弁護士。32歳（以降、特段の記載がなければ、物語スタート時の年齢）。
とにかく何事にも細かく、几帳面で繊細、悪く言えば小うるさく融通が利かない。
自分の正義、倫理観に合わないクライアントの弁護はしたくないというタイプで、以前に勤めていた事務所は、それが原因で辞職。「助けるべき人を助けたい」という想いから、現在の事務所を設立した。
律子との出会いは3年前、学生時代から憧れていた吉田紗枝に3度目のプロポーズを断られた直後に律子と出会い、ただの勢いを“運命”と勘違いし、結婚。
東京都出身の一人っ子で、趣味はレスリング。毎日の出来事をボイスレコーダーで記録している。

弁護士。32歳。離婚裁判の頃、律子のことを書き立てた週刊誌の記事では34歳。
よく言えばおおらか、悪く言えばいい加減でがさつ。まったくのノンポリシーで、クライアントのためなら口八丁手八丁、あらゆる理屈をあっけらかんと繰り出す“正当化の鬼”。理想も正義も持たないが、結果的に人のために動いてしまうという一面も。
結婚直前までいった恋人に婚約を破棄された直後、同じような法倫（稲垣吾郎）と出会い意気投合、飲んだ勢いで寝てしまったが、ただの勢いを運命と言い換え、愛があると自らも信じ込んで電撃結婚。
広島県出身で実家はお好み焼き屋。好きな言葉は自由、浪漫、お得、そして勝利。かなりのお酒好きで着道楽。


佐々木法律事務所のパラリーガル（アシスタント）。24歳。
法倫のサポートをする傍ら、弁護士になるべく司法試験の合格を目指している。
お人よしで素直、愛すべき性格だが、万事につけて要領が悪く、どうでもいいことで法倫や蝶野に怒られている。

経理事務を担当する派遣スタッフ。26歳。
おっとりとした朗らかキャラだが、実は仕事は速く有能。
時折、笑いながら辛らつなことを言い放つが、本人的にはその辛らつな言動に気づいていない様子…。
将来の夢は、金持ちでイケてる弁護士の嫁になること。

経理事務を担当する派遣スタッフ。45歳。
佐々木法律事務所のパラリーガルで律子のサポートを担当。45歳。
仕事に対する姿勢は超攻撃的で、常に新しいクライアントを狙っている。
その理由は、子だくさんな家庭を支えるべく、給料ベースアップを図るため。
ウワサ好きのオバサンキャラ、かつ目上へのヨイショも激しいリーマンキャラ。

元警察官で、定年退職後に佐々木法律事務所へ再就職した調査部門担当スタッフ。60歳。
女性問題で妻子に出て行かれて以来、「女でモメるのはもうごめん」と言いながらキャバクラ通い続ける懲りない人。
一見、昼行灯のタヌキ親父だが、含蓄のある言葉を法倫と律子に投げかけることも。


律子の親友で、マッサージ師。35歳。
たくましい外見とは裏腹に、心はヤマトナデシコ…つまりゲイ。
さりげなくおしゃれ上手で料理の腕前も超一流。
実は結婚して子どももいたが、離婚の際、親権の裁判で負けてしまった過去がある。そのときの担当が、駆け出しの頃の律子だった。
理想の男はジーン・ハックマン。

法倫（稲垣吾郎）の大学時代、同じレスリング部で同じ釜の飯を食った友人で、同じく弁護士。32歳。
話術が上手く、人との距離感を一気に詰め寄る天性の才を持つイケメンキャラ。
5歳のときから女に不自由したことがなく、また一度も自分から人を好きになったことがない。

法倫の大学時代の同級生。32歳。
3度プロポーズして、3度とも振られた憧れの人。
大学時代は、法倫とともに、教授も舌を巻くほど優秀な学生だった。
しかも美人で、会話も楽しく手料理は気取らずも美味しく、とにかく誰もが憧れる完璧な女性。
だが、彼女には人に言えないヒミツが…。

律子の昔のクライアントの息子。現在はレストランのオーナー。
佐々木夫妻の離婚裁判のために陳述書を提出した時点で27歳（1981年3月9日生まれ）。
親が起こした事件がもとで荒れていたところを、律子が根性を叩き直して更正させた。
８年間律子とは交流がなかったが、偶然再会。
離婚裁判の法廷で、波乱を巻き起こす証言をすることに…。


法倫の母親。57歳。
頭の回転がよく、気の強いわがままなお嬢さんがそのまま大人になったという性格で、何でも自分の思い通りにならないと気がすまない。
何かにつけて律子のことが気に食わないが、それは同じタイプの人種だからということに、本人は気づいていない。
実は、息子の離婚を密かに願っている!?

律子の母親。広島でお好み焼き屋を営む。

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