島さん「ボウリング行った後行ったよね!」
 (【城咲仁オフィシャルブログ『gracias』:2007年7月13日_デリガク4で食事会】のとき?)
 天野さん「遊ぶときはフルコースで遊ぶよね!
 メシ食って、ボウリング行って2ゲームぐらい投げて、カラオケ行って」
 遊びの過程を語るときには、西島さんとシンクロしてる仲良しぶり(笑)。
 天野さん「面白いよね。仕事は仕事。遊びは遊び」
 そこも確か西島さん、天野さんの言葉にシンクロ。
 これまでイベントで、イベント共演者様の言うことをリピートする天野さんはいっぱい観てきましたが、天野さん主導で、イベント共演者様がそれにシンクロしてついてくる、というのが続くというのはあまりなかった現象で、印象に残り。
 天野さん「ニッシーのボウリング、うまいのか下手なのかわかんないし」
 西島さん「古坂大魔王さんに教えてもらって、2時間でお前は130行くって言われて、ほんとにそのとき130以上行ったのに、その後一緒に行ったら、75とか…」
 天野さん「だけど、フォームがめちゃくちゃきれいなの!
 ボール持ったら、ちょっと上半身倒すのね」等々、西島さんのフォームを熱演。
 「でも、スコア70いくつなんだよね!」という天野さん、「で、最終的な言い訳が“このレーン、曲がってない?”みたいな」と見事にオチまで!
 西島さん「仁さんも言ってたよね!」
 天野さん「仁さんも言ってたよね、“このレーン、曲がってっからさー”って。大人だろ! って(笑)」




【“ずっと、虎堂になりきってるんですよ” お互いの第一印象】

 …と、ここまでとてつもなく自由に進んできたイベントですが、実は、下手はじっこからMCコイケさんが、ずーっと進行に入ろうと、様子を窺っていたという(笑)
 そして、そんなMCコイケさんの苦境に気づいて差し上げるのは、やっぱり天野さん。
 「次、何か聞きたいことありますか?」と、気配りさん。

 ここでやーっとイベント進行にからめたMCコイケさん(芸名までつけて臨んだのに!【涙】)。
 「お二人大変仲がいいということなんですが、この椅子の位置からも多少想像できるんですが、お互いの印象を」
 それを聞いた天野さん「位置から想像できるって…?」と、MCコイケさんのわけのわからない枕詞にツッコミ。
 お互いの印象、と言われ、仲良くちょっと考え込んだ後。
 西島さん「人見知りやさんだなーと」
 天野さん「気さくな子だなーと思った」
 と、見事に対照的な第一印象。
 西島さん「年上の人だなー、話しづらいなーって思ったら、全っ然違うんですよね。
 ずっと、虎堂になりきってるんですよ。待ってる最中も」
 と、虎堂のようなむっつり顔をしてみせる西島さん。
 「拙者、拙者、拙者(←声を低くして、結構天野さんの声に似てました! びっくり!)…って」
 天野さん「セリフ少ないからさ、そこ頑張ろうと思って!」
 西島さん「これぐらいでいいですか、って、どんどん低くしていって、拙者、拙者…って
 びっくりした!
 でも、昼食タイムになったら、べらべらしゃべるんですよ!」
 …西島さん、監督さんに細かく相談するところとか、現場でもすごく練習するところとか、いろいろな作品のメイキング映像や、エキストラ参加で観たお仕事中の天野さんの姿から伝わってくる“お仕事中の天野さん”の特徴を短くて面白い熱演の中で見事に表現されていて、感動的でした!
 天野さん「ニッシーはこのままですね」
 西島さん「ほんと?」 天野さん「ほんと」 西島さん「ほんと?」 天野さん「ほんと」…仲良しです(笑)




【“オレは29だよね。…オレ、ゴミ?” “可愛い”を断固拒否する西島さん】

 そんな西島さんのしぐさに、客席から“かわいいー!”と歓声が。
 西島さん「可愛い!? おっかしいと思うよ、こういうとき可愛いって!」
 と、西島さんの、意外な抵抗!(明らかに可愛いのに!)
 西島さん「男ですよ?」
 という西島さんに客席はさらに“かわいいー!”、天野さんもそれに乗じて「かわいいー!」と叫び(笑)。
 西島さん「20歳だぜ? 明日21だぜ?」
 すると天野さん“エ〜イ!!”と、盛り上げ!
 西島さん「別に宣伝してないけど!」
 さらに盛り上げていく天野さん。
 西島さん「思うんだけど、20歳までが10代だよね」
 西島さんの深い考察に、「違うよ。19までが10代だよ」と、アタリマエに返す天野さん(笑)。
 西島さん「感覚だって言ってるやん!
 20歳から21になるとき、人間のゴミになってく感じがする」
 …と、30目前の天野さんを前に言いますか!な発言の西島さん!
 天野さん「オレは29だよね。…オレ、ゴミ?」
 西島さん「天やんって、かっこいいよね。汚れてない感じ」
 天野さん「汚れてるよ! オレ」…なんかカワイイ天野さんの主張。
 西島さん「なんかかっこいいよ。雰囲気がかっこいい」
 天野さん「…どうしたいの? オレを」
 西島さん「メチャクチャにしたい」
 ここでものすごい甲高い女のコ集団悲鳴!(何考えてんだよ嬢ちゃん達! ってカンジです!【笑】)

 そんな西島さんに、さらに高まる“かわいいー!”の声。
 「ここは断固否定しときたいんですけど!」と、なぜそこまでカタクナに…というぐらい意地になる西島さん。
 西島さん「犬が、何かあって“へッへッへッへッヘッ”(←息を切らした犬のマネ。正直、超カワイイです)てのは可愛いけど」
 客席の“かわいいー!”コール、さらに高まり。
 西島さん「犬の話でしょ? オレ、2本足でさ、それ道端でやってごらん?」
 天野さん「ヘンタイだよね!」
 ところが、西島さんの意図に反して、ますます高まる“かわいいー!”の声(実際、超カワイイし!)。
 なおも抵抗しようとする西島さんですが、天野さん、西島さんの味方をしての“ヘンタイです”の声がどんどん小さくフェードアウトしていって、ある瞬間あっさり世論の声に従い「可愛いよアンタ!」。
 西島さん、天野さんの豹変にびっくりしたのか「なに急にヤンキーみたいになってんの!? “可愛いよアンタ”(←ガラ悪く)って!」




【“オレあんま歌うまくないから” 西島さん、HAPPY BIRTHDAY!!!】

 天野さん、西島さんの味方をしきれなくなったせいか「明日何やってんの? 仕事?」と、話題転換。
 「明日はね…わかんない」という西島さんに「なーんだよそれ!」と怪しみの声をあげる天野さん。
 天野さん「オレと一緒にいようよ!」
 西島さん「天やんちで? いちゃいちゃすんの?」
 …西島さん、“可愛い”と言われることはあそこまで断固拒否するくせに、こういうモノイイは自分から積極的にしたりと、そのコダワリ基準がよくわかりません!(自分が“メチャクチャにする”側だったらOK!?)

 「明日メンバーが用意してくれてるんで」という西島さんですが。
 「何も聞いてないけど、前々から言われてて、ホントにやるのか、祝ってもらう人間が聞きにくくて。
 日高しかいないな、と思って、やらないんだったら他にパーティーやるよ? って言ったら、とりあえずやるから、時間あけといて、って」
 “日高”=舞台版『美味學院』でマシュー役を好演された日高光啓さんだと思いますが、西島さんに“日高しかいないな”と思わせる日高さん、どんな方なのかちょっと興味あり(笑)。
 天野さん「AAA愛だよね!」。

 天野さん「だけどさ、みんな今日、1日前に会えるっていいよね!」と、客席の皆さんを喜ばせるお言葉!
 「誕生日イブだよ!」とイキオイよく言った天野さんですが「…誕生日イブ…?」と、すぐに自分の言葉に疑問を。
 「…合ってるよね? …バースデーイブだ!」と、客席ヘルプを受け(笑)。
 天野さん「そこで! 皆さん! ハッピーバースデーしようね皆さん!!」
 盛り上がります!
 天野さん「オレあんま歌うまくないから、ニッシー『Happy Birthday』歌って!」
 …ケンキョなのはいいですが天野さん、お誕生日の本人自らに『Happy Birthday』を歌わせちゃうほど“歌うまくない”とゆっちゃうと、天野さんCDを何枚も出していたavex第4制作部さんの立場は…(笑)
 でも西島さん、素直に自ら『Happy Birthday』を歌い出し。
 そこに、火のついたロウソクを立てたバースデーケーキ登場!
 『Happy Birthday』の歌が終わると、西島さん、ロウソクを吹き消し、天野さんはクラッカーを鳴らし!

 天野さん「21の抱負を!」
 …と言った後、ケーキを載せた低い背もたれのついた高椅子を、客席の側に向け、どの方向のお客さんからもケーキがよく見えるように(客席からは“やさしー!”の声も!)。
 西島さん「もうちょっといろいろな経験をして…
 今は背伸びしてる感じ。
 大人になって、お酒が飲めるようになったり、運転…は18か、いろいろあるけど、まだ背伸びしてる感じがあるので、もうちょっと天やんと仁さんに連れられて、大人の経験をしたいなあと」
 天野さんに「まだ言い足りない?」と聞かれて、西島さん、さらに「年相応に歌、ダンス、映画も挑戦できたら。
 死ぬまでチャレンジして、ずっとチャレンジしてる人というイメージをもってもらえたらいいな、と。
 1回の人生で、全部パーフェクトは無理なんですよ。
 全部チャレンジしてみて、ある程度自分で満足できるようにしていきたいなと。
 21歳の抱負というより、一生涯の抱負ですね」
 …と語る西島さん、ホントにかっこよく!
 (後半のいい話が出てきそうな気配を察して、前半で先に進めずに西島さんをさらにうながした天野さん、GOOD JOBです!!)
 客席の“かっこいいー!”の声に乗じて、また「かっこいいー!!」と叫ぶ天野さん(笑)。
 天野さん「皆さんそんな、ニッシー21歳、応援してあげてください!!!」

 天野さん「びっくりしたでしょ?」
 西島さん「明日21って話してて、急に何か仕切りだしたと思ったら、ふっと見たら、あそこらへんで(スタッフさんが)火つけようと…」
 天野さん「(後方のスタッフさんに)見えちゃダメですよ!!」
 …会社の皆さんとも、仲良しさんぽいです天野さん(笑)。

 天野さん「あとでこれ(ケーキ)、みんなで切って…ウソウソウソ」
 でも、客席からは“食べたーい!”の声。
 天野さん「だーめー!」
 西島さん「これみんなで分けたらちっちゃくなっちゃって、ケーキとして成立しなくなるから」

 天野さん「いいことできたね。(客席に)いいことできましたよね?」
 客席から“できたー!”の声と拍手!
 天野さん「みんな来てくれたんだから、やったほうがいいなって」
 西島さん「天やんがしてくれたんですね」
 天野さん「そういうわけじゃない!(笑)」




【“必殺技って、そういうこと!?” 必殺技コーナー】

 ここまでさんざん自由にしゃべっておいて、今頃になって「『美味學院』のイベントだから『美味學院』の話しようよ」と言い出す西島さん(笑)。
 舞台下手ではMCコイケさんが、しきりに何か言いたそうなケハイ!
 それに全く気づかない西島さん、お客さんに“司会者さんが何かいいたそう”と教えられ、やっとMCコイケさん「頑張って進行しようと思ったんですけど…」と、イベントに参加する機会をGET(笑)。

 MCコイケさんの進行は「ここで、お二人に必殺技を…」
 天野さん「必殺技!? オレそんなこと、劇中でやったっけ?」
 …確かに虎堂先生には、必殺技はありません(笑)。
 でも第1巻イベント(【2007年7月22日10:30_『美味學院』DVD第1巻発売記念トーク&握手会】【2007年7月22日12:00_『美味學院』DVD第1巻発売記念トーク&握手会】)で土方先生役の河合龍之介さんも「愛してるよ、パスタ…食べちゃいたい」をやってくださったように、天野さんも逃れられず。
 西島さんも、天野さんがやるとしたら…ということを考えて何か言おうとしてくださっていたのですが、会場の声は圧倒的に“Wink!!”
 天野さん「必殺技って、そういうこと!?」
 第2巻イベント(【2007年8月25日_『美味學院』DVD第2巻発売記念トーク&ハイタッチ会】)のときは、客席のリクエストに対する與さんのものすごいきっぱりした「ダメです!」を受けて「あれはね、永やんとじゃないとね」と固辞していた天野さんですが、今回は、西島さんが“一緒にやろう”という感じで天野さんと背中合わせになるようなポジションに立ってくださると、すんなり西島さんと一緒に、ちっちゃく二人で口ずさむ“Heart on Wave〜”の一節に合わせて、ほとんど腕の振りだけですが、やってくださいました!
 天野さん「けっこ難しいんだって!」
 でも、客席には“かわいいー!”と大好評!

 「ニッシー、必殺技なんてあったっけ?」と言っていた天野さんですが、客席の反応を聞いて「決めゼリフね!」と納得(ライダー的感覚では、“必殺技”というと、敵を倒さなきゃ! ですよね【笑】)。
 西島さん狼馬の必殺技といえば“激美味いっちょう!”ですが、客席のリクエストは“激美味食いてぇ〜!”だったりも。
 西島さん、愛想よく「行きますよー」と言った後。
 ものすごい迫力の声で「うぉーーーーーーーーーっ!」から!!
 「激美味が食いてぇーーーっ!」
 さらに「激美味いっちょう!」までやってくださいましたが、生で見るとものすごくカッコイイ!(熱い“激美味が食いてぇー!”の後だと、かなりクールな印象に!!)
 激盛り上がりました!




【“ぼくはカツラじゃありません!” 告知タイム】

 最後に告知タイム。
 天野さん「告知! どっちからいく?」と、元気に仕切り。

 西島さんから。
 告知内容の最初は、AAAの『Attack』『All』と続いてきた3部作をしめくくる3rdアルバム『Around』、ということで、天野さんも指を3本立ててみせたり。
 続いてシングル『Red Soul』の告知だったのですが、『Around』についても『Red Soul』についても、コンセプト、収録曲、過去作品との関連等、見事な説明で、立派なアーティストさんはこうなんだなあと、感銘を受けました!
 来月からは招待された学校での学園祭ライブとのこと。(天野さんもこれには声を上げて盛り上げ!)
 そのほか、今年もいろいろ面白いことが出てくるとのことですが、西島さん「ここでは言えませーん」。
 その“言えませーん”が可愛かったので、また客席からは“かわいいー!”の声。
 天野さんが「かわいいー!」とあおると、さらにヒートアップした“かわいー!”

 続いて天野さんの告知ですが。
 「その前にみんなにひとつ言っておきたいことがあります。ぼくはカツラじゃありません」
 西島さん、唐突な天野さんの宣言に「なんで!?」。
 天野さん「こないだ、カツラなんですか…みたいな」と、第2巻イベント(【2007年8月25日_『美味學院』DVD第2巻発売記念トーク&ハイタッチ会】)での質問コーナーのことを。
 第2巻特典のバックステージ映像での“ズレてない? 大丈夫?”を本気にとられたことが相〜当〜不本意なケハイの天野さん(笑)。

 「それはいいとして」という天野さんの告知。
 「10月1日からテレビ東京で、『美味學院』と同じ月曜5時半から、『チョコミミ』っていう」
 お客さん、中高生の方が多いので“知ってるー”という反応も。
 「マンガ原作で知ってる人多いと思うんですけど、実写でやります」というと、“マジでー?”という反応もあり、作品PRに役立ってます天野さん!
 「パパ役なんですよねぼく! 中学生の。だから、どうしていいかわかんないんですけど…」…と、いきなり中学生のパパ役に、戸惑っているケハイの天野さん。
 「パパ役なんで、毎回出るわけじゃないんですけど…いつ出るか、今覚えてないんで、始めから最後まで観ていただけたらなと」…と、気になる出番についても一応。

 「10月29日からTBS『愛の劇場』」
 …というところで、客席から“おー!”というすごい反応があったのが意外!
 『砂時計』等で、若い層にも『愛の劇場』枠、浸透?
 「『愛のうた!』っていう雛形さん主演の昼ドラやらせていただきます。
 それも毎日じゃないんで、“出てるかなぁっ?”って感じで観てもらえたら」

 さらに『新宿スワン』DVD化(【テレビ朝日公式:新宿スワン−DVD】)についても告知。




【ハイタッチ会 & イベント感想】

 天野さんも西島さんも笑顔でステキだったハイタッチ会!
 今回は、グッズを購入するとすぐに退場で再入場不可という運びだったので(複数枚参加券をお持ちの方の扱いは不明)、最後に退場されるときの御挨拶等わからなくて残念(聞けた皆様、ぜひ様子を教えてください!>イベント御参加の皆様!)

 …という終わりだとサビシイので、イベントの感想。

 『美味學院』という同じ作品で同じ会場&MCさん、と、本来同形式になるはずだった(?)イベントで、同じAAAで作品の最もメインとなるキャストさん(& エイベックスさん的にも、大プッシュの若手アーティストさん!)と一緒、というシチュエーションで第2巻 & 第3巻イベントを観て、天野さん、イベント相方によってほんっとおーうに変わる方だなあと、あらためて。
 そんな、全くタイプの違う與さん、西島さんと一緒に、それぞれに合わせた形でイベントを盛り上げていらした天野さん、会社の皆さんの信頼も厚くなったのでは(笑)。御立派でした!

 西島さんは、もっとソツなくイベントを進行させるタイプかと思っていたので、今回の暴走的展開は、かなり意外(笑)。
 第1巻イベント(【2007年7月22日12:00_『美味學院』DVD第1巻発売記念トーク&握手会】)で三浦涼介さんが西島さんについて「AAAの中では、ドラマ『美味學院』に出たことで、ニッシー変わったね、って言われてるぐらい変わったらしいですよ…ちょっとKY、空気読めないって(笑)」とおっしゃっていたり、第2巻イベント(【2007年8月25日_『美味學院』DVD第2巻発売記念トーク&ハイタッチ会】)で與さんが「ニッシーがうるさすぎて…ドラマやってからメチャクチャうるさくなって、毎日ヘン顔してて…最近ヤバイですね」とおっしゃっていた意味が、ものすごく実感できたような…?
 それでいて、決めるところではものすごくカッコイイ西島さん、人気者になる理由がよくわかります!

 そんな西島さんを見て、それだけ自由な西島さん(笑)も含めたメンバーをまとめていらっしゃるAAAのリーダーの浦田直也さんにも関心が(『JUNON』2007年11月号のインタビューでは、N.Y.で與さんが財布をなくされたという話の中で、財布をなくした與さんに浦田さんがずっとついていてあげたり、その前にパスポートを預かってあげていたりと、その大人な面倒見の良さに感心していたりもしたので)。
 何か映像作品で御一緒される機会があって、こんな風にトークを聞ける機会があったらいいなあと思ったり。

 一緒のトークを見てみたい…といえば、今の天野さんと、過去に天野さんと一緒にイベントをやってこられた俳優さん達とのトークも見てみたくなりました!
 林剛史さん、森本亮治さんの、関西ノリでパワフルに盛り上げていくアミューズさんチーム、逆にややおとなしめだった竹財輝之助さん、北条隆博さん、自らは笑いをとりに行きまくりつつも、天野さんのルールなき天然ぶりにやられていた伊藤陽佑さん、“自由”の代名詞のようだった椿隆之さん(でも、今回の西島さんを観た後になると、椿さんはまだコントロール可能な方だったかも…と【笑】)、イベント御一緒の機会は多くても、実はまだあまりお二人でのやりとりをじっくり観る機会はなかった吉田友一さん…といった方々と一緒にトークをされたら、当時の天野さんと今の天野さんで、どんな風に違ってきているのか、すごく知りたく。

 一緒に出演される相手によって、変幻自在なイベントでの天野さん。
 やっぱり天野さんイベント、楽しく、“また行きたい!”と思わせてくれます!


※今回のイベント、ほんとにテンポが速くて & 行方が見えなくて、あまりお伝えできていないのでは…という気がするのですが(質問コーナーがあると、質問者を決める時間や質問の繰り返し等があるので、すっごくメモ&レポは楽なんだなあと【笑】)、この倍ぐらいの言葉を交わして西島さん&天野さんが仲良しトークをしてたんだ…と、補って読んでいただけたら幸いです。








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